西川遥輝選手が、2026年シーズンから北海道日本ハムファイターズに5年ぶりに復帰しました。かつて日本ハムの主力外野手として活躍し、4度の盗塁王に輝いたスピードスターは、楽天、ヤクルトでのプレーを経て、再び古巣のユニフォームに袖を通しています。
復帰のきっかけは、2025年オフのヤクルトからの戦力外通告でした。現役続行を望んだ西川選手が栗山英樹CBOに自ら連絡し、日本ハムが獲得に動いたことで復帰が実現。背番号も、かつて主力として背負った「7」に決まりました。2026年は一軍25試合、打率.194という成績でしたが、クライマックスシリーズにも出場し、2027年シーズンへの意欲を示しています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 日ハム復帰の理由:2025年のヤクルト退団後、栗山英樹CBOに自ら連絡したことが復帰のきっかけとなった。
- 2026年の成績:一軍25試合、打率.194、1本塁打、6打点、2盗塁、OPS.673。
- 来季の展望:2026年10月に本人が現役続行への意欲を表明。17年目となる2027年に向けて体づくりを進める考えを示した。
【2026年最新】西川遥輝は現在どうしている?日ハム復帰後の状況
2026年11月現在、西川遥輝選手は北海道日本ハムファイターズに所属する34歳の外野手です。2025年12月8日に入団会見を行い、2026年シーズンから5年ぶりに古巣へ戻りました。
日本ハムの公式選手名鑑でも、2026年からの所属と背番号7が掲載されています。和歌山県出身で、1992年4月16日生まれ。右投左打の外野手として、2010年ドラフト2位でプロ入りした選手です。
2026年シーズンの一軍成績
日本野球機構(NPB)の2026年シーズン終了時の個人年度別成績によると、西川選手の一軍成績は次のとおりです。
- 所属:北海道日本ハムファイターズ
- 背番号:7
- 試合数:25試合
- 打席数:77打席
- 打率:.194
- 安打:12本
- 本塁打:1本
- 打点:6
- 盗塁:2
- 出塁率:.351
- 長打率:.323
- OPS:.673
注目したいのは、打率.194に対して出塁率が.351だったことです。安打数だけを見ると厳しい数字ですが、四球を13個選んでおり、打席で簡単に凡退しない姿勢も数字に表れています。
一方、かつて盗塁王を獲得した選手として考えると、2盗塁という数字は全盛期と比べて物足りません。2026年は出場機会も25試合に限られており、かつてのレギュラー時代と同じ役割を担ったシーズンではありませんでした。
2026年のクライマックスシリーズにも出場
西川選手は2026年のクライマックスシリーズ・パーソル パ・リーグ最終ステージにも出場しました。
スポーツ報知の2026年10月17日付報道によると、10月15日の第2戦ではスタメン出場し、1安打を記録。翌16日の第3戦は出場がありませんでした。
日本ハムは最終ステージでソフトバンクに敗れ、リーグ優勝には届きませんでした。西川選手は試合後、優勝を逃した悔しさを語り、改めてリーグ優勝への思いを示しています。
【復帰の理由と経緯】西川遥輝はなぜ5年ぶりに日ハムへ戻ったのか
今回の日本ハム復帰を理解するうえで欠かせないのが、2025年9月のヤクルトからの戦力外通告です。
西川選手は2024年にヤクルトへ移籍し、移籍1年目には113試合に出場。打率.260を記録し、復活を印象づけました。しかし、2025年は一軍出場が49試合に減少し、打率も.174まで低下。9月29日、球団から来季の選手契約を結ばない旨を通達されました。
戦力外通告後、自ら栗山英樹CBOに連絡
日本ハム復帰の決め手となったのが、栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)との関係です。
西川選手は日本ハム在籍時に栗山監督のもとでプレーした経験があり、チームを離れた後もつながりがありました。ヤクルトから戦力外通告を受けた後、栗山CBOに自ら連絡を入れたことを、2025年12月の球団公式発表が明らかにしています。
「助けてくださいと言ったのを覚えています。今回に関しては野球が出来ない、というところだった。ファイターズには感謝しかない」
これは球団公式の入団発表で紹介された西川選手本人のコメントです。単に古巣に戻りたいという希望だけではなく、現役を続けられるかどうかという切実な状況が背景にありました。
2025年12月8日に正式復帰、背番号は再び7
北海道日本ハムファイターズは2025年12月8日、西川選手の獲得を正式発表しました。同日、エスコンフィールドHOKKAIDOで入団会見が行われ、背番号はかつて着用していた「7」に決定しています。
入団会見では、古巣への復帰について「本当にファイターズに帰って来られて良かった」とコメント。さらに、以前の日本ハムとはチームの環境や顔ぶれも変わっていると認識し、新しいチームに加わる気持ちで臨むことを語りました。
栗山CBOも、西川選手について「まだ西川遥輝は、出尽くしていない」と期待を寄せています。
つまり、今回の復帰は過去の実績に対する記念的な再契約ではありません。本人の現役続行への強い希望と、かつての指導者による評価が重なって実現した再挑戦です。
【経歴・年表】2011~2021年の日ハム時代から楽天・ヤクルトまで
西川遥輝選手は、智弁和歌山高校から2010年ドラフト2位で北海道日本ハムに入団しました。プロ1年目の2011年はファームを中心に経験を積み、2012年に一軍デビュー。2013年にはレギュラーに定着し、俊足と巧打を武器に存在感を高めていきました。
その後は日本ハムの中心選手として活躍し、楽天、ヤクルトを経て2026年に再び北海道へ戻っています。球団公式選手名鑑やNPBの年度別成績をもとに、主な転換点を整理します。
| 年度・時期 | 所属・出来事 | 主な実績・状況 |
|---|---|---|
| 2010年 | 日本ハム入団 | 智弁和歌山高校からドラフト2位指名 |
| 2011年 | 日本ハム | プロ1年目。ファームで80試合に出場 |
| 2012年 | 日本ハム | 一軍デビュー。71試合出場、打率.239 |
| 2014年 | 日本ハム | 43盗塁で初の盗塁王 |
| 2016年 | 日本ハム | 打率.314、ベストナイン。チームの日本一に貢献 |
| 2017年 | 日本ハム | 盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞 |
| 2018年 | 日本ハム | 44盗塁で3度目の盗塁王 |
| 2020年 | 日本ハム | 打率.306、42盗塁 |
| 2021年 | 日本ハム | 4度目の盗塁王。シーズン終了後に退団 |
| 2022年 | 楽天 | 108試合出場、打率.218 |
| 2023年 | 楽天 | 35試合出場、打率.181 |
| 2024年 | ヤクルト | 113試合出場、打率.260 |
| 2025年 | ヤクルト | 49試合出場、打率.174。9月に戦力外通告 |
| 2025年12月 | 日本ハム復帰決定 | 5年ぶりの復帰。背番号7 |
| 2026年 | 日本ハム | 25試合出場、打率.194。CSにも出場 |
日本ハム時代の最大の実績は盗塁王4回
西川選手の名前を語るうえで外せないのが、最多盗塁のタイトルを4度獲得した実績です。
- 2014年:43盗塁
- 2017年:39盗塁
- 2018年:44盗塁
- 2021年:24盗塁
特に2018年の44盗塁は、走力だけでなく、投手の動きを読む判断力やスタートの技術があってこその数字です。
また、盗塁王だけでなく、2017年から2020年まで4年連続でゴールデングラブ賞を受賞。2016年と2017年にはベストナインにも選ばれています。
2016年には打率.314を記録し、日本ハムの日本一にも貢献しました。走塁だけの選手ではなく、出塁能力や守備を含めた総合力が評価されていたことが分かります。
背番号7は西川遥輝の日本ハム時代を象徴する番号
日本ハム入団当初の背番号は26でしたが、2015年から8、2016年から2021年までは7を着用していました。2026年の復帰時にも、再び7を与えられています。
かつての背番号を再び背負うことは、本人にとってもファンにとっても特別な意味を持つ出来事です。ただし、背番号が同じだからといって、過去と同じ成績や役割が保証されるわけではありません。2026年は新しいチーム環境の中で、自分の価値を改めて示すシーズンとなりました。
【楽天・ヤクルト時代】成績低下と復活、そして戦力外通告の背景
2021年まで日本ハムの主力としてプレーした西川選手ですが、その後は所属球団を変えながらキャリアを重ねました。楽天時代には出場機会が減少し、ヤクルト移籍1年目には復活を見せたものの、2年目に再び苦戦しています。
楽天時代の成績:2022年は108試合、2023年は35試合
2022年、西川選手は東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍しました。
移籍1年目は108試合に出場しましたが、打率は.218。日本ハム時代のような安定した打撃成績には届きませんでした。19盗塁を記録したものの、かつての盗塁王としての存在感を十分に発揮できたとは言い難いシーズンでした。
さらに2023年は一軍出場が35試合に減少し、打率も.181まで低下。打席数も87にとどまりました。出場機会を確保することが難しくなり、シーズン終了後に楽天を退団しています。
楽天時代の2年間は、選手としての転換期でした。長くレギュラーとして出場してきた西川選手にとって、試合に出続けること自体が課題になっていった時期です。
ヤクルト移籍1年目の2024年は打率.260まで回復
2024年には東京ヤクルトスワローズへ移籍しました。
新天地では開幕から出場機会を得て、113試合に出場。打率.260、80安打、1本塁打、24打点、10盗塁、出塁率.350という成績を残しています。
規定打席には届かなかったものの、楽天時代から打率を大きく改善し、外野手として再び一軍戦力になれることを示しました。
このシーズンは、移籍によって出場環境が変われば、まだ十分に結果を残せることを証明した年でもあります。
2025年は49試合、打率.174で戦力外に
しかし、2025年は状況が一変しました。
一軍出場は49試合、打率.174、20安打、0本塁打、6打点、1盗塁。2024年と比べて出場機会も打撃成績も落ち込みました。
二軍で過ごす期間が長くなり、若手選手の台頭も重なる中で、一軍のレギュラー争いは厳しさを増していました。
2025年9月29日、ヤクルトは西川選手に来季の選手契約を結ばないことを通達。西川選手は現役続行を希望し、新たな所属先を探すことになります。
ここで重要なのは、戦力外通告が選手としての実績を否定するものではないという点です。34歳を迎える前のベテラン外野手に対し、球団が翌シーズンの編成や出場機会を考慮して契約を見送ったという、プロ野球の競争環境を反映した出来事でした。
【2026年の評価】打率.194・OPS.673をどう見る?再起の可能性を分析
2026年の西川選手を評価する際には、打率だけで判断するのではなく、出場機会、出塁率、盗塁数、チーム内での役割を合わせて見る必要があります。
打率は低迷した一方、出塁率.351は注目材料
2026年の打率.194は、全盛期と比較すれば厳しい数字です。25試合、62打数で12安打という成績であり、安打を量産する従来のスタイルを取り戻したとはいえません。
しかし、出塁率は.351を記録しています。13四球を選び、打率との差は大きくなっています。
打率が低くても四球を選べれば、攻撃の起点になることはできます。西川選手の場合、長年の一軍経験で培った選球眼や投手との駆け引きが、こうした数字に表れている可能性があります。
ただし、OPS.673は突出した打撃成績ではありません。出塁能力に一定の評価材料がある一方、長打力や安打の確実性を含めた総合的な打撃面には改善の余地が残ります。
盗塁王4回の経験は現在も武器になるのか
2026年の盗塁数は2。2014年の43盗塁、2018年の44盗塁と比較すると、大きな差があります。
34歳という年齢や出場機会の少なさを考えると、かつてのように年間40盗塁を狙う役割を期待するのは現実的ではありません。
一方、盗塁の価値は単純な走力だけでは決まりません。投手の癖を読む力、カウントに応じた判断、相手バッテリーに与えるプレッシャーなど、経験によって生かせる部分もあります。
そのため、現在の西川選手に求められるのは、盗塁数の復活だけではなく、限られた出場機会で走塁技術をチームの得点につなげることです。
日本ハムで期待されるのは経験と競争力の両立
日本ハムにとって、西川選手の獲得には複数の意味があります。
第一に、長年のプロ経験です。2016年の日本一を知り、複数球団でプレーしてきた選手として、試合の状況判断やシーズンを戦う姿勢を若い選手に伝えられる可能性があります。
第二に、外野の選手層を厚くすることです。レギュラーとして毎試合出場することだけがベテラン選手の価値ではありません。代打や代走、状況に応じた起用など、チームの編成に応じて役割を担う道もあります。
ただし、経験だけで一軍の出場枠を確保できるわけではありません。打率の改善、守備面の安定、走塁での貢献を積み重ねることが、今後の評価を左右します。
【2027年の展望】西川遥輝は来季も現役続行する?本人のコメントと今後
2026年シーズン終了後、西川選手は2027年も現役を続ける意欲を示しました。
スポーツ報知が2026年10月17日に報じたところによると、10月16日のクライマックスシリーズ終了後、来季について質問された西川選手は、次のように語っています。
「来年の準備がもう始まる。ちょっと休んで体作りをやっていけたら」
この発言からは、現役引退ではなく、次のシーズンに向けて準備を進める意思が読み取れます。
2027年はプロ17年目のシーズン
2011年にプロ入りした西川選手にとって、2027年はプロ17年目に当たります。
34歳から35歳を迎える時期に、再び一軍で出場機会を増やすには、身体のコンディションを整えることが欠かせません。
本人が口にした「体作り」は、2026年の成績を踏まえた次の挑戦への準備と受け取れます。特に打撃の確実性と走塁能力をどこまで維持できるかが、来季のポイントになるでしょう。
2027年の契約と出場機会はどうなる?
2026年11月3日時点で、確認できる報道は本人の現役続行への意欲を示した段階です。2027年の契約や具体的な起用方針については、球団との正式な話し合いや発表を待つ必要があります。
現役続行の意思と、所属球団との契約成立は別の問題です。2026年10月の報道では、球団と話し合いの場を持つ見通しも伝えられていました。
今後の評価を左右するポイントは、次の3つです。
- 打撃の改善:打率.194からどこまで安打数を増やせるか。
- 出塁能力の維持:出塁率.351という数字を安定して残せるか。
- チーム内での役割:外野の競争の中で、スタメンや代打などの出場機会を獲得できるか。
かつての盗塁王という肩書だけで評価するのではなく、現在の能力とチームに必要な役割を照らし合わせることが大切です。
【よくある質問】西川遥輝の日ハム復帰に関するFAQ
Q1:西川遥輝はなぜ日本ハムに復帰したのですか?
A1:2025年にヤクルトから戦力外通告を受けた後、現役続行を希望する西川選手が栗山英樹CBOに自ら連絡したことがきっかけです。日本ハムが獲得を決め、2025年12月8日に5年ぶりの復帰が発表されました。
Q2:西川遥輝の2026年の打率とOPSはいくつですか?
A2:2026年の一軍成績は25試合、打率.194、12安打、1本塁打、6打点、2盗塁です。OPSはスポーツデータの集計で.673となっています。
Q3:西川遥輝は盗塁王を何回獲得していますか?
A3:最多盗塁のタイトルを4回獲得しています。年度は2014年、2017年、2018年、2021年です。2018年には44盗塁を記録しました。
Q4:西川遥輝の背番号は何番ですか?
A4:2026年の日本ハムでの背番号は7です。2016年から2021年まで着用していた番号に、5年ぶりの復帰とともに戻りました。
Q5:西川遥輝は2027年も現役を続けますか?
A5:2026年10月16日のクライマックスシリーズ終了後、本人は来季に向けた体づくりを進める意欲を示しました。ただし、2027年の契約については球団の正式発表を確認する必要があります。
Q6:西川遥輝は楽天時代にどのような成績を残しましたか?
A6:2022年は108試合で打率.218、19盗塁。2023年は35試合で打率.181、2盗塁でした。出場機会が減少し、2023年終了後に楽天を離れています。
まとめ:西川遥輝の日ハム復帰は再起への挑戦、2027年は実力を示す重要なシーズンに
西川遥輝選手の日本ハム復帰は、2025年のヤクルトからの戦力外通告を経て実現した、本人にとって大きな再挑戦でした。栗山英樹CBOへの連絡をきっかけに、2025年12月8日に5年ぶりの復帰が決定。背番号7も再び手にしました。
2011年から2021年までの日本ハム時代には、4度の盗塁王、2度のベストナイン、4年連続のゴールデングラブ賞という実績を残しています。楽天での苦戦、ヤクルトでの復活と再びの低迷を経て、2026年に古巣へ戻った歩みには、プロ野球選手としての厳しさも表れています。
2026年の一軍成績は打率.194、OPS.673と、かつての主力時代には及びませんでした。しかし、出塁率.351やクライマックスシリーズでの安打など、今後につながる材料もあります。
2027年に向けて本人は現役続行への意欲を示しました。今後の焦点は、打撃の改善とコンディションの維持、そして日本ハムの外野陣の中でどのような役割を確立するかです。
盗塁王4回という過去の実績は色あせません。しかし、西川遥輝の本当の再起は、過去の栄光を取り戻すことだけではなく、現在の自分にできるプレーでチームの勝利に貢献することにあります。背番号7を再び背負ったベテランが、2027年にどのような姿を見せるのか注目されます。
主な事実確認資料
- 北海道日本ハムファイターズ公式発表(2025年12月8日・復帰と背番号7)
- NPB公式・個人年度別成績(2026年シーズン終了時)
- スポーツ報知・2026年10月17日(現役続行への意欲とCS成績)
- スポニチ・2025年9月29日(ヤクルトの戦力外通告)
- 週刊ベースボール・2025年12月28日(復帰時の本人コメント) (出典: 西川 遥 輝 日ハム(Yahoo!ニュース))