JRA騎手の川須栄彦(かわす・はるひこ)は、1991年11月9日生まれ、2010年にデビューした栗東所属の現役ジョッキーだ。競馬学校第26期生で、乗馬未経験から騎手を目指し、デビュー2年目の2011年には年間91勝を挙げて全国リーディング6位に入った。若手時代から高い勝負強さを発揮し、2012年には小倉大賞典や福島記念などの重賞も制している。
2026年11月1日までの成績を見ると、年間騎乗数は101回、2勝、2着5回、3着5回。通算では7,356回騎乗、418勝を記録している。かつて年間91勝を挙げた騎手は、現在どのような立ち位置にいるのか。シャマルとの地方交流重賞での活躍や、2026年にエンヤラヴフェイスで挙げた勝利にも注目しながら、プロフィール、経歴、通算成績、近年の変化を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:1991年11月9日生まれ。2010年デビューの栗東所属・フリー騎手。
- 2026年最新成績:11月1日までに101回騎乗して2勝。勝率2.0%、連対率6.9%。
- 通算実績:7,356回騎乗、418勝。JRA重賞は通算7勝。
- 代表的な実績:2011年に年間91勝を記録。シャマルとのコンビでは地方交流JpnIも制覇。
- 現在の注目馬:2026年8月の上越ステークスで勝利したエンヤラヴフェイス。
【川須栄彦はどんな騎手?】プロフィールと現在の所属を紹介
川須栄彦は、JRAの栗東を拠点に活動する現役騎手だ。若手時代に年間91勝を挙げた実績を持ち、JRA重賞だけでなく、地方競馬のダートグレード競走でも結果を残してきた。
川須栄彦の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 川須栄彦 |
| 読み方 | かわす・はるひこ |
| 生年月日 | 1991年11月9日 |
| 年齢 | 34歳(2026年11月3日時点) |
| 職業 | JRA騎手 |
| 所属 | 栗東 |
| 所属厩舎 | フリー |
| 初免許年 | 2010年 |
| 競馬学校 | 第26期生 |
| 初騎乗 | 2010年3月13日 |
| 初勝利 | 2010年5月23日 |
生年月日や所属、初免許年などはスポーツナビの騎手データや競馬情報各社のプロフィールに掲載されている。
「栗東フリー」とはどういう意味?
川須栄彦の所属欄にある「栗東フリー」は、栗東を活動拠点としながら、特定の調教師の厩舎に所属していないことを意味する。
JRAの騎手は、特定の厩舎に所属する形と、フリーとして活動する形に分かれる。フリー騎手は複数の調教師や馬主から騎乗依頼を受けることができるため、騎乗機会は日々の信頼関係や馬との相性、レースでの実績などによって変わってくる。
したがって、川須栄彦が栗東フリーであることは、騎乗依頼の幅を持つ現在の活動形態を示す情報だ。特定の厩舎に所属していないからといって、騎手としての活動が縮小した、あるいは引退したという意味ではない。
【乗馬未経験から騎手へ】川須栄彦の経歴と初騎乗・初勝利
川須栄彦の経歴で特徴的なのは、騎手を目指す前に本格的な乗馬経験がなかったことだ。
中学時代までは野球に打ち込んでいた
JRAが公開している川須騎手のインタビューによると、幼少期から体を動かすことが好きで、小学校から中学校まで野球に取り組んでいた。
中学時代のポジションはセカンド。進路を考える段階で野球を続けてプロ選手になることは難しいと考え、別のスポーツの道を探すなかで騎手という職業に興味を持ったという。
騎手を目指した理由の一つは、小柄な体格でもプロスポーツ選手として活躍できる可能性があったことだ。
当時は競馬についても詳しくなく、乗馬経験もなかった。本人はJRAのインタビューで、騎手を目指す前の状況について次のように説明している。
「もちろん乗馬経験もありませんでした。」
競馬学校の受験に合格した後は、乗馬経験者との差を埋めるため、学校の紹介を受けた乗馬クラブで練習を重ねた。中学校の授業が終わってから電車やバスで通い、週末も練習に取り組んだという。
競馬学校に入学してからも実技試験で好成績を収め、持ち前の運動能力と努力を武器に技術を身につけていった。
2010年3月13日に初騎乗、5月23日に初勝利
2010年にJRA騎手としてデビュー。最初の騎乗は3月13日の中京競馬場1Rだった。
騎乗馬はビーンケード。16頭立てのレースで13着という結果だったが、ここから川須栄彦の騎手人生が始まった。
そして、デビューから約2か月後の5月23日、新潟競馬場1Rでメイショウクレモナに騎乗し、初勝利を達成した。
初騎乗から初勝利までの期間は約2か月。新人騎手として着実に経験を積み、その後の飛躍につなげていった。
2011年に年間91勝、全国リーディング6位へ
川須栄彦のキャリアで大きな転換点となったのが、デビュー2年目の2011年だ。
この年は年間91勝、騎乗892回、勝率10.2%という成績を残し、全国リーディング6位にランクインした。
新人からわずか2年目で全国上位に食い込んだことは、当時の川須栄彦に対する評価を高める大きな要因となった。
2012年も年間69勝を挙げ、JRA重賞を3勝。デビュー直後の数年間は、関西を代表する若手騎手の一人として存在感を示していた。
【川須栄彦の通算成績と年度別推移】全盛期から2026年までを比較
川須栄彦の騎乗成績を見ると、2011年から2013年にかけて高い勝利数を記録した後、徐々に年間の勝利数が減少している。
通算7,356回騎乗、418勝の実績
2026年11月1日までの集計では、川須栄彦のJRA通算成績は次のとおりだ。
- 総騎乗回数:7,356回
- 1着:418回
- 2着:416回
- 3着:457回
- 着外:6,065回
- 勝率:5.7%
- 連対率:11.3%
- 複勝率:17.6%
勝率は騎乗回数に対する1着の割合、連対率は1着または2着に入った割合、複勝率は3着以内に入った割合を示す。
通算418勝という数字は、長年にわたってJRAのレースに騎乗してきた実績を示している。勝利数だけでなく、2着416回、3着457回という数字からも、継続的に上位争いに参加してきたことが分かる。
年度別成績から見えるキャリアの変化
東スポ競馬などの騎手成績データを基に、主要な年度の騎乗数と勝利数を比較すると、次のようになる。
| 年度 | 騎乗回数 | 1着 | 勝率 | キャリア上の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 345回 | 18勝 | 5.2% | 騎手デビュー |
| 2011年 | 892回 | 91勝 | 10.2% | 全国リーディング6位 |
| 2012年 | 830回 | 69勝 | 8.3% | JRA重賞3勝 |
| 2013年 | 699回 | 48勝 | 6.9% | 福島記念を制覇 |
| 2020年 | 455回 | 25勝 | 5.5% | 年間25勝 |
| 2021年 | 380回 | 18勝 | 4.7% | 年間18勝 |
| 2022年 | 293回 | 9勝 | 3.1% | ボンボヤージで北九州記念制覇 |
| 2023年 | 287回 | 5勝 | 1.7% | 年間5勝 |
| 2024年 | 242回 | 4勝 | 1.7% | シャマルでかしわ記念制覇 |
| 2025年 | 229回 | 4勝 | 1.7% | シャマルとのコンビでJpnIを制覇 |
| 2026年 | 101回 | 2勝 | 2.0% | 11月1日までの途中経過 |
最も目立つのは2011年の91勝だ。年間892回騎乗し、勝率10.2%を記録している。
2012年も830回騎乗して69勝、2013年も699回騎乗して48勝を挙げており、デビュー直後の3年間は年間勝利数が非常に多かった。
一方、2020年以降は年間25勝、18勝、9勝、5勝、4勝、4勝と推移している。2026年は11月1日時点で2勝だ。
この推移から読み取れるのは、若手時代のような年間騎乗数と勝利数を維持しているわけではないということだ。現在の騎乗機会は、2011年のピークと比べて大幅に少なくなっている。
ただし、騎手の勝利数は本人の技術だけで決まるものではない。依頼される馬の能力、調教師との関係、出走するレースの条件、騎乗機会の総数なども影響する。そのため、年間勝利数の減少だけで騎手としての能力を評価するのは適切ではない。
【川須栄彦の重賞成績】JRA重賞7勝とシャマルとの実績
川須栄彦のキャリアを語るうえで欠かせないのが、重賞での勝利だ。
東スポ競馬の重賞勝利データでは、JRAの重賞勝利は通算7勝(GIIが1勝、GIIIが6勝)となっている。
2012年に重賞3勝を達成
川須栄彦が初めてJRA重賞を制したのは、2012年2月4日の小倉大賞典だった。
騎乗馬はエーシンジーライン。5番人気の評価ながら、レースでは先頭を譲らず逃げ切り勝ちを収めた。
その後も同年11月の福島記念でダイワファルコン、12月の愛知杯でエーシンメンフィスに騎乗して勝利。2012年だけでGIIIを3勝する活躍を見せた。
さらに2013年の福島記念でもダイワファルコンとのコンビで勝利している。
レッドアリオンとのコンビでGII・GIII制覇
2015年にはレッドアリオンとのコンビで大きな結果を残した。
4月26日のマイラーズカップ(GII)で勝利すると、8月16日の関屋記念(GIII)でも優勝。異なる重賞で同じ馬とのコンビが結果を残した。
その後、2022年8月21日にはボンボヤージに騎乗して北九州記念(GIII)を制覇。16番人気という低評価を覆す勝利であり、川須栄彦の重賞実績に新たな1勝が加わった。
JRAの重賞勝利7レースを整理すると、次のとおりだ。
- 2012年2月4日:小倉大賞典/エーシンジーライン
- 2012年11月18日:福島記念/ダイワファルコン
- 2012年12月15日:愛知杯/エーシンメンフィス
- 2013年11月17日:福島記念/ダイワファルコン
- 2015年4月26日:マイラーズカップ/レッドアリオン
- 2015年8月16日:関屋記念/レッドアリオン
- 2022年8月21日:北九州記念/ボンボヤージ
シャマルとのコンビで地方交流JpnIを制覇
川須栄彦の重賞実績を考える際には、JRAの重賞と地方競馬のダートグレード競走を分けて見る必要がある。
特に重要なのが、栗東・松下武士厩舎のシャマルとのコンビだ。
2024年5月1日、船橋競馬場で開催されたかしわ記念(JpnI)で、川須栄彦はシャマルに騎乗。6番人気という評価を覆して逃げ切り、騎手として初めてGI級・JpnIのタイトルを手にした。
2025年には、5月5日のかしわ記念で連覇を達成。さらに6月25日のさきたま杯(JpnI)でも勝利した。
2025年のさきたま杯は浦和競馬場のダート1400メートルで行われ、シャマルが2着に5馬身差をつけて圧勝。勝ちタイムの1分23秒2はコースレコードだった。
この一連の実績は、川須栄彦が中央の重賞だけでなく、地方交流の大舞台でも結果を出してきたことを示している。
重要なのは、JRAの重賞7勝と地方交流競走のJpnI勝利を混同しないことだ。JRAのGII・GIII勝利数が7勝である一方、シャマルとのコンビでは別枠の地方交流JpnIでも実績を残している。JRAのG1未勝利という情報だけでは、川須栄彦のGI級競走での実績を十分に説明できない。
【川須栄彦の2026年最新成績】101戦2勝とエンヤラヴフェイス
2026年の川須栄彦は、11月1日までにJRAで101回騎乗している。成績は2勝、2着5回、3着5回、着外89回だ。
2026年の勝率・連対率・複勝率
2026年の成績を割合で見ると、次のようになる。
- 騎乗回数:101回
- 1着:2回
- 2着:5回
- 3着:5回
- 勝率:2.0%
- 連対率:6.9%
- 複勝率:11.9%
勝率2.0%は、101回の騎乗に対して2回勝利したことを表す。連対率6.9%は1着と2着を合わせた7回、複勝率11.9%は3着以内の12回を基にした数字だ。
2025年は229回騎乗して4勝、2024年は242回騎乗して4勝だった。2026年は11月1日時点で前年より騎乗回数が少なく、年間成績としてはまだ2勝にとどまっている。
なお、101回という数字は2026年の途中経過であり、年末の確定成績ではない。年間の最終成績と比較する際には集計期間をそろえる必要がある。
2026年8月15日、エンヤラヴフェイスで上越ステークスを制覇
2026年の川須栄彦を象徴する勝利の一つが、8月15日の新潟競馬場で行われた上越ステークスだ。
川須栄彦が騎乗したのはエンヤラヴフェイス。3歳以上3勝クラスのダート1200メートル戦で、7番人気という評価だった。
レースでは後方から進め、コーナー通過時点では13番手、14番手という位置取り。それでも直線で末脚を伸ばし、最後は1分11秒7で先頭に立った。
2着のイノセントキャットとの着差はクビ。人気を上回る走りで、川須栄彦に2026年の貴重な勝利をもたらした。
この勝利は、単なる未勝利戦の勝利とは意味が異なる。3勝クラスはオープンクラスに上がる直前のクラスであり、相応の競走実績を持つ馬が集まる。その舞台で結果を出したことは、現在も上級条件で勝ち切る力を持っていることを示す材料になる。
2026年のもう一つの勝利はビサーロ
2026年のもう一つの勝利は、5月10日の京都競馬場で行われた3歳未勝利戦だ。
騎乗馬はビサーロ。ダート1200メートルのレースで8番人気ながら1着となり、川須栄彦にシーズン初勝利をもたらした。
つまり、2026年11月1日までの2勝は、ビサーロの未勝利戦とエンヤラヴフェイスの3勝クラスで挙げたものだ。
両馬の勝利を合わせて見ると、川須栄彦は2026年にダート短距離で勝利を記録している。特にエンヤラヴフェイスの勝利は、後方から差し切る競馬であり、現在の騎乗実績を振り返るうえで注目したい一戦だ。
【川須栄彦の現在の立ち位置】騎乗機会の減少と今後の注目点
川須栄彦の現在を理解するには、若手時代の実績と2026年の数字を並べるだけでなく、騎手を取り巻く環境も考える必要がある。
若手時代のリーディング上位から現在へ
2011年には全国リーディング6位となり、2012年にはJRA重賞3勝を挙げた川須栄彦。デビュー直後の勢いは非常に大きかった。
しかし、その後は年間の騎乗回数と勝利数が減少し、2023年以降は年間4~5勝という成績が続いている。
2026年11月1日時点では101回騎乗して2勝。全盛期と比較すると騎乗機会が減っていることは明らかだ。
JRAの騎手リーディングは、騎乗依頼の数や騎乗馬の能力、所属環境などが複合的に反映される。したがって、勝利数の変化を本人の技術だけに結びつけることはできない。
シャマルとの実績が示す大舞台での存在感
現在の川須栄彦を評価するうえで見逃せないのが、シャマルとのコンビで積み上げた実績だ。
2024年のかしわ記念では、初めてのJpnIタイトルを獲得。2025年にはかしわ記念を連覇し、さきたま杯でも勝利した。
年間のJRA勝利数だけを見ると、若手時代と比べて目立たない数字になっている。しかし、地方交流競走ではトップクラスの舞台で結果を残しており、実績のすべてが縮小したわけではない。
特定の馬とのコンビで大きなタイトルを獲得することは、騎手としてのキャリアを考えるうえで重要な要素だ。シャマルとの関係は、川須栄彦の近年を代表する実績の一つとなっている。
今後の評価で注目したい3つのポイント
川須栄彦の今後を追う場合、次の3点に注目したい。
1. 騎乗回数が増えるか
年間騎乗数は騎手の活動状況を把握する基本的な指標だ。2026年の101回という数字が今後どの程度増えるのか、翌年以降の推移も重要になる。
2. 上級条件での勝利が続くか
エンヤラヴフェイスでの上越ステークス勝利は、3勝クラスで結果を残した実績だ。今後もオープン級や重賞で騎乗機会を得られるかは、現在の立ち位置を測る材料になる。
3. 調教師や馬主からの継続的な騎乗依頼
フリー騎手にとって、継続して騎乗依頼を受けられることは重要だ。特定の馬とのコンビ継続や、複数の厩舎からの依頼状況を確認することで、数字だけでは分からない活動の広がりを把握できる。
川須栄彦は、若手時代の年間91勝という実績を持ちながら、現在は騎乗機会を選びながら競馬に取り組む段階にある。2026年の数字だけで過去の実績を否定するのではなく、騎乗数、勝率、上級条件での結果を合わせて見ることが大切だ。
【川須栄彦に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:川須栄彦は何歳ですか?
A1:1991年11月9日生まれです。2026年11月3日時点では34歳で、同年11月9日に35歳になります。
Q2:川須栄彦の所属はどこですか?
A2:栗東所属のフリー騎手です。特定の調教師の厩舎に所属する形ではなく、栗東を拠点に活動しています。
Q3:川須栄彦の初騎乗と初勝利はいつですか?
A3:初騎乗は2010年3月13日の中京競馬場1Rで、ビーンケードに騎乗して13着でした。初勝利は2010年5月23日の新潟競馬場1Rで、メイショウクレモナに騎乗して達成しています。
Q4:川須栄彦の通算勝利数は何勝ですか?
A4:2026年11月1日までの集計では418勝です。通算騎乗回数は7,356回、勝率5.7%、連対率11.3%となっています。
Q5:川須栄彦のJRA重賞勝利数はいくつですか?
A5:JRAの重賞は通算7勝です。内訳はGIIが1勝、GIIIが6勝。小倉大賞典、福島記念、愛知杯、マイラーズカップ、関屋記念、北九州記念などを制しています。
Q6:川須栄彦はG1を勝っていますか?
A6:JRAのG1勝利はありません。一方、地方交流競走のJpnIではシャマルとのコンビで2024年・2025年のかしわ記念、2025年のさきたま杯を制しています。JRAのG1と地方交流のJpnIは区別して確認する必要があります。
Q7:川須栄彦の2026年最新成績は?
A7:2026年11月1日までに101回騎乗して2勝、2着5回、3着5回です。勝率は2.0%、連対率は6.9%、複勝率は11.9%となっています。
Q8:川須栄彦とエンヤラヴフェイスの関係は?
A8:2026年8月15日の上越ステークスで川須栄彦がエンヤラヴフェイスに騎乗し、7番人気から勝利しました。3勝クラスのダート1200メートル戦を後方から差し切ったレースです。
まとめ:川須栄彦は実績豊富な栗東フリー騎手、2026年は新たな勝利にも注目
川須栄彦は1991年生まれ、2010年デビューのJRA騎手だ。乗馬未経験から競馬学校に進み、デビュー2年目の2011年には年間91勝を挙げて全国リーディング6位に入った。
その後も小倉大賞典、福島記念、愛知杯、マイラーズカップ、関屋記念、北九州記念などのJRA重賞を制覇。さらにシャマルとのコンビでは、かしわ記念やさきたま杯といった地方交流JpnIでも大きな結果を残している。
2026年11月1日までの成績は101回騎乗、2勝。通算では7,356回騎乗、418勝に達している。若手時代の勢いと比べれば騎乗機会は減っているものの、エンヤラヴフェイスで上越ステークスを制したように、現在も上級条件で勝利する実績を持つ。
川須栄彦の現在を正しく評価するなら、年間勝利数だけでなく、騎乗回数、勝率・連対率、重賞実績、騎乗馬との関係を総合的に見る必要がある。今後は騎乗機会の変化に加え、エンヤラヴフェイスのような馬とのコンビでどのような結果を積み重ねるのかにも注目したい。
2011年の大ブレイクから2026年の現在まで、川須栄彦は長い騎手人生を歩んできた。通算418勝とJRA重賞7勝、そして地方交流JpnIでの実績は、そのキャリアを理解するうえで欠かせない数字だ。
主な参照資料: JRA公式騎手インタビュー、スポーツナビ騎手データ、東スポ競馬騎手成績、JRA公式レース結果、地方競馬情報サイト。
(出典: 川 須 栄彦(Yahoo!ニュース))