スマートフォンや固定電話に突然表示される「+1」から始まる電話番号。見慣れない海外番号から何度も着信があったり、電話に出ると無言だったり、自動音声で料金の未納や電話回線の停止を告げられたりして、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
「+1」は、アメリカやカナダなどが利用する北米番号計画(NANP)の国番号です。ただし、表示された番号だけで発信者の正体や所在地を特定することはできません。2026年現在、国際電話番号を悪用した特殊詐欺への警戒が強まっており、警察庁や国民生活センターも着信への注意とブロック対策を呼びかけています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「+1」はアメリカ・カナダを含む北米番号計画の国番号で、両国だけに限定されるものではない。
- 要点2:2025年に特殊詐欺で利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だった。
- 要点3:知らない+1番号には出ない・折り返さないことが基本。固定電話は国際電話不取扱受付センター、携帯電話は端末や通信会社の着信対策を利用できる。
【正体を解説】プラス1から始まる電話番号はアメリカ・カナダなど北米の国番号
プラス1から始まる電話番号の正体は、国際電話で使われる国番号「1」です。日本の国番号は「+81」ですが、アメリカやカナダなど、北米番号計画に参加する国・地域では「+1」が共通して使われています。
+1はアメリカとカナダだけの番号ではない
「+1=アメリカ」と覚えている人もいますが、厳密には少し違います。
北米番号計画(North American Numbering Plan、NANP)は、米国、カナダ、バミューダ、カリブ海地域など、20の国・地域が共有する電話番号制度です。
例えば、次のような地域が対象です。
- アメリカ合衆国
- カナダ
- バミューダ
- バハマ
- ジャマイカ
- ドミニカ共和国
- バルバドス
- トリニダード・トバゴ
- ケイマン諸島
したがって、スマートフォンに「+1」と表示されても、必ずアメリカ本土やカナダからの電話とは限りません。
北米番号計画の管理機関であるNANPA(North American Numbering Plan Administrator)の公式説明でも、国番号1を共有する20の国・地域が存在することが示されています。米国とカナダでは、それぞれ別の番号管理機関が関係しています。
国際電話番号の仕組みはどうなっている?
一般的な+1から始まる電話番号は、次の構造になっています。
+1 + 3桁のエリアコード + 7桁の加入者番号
例えば、次のような形式です。
+1 XXX XXX XXXX
- 「+」:国際電話形式であることを示す記号
- 「1」:北米番号計画の国番号
- 最初の3桁:エリアコード(地域番号)
- 残りの7桁:加入者番号
これは国際電話の番号体系を定めるITU-T勧告E.164と整合する番号構造です。なお、スマートフォンに表示される「+」は、国際電話の発信方式を表す記号であり、それ自体が国番号ではありません。
重要なのは、番号の先頭が+1だからといって、電話をかけてきた人物が実際に北米にいるとは限らないことです。IP電話などの通信サービスや番号表示の偽装が関係する場合もあり、番号表示だけで発信者の実態を判断することはできません。
【なぜ着信する?】プラス1から始まる電話番号が突然かかってくる理由
海外に知り合いがいないのに、なぜ+1から始まる電話番号がかかってくるのでしょうか。
着信の理由は一つではありません。正規の海外事業者からの連絡である可能性もありますが、特殊詐欺や迷惑電話の発信に利用されているケースもあります。
理由1:電話番号を使った無差別発信
詐欺グループや迷惑電話業者が、電話番号を自動生成したり、何らかの方法で入手した番号リストを利用したりして、多数の相手に電話をかけるケースが考えられます。
この場合、本人が海外サービスに登録した覚えがなくても着信する可能性があります。
一度電話がかかってきたからといって、必ず個人情報が流出したと判断する必要はありません。ランダムな発信や自動発信による着信も考えられます。
理由2:海外の通信サービスや企業からの正規の連絡
+1から始まる番号がすべて詐欺というわけではありません。
例えば、次のような正規の連絡も考えられます。
- アメリカやカナダにいる知人・家族からの電話
- 海外のホテルや旅行会社からの予約確認
- 北米に拠点を持つ企業からの業務連絡
- 海外サービスのサポート窓口からの連絡
- 海外で利用したサービスに関する確認
海外との取引や旅行などに心当たりがある場合は、着信の可能性を検討できます。ただし、相手が企業名を名乗っただけでは正規の電話だと判断できません。
理由3:番号表示の偽装やIP電話の悪用
電話番号の表示は、発信者の本人確認や所在地の証明ではありません。
警察庁は2025年3月、実在する警察署などの電話番号を偽装して表示させる特殊詐欺の手口について注意喚起しました。
つまり、表示された番号が本物らしく見えても、電話の相手が本当にその組織に所属しているとは限らないのです。
知らない+1番号を見た場合も、国番号だけで相手の安全性を判断するのではなく、電話の内容や連絡の経緯を確認する必要があります。
正規の海外電話と不審な電話を見分ける判断基準
次のような違いを参考にしてください。
- 正規の可能性がある電話:海外の知人や利用中のサービスなど、具体的な連絡理由に心当たりがある。
- 警戒すべき電話:突然の着信で、相手が会社名や担当者名を明確に説明しない。
- 詐欺を強く疑う電話:未納料金、逮捕、回線停止などを理由に、個人情報や金銭を要求する。
- 特に危険な電話:電子マネー購入、銀行振込、暗証番号の開示、遠隔操作アプリのインストールなどを求める。
正規の連絡か判断できない場合は、相手の説明をそのまま信用せず、企業や団体の公式窓口に自分で連絡して確認する方法が安全です。
【2026年最新データ】国際電話詐欺の実態と関係機関の役割
+1から始まる電話番号への警戒が必要な背景には、国際電話番号を利用した特殊詐欺の増加があります。
特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号
警察庁が2026年6月に公表した令和7年(2025年)の確定資料では、特殊詐欺に利用された国際電話番号は92,996件でした。前年の47,596件から約95.4%増加し、犯行に利用された電話番号全体の約75.5%を占めています。
ここでいう数字は、特殊詐欺の犯行に利用された電話番号の集計です。電話の着信回数や被害者数そのものを示す数字ではなく、未遂・相談事案も含む警察への報告を基にした集計です。
それでも、犯行に利用される番号の多くが国際電話番号になっていることは、見知らぬ海外番号への警戒が必要な理由を示しています。
番号に関係する主要な機関と役割
| エンティティ | 役割・関係 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| ITU | 国際電気通信連合 | 国際電話番号の体系に関するE.164勧告を策定 |
| NANPA | 北米番号計画の管理機関 | 米国とその領域における番号資源の管理などを担当 |
| 国番号+1 | 北米番号計画で共有 | 米国・カナダ・カリブ海地域など20の国・地域が使用 |
| 警察庁 | 特殊詐欺対策 | 国際電話着信ブロックや詐欺防止を推進 |
| 国民生活センター | 消費者被害の注意喚起 | 不審な国際電話の相談事例や対処方法を紹介 |
| 国際電話不取扱受付センター | 固定電話の利用休止受付 | 国際電話の利用休止を無料で申し込める |
特に注目したいのは、警察庁が推進する「みんなでとめよう!!国際電話詐欺」、通称「#みんとめ」です。
この取り組みでは、特殊詐欺の犯人からの電話を直接受けないために、国際電話の着信ブロックを推進しています。固定電話だけでなく、携帯電話についても端末設定やアプリによる対策を呼びかけています。
番号を見てから詐欺かどうかを判断するだけでなく、そもそも不審な電話を受けない環境を整えることが、現在の対策の中心になっています。
【詐欺の手口と実態】プラス1から始まる電話番号で注意すべき5つのパターン
国民生活センターが2026年3月19日に公表した「見守り新鮮情報」第537号では、+1から始まる電話番号による不審な着信事例が紹介されています。
実際の相談事例を踏まえると、特に注意したいのは次の手口です。
1. 電話に出ても無言のまま切れる
+1から始まる番号から何度も電話がかかってきて、応答しても無言のまま切れるという相談が寄せられています。
無言電話だけで詐欺と断定することはできませんが、知らない海外番号から繰り返し着信する場合は、応答や折り返しを避けるのが無難です。
2. 自動音声で電話回線の停止を告げる
「数時間後に電話が使えなくなる」「通信サービスを停止する」といった自動音声を流し、確認のために番号を押すよう求める手口です。
国民生活センターの2026年3月の事例では、自動音声に従って「1」を押したところ、担当者を名乗る人物につながり、名前や生年月日を聞かれたケースが紹介されました。
電話会社を名乗っていても、電話口で個人情報を伝えてはいけません。
3. 未納料金を請求する架空料金請求詐欺
代金収納会社や通信会社などを名乗り、「未納料金がある」「支払わなければ裁判になる」などと告げる手口です。
国民生活センターが2025年8月に公表した注意喚起では、+1から始まる番号から電話があり、代金収納会社を名乗る人物に30万円の支払いを要求された相談事例が紹介されています。
未納料金の確認を口実に、氏名や生年月日などを聞き出そうとする場合もあります。
4. 電力会社などを装い、自動音声で不安をあおる
「まもなく送電が停止されます」「料金の確認が必要です」といった音声で、電話を切らせないようにする手口です。
2025年7月に受け付けられた国民生活センターの相談では、大手電力会社を名乗る自動音声に従って番号を押したところ、男性が応答し、電気が止まると説明した事例が紹介されました。
契約している電力会社と異なる会社を名乗っていたことから、不審な電話だと気づいたケースです。
5. 警察官や金融機関の職員を装う
警察官を名乗り、「あなたの口座が犯罪に使われている」「捜査対象になっている」などと伝えて、現金や個人情報を要求する手口にも注意が必要です。
警察庁は2025年3月、実在する警察署などの電話番号を偽装して表示させる手口について公表しています。
電話の後にSNSのビデオ通話へ誘導し、偽の警察手帳や逮捕状の画像を見せて信用させるケースも確認されています。
警察庁は、警察官が電話で捜査対象になっていると告げたり、SNSで警察手帳や逮捕状の画像を送ったりすることはないとして注意を呼びかけています。
警察を名乗る電話であっても、相手が教えた番号に折り返してはいけません。いったん電話を切り、警察相談専用電話「#9110」などを通じて確認してください。
【折り返しは危険?】国際電話の通話料金とプラス1番号に電話するリスク
+1から始まる電話番号から着信があったとき、最も避けたい行動の一つが、着信履歴からそのまま折り返すことです。
日本国内で電話に出ただけなら通話料はかかる?
日本国内で通常の携帯電話サービスを利用している場合、海外からの電話に出ただけで、原則として着信側に国際電話の通話料が発生するわけではありません。
例えば、ソフトバンクの公式FAQでは、日本国内で海外からの電話を受けた場合、着信側に通話料はかからないと説明されています。
ただし、海外で国際ローミングを利用している場合は事情が異なります。海外滞在中に電話を受けると、通信会社や滞在地域の料金体系に応じた着信料が発生する場合があります。
折り返すと国際電話料金が発生する可能性がある
日本から+1の番号に発信すると、北米向けの国際電話として扱われる可能性があります。
料金は契約している携帯電話会社、通話プラン、発信先などによって異なります。無料通話の対象外となる場合もあり、通話時間に応じて料金が加算されます。
特に注意したいのは、+1という国番号だけでは通話料金が無料になるか、高額になるかを判断できないことです。
+1だから自動的に高額な特殊料金が発生するわけではありませんが、折り返せば通常の国際電話料金が発生する可能性があります。
折り返すことで生じる金銭以外のリスク
料金以外にも、次のようなリスクが考えられます。
- 詐欺グループと直接会話する機会を与えてしまう。
- 電話番号が現在利用されていることを相手に知らせる可能性がある。
- 氏名、生年月日、住所などの個人情報を聞き出される。
- SMSや別の通信手段に誘導される。
- 未納料金や口座確認を名目に金銭を要求される。
知らない海外番号から着信があった場合、用件が気になっても折り返す必要はありません。
心当たりがある場合は、相手が名乗った企業や団体の公式窓口を自分で調べ、正規の連絡先から確認することが大切です。
【現在の対策】国際電話の着信拒否設定と国際電話不取扱受付センターの利用方法
2026年現在、国際電話詐欺への対策として警察庁が推奨しているのが、国際電話の着信ブロックです。
固定電話と携帯電話では利用できる方法が異なるため、それぞれ確認しておきましょう。
固定電話:国際電話不取扱受付センターで無料の利用休止を申し込む
海外との電話をほとんど利用しない家庭では、固定電話の国際電話利用休止を申し込む方法があります。
受付窓口は「国際電話不取扱受付センター」です。
電話番号:0120-210-364
- オペレーター受付:平日9時~17時
- 自動音声受付:平日・土日祝日24時間
- 利用休止の申し込み:無料
国民生活センターによると、固定電話の国際電話着信休止は、どの固定電話会社でも受付可能です。
申し込みが難しい場合は、最寄りの警察署に相談することもできます。高齢の家族がいる家庭では、家族と一緒に手続きを確認しておくと安心です。
iPhone:知らない番号からの着信を消音する
iPhoneでは、連絡先に登録されていない番号からの着信をスクリーニングしたり、消音にしたりできます。
基本的な設定手順は次のとおりです。
- 「設定」を開く。
- 「アプリ」を選択する。
- 「電話」をタップする。
- 「不明な発信者をスクリーニング」を開く。
- 「通話の理由を尋ねる」または「消音」を選択する。
「消音」を選択すると、連絡先に登録されていない番号からの着信が消音され、留守番電話に送られます。
ただし、この機能は+1番号だけを対象にするものではありません。病院、配送業者、仕事関係など、連絡先に登録していない正規の番号からの電話も消音される可能性があります。
Android:迷惑電話フィルタを利用する
Androidでは、Googleの電話アプリに発信者番号や迷惑電話対策の機能があります。
- 電話アプリを開く。
- 右上のメニューから「設定」を選択する。
- 「発信者番号 / 迷惑電話」を開く。
- 「発信者番号とスパムの番号を表示」をオンにする。
- 対応機種では「スパムの疑いがある通話をフィルタ」をオンにする。
また、着信履歴から特定の番号を選び、「ブロック」や「迷惑電話として報告」を選択する方法もあります。
Androidは機種や電話アプリによって表示項目が異なります。Googleの電話アプリ以外を利用している場合は、メーカーや通信会社の案内も確認してください。
携帯電話会社の迷惑電話対策サービスを利用する
端末の標準機能だけで対処しきれない場合は、通信会社や専用アプリが提供するサービスも選択肢になります。
- NTTドコモ:あんしんセキュリティ
- KDDI:迷惑電話撃退サービス
- ソフトバンク:ナンバーブロック、セキュリティOneなど
- 楽天モバイル:迷惑電話・SMS対策 by Whoscall
これらは国民生活センターが紹介している迷惑電話対策サービスの例です。対応機種、OS、料金、国際電話の規制範囲はサービスごとに異なります。
特に、特定の番号をブロックする機能と、国際電話番号全般を規制する機能は同じではありません。+1から始まる番号をまとめてブロックしたい場合は、国際電話の発着信規制に対応しているかを事前に確認してください。
【電話に出てしまったら?】2026年に知っておきたい安全な対処法
知らない+1番号に誤って出てしまった場合でも、電話に出たという事実だけで被害が確定するわけではありません。
大切なのは、その後に相手の指示に従わず、個人情報や金銭を渡さないことです。
電話に出ただけの場合
- 相手が名乗る企業や組織を確認しようとして会話を続けない。
- 不審な場合はすぐに電話を切る。
- 着信履歴に残った番号へ折り返さない。
- 同じ番号から繰り返し着信する場合はブロックする。
名前や生年月日などを伝えてしまった場合
個人情報を伝えた場合は、今後のなりすましや不審な連絡に警戒してください。
銀行口座、クレジットカード、各種サービスの認証情報などを伝えてしまった場合は、該当する金融機関やサービス提供会社の公式窓口へ速やかに連絡し、必要な利用停止や変更の手続きを相談しましょう。
お金を振り込んだ、電子マネーを渡した場合
金銭を支払ってしまった場合は、すぐに金融機関と警察へ連絡してください。振込先口座の利用停止など、被害拡大を防ぐための対応が必要になる場合があります。
相談先は次のとおりです。
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188(いやや!)
- 迷惑電話対策相談センター(でんわんセンター):03-6162-1111
でんわんセンターの受付時間は平日10時~17時です。国際電話や迷惑電話に関する相談を受け付けています。
なお、金銭をだまし取られた場合や、口座情報などを悪用されるおそれがある場合は、消費生活センターへの相談だけでなく警察にも速やかに相談してください。
2026年3月に国民生活センターが公表した注意喚起でも、不審な国際電話には出ない・折り返さないこと、個人情報を伝えないこと、固定電話では利用休止を申し込むことが推奨されています。
【プラス1から始まる電話番号】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:プラス1から始まる電話番号はどこの国ですか? A1:アメリカやカナダを含む北米番号計画の国番号です。バミューダやカリブ海地域など、合計20の国・地域が共有しています。
Q2:+1から始まる電話番号はすべて詐欺ですか? A2:すべてが詐欺ではありません。海外の知人や企業からの正規の連絡もあります。ただし、心当たりのない着信で料金請求や個人情報の要求があった場合は、詐欺を疑ってください。
Q3:+1の電話に出るだけで料金はかかりますか? A3:日本国内で通常の携帯電話サービスを利用している場合、一般に着信しただけで国際電話料金は発生しません。ただし、海外ローミング中は着信料が発生する場合があります。
Q4:+1からの着信に折り返すとどうなりますか? A4:北米向けの国際電話として通話料金が発生する可能性があります。また、詐欺グループとの接触や個人情報の聞き出しにつながる危険もあるため、心当たりのない番号には折り返さないでください。
Q5:+1から始まる電話番号を着信拒否するにはどうすればよいですか? A5:固定電話は国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)で無料の利用休止を申し込めます。携帯電話はiPhoneやAndroidの着信設定、通信会社の迷惑電話対策サービス、国際電話の着信規制に対応したアプリなどを利用できます。
Q6:+1からの電話に出てしまった場合、すぐに被害に遭いますか? A6:電話に出ただけで必ず被害が発生するわけではありません。相手に個人情報や認証番号を伝えず、不審な場合はすぐに切ってください。金銭や個人情報を渡してしまった場合は警察や金融機関に相談しましょう。
まとめ:プラス1から始まる電話番号は正体を確認し、折り返さないことが基本
プラス1から始まる電話番号は、アメリカやカナダを含む北米番号計画の国番号です。決してすべてが詐欺というわけではなく、海外の知人や企業からの正規の電話である可能性もあります。
一方、警察庁の2025年確定資料では、特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号でした。国際電話を悪用した詐欺は、2026年も引き続き警戒が必要な問題です。
知らない+1番号から着信があったときは、次の3点を徹底してください。
- 知らない海外番号には安易に出ない。
- 着信履歴から折り返さず、個人情報や認証番号を伝えない。
- 不要な国際電話は着信拒否や利用休止でブロックする。
特に固定電話を利用している家庭では、国際電話不取扱受付センターへの無料申し込みが有効な対策です。携帯電話についても、端末の着信設定や通信会社のサービスを活用できます。
大切なのは、電話番号の見た目だけで相手を信用しないことです。正規の海外連絡と詐欺電話を区別し、不審な要求には応じず、必要な場合は警察や公的相談窓口に確認することが、自分と家族の財産や個人情報を守ることにつながります。 (出典: プラス 1 から 始まる 電話 番号(Yahoo!ニュース))