ダブルブルーの成り立ちをたどると、開業の約2年前にあたる2015年までさかのぼる。
運営会社のメッドサポートシステムズ株式会社は、2015年4月1日付の公式発表で、渋谷区広尾五丁目の土地を取得し、スカッシュコート2面を建設する計画を公表した。当初の目標は2015年度内のオープンだった。
その後、2017年7月にグランドオープン。開業時の情報を掲載した「Time Out Tokyo」によると、施設を運営するのは予防医学を事業領域とするメッドサポートシステムズである。
スポーツを通じた健康づくりという運営方針
運営会社の公式サイトでは、スカッシュを生涯スポーツとして応援する姿勢を掲げている。
単に競技者向けの練習場所を提供するのではなく、一般の人が気軽に運動できる環境をつくることも施設の特徴だ。
一般的なスポーツクラブでは、スカッシュコートを利用するためにクラブへの入会や月会費が必要になる場合がある。一方、ダブルブルーは年会費無料のパブリック型を採用している。
この仕組みなら、定期的に通う予定がない人でも、必要なときだけコートを予約して利用できる。スカッシュを始める際の金銭的・心理的なハードルを下げる設計になっている。
開業までの経緯と2026年までの変化
| 時期 | 出来事・関係者 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2015年4月 | メッドサポートシステムズ | 広尾五丁目の土地を取得し、2面のコート建設を発表 |
| 2017年7月 | double Blue | 広尾にグランドオープン |
| 2023年3月 | 施設運営 | コート料金を改定。朝8時からの利用枠を開始 |
| 2025年 | 予約システム | クレジットカードの本人認証サービス3Dセキュア2.0を導入 |
| 2025年度 | 日本スカッシュ協会 | 全国のコート所在一覧に2面の施設として掲載 |
| 2026年10月22日 | 施設運営 | セキュリティ対策のためオンライン予約システムを一時停止。電話予約に切り替え |
注目したいのは、開業当初から一貫して2面のコートを備え、一般利用を受け入れる方針を維持している点だ。
また、スカッシュはロサンゼルス2028オリンピックの採用競技となっている。競技への関心が広がるなか、都心で実際にプレーできる場所としてダブルブルーの存在意義も高まっている。
【施設の特徴とアクセス】広尾駅徒歩3分、青い2面のコートが魅力
住所と最寄り駅からの行き方
ダブルブルーの所在地は、東京都渋谷区広尾5-12-2。
最寄り駅は東京メトロ日比谷線の広尾駅で、公式アクセス情報では2番出口から徒歩約3分と案内されている。
| アクセス項目 | 詳細 |
|---|---|
| 施設名 | double Blue |
| 住所 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-12-2 |
| 最寄り駅 | 東京メトロ日比谷線・広尾駅 |
| 出口 | 2番出口 |
| 徒歩時間 | 約3分 |
| 電話番号 | 03-5793-3735 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし |
広尾駅から近いため、仕事帰りや休日の外出に組み込みやすい立地だ。
ただし、施設専用の駐車場はない。車で訪れる場合は周辺のコインパーキングを利用することになる。
なぜコートが青い?一般的な施設との違い
ダブルブルーを象徴する特徴が、鮮やかな青色のスカッシュコートだ。
一般的なスカッシュコートでは白い壁と黒いボールの組み合わせが見られるが、ダブルブルーでは青いコートとホワイトボールを採用している。
公式サイトによると、施設内には青色のコートが2面あり、ブラックボールの使用は禁止されている。
利用者が持参するボールも、白色であることを確認しておきたい。持っていない場合は受付で販売されている。
青いコートは見た目のインパクトだけでなく、施設の個性を形成する重要な要素だ。一般的なスポーツクラブの一角にあるコートとは異なり、スカッシュを楽しむことを中心に設計された空間になっている。
更衣室・シャワー・スタジオなどの設備
コート以外の設備も比較的充実している。
公式サイトに掲載されている主な設備は次のとおり。
- 青色のスカッシュコート2面
- 3階のレンタルスタジオ
- 男女別の更衣室
- 鍵付きロッカー
- 男女別トイレ
- 男女別シャワールーム
- プライベートロッカー
- エアコン
- フィットネスマット4枚
シャワールームは有料で、15分300円。プライベートロッカーは月額1,000円から2,000円となっている。
シャンプー、ボディソープ、ハンドタオルを含むアメニティセットも受付で販売されており、価格は220円だ。
仕事や外出の前後に利用する場合は、シャワーを使える点が便利だろう。
【営業時間・利用料金】10分単位で使える料金体系を徹底解説
ダブルブルーの利用料金は、一般的なスポーツクラブの月会費制とは異なる。
コートを利用する時間に応じて料金が発生する仕組みで、10分単位・1コート単位で計算される。
2026年に確認できる営業時間
公式サイトに掲載されている営業時間は以下のとおり。
| 曜日 | 利用時間 | 施設の終了時刻 |
|---|---|---|
| 月曜~土曜 | 8:00~21:20 | 21:40 |
| 日曜・祝日 | 8:00~18:00 | 18:30 |
不定期休業もあるため、予約前には電話で確認しておきたい。
なお、外部の施設紹介サイトには10時開始など、以前の営業時間を掲載しているものもある。利用する際は、現在の公式サイトの情報を優先するのが適切だ。
スカッシュコートの利用料金一覧
公式サイトに掲載されている料金は、2023年3月1日改定分が基準となっている。
| 曜日・時間帯 | 通常料金(10分) | 特別先行予約料金(10分) |
|---|---|---|
| 全日8:00~10:00 | 800円 | 920円 |
| 平日10:00~18:00 | 600円 | 690円 |
| 平日18:00~20:30 | 1,100円 | 1,265円 |
| 平日20:30~21:20 | 960円 | 1,104円 |
| 土曜10:00~20:30 | 1,100円 | 1,265円 |
| 土曜20:30~21:20 | 960円 | 1,104円 |
| 日曜・祝日10:00~18:00 | 1,100円 | 1,265円 |
ここで注意したいのが、表示料金は1人あたりではなく、コート1面あたりの料金という点だ。
4人で利用すると、どれくらいお得になる?
実際の利用イメージを考えてみよう。
平日の10時から18時までの時間帯に、4人で60分利用する場合は次の計算になる。
- 10分あたり600円
- 60分で6単位
- コート料金は合計3,600円
- 4人で均等に割ると1人900円
一方、平日18時から20時30分の時間帯なら、60分で6,600円。4人で分ければ1人1,650円となる。
このように、利用時間帯によって費用は大きく変わる。
特に、複数人でプレーする場合は、月会費が不要であることに加え、コート代を分担できる点がメリットになる。
ただし、ラケットなどのレンタル料金は公式サイトに金額の明示がないため、コート料金だけで総費用を判断しないほうがよい。
特別先行予約料金とは?
通常予約とは別に、1か月より先から2か月先の同日まで予約する場合には、特別先行予約料金が設定されている。
通常料金より高くなる一方、先の日程を確保できるメリットがある。
キャンセルには通常予約と異なる条件があり、翌月同日を過ぎる前のキャンセルはできない旨が公式サイトに記載されている。
長期的な予定を立てる場合は、料金だけでなくキャンセル条件も確認しておきたい。
【予約方法と初心者の利用手順】ラケットがなくても始められる?
ダブルブルーは、競技経験者だけを対象にした施設ではない。
年会費無料で、初心者も利用できるパブリック型の施設として案内されている。ラケットやアイガードのレンタルにも対応しているため、初めてスカッシュに挑戦する人も利用を検討しやすい。
2026年11月現在の予約方法は電話が基本
ここは2026年の利用者が特に注意したいポイントだ。
通常時は、公式サイトから予約ページに進み、無料の会員登録を済ませてログインすることで、10分単位の予約ができる仕組みになっている。
ところが、2026年10月22日付の公式ニュースで、セキュリティ対策に伴うメンテナンスが発表された。
現在はオンライン予約システムが一時停止されており、公式サイトでは電話による予約受付を案内している。
予約・問い合わせ電話番号:03-5793-3735
オンライン予約の再開時期については、安全性の確認が完了した段階で再開するとの説明にとどまっている。再開日を確定した告知は掲載されていない。
そのため、以前の施設紹介記事に書かれたオンライン予約手順だけを見て来店するのは避けたい。
初心者が利用するまでの流れ
初めて利用する場合は、次の順序で準備するとスムーズだ。
STEP1:電話で利用可能な時間を確認する
現在はオンライン予約が停止しているため、電話で希望日時や人数を伝えて空き状況を確認する。
STEP2:利用時間と料金を確認する
10分単位で料金が発生するため、何分利用するかを決めておく。夕方以降や土日祝日は平日日中より高くなる。
STEP3:レンタル用品について確認する
ラケットとアイガードのレンタルに対応している。貸出料金や在庫状況は予約時に問い合わせるとよい。
STEP4:室内用シューズを準備する
室内運動用のノンマーキングシューズが必要。黒いソールのシューズではコートを利用できない。
STEP5:受付を済ませてプレーする
初回は受付で施設の利用方法や基本ルールを確認してからプレーを始めると安心だ。
ラケット・アイガードのレンタルについて
公式サイトで確認できるレンタル用品は次のとおり。
- スカッシュラケット
- アイガード
- フィットネスマット
アイガードについては、施設側が安全のため着用を推奨している。ただし、公式案内上は義務ではない。
スカッシュはボールが壁に当たって高速で跳ね返るスポーツなので、特に初心者は目を保護する装備を用意しておきたい。
また、ボールはホワイトボールを使用する。ブラックボールは禁止されており、施設ではDUNLOPのホワイトボールを710円で販売している。
レッスンを受けたい人はどうする?
独学では不安な人には、コーチによるレッスンという選択肢もある。
公式サイトでは、潮木仁コーチを紹介している。
潮木氏は、1981年から1994年まで全日本チャンピオンを14連覇した実績を持つ人物で、アジア競技大会では1998年、2002年、2006年、2010年、2014年、2018年に日本代表チーム監督を務めている。
日本スカッシュ協会公認コーチの資格なども掲載されている。
レッスンを希望する場合は、受付で申し出て氏名・電話番号・メールアドレスを伝える。その後、コーチから連絡を受け、空いているコートの時間帯を相談する流れだ。
なお、コートの予約自体は利用者が別途行う仕組みになっている。
【口コミ・評判を検証】利用者が評価するポイントと注意点
ダブルブルーの評判を確認するうえで参考になるのが、旅行・観光施設の口コミを掲載するTripadvisorだ。
同サイトでは、ダブルブルーは5点満点中4.3点、50件の口コミとして掲載されている(確認時点の掲載情報)。
ただし、表示されている口コミには2017年から2018年の投稿も多く、2026年の最新の利用体験をそのまま反映した数字ではない。
評価されているポイント
過去の投稿を確認すると、主に次のような評価が見られる。
1.初心者でも利用しやすい
スカッシュ未経験者が気軽に体験できたという内容がある。
2017年の投稿には、初めてのスカッシュでもルールにこだわりすぎず、40分間楽しめたという趣旨の感想が掲載されている。
競技経験がない人にとって、最初の一歩を踏み出しやすいことが施設の魅力になっている。
2.スタッフの対応が親切
2018年の親子利用者による投稿では、受付スタッフの対応が親切だったことが評価されている。
また、初めて利用した人からも、スタッフの対応と施設の清潔さについて好意的な評価が寄せられている。
3.施設がきれいで使いやすい
2017年の投稿には、設備がきれいで、時間貸しによって気軽に利用できるという評価がある。
スポーツクラブに入会しなくても利用できる点も、リピーターにとって魅力だったようだ。
気になる口コミと利用前の注意点
一方で、好意的な意見だけではない。
2018年の口コミには、スカッシュはかなり体力を消耗するスポーツであり、更衣室に扇風機や椅子がほしいという感想も掲載されている。
また、2017年の投稿では、青いコートが外から見えることについて、プレー中に人目が気になるという趣旨の感想があった。
これらは投稿当時の個人の感想であり、現在の設備状況を示すものではない。ただし、利用前に考えておきたいポイントではある。
特に次のような人は、事前に施設へ確認すると安心だ。
- 人目が気になる人
- 運動強度に不安がある人
- 更衣室やシャワーの利用環境を重視する人
- レンタル用品の料金を事前に把握したい人
口コミの評価点だけで判断するのではなく、投稿時期や実際に書かれた内容まで読むことが大切だ。
【2026年最新の営業状況】ダブルブルーは現在も利用できる?
2026年11月3日時点で、ダブルブルーの公式サイトには施設案内、営業時間、料金、設備情報が掲載されている。
また、2026年10月22日には予約システムのメンテナンスについて新しい告知が出されている。
この告知では施設の閉鎖ではなく、セキュリティ対策によるオンライン予約の一時停止と電話予約への切り替えが説明されている。
さらに、初心者向けスカッシュイベントを企画するファンスカのスケジュールには、ダブルブルーを会場とする11月のイベントが掲載されている。
- 2026年11月4日:ちょいスカ for Enjoy
- 2026年11月11日:ちょいスカ for 部活動
- 2026年11月18日:ちょいスカ for Enjoy
- 2026年11月25日:ちょいスカ for 部活動
これらは施設を会場とするイベント予定であり、一般利用の予約枠を保証するものではない。しかし、少なくとも施設を利用する予定の活動が2026年11月にも掲載されている。
営業状況を確認する際の3つのポイント
① 施設そのものの営業とオンライン予約の停止は別問題
予約システムのメンテナンスを、施設全体の休業や閉鎖と混同しないことが大切だ。
② 予約は電話で確認する
現在の公式案内では、電話での予約受付が案内されている。オンライン予約の再開を待つより、利用希望日を伝えて直接確認するほうが確実だ。
③ 料金と営業時間は利用日ごとに確認する
公式サイトには不定期休業の可能性も記載されている。祝日や特別なイベントがある場合は、通常の営業時間と異なる可能性も考慮したい。
2026年11月現在の問い合わせ先は、03-5793-3735となっている。
【プロの結論】ダブルブルーがおすすめな人・利用を慎重に考えたい人
ダブルブルーの本質的な魅力は、都心の立地、年会費不要の利用形態、10分単位の料金設定、そして特徴的な青い2面のコートを組み合わせている点にある。
一方、予約システムのメンテナンスや時間帯による料金差など、利用前に把握しておくべき条件もある。
おすすめできる人
- スカッシュを初めて体験してみたい人
- スポーツクラブの月会費を払わずに利用したい人
- 友人や家族と複数人で運動したい人
- 広尾・恵比寿周辺で運動場所を探している人
- 本格的なスカッシュコートで練習したい人
- レッスンを受けながら競技を覚えたい人
利用前に慎重に検討したい人
- オンラインでの予約完結を希望する人
- 黒いソールのシューズしか持っていない人
- レンタル用品の費用を含めて事前に予算を確定したい人
- 人目を気にせず完全にプライベートな環境で運動したい人
- 予約の変更やキャンセルを頻繁に行う予定の人
施設選びで見落としやすい費用対効果
スカッシュ施設を選ぶとき、単純に10分あたりの料金だけを比較するのは十分ではない。
実際には、年会費、移動時間、レンタル費用、シャワー利用料、人数によるコート代の分担などを含めて考える必要がある。
例えば、平日日中に4人で1時間プレーする場合、コート料金は1人900円となる。月会費を必要としないことを考えると、気軽にスポーツを楽しみたい人にとって合理的な利用方法だ。
逆に、毎週決まった時間に一人で練習する人なら、利用頻度と時間帯を考慮して他施設との比較を行う価値がある。
施設の本当の価値は、料金の安さだけではなく、利用頻度に応じて無駄な固定費を抑えられるかどうかにある。
【ダブルブルーのパブリックスカッシュコート】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ダブルブルーはスカッシュ初心者でも利用できますか?
A1:利用できます。年会費無料のパブリック施設で、ラケットやアイガードのレンタルにも対応しています。初めての場合は、受付で基本的な利用方法を確認すると安心です。コーチによるレッスンも相談できます。
Q2:ダブルブルーの利用料金はいくらですか?
A2:公式サイトに掲載されている通常料金は、平日日中が10分600円、平日夕方が10分1,100円など、時間帯によって異なります。料金は1人あたりではなく、1コートあたりです。レンタル用品などの追加費用は別途確認してください。
Q3:2026年11月現在、オンライン予約はできますか?
A3:2026年10月22日付の公式発表によると、セキュリティ対策に伴うメンテナンスのため、オンライン予約システムは一時停止中です。現在は電話予約が案内されており、問い合わせ先は03-5793-3735です。
まとめ:ダブルブルーは広尾で気軽にスカッシュを始めたい人に注目の施設
ダブルブルー パブリックスカッシュコートは、2017年7月に開業した、東京都渋谷区広尾の一般利用可能なスカッシュ施設だ。
2015年の建設計画から始まり、現在は青いコート2面を中心に、更衣室、シャワールーム、レンタル用品、スタジオなどを備えている。
広尾駅2番出口から徒歩約3分というアクセスの良さに加え、年会費不要で10分単位から利用できる仕組みは、初心者にも経験者にも魅力的だ。
2026年11月現在、最も注意したいのは予約方法の変更である。オンライン予約システムはセキュリティ対策のため一時停止しており、電話予約が案内されている。
初めて訪れる場合は、次の3点を確認しておきたい。
1. 希望日時のコート予約が可能か。
2. 利用時間帯に応じた料金とレンタル費用はいくらか。
3. ノンマーキングシューズやホワイトボールなど、利用条件を満たしているか。
これらを押さえておけば、初めてのスカッシュでも準備を整えやすい。
競技として本格的に取り組みたい人にも、休日に友人と体を動かしたい人にも、ダブルブルーは広尾で検討したいスポーツ施設の一つだ。 (出典: ダブル ブルー パブリック スカッシュ コート(Yahoo!ニュース))