2026年現在、稲村亜美は野球関連の仕事を続けながら、スポーツ番組やラジオなど幅広い分野で活動している。
所属事務所の浅井企画が公開している2026年版タレント情報では、フジテレビONE「プロ野球ニュース」のMCを毎週水曜日に担当。さらに、TBSラジオの「稲村亜美の相続相談フルスイング!」や、YBS山梨放送の「稲村亜美のヤマあり、たにナシ野球のハナシ」など、野球と関わるレギュラー番組も掲載されている。2026年1月には「浅井企画タレントカタログ2026」の公開も告知された。
2026年5月には始球式の特別コーチとして登場
2026年5月22日の日刊スポーツは、稲村が元プロ野球選手の五十嵐亮太氏の公式YouTube企画「山本萩子始球式プロジェクト第二弾」に特別コーチとして出演したことを報じた。
指導を受けたのは、始球式を予定していた山本萩子。稲村は実際に投球を実演しながら、ワインドアップのフォームや腕の使い方をアドバイスした。
特に注目されたのが、リリース前に投球する腕を耳の後ろへ最短距離で持ってくるという助言だ。五十嵐亮太氏も、そのアドバイスを理にかなったものとして評価した。
同記事では、稲村の始球式経験について、海外を含めて30回以上と紹介されている。これはNPB公式戦だけの登板数ではなく、国内外のイベントを含む経験値だ。
かつて球速を競う立場だった稲村が、2026年にはほかの人の投球を指導する立場にもなっている。始球式の経験が、野球を伝える仕事や後進へのアドバイスにつながっている点は、現在の活動を象徴する変化といえる。
12球団制覇は達成した?
2023年8月の広島戦後、本人は12球団制覇まで残り1球団と説明していた。2024年7月のTOKYO FMのインタビューでも、巨人の主催試合で投げたいという希望を語っている。
2026年5月の日刊スポーツの記事では30回以上の始球式経験が紹介されているものの、巨人主催試合での登板や12球団制覇の達成については触れられていない。したがって、公開情報から確認できるNPBの球団別実績は、11球団到達が最後の明確な節目となっている。
今後の注目点は、巨人主催試合での始球式が実現するかどうかだ。東京ドームでの登板経験はあっても、巨人の主催試合という条件を満たすことが12球団制覇の鍵になる。
【プロの結論】稲村亜美の始球式記録を正しく評価する3つの視点
稲村亜美の投球実績を評価するときは、単純に最高球速だけを見るのではなく、記録の条件やキャリア全体の流れを押さえることが大切だ。
1.105キロは自己最速、103キロは公式戦の代表記録
最も大切なのは、105キロと103キロを混同しないこと。105キロはロッテのファン感謝イベントで平沢大河との対決中に記録した球速であり、公式戦の始球式での最高記録として紹介されるのは103キロだ。
さらに、2017年の甲子園でも103キロを記録している。公式戦で100キロを超える投球を複数回披露している点に、稲村の投球実績の価値がある。
2.登板回数は記録の掲載範囲を区別する
浅井企画の公式プロフィールに掲載された2015~2017年のプロ野球公式戦の記録は15件。しかし、その後の2018年、2021年、2023年にも登板しており、2026年5月には海外を含む30回以上の経験が報じられている。
そのため、プロフィール掲載の15件を通算登板数として扱うのは誤りだ。また、ファン感謝デーや台湾プロ野球、女子プロ野球などを含めるかどうかでも集計対象が変わる。
3.始球式の評価は球速だけで決まらない
稲村の始球式が長く支持されてきた理由は、豪快なフォームや球速だけではない。投球後にマウンドの土を整え、選手や球場に敬意を払う姿も印象的だった。
2023年8月の広島戦では、98キロを計測したものの、ボールは大きくワンバウンドする暴投になった。それでも投球後にマウンドを整え、選手に一礼する姿が報道されている。
始球式は一球勝負であり、ストライクかどうか、球速が何キロかだけでなく、その場に立つまでの準備や野球への向き合い方も含めて評価したい。
【稲村亜美の始球式】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:稲村亜美が始球式で記録した最高球速は何キロですか?
A1:自己最速は105キロです。2016年11月23日の千葉ロッテマリーンズのファン感謝デーで、平沢大河との1打席対決中に記録しました。プロ野球公式戦の始球式での最高記録は103キロです。
Q2:稲村亜美は始球式に何回登板していますか?
A2:2026年5月の日刊スポーツによると、海外を含めて30回以上です。浅井企画の公式プロフィールには2015~2017年のプロ野球公式戦の登板記録が15件掲載されていますが、後年の登板は別途確認する必要があります。
Q3:稲村亜美は甲子園で何キロを記録しましたか?
A3:2017年4月8日の阪神対巨人戦で103キロを記録しました。これは当時の自己最速タイで、ノーバウンドの投球でした。4月25日の阪神対DeNA戦でも101キロを計測しています。
Q4:大谷翔平に始球式で投げたことはありますか?
A4:あります。2016年7月3日の福岡ヤフオクドームでのソフトバンク対日本ハム戦で、大谷翔平が打者として立つ中、始球式を務めました。球速は97キロでした。
Q5:台湾プロ野球でも始球式をしたのですか?
A5:はい。2016年5月8日、台湾の新荘体育場野球場で開催された中信兄弟対統一セブンイレブン・ライオンズ戦で始球式を務め、104キロを記録しました。
Q6:2026年現在、12球団すべてで始球式を達成していますか?
A6:公開情報で最後に明確に確認できるのは11球団です。2024年の本人の発言では残る球団は巨人でした。2026年には始球式の特別コーチとしても活動していますが、巨人主催試合での登板による12球団制覇は確認できていません。
まとめ:稲村亜美の始球式は103キロと105キロの違いがポイント
稲村亜美の始球式は、2015年のプロ野球初登板から始まり、2016年の103キロ、台湾での104キロ、ロッテのファン感謝イベントでの105キロと、印象的な記録を積み重ねてきた。
特に重要なのは、公式戦の始球式で記録した103キロと、イベントでの自己最速105キロを区別することだ。両者は投球の場面が違い、105キロは平沢大河との対決中に記録した数字である。
また、甲子園での103キロ、大谷翔平を打者に迎えた97キロの投球、台湾プロ野球での104キロなど、国内外で幅広い実績を持っている。2026年には海外を含む30回以上の始球式経験を生かし、特別コーチとして投球指導にも携わっている。
今後の最大の見どころは、残る巨人主催試合への登板と12球団制覇の実現だろう。神スイングから始まった稲村亜美の野球人生は、神ピッチング、そして野球を伝える立場へと広がっている。105キロという数字だけでなく、その積み重ねこそが彼女の始球式実績の本当の価値だ。 (出典: 稲村 亜美 始球 式(Yahoo!ニュース))