2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、NHKの開会式・閉会式を担当したアナウンサーは誰だったのでしょうか。開会式は曽根優アナウンサーと星麻琴アナウンサー、閉会式は渡辺憲司アナウンサーと吉岡真央アナウンサーが担当しました。さらに、現地の各競技会場にも5人のアナウンサーが派遣され、総勢9人の体制で大会を伝えました。
2026年11月現在、大会はすでに終了していますが、今回のNHKの放送体制には、五輪中継の経験が豊富なベテランと、報道・スポーツ番組で実績を積んできた若手・中堅アナウンサーが組み合わされた特徴があります。出演者の経歴や担当エリア、NHK ONEによる全競技配信、現在の見逃し配信の仕組みまで、気になるポイントを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開会式:曽根優アナウンサー・星麻琴アナウンサーが担当。
- 閉会式:渡辺憲司アナウンサー・吉岡真央アナウンサーが担当。
- 派遣体制:統括を含むNHKアナウンサー9人が大会に参加。
- 配信:NHK ONEでは全競技・全種目の配信を計画し、合計840時間以上のライブストリーミングを予定。
- 最新情報:2026年10月1日からNHKプラスのアプリ名称もNHK ONEに統一。
【2026年最新】NHKオリンピックの開会式・閉会式キャスターは誰?
2026年2月6日から22日までイタリアで開催されたミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック。NHKは開会式と閉会式の中継に、それぞれ異なる経験を持つアナウンサーを起用しました。
2025年12月17日に発表された派遣アナウンサーの顔ぶれによると、開会式は曽根優アナと星麻琴アナ、閉会式は渡辺憲司アナと吉岡真央アナの組み合わせです。
開会式担当:曽根優アナウンサー・星麻琴アナウンサー
曽根優アナウンサーは、NHK札幌放送局に所属するスポーツ実況経験豊富なアナウンサーです。冬季競技への理解が深く、過去のオリンピックやサッカーワールドカップなど、国際的なスポーツイベントにも携わってきました。
一方、星麻琴アナウンサーは、報道番組でのキャスター経験を持つアナウンサーです。2026年1月時点では「ニュースウオッチ9」のキャスターとして知られ、今回が初めてのオリンピック放送担当となりました。
2026年1月27日に行われたNHKのメディア説明会で、星アナはスポーツの仕事について、約10年前の選抜高校野球でのアルプスリポート以来と説明しています。大会に向けて選手の顔と名前を整理し、イタリアの歴史や文化についても勉強していたことが報じられました。
開会式では、現地ゲストとして漫画家のヤマザキマリさんも出演しました。スポーツ実況の経験を持つ曽根アナと、報道現場で培った伝える力を持つ星アナ、さらにイタリア文化に詳しいゲストという組み合わせが特徴でした。
閉会式担当:渡辺憲司アナウンサー・吉岡真央アナウンサー
渡辺憲司アナウンサーは、NHKのスポーツ中継を長年支えてきたベテランです。ロンドン、リオデジャネイロ、東京などのオリンピックに派遣された経験を持ち、今回の大会ではアナウンサー陣の統括も担当しました。
吉岡真央アナウンサーは、「ニュースウオッチ9」でスポーツキャスターを務めてきたアナウンサーです。競技の結果を伝えるだけでなく、選手の背景や大会の流れを視聴者に伝える報道経験が、閉会式中継にも生かされました。
経験豊富な渡辺アナと、スポーツ報道の現場で経験を積んだ吉岡アナという組み合わせは、開会式とは異なる役割分担を意識した配置といえます。
【完全一覧】NHKオリンピックキャスター・派遣アナウンサー9人の担当まとめ
開会式と閉会式の4人だけが、2026年大会のNHKアナウンサーではありません。NHKは大会の中継体制として、合計9人のアナウンサーを派遣しました。
今回の配置で特徴的なのは、式典担当だけでなく、ミラノやコルティナなど複数の競技開催地にアナウンサーを配置している点です。
| アナウンサー | 担当・役割 | 主な配置・特徴 |
|---|---|---|
| 曽根優 | 開会式キャスター | スポーツ実況の経験が豊富 |
| 星麻琴 | 開会式キャスター | ニュースウオッチ9のキャスター経験 |
| 渡辺憲司 | 閉会式・統括 | 過去の五輪派遣経験を持つベテラン |
| 吉岡真央 | 閉会式キャスター | ニュースウオッチ9のスポーツ担当 |
| 深澤健太 | 現地中継 | バルディフィエメ |
| 黒住駿 | 現地中継 | ミラノ |
| 浅田春奈 | 現地中継 | ミラノ |
| 宮本真智 | 現地中継 | リビーニョ |
| 条谷有香 | 現地中継 | コルティナ |
この9人の配置は、2025年12月17日にNHKが発表した派遣体制に基づくものです。現地中継担当の5人については、開催地ごとの配置が発表されており、すべてのアナウンサーが特定の競技だけを専属で担当したという意味ではありません。
また、渡辺憲司アナは閉会式の担当者であると同時に、派遣アナウンサー全体の統括も務めました。単なる出演者の一覧ではなく、現地の中継を支える組織体制として見ることが大切です。
【経歴を比較】曽根優・星麻琴・渡辺憲司・吉岡真央のプロフィール
今回のNHKオリンピック中継で注目したいのは、4人のキャスターがそれぞれ異なるキャリアを積んできたことです。スポーツ実況、ニュース報道、スポーツ番組という異なる専門性が、式典中継の役割分担につながっています。
1.曽根優アナウンサー|冬季競技とスポーツ実況の経験者
曽根優アナウンサーは1997年度にNHKへ入局したアナウンサーです。北海道出身で、札幌放送局での勤務経験を持ちます。
スポーツ実況を志すきっかけとなったのは、入局初年度に見た長野オリンピックの中継だったと紹介されています。その後、サッカーワールドカップやオリンピックなどの国際大会に携わり、アイスホッケー、カーリング、スキージャンプ、フィギュアスケートなど、冬季競技の実況経験も積み重ねてきました。
今回の開会式担当では、競技中継で培った現場対応力やスポーツへの理解が強みになりました。複数の会場に分かれて選手が入場するという大会の特徴を、視聴者にどう伝えるかも注目されました。
2.星麻琴アナウンサー|報道番組で培った伝える力
星麻琴アナウンサーは2014年にNHKへ入局しました。慶應義塾大学を卒業後、岡山放送局、札幌放送局を経て、2019年から東京アナウンス室で勤務しています。
2022年には「日曜討論」の司会を担当し、2024年4月からは「ニュースウオッチ9」のメインキャスターとして活躍しました。
報道番組で政治や国際情勢など幅広いテーマを伝えてきた経験は、オリンピックの式典にも生きるものです。開会式は単に選手の入場を紹介するだけではなく、開催国の文化や大会の理念を伝える場でもあります。
星アナは2026年1月の説明会で、イタリアの歴史やレオナルド・ダ・ヴィンチ、ジョルジオ・アルマーニについての書籍を読み、知識を深めていることも明かしました。
なお、2026年7月からは「クローズアップ現代」のキャスターを担当しています。大会当時の「ニュースウオッチ9」出演歴と、2026年11月現在の担当番組は区別して理解しておきたいところです。
3.渡辺憲司アナウンサー|複数の五輪を経験した統括担当
渡辺憲司アナウンサーは1996年度にNHKへ入局したベテランです。東京都出身で、鹿児島放送局での勤務経験があります。
スポーツ実況では高校野球をはじめ、プロ野球、バスケットボール、ラグビー、陸上競技など幅広い分野を担当してきました。
オリンピックへの派遣経験も豊富で、ロンドン、リオデジャネイロ、東京などの大会に携わっています。報道では通算4回の五輪派遣経験が紹介されており、今回のミラノ・コルティナ大会でも統括という重要な役割を担いました。
複数の会場に分かれる冬季大会では、現地スタッフとの連携や中継の進行管理も欠かせません。過去の国際大会を経験してきた渡辺アナの配置には、こうした現場運営の側面もあります。
4.吉岡真央アナウンサー|スポーツ報道で経験を重ねたキャスター
吉岡真央アナウンサーは2018年にNHKへ入局しました。福井県出身で、初任地は高知放送局です。
2022年4月に東京アナウンス室へ異動し、「ニュースウオッチ9」のフィールドリポーターや「サタデーウオッチ9」のキャスターを経験しました。
2023年4月からは「ニュースウオッチ9」のスポーツキャスターを担当。競技結果だけでなく、選手の取り組みやスポーツ界の動向を伝える仕事を続けてきました。
閉会式は大会の締めくくりを伝える重要な中継です。スポーツ分野の取材経験を持つ吉岡アナと、五輪経験豊富な渡辺アナが組むことで、競技面と式典全体の両方を伝える体制が整えられました。
【歴代五輪担当との違い】NHKアナウンサーの経験と担当競技の関係
NHKのオリンピック中継を理解するうえで、押さえておきたいのが、アナウンサーの「キャスター」「実況」「現地リポーター」という役割の違いです。
視聴者からは、開会式や閉会式を担当したアナウンサーが、そのまま競技中継も担当しているように見える場合があります。しかし、実際には役割が分かれています。
式典キャスターと競技中継アナウンサーは別の仕事
開会式・閉会式のキャスターは、式典全体の進行や大会の背景、選手や開催地に関する情報を伝える役割を担います。
一方、競技中継の実況アナウンサーは、試合の展開や選手の動きを瞬時に把握し、競技の状況を正確に伝える専門性が求められます。
現地リポーターは、選手や関係者への取材、会場の雰囲気、競技の舞台裏などを伝える役割です。
そのため、NHKアナウンサーの担当競技を調べる場合には、単に名前だけを見るのではなく、どの役割で派遣されたのかを確認する必要があります。
過去の五輪経験が2026年の配置に生きる
2026年の人選では、渡辺憲司アナや曽根優アナのように国際スポーツ大会や五輪中継を経験してきたアナウンサーが中心的な役割を担いました。
一方、星麻琴アナは報道番組を中心に実績を積み、吉岡真央アナはスポーツキャスターとして経験を重ねてきました。こうした異なるキャリアの組み合わせは、式典の進行だけでなく、大会の意味や選手の背景を伝えるうえでも効果的です。
また、2024年のパリオリンピックなどで現地取材を経験したアナウンサーも、2026年の派遣体制に加わっています。たとえば宮本真智アナは、パリ大会で現地リポーターを経験した後、2025年から「サンデースポーツ」のキャスターに就任しました。
五輪中継は一度の大会で完結する仕事ではありません。地域局での取材経験、国内のスポーツ番組、国際大会での現地取材などを重ねながら、担当領域が広がっていくのがNHKアナウンサーのキャリアの特徴です。
【NHKオリンピック放送2026】NHK ONEの全競技配信と見逃し視聴
ミラノ・コルティナ2026は、NHKのインターネットサービス「NHK ONE」が始まってから初めて迎えるオリンピックでした。
NHKは2026年1月27日の説明で、テレビ放送だけでは伝えきれない競技映像もインターネットで配信する方針を示しました。特設ページでは、全競技・全種目を対象とした配信を実施し、配信時間は合計840時間以上を予定していました。
NHK ONEで予定されていた主な配信内容
- 全競技・全種目のライブストリーミングおよび見逃し視聴
- 日本選手が出場する競技・種目の日本語実況付き配信
- 日本選手の競技結果を伝える速報動画
- 1日の競技を振り返るハイライト映像
- 現地取材班による大会の話題や雰囲気を伝えるショート動画
特設ページでは、競技名やメダリストなどのタグから動画を探せる仕組みも用意されました。テレビ放送の時間枠に左右されず、複数の競技を視聴できることが大きな特徴でした。
テレビ放送も約573時間を計画
2025年12月17日に発表されたNHKの放送計画では、地上波の総合テレビ・Eテレで約260時間、NHK BSで約195時間、NHK BSプレミアム4Kで約78時間、ラジオ第1・FMで約40時間の放送が予定されていました。
これらを合計すると、放送時間は約573時間です。さらに、NHK ONEの特設ページでは、通常のテレビ放送の同時配信・見逃し配信とは別に、約840時間以上のライブストリーミングが計画されました。
この数字からも、2026年大会ではテレビとインターネットを組み合わせた放送体制が重視されていたことが分かります。
2026年11月現在のNHK ONEの見逃し配信は?
ここは、現在大会映像を探している人にとって重要なポイントです。
NHK ONEでは、総合テレビ・Eテレの対象番組について、放送と同時に視聴できるほか、通常の見逃し配信は放送後7日間が基本です。そのため、2026年2月に放送されたオリンピック番組を、通常の見逃し配信で11月現在もそのまま視聴できるとは限りません。
大会当時の特設ページで提供された競技映像についても、現在の配信状況は個別のコンテンツによって異なります。過去の競技映像を探す場合は、NHK ONE内の番組検索やNHKオンデマンドで、対象番組が公開されているか確認する方法があります。
NHKプラスからNHK ONEへアプリ名称も統一
もう一つ押さえておきたい変更があります。
NHKは2025年10月1日にインターネットサービス「NHK ONE」を開始しました。当初は、従来のNHKプラスのアプリ名称を残していましたが、移行期間の終了に伴い、2026年10月1日からアプリ名もNHK ONEに統一されました。
NHKの発表によると、これはサービス名とアプリ名の違いを分かりやすくするための変更です。名称変更に伴うサービス内容の変更はなく、すでにNHKの受信契約がある世帯については、別途の契約や追加負担は必要ないと説明されています。
現在、NHKプラスという旧名称でアプリを探している人は、NHK ONEの名称で確認すると分かりやすいでしょう。
【誤解を解消】NHKアナウンサーのオリンピック担当でよくある疑問
今回の大会については、出演者の名前だけが紹介されることも多く、担当範囲や配信サービスについて誤解が生じやすい部分があります。特に次の3点は整理しておきたいところです。
開会式・閉会式の担当者だけがNHKの五輪派遣アナウンサーではない
開会式と閉会式を担当した4人は注目度の高い出演者ですが、NHKの派遣アナウンサーは合計9人でした。現地の競技会場にも5人が配置されており、式典担当と競技会場の中継担当を分けて考える必要があります。
担当競技と担当会場は同じ意味ではない
深澤健太アナはバルディフィエメ、黒住駿アナと浅田春奈アナはミラノ、宮本真智アナはリビーニョ、条谷有香アナはコルティナという配置でした。
これは現地の担当エリアを示す情報であり、それぞれが特定の競技だけを担当したと断定するものではありません。競技の実況担当者を調べる場合は、各番組の出演者・実況クレジットを確認する必要があります。
渡辺憲司アナは閉会式だけの担当ではない
渡辺憲司アナは閉会式のキャスターに加え、派遣アナウンサーの統括も担当しました。大会全体の放送体制を支える立場だった点が、今回の人選における重要な特徴です。
NHKアナウンサーのオリンピックに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ミラノ・コルティナ五輪のNHK開会式キャスターは誰ですか?
A1:曽根優アナウンサーと星麻琴アナウンサーです。現地ゲストとして漫画家のヤマザキマリさんも出演しました。
Q2:NHKの閉会式キャスターは誰でしたか?
A2:渡辺憲司アナウンサーと吉岡真央アナウンサーです。渡辺アナは派遣アナウンサー全体の統括も担当しました。
Q3:NHKのオリンピック中継を現在もNHK ONEで見られますか?
A3:通常のテレビ番組の見逃し配信は放送後7日間が基本です。2026年2月の大会映像は通常の見逃し期間を過ぎているため、NHK ONE内の個別コンテンツやNHKオンデマンドで公開状況を確認してください。
まとめ:2026年NHK五輪中継を理解するポイントと今後の展望
2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、開会式を曽根優アナウンサーと星麻琴アナウンサー、閉会式を渡辺憲司アナウンサーと吉岡真央アナウンサーが担当しました。
さらに、深澤健太アナ、黒住駿アナ、浅田春奈アナ、宮本真智アナ、条谷有香アナが現地中継を担当し、渡辺アナの統括のもと、合計9人の派遣体制が組まれました。
今回の人選で注目すべきなのは、ベテランの国際大会経験と、報道・スポーツ番組で培った中堅アナウンサーの専門性を組み合わせていたことです。単に有名なアナウンサーを並べるのではなく、式典、現地中継、全体統括という異なる役割を配置した点に、NHKの放送体制の特徴があります。
また、NHK ONEによる全競技・全種目の配信は、テレビ放送だけでは届けきれない競技を視聴できる環境づくりという点でも大きな意味を持ちました。2026年10月にはアプリ名称もNHK ONEに統一され、インターネット配信の利用環境も整理されています。
今後のオリンピック中継を見る際は、開会式・閉会式のキャスターだけでなく、競技実況、現地リポーター、統括担当という役割の違いにも注目すると、NHKアナウンサーそれぞれの専門性や放送の仕組みがより深く理解できます。
2026年大会は、経験豊富なアナウンサーと新しい世代のキャスターが力を合わせ、テレビとインターネットの両方で五輪を伝えた大会として記憶されることになりそうです。