岐阜県揖斐郡池田町にある天然温泉「池田温泉」は、2026年11月現在、本館が臨時休業となっている一方、新館では日帰り入浴を利用できます。中東情勢に伴う重油の供給不安定化が営業に影響し、2026年4月3日から新館のみの営業に切り替わった経緯があります。お盆期間などには本館も一時的に営業しましたが、8月17日から再び臨時休館となりました。
現在の新館は10時から22時まで営業し、平日の大人料金は700円、土日祝日は800円です。泉質はpH8.8のアルカリ性単純温泉で、重曹を多く含む独特のつるつるとした湯ざわりが魅力。この記事では、公式サイトと池田町の公表資料をもとに、本館・新館の営業状況、料金、定休日、泉質、口コミ、道の駅の足湯、アクセス、2027年の運営体制変更まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 営業状況:2026年11月現在、本館は臨時休業中。新館は水曜日を除き10時~22時で営業しています。
- 入浴料金:大人は平日700円、土日祝日800円。小人350円、3歳未満は無料です。
- 泉質と魅力:pH8.8のアルカリ性単純温泉。重曹成分による独特のぬめりと、肌がつるつるするような浴感が特徴です。
【2026年11月最新】池田温泉はどこまで利用できる?本館休業と新館の営業状況
2026年11月3日時点で、池田温泉は全面休業しているわけではありません。通常の日帰り入浴を希望する場合は、新館を利用できます。本館については公式サイトの施設案内に「現在臨時休業中」と掲載されており、通常営業への復帰時期は発表されていません。
本館が臨時休業になった理由は重油の供給不安
池田温泉の営業に大きな影響を与えたのは、2026年3月中旬から続いた重油の調達問題です。施設側の2026年7月16日付の経営状況報告によると、中東情勢の影響で重油の仕入れが不安定になり、4月3日から新館のみの営業となりました。
その後、ゴールデンウィークとお盆期間には納入業者との協議によって本館も限定的に営業しました。しかし、安定的な供給が確保できなかったため、8月17日から再び本館を臨時休館することになりました。
8月17日付の公式発表では、新館については水曜日の定休日を除き、朝10時から営業すると案内されています。本館の再開を期待していた利用者にとっては残念な状況ですが、温泉そのものを楽しめる受け皿は新館に残されています。
10月には新館の設備トラブルも発生、現在は復旧
2026年10月13日には、新館の設備動作不良により露天風呂の利用が一時休止されました。当日は内湯、サウナ、水風呂、歩行浴、壺湯のみの営業となりました。
しかし、翌14日に公式サイトから設備の復旧が発表され、10月15日以降は通常どおり利用できると案内されています。したがって、10月の露天風呂利用休止を現在も続いている制限と混同しないよう注意が必要です。
2027年には新しい運営体制へ移行する予定
池田温泉では施設の経営再建に向けた取り組みも進んでいます。2026年8月31日の公式発表によると、新たな指定管理者として「Spa Resort 湯の華グループ」が決定しました。
管理・運営の移行は、本館が2027年4月、新館が2027年秋以降の予定です。これは今後の再建に向けた重要な動きですが、2026年11月時点の営業状況が直ちに変わることを意味するものではありません。
訪問者にとっては、2026年中は新館を中心に利用し、2027年以降は運営移行に伴う営業時間やサービスの変更にも注目する必要があります。
【2026年最新料金】池田温泉の日帰り入浴費用・営業時間・定休日
池田温泉の新館は、平日と土日祝日で大人の入浴料金が異なります。公式サイトに掲載されている2026年現在の料金は以下のとおりです。
大人・子どもの入浴料金
- 大人(中学生以上):平日700円
- 大人(中学生以上):土日祝日800円
- 小人(3歳~小学生):350円
- 幼児(3歳未満):無料
大人の場合、休日は平日より100円高くなります。家族で訪問する場合も、3歳未満は無料、小学生までは350円という料金設定なので、子ども連れの日帰り入浴にも利用しやすい施設です。
新館の営業時間と定休日
新館の営業時間は10時~22時、最終受付21時30分です。2026年6月16日の公式発表では、本館の臨時休業中に限り、新館の営業時間を7月から10時開始に変更すると説明されています。
定休日は毎週水曜日です。ただし、水曜日が祝日の場合は営業し、翌日が休館となる案内もあります。年末年始については12月30日・31日が休館日として掲載されています。
特に遠方から訪れる場合は、通常の営業時間だけでなく、祝日による休館日の振り替えや臨時のお知らせも確認しておきましょう。
回数券を利用すると1回あたりの費用を抑えられる
池田温泉では、本館・新館の両方で使用できる回数券も販売されています。現在の公式案内に掲載されている内容は次のとおりです。
- 大人回数券:7,000円(11枚綴り)
- 小人回数券:3,500円(11枚綴り)
- 特別割引回数券:5,000円(10枚綴り)
- 池田町高齢者割引回数券:5,000円(10枚綴り)
大人回数券は11回分で7,000円なので、1回あたり約636円です。通常の平日料金700円と比べても、1回あたり約64円お得になります。
ただし、通常の回数券には有効期限があり、公式案内では購入月から4か月後の月末までとされています。また、旧券については別の取り扱いがあり、有効期限の記載がない回数券や入浴券は2027年3月31日までに利用するよう案内されています。手元の券面に記載された期限を必ず確認してください。
【本館と新館を徹底比較】営業状況・設備・利用するメリットの違い
池田温泉には本館と新館があり、同じ源泉を使用しながら、浴場の構造や雰囲気に違いがあります。施設の比較で重要なのは、どちらが優れているかという単純な評価ではなく、利用目的に合っているかどうかです。
| 比較項目 | 本館 | 新館 |
|---|---|---|
| 所在地 | 池田町片山3021-1 | 池田町片山1970-1 |
| 2026年11月の営業状況 | 臨時休業中 | 営業中 |
| 通常営業時間 | 11:00~22:00 | 10:00~22:00 |
| 最終受付 | 21:30 | 21:30 |
| 通常の定休日 | 月・火曜日 | 水曜日 |
| 主な浴場の特徴 | 滑り台、岩風呂、源泉風呂、サウナ | 露天ジェット風呂、歩行浴、寝ころび湯、打たせ湯、サウナ |
| 特徴的な設備 | 南露天風呂の滑り台 | 広い脱衣場・洗い場、ふくしの湯 |
| 源泉 | 新館と同じ源泉 | 本館と同じ源泉 |
| 現在の利用判断 | 営業再開のお知らせを待つ | 通常の日帰り入浴はこちらを利用 |
本館は自然の雰囲気と滑り台風呂が特徴
本館の魅力は、自然に囲まれた露天風呂と、南露天風呂に設置された滑り台です。温泉に入るだけでなく、遊びの要素も楽しめる構成になっています。
岐阜県観光公式サイトでも、本館は滑り台風呂や湯遊びを楽しめる施設として紹介されています。従来の本館を目当てに訪れる人にとっては、現在の臨時休業は大きな変更点です。
新館は広さと快適性、設備の充実度が魅力
新館は脱衣場や洗い場の数が多く、ゆったりと利用できる点が特徴です。内湯のほか、露天ジェット風呂、歩行浴、寝ころび湯、打たせ湯などが設けられています。
また、介助が必要な人向けの「ふくしの湯」も新館にあります。通常の温泉入浴だけでなく、身体的な事情によって一般浴場の利用が難しい人にも配慮した施設です。
両館で使用する源泉は同じです。そのため、池田温泉ならではの重曹を含んだ湯ざわりを楽しみたいのであれば、現在営業している新館でも温泉の大きな魅力を体験できます。
【泉質を科学的に解説】池田温泉はアルカリ性単純温泉・重曹泉の美肌の湯
池田温泉の最大の特徴は、独特のぬめりを感じる湯です。温泉に入ったときに肌がつるつるするような感覚があり、一般に「美肌の湯」「重曹泉」といった呼び方でも親しまれています。
公式分析で確認されたpH8.8のアルカリ性単純温泉
池田温泉の公式サイトによると、2018年8月に温泉成分の再分析が行われました。その結果、泉質はアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)と確認されています。
- 泉質:アルカリ性単純温泉
- pH値:8.8
- 源泉温度:29.7℃
- 溶存成分総量:1kgあたり919.7mg
- 湧出深度:約1,500m
- 飲用:不可
pH8.8という数値はアルカリ性を示しており、池田温泉の特徴である滑らかな湯ざわりにも関係しています。
重曹成分がつるつるとした浴感を生み出す
公式の成分分析では、温泉水1kgあたりナトリウムイオン258.4mg、炭酸水素イオン581.4mgが含まれています。
この炭酸水素イオンとナトリウムイオンが、重曹、すなわち炭酸水素ナトリウムに由来する特徴を示しています。公式サイトでも、池田温泉の湯を純重曹のお湯として紹介しています。
重曹を多く含むアルカリ性の湯は、皮脂や古い角質に作用することで、入浴中に石けんを使ったような滑らかな感触を生み出します。これが池田温泉でよく知られる「つるすべ感」の理由です。
ただし、美肌効果という表現は入浴による肌触りや洗浄作用に関する期待を示すもので、医学的な治療効果を保証するものではありません。肌質によって感じ方も異なります。
加温・循環・消毒などの温泉利用方法も確認
池田温泉は源泉温度が29.7℃の低温泉です。そのため、入浴に適した温度にするための加温が行われています。
公式の温泉法に基づく表示では、加温あり、循環あり、消毒あり、加水なし、入浴剤なしとなっています。天然温泉であっても、源泉をそのままの温度で浴槽に注いでいるわけではないことが分かります。
泉質にこだわる人は、こうした温泉分析情報も確認しておくと、施設の特徴をより深く理解できます。
【アクセス・周辺観光】池野駅からの行き方と道の駅池田温泉の足湯
池田温泉は岐阜県揖斐郡池田町片山に位置しています。自動車でのアクセスが便利ですが、養老鉄道を利用して訪れることもできます。
車でのアクセス
公式サイトに掲載されている主なアクセス時間は次のとおりです。
- 東海環状自動車道・大野神戸ICから約10分
- 大垣西ICから約20分
- 名神高速道路・関ヶ原ICから約20分
本館と新館にはそれぞれ駐車場があり、満車の場合は隣接する道の駅池田温泉の駐車場も利用できます。道の駅には普通車154台、大型車13台の駐車スペースがあります。
電車の場合は養老鉄道・池野駅が最寄り
公共交通機関を利用する場合は、養老鉄道の池野駅が最寄り駅です。駅から施設まではタクシーで移動する必要があります。
岐阜県観光公式サイトでは、JR大垣駅から養老鉄道池野駅まで約18分、池野駅からタクシーで約10分というアクセス情報が紹介されています。
池野駅から施設までの徒歩移動を前提にするより、タクシーの利用を考えておく方が安心です。帰りのタクシーについても、事前に手配方法を確認しておくと移動がスムーズになります。
道の駅池田温泉の足湯は2026年4月に利用再開
池田温泉の隣には「道の駅池田温泉」があります。地元農産物や特産品、飲食スペースなどを備えた観光拠点で、天然温泉を使った足湯も設置されています。
2026年4月22日から設備改修のため足湯が一時休止されましたが、4月24日付の公式発表で通常利用への復帰が案内されました。
道の駅の施設営業時間は10時~17時。定休日は毎週水曜日で、祝日の場合は翌日が休館となります。年末年始の休館日は12月30日から1月1日です。
足湯の利用を目的に立ち寄る場合も、設備の臨時休止などが発生する可能性があるため、訪問当日の案内を確認しておきましょう。
なお、道の駅の営業時間と温泉新館の営業時間は異なります。夕方以降に温泉へ行く予定なら、道の駅の営業終了時刻と混同しないことが大切です。
池田町周辺の観光も組み合わせられる
池田町周辺では、池田山や霞間ヶ渓、大津谷公園など、自然を楽しめる場所も紹介されています。温泉だけでなく、周辺の景観や道の駅での買い物を組み合わせれば、日帰り旅行としても充実した時間を過ごせます。
道の駅には地元の農産物や特産品を扱う店舗、飲食スペースもあります。温泉の前後に食事や買い物を楽しむ計画も立てやすいでしょう。
【ふくしの湯・口コミ評判】予約方法と訪問前に知りたい注意点
池田温泉には、一般的な日帰り入浴とは別に、身体的な事情によって通常の浴場利用が難しい人のための「ふくしの湯」が設けられています。また、口コミでは独特の湯ざわりが評価される一方、施設の使い勝手については個人差も見られます。
ふくしの湯は新館にある完全予約制の浴室
ふくしの湯は、障がい、怪我、病気、高齢などの理由で一般浴場の利用が困難な人を対象とした予約制の浴室です。
介助用の入浴リフトが設置されており、必ず付き添いの人と一緒に利用する仕組みになっています。
利用条件と料金は次のとおりです。
- 利用場所:新館
- 予約方法:電話による完全予約制
- 予約開始:利用日の1か月前から
- 利用人数:2名以上
- 利用上限:1日3組、1組6名まで
- 利用料金:通常の入浴料金+部屋料2,000円(1組あたり)
利用時間は1回75分で、次の3枠に分かれています。
- 11時45分~13時
- 14時~15時15分
- 16時30分~17時45分
予約・問い合わせ先は新館の0585-45-0261です。利用人数や介助の必要性などについて、予約時に相談しておくとよいでしょう。
池田温泉の口コミでは湯のぬめりが評価されている
池田温泉の口コミで目立つ特徴の一つが、独特のぬるっとした湯ざわりです。じゃらんの新館クチコミやYahoo!マップの利用者投稿にも、湯の滑らかさや入浴後の爽快感に触れた感想が見られます。
一方で、浴場の設備の使いやすさ、混雑時の過ごしやすさ、利用者のマナーなどについては、評価が分かれることもあります。温泉の泉質に対する満足度と、施設全体の使い勝手に対する満足度は分けて考える必要があります。
口コミの点数だけで判断するのではなく、自分が何を重視するかを考えることが大切です。泉質を楽しみたい人と、施設の広さや設備の充実を求める人では、評価するポイントが異なります。
日帰り入浴は予約不要、ふくしの湯だけ予約が必要
池田温泉の一般的な日帰り入浴には予約は必要ありません。営業時間内に新館へ行き、館内の券売機で入浴券を購入する方式です。
支払いには現金のほか、交通系電子マネー、nanaco、WAON、クレジットカード、PayPay、楽天ペイ、au PAYなどが利用できます。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤーは無料で利用できますが、タオルやバスタオルなどはフロントでの販売となっています。手ぶらで訪問する場合は、タオル類の追加費用も考慮しておきましょう。
また、池田温泉の館内には現在食事処がありません。食事を予定している場合は、道の駅など周辺施設を利用するか、入浴前後の食事場所を決めておくと安心です。
【よくある質問】岐阜・池田温泉に関するFAQ
Q1:2026年11月現在、池田温泉の本館は営業していますか?
A1:本館は臨時休業中です。重油の供給不安定化が原因で、2026年8月17日から再び休館しています。再開日は公式発表されていません。
Q2:池田温泉新館の営業時間と定休日は?
A2:10時~22時で、最終受付は21時30分です。定休日は原則として毎週水曜日ですが、祝日の場合は営業し、翌日が休館となる案内があります。
Q3:池田温泉の入浴料金はいくらですか?
A3:大人は平日700円、土日祝日800円、小人は350円、3歳未満は無料です。
Q4:池田温泉はどのような泉質ですか?
A4:アルカリ性単純温泉です。pH8.8で、炭酸水素ナトリウムに由来する成分を多く含み、つるつるとした湯ざわりが特徴です。
Q5:道の駅池田温泉の足湯は現在利用できますか?
A5:2026年4月24日に通常利用の再開が公式発表されています。道の駅の営業時間は10時~17時です。臨時休止の有無は訪問前に確認してください。
Q6:池田温泉のふくしの湯は予約が必要ですか?
A6:完全予約制です。利用日の1か月前から予約でき、電話0585-45-0261で受け付けています。通常の入浴料金に加えて、1組あたり2,000円の部屋料が必要です。
Q7:池田温泉の回数券には有効期限がありますか?
A7:通常の回数券は購入月から4か月後の月末までが有効期限です。期限の記載がない旧券については、2027年3月31日までの利用が案内されています。
まとめ:池田温泉は新館を中心に利用し、営業情報を確認して訪問しよう
2026年11月現在の岐阜・池田温泉は、本館が臨時休業しているものの、新館では通常の日帰り入浴を楽しめます。新館の営業時間は10時~22時、最終受付21時30分。大人料金は平日700円、土日祝日800円です。
池田温泉ならではの魅力は、pH8.8のアルカリ性単純温泉と、重曹成分による独特のつるすべとした湯ざわりです。本館と新館は同じ源泉を使用しているため、現在は新館を利用することで、その泉質を楽しめます。
道の駅池田温泉では足湯や地元グルメ、農産物の買い物も楽しめます。養老鉄道の池野駅からタクシーでアクセスできるほか、自動車なら大野神戸ICから約10分です。
【プロの結論】2026年中に池田温泉を訪れるなら、施設選びは新館を第一候補にするのが現実的です。本館の滑り台風呂や露天風呂を目当てにした旅行は、営業再開が公表されるまで計画を保留するのが賢明でしょう。泉質を楽しみたい人、家族で日帰り入浴をしたい人、介助が必要な人には、それぞれ新館の一般浴場やふくしの湯という選択肢があります。
さらに、2027年にはSpa Resort 湯の華グループへの指定管理者移行が予定されています。今後のリニューアルや運営方針の変更にも注目したいところです。
訪問直前には、池田温泉公式サイトのお知らせ欄で本館の再開状況、新館の設備状況、料金、定休日を確認してください。営業情報を把握しておけば、池田町の温泉と周辺観光をより安心して楽しめます。
主な確認資料
- 池田温泉公式サイト・利用ガイド、営業案内、泉質情報
- 池田温泉公式発表・2026年8月17日、9月15日、10月14日のお知らせ
- 池田町および池田温泉の指定管理者に関する公表資料
- 道の駅池田温泉公式施設案内
- 岐阜県観光公式サイト、じゃらん、Yahoo!マップの掲載情報
(出典: 岐阜 池田 温泉(Yahoo!ニュース))