2026年11月現在、サッカー日本代表のセンターバックとして活躍する谷口彰悟は、ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)に所属している。2026年FIFAワールドカップでは日本代表メンバーに選出され、世界の強豪国を相手に3試合に出場。35歳を迎えた現在も、豊富な経験と冷静な守備対応を武器に欧州の舞台でプレーを続けている。
谷口彰悟といえば、川崎フロンターレ時代のタイトル獲得やカタールW杯出場を思い浮かべる人も多いだろう。一方、2024年11月には左足のアキレス腱断裂という大きなけがを経験した。長期離脱を乗り越え、2025年に実戦復帰し、2026年W杯出場までたどり着いた経緯も見逃せない。現在の所属クラブ、今季の出場成績、日本代表通算記録、プレースタイルまで整理する。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - 日本代表での実績: 2026年W杯メンバーに選出され、3試合に出場。日本代表通算41試合・1得点。 - 現在の所属: ベルギーのシント=トロイデンVV。2026年7月に再契約し、2026-27シーズンもプレーしている。 - 復活の経緯: 2024年11月の左足アキレス腱断裂から、2025年5月にクラブで復帰。10月には日本代表にも戻った。
【2026年最新】谷口彰悟は日本代表W杯メンバーに選出!大会での出場実績は?
谷口彰悟は、2026年5月15日に発表されたFIFAワールドカップ2026に臨む日本代表メンバーに選出された。
所属先のシント=トロイデンVVも公式発表で選出を報告。日本代表のDFとして背番号3を与えられ、2大会連続となるワールドカップの舞台に立った。
2022年のカタール大会では2試合に出場しており、2026年大会は自身2度目のW杯となった。35歳で迎えた大会は、長期離脱を経験した選手にとっても大きな意味を持つものだった。
2026年ワールドカップでの出場成績
日本はグループFでオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦した。
谷口の出場記録は次のとおり。
| 試合 | 日本の結果 | 谷口の出場時間 |
|---|---|---|
| オランダ戦 | 2-2 | 90分 |
| チュニジア戦 | 4-0 | 出場なし |
| スウェーデン戦 | 1-1 | 51分 |
| ブラジル戦 | 1-2 | 90分 |
大会での出場は3試合、合計231分。特に決勝トーナメントのブラジル戦では先発し、フル出場を果たした。
日本はグループFを2位で通過したものの、6月29日のラウンド32でブラジルに1-2で敗れ、大会を終えた。
この試合では佐野海舟が先制点を挙げたが、後半にブラジルの反撃を受け、最後は追加時間の失点で敗退。谷口は強豪国を相手に最終ラインを支えた。
W杯後の日本代表での立ち位置
注目したいのは、ワールドカップ出場と、その後の代表招集は別の話だという点だ。
2026年9月の日本代表招集メンバーには谷口の名前はなく、W杯で着用した背番号3は瀬古歩夢が引き継いでいる。
つまり、2026年W杯に出場した実績は確かだが、11月現在の最新代表メンバーに継続して選ばれているわけではない。今後の代表復帰については、ベルギーでの出場状況や新たな競争の結果が判断材料になる。
【プロフィール・経歴】谷口彰悟の年齢・身長・体重と川崎フロンターレ時代
谷口彰悟(たにぐち しょうご)
Shogo Taniguchi
- 生年月日:1991年7月15日
- 年齢:35歳(2026年11月現在)
- 出身地:熊本県熊本市
- 身長:185cm
- 体重:75kg
- ポジション:DF・センターバック
- 所属:シント=トロイデンVV
- クラブ背番号:5
- 2026年W杯代表背番号:3
出典:STVV公式選手プロフィール。再契約発表では身長183cmと記載されている。
谷口は熊本県出身。大津高校から筑波大学へ進学し、大学サッカーを経てプロ入りした。
2014年に川崎フロンターレでJ1デビューを果たすと、守備の中心選手として長くチームを支えた。その後、カタールのアル・ラーヤンSCを経てベルギーへ渡り、現在に至る。
谷口彰悟の年代別キャリアと主な実績
川崎フロンターレで築いた歴代級の実績
谷口のキャリアを語るうえで、川崎フロンターレ時代は欠かせない。
クラブ公式プロフィールによると、川崎在籍時の通算成績は351試合25得点。J1リーグだけでも256試合17得点を記録している。
主なチームタイトルは以下のとおり。
- 2017年:J1リーグ優勝
- 2018年:J1リーグ優勝
- 2020年:J1リーグ優勝
- 2021年:J1リーグ優勝
- 2020年:天皇杯優勝
個人としても2018年、2020年、2021年にJリーグベストイレブンに選出された。
センターバックとして長期間レギュラーを務め、複数の優勝シーズンを経験したことは、谷口の守備力だけでなく、チームをまとめる能力を示す実績でもある。
【現在の所属クラブ】シントトロイデンでの2026-27シーズン最新成績
2026年11月現在、谷口彰悟が所属しているのはベルギーのシント=トロイデンVV(STVV)だ。
2024年に加入し、2025-26シーズンまでプレーした後、2026年7月28日にクラブとの再契約が正式発表された。
STVVの立石敬之CEOは再契約発表の中で、谷口をクラブのキャプテンと表現し、W杯での活躍を経て再びチームに戻ってきたことを歓迎した。単なる選手契約の継続ではなく、経験とリーダーシップを期待されていることがうかがえる。
2026-27シーズンの出場成績
日本の欧州サッカーデータサイトJapan Football Dataの10月25日時点の集計では、谷口の今季成績は次のとおりだった。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 公式戦出場 | 9試合 |
| 出場時間 | 684分 |
| 得点 | 2得点 |
| アシスト | 0 |
| 平均評価点 | 6.92 |
2得点のうち1つはヨーロッパリーグ予選のオモニア戦、もう1つは10月25日のクラブ・ブルージュ戦で記録したものだ。
特にクラブ・ブルージュ戦では、後半アディショナルタイムに高井幸大のアシストからゴールを決めた。
10月26日、STVV公式試合レポートより。
その後、11月2日のOHルーヴェン戦では後半開始から途中出場。45分間プレーした。
したがって、10月25日までのデータにこの試合を加えると、11月3日時点で全公式戦10試合、729分、2得点となる。リーグ戦では7試合1得点という成績だ。
今季の注目点は得点力と守備での存在感
本来センターバックである谷口が今季2得点を記録している点は興味深い。
セットプレーや攻撃参加を通じてゴールに絡めることは、守備専門の選手にとって大きな付加価値になる。
一方、所属するSTVVは11月2日のOHルーヴェン戦に1-2で敗れ、リーグ戦5連敗となった。さらに11月3日にはフレデリック・デ・メイヤー監督との契約解除を発表している。
チームが指導体制の転換期に入ったことで、今後の谷口の起用法や最終ラインの構成にも注目が集まる。
【アキレス腱断裂からの復帰】2024年の大けがをどう乗り越えた?
谷口のキャリアにおける大きな転換点は、2024年11月のアキレス腱断裂だった。
当時はベルギーのSTVVでプレーしており、11月8日のメヘレン戦で負傷。11月13日に手術を受けたことを、クラブが11月16日に公式発表している。
その後は長期離脱となり、具体的な復帰時期も回復状況を見ながら判断すると説明された。
歩くことも難しかったリハビリ初期
2026年1月23日に日本サッカー協会が公開したインタビューで、谷口本人が当時の状況を振り返っている。
2024年末から2025年初頭にかけては装具を使って歩く状態で、サッカー選手として再びプレーするイメージを持つことも難しかったという。
特に大きかったのは、2026年ワールドカップを目指す日本代表の活動から離れることになった点だ。
谷口は代表復帰への思いをリハビリの原動力として挙げている。
2025年5月にクラブ復帰、10月に日本代表復帰
復帰までの経緯を整理すると、次のようになる。
- 2024年11月8日: メヘレン戦で左足を負傷
- 2024年11月13日: 手術を実施
- 2024年末~2025年初頭: 装具を使用しながらリハビリ
- 2025年5月: STVVのシーズン最終戦で実戦復帰
- 2025年10月14日: キリンチャレンジカップのブラジル戦で日本代表復帰
代表復帰戦となったブラジル戦は、日本が3-2で歴史的な勝利を収めた試合でもある。
谷口自身は約1年ぶりの代表戦で先発し、フル出場を果たした。
当時の心境について、JFAのインタビューでは次のように語っている。
「自分のキャリアが懸かった試合だと覚悟を決めて臨みました。」
この試合は、けがから戻ったというだけでなく、トップレベルで再び競争できることを示した重要な一戦だった。
その後、2025年11月のガーナ戦、ボリビア戦にも先発。2026年W杯のメンバー入りにつなげた。
アキレス腱断裂からW杯出場までの復活は、谷口のキャリアを象徴する出来事の一つとなった。
【ポジション・プレースタイル】谷口彰悟の守備力が評価される理由
谷口の主戦場はセンターバックだ。
185cmという体格を生かした空中戦だけでなく、守備ライン全体のバランスを整える判断力や、後方からのビルドアップ能力が特徴となっている。
1. ポジショニングと状況判断
センターバックに必要なのは、相手選手に対して身体をぶつける能力だけではない。
相手の動きを予測し、危険なスペースを先に埋めることも重要になる。
谷口は川崎フロンターレ時代から長期間、守備の中心を担ってきた。試合の流れを読みながら最終ラインを整える経験は、現在の欧州でのプレーにも生きている。
2. ビルドアップとパス能力
谷口の特徴として見逃せないのが、後方から攻撃を組み立てる能力だ。
守備でボールを奪った後、単純に前へ蹴り出すだけでなく、味方の位置を確認しながらパスを選択できる。
Japan Football Dataが2025年シーズンと2026年シーズンの対象出場時間を合算したデータでは、パス成功率は88%、デュエル勝率は57%となっている。
この数字は単一シーズンだけの成績ではないが、谷口が守備だけでなく、ボール保持にも貢献するセンターバックであることを考える材料になる。
3. 3バックへの適応力
森保ジャパンは2024年6月以降、3バックを採用している。
谷口はJFAのインタビューで、チームが3バックの戦い方に慣れ、選手同士の立ち位置や連動がスムーズになったと説明していた。
3バックの中央や左右のセンターバックには、守備範囲の調整だけでなく、味方との距離感やカバーリングの判断も求められる。
長年のクラブ経験と代表経験を持つ谷口は、こうした戦術的な要求に対応できる選手だ。
谷口彰悟のプレースタイルを評価するポイント
| 評価項目 | 特徴 |
|---|---|
| 対人守備 | 相手との距離感や予測を生かした対応 |
| 空中戦 | 185cmの体格を生かした競り合い |
| ポジショニング | 最終ラインのバランスを整える判断 |
| パス能力 | 後方からのビルドアップに貢献 |
| 戦術理解 | 3バックを含む守備組織への適応 |
| 経験 | J1優勝、海外リーグ、W杯を経験 |
一方、35歳という年齢を考えると、長い距離を繰り返しカバーする負荷や、連戦でのコンディション管理は今後の評価材料になる。
谷口の価値を判断する際は、タックル数や得点数だけでなく、出場時間、最終ラインの安定性、パスの質まで見る必要がある。
【日本代表通算成績・背番号】谷口彰悟は何試合に出場した?
谷口は2015年に日本代表に初選出された。
ただし、初選出後すぐに代表の中心選手となったわけではない。招集から遠ざかった時期もあり、2022年カタールW杯での経験を経て、代表選手としての存在感を高めていった。
日本サッカー協会の選手プロフィールでは、代表通算成績は次のように掲載されている。
日本代表通算成績
出場試合数
得点数
JFA選手プロフィール掲載値。2026年W杯での出場を含む。
日本代表での主な実績
- 2015年:日本代表初選出
- 2022年:カタールW杯出場、2試合出場
- 2023年:エルサルバドル戦で代表初得点
- 2025年10月:アキレス腱断裂から代表復帰
- 2026年:北米3か国共催W杯に出場、3試合出場
谷口彰悟の背番号は3?5?
背番号については、所属クラブと日本代表で区別する必要がある。
| 所属・大会 | 背番号 |
|---|---|
| シント=トロイデンVV | 5 |
| 2026年W杯日本代表 | 3 |
| 2026年9月の日本代表 | 瀬古歩夢が3を着用 |
STVVの公式選手プロフィールでは背番号5が確認できる。W杯では背番号3を着用したが、大会後の代表招集ではメンバー構成が変わっている。
【谷口彰悟に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:谷口彰悟は2026年ワールドカップに出場しましたか?
2026年W杯の日本代表メンバーに選出され、オランダ戦、スウェーデン戦、ブラジル戦の3試合に出場しました。合計出場時間は231分です。
Q2:谷口彰悟の現在の所属クラブはどこですか?
ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)です。2026年7月28日に再契約が発表され、2026-27シーズンも同クラブでプレーしています。
Q3:谷口彰悟はアキレス腱断裂から復帰していますか?
復帰しています。2024年11月に左足のアキレス腱を断裂し、手術を受けましたが、2025年5月にクラブの公式戦で復帰。同年10月には日本代表にも戻りました。
Q4:谷口彰悟の日本代表通算出場数は?
日本サッカー協会の選手プロフィールでは41試合1得点です。
Q5:谷口彰悟のポジションは何ですか?
主なポジションはセンターバックです。守備ラインの統率、対人守備、後方からのビルドアップを得意としています。
まとめ:谷口彰悟の現在地は?35歳で迎える次の挑戦
谷口彰悟は、川崎フロンターレでJ1優勝4回を経験し、カタールW杯、ベルギーでのプレーを経て、2026年W杯にも出場した実績あるセンターバックだ。
2024年11月のアキレス腱断裂は大きな試練だったが、2025年5月のクラブ復帰、同年10月の日本代表復帰を経て、2026年には再び世界の舞台に立った。
現在はシント=トロイデンVVと再契約し、2026-27シーズンも欧州でプレーを続けている。今季は得点も記録しており、守備だけにとどまらない貢献を見せている。
今後注目したいポイントは3つある。
1. STVVでの出場機会: 新監督の下で先発出場を増やせるか。
2. コンディションの維持: 大きなけがを経験した後、連戦の中で安定したパフォーマンスを保てるか。
3. 日本代表への再招集: 欧州での実績を積み重ね、次の代表活動に戻れるか。
谷口彰悟のキャリアは、単に日本代表に選ばれた回数やクラブで獲得したタイトルだけでは評価しきれない。大きなけがから復帰し、35歳でも欧州の第一線で競争を続ける姿勢こそ、現在の彼を語るうえで重要なポイントだ。
2026年W杯を終えた今、次の目標は所属クラブでのさらなる安定と、日本代表で再び存在感を示すことになる。STVVでの新シーズンの活躍が、谷口の今後を占う重要な材料となりそうだ。 (出典: 日本 代表 谷口(Yahoo!ニュース))