頭皮の臭いが気になるとき、外出先でも手軽に使えるのが頭皮用消臭スプレーです。汗をかいた後の酸っぱい臭い、夕方になると気になる皮脂臭、帽子を脱いだときの蒸れた臭いなど、頭皮のニオイにはいくつかのタイプがあります。市販の頭皮臭対策スプレーには、臭いの原因にアプローチする薬用デオドラントから、香りや冷感でリフレッシュするヘアスプレーまであり、製品によって目的や成分が異なります。
2026年11月現在、商品選びで確認したいのは、単に「消臭」「頭皮用」と書かれているかどうかではありません。医薬部外品か化粧品か、有効成分は何か、頭皮への使用が認められているか、無香料か香り付きかといった違いが、使い心地や選びやすさを左右します。頭皮臭の原因からおすすめ商品の比較、成分表示の読み方、シャンプーとの併用方法まで、実際の製品情報をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 頭皮臭スプレーの役割:消臭・制汗を目的とする薬用製品と、香りや冷感で臭いを目立ちにくくする製品は別物。
- おすすめの選び方:頭皮への使用が明記され、有効成分・香料・使用方法を確認できる商品を選ぶ。
- 効果を引き出す方法:洗髪・すすぎ・ドライヤーによる基本ケアとスプレーを組み合わせる。
【最初に結論】頭皮臭いスプレーは効果がある?消臭と香りづけの違い
頭皮臭いスプレーは、選ぶ製品と臭いの原因が合っていれば、汗臭さや皮脂臭を軽減するための補助的なケアとして役立ちます。ただし、どのスプレーも同じ働きをするわけではありません。
特に区別したいのが、薬用デオドラントとヘアリフレッシャーです。前者は承認された効能・効果の範囲内で制汗や皮膚汗臭への対策を目的とするもの、後者は香りや清涼感、髪のベタつき対策などを中心とするものです。
薬用デオドラントは臭いの発生を抑えることが目的
医薬部外品の頭皮用デオドラントには、製品によって制汗成分や殺菌成分が配合されています。
例えば、パラフェノールスルホン酸亜鉛は制汗を目的とする有効成分として、イソプロピルメチルフェノール(シメン-5-オール)は殺菌を目的とする有効成分として、製品の処方に使用されています。
こうした成分を配合した製品は、汗や皮膚汗臭への対策を考えている人に向いています。ただし、配合されているだけで、あらゆる臭いを完全に取り除けるわけではありません。実際の効能・効果は、それぞれの製品の承認内容や表示を確認する必要があります。
香り付きスプレーは臭いを目立ちにくくするタイプ
ヘアリフレッシャーやクール系の頭皮スプレーは、メントールによる清涼感や香料によるリフレッシュ感を重視しています。
例えば、花王の「リーゼ ヘアリフレッシャー」は、髪や頭皮に直接使用できる商品です。メントールを配合し、ピーチの香りとパチパチとはじける使用感で、汗による髪・頭皮のベタつきや気になる臭いに対応しています。
一方、薬用デオドラントと同じ制汗・殺菌効果を持つと判断することはできません。香りでリフレッシュしたいのか、汗臭そのものを抑えたいのかによって選択肢が変わります。
スプレーだけでは根本的な解決にならない場合もある
頭皮に皮脂が残っていたり、洗髪後に十分乾いていなかったりすると、時間の経過とともに臭いが再び気になることがあります。
スプレーは外出先での応急的なケアには便利ですが、洗髪や頭皮環境の改善に代わるものではありません。臭いが繰り返される場合は、毎日の洗い方や乾かし方も見直す必要があります。
【原因を知る】頭皮の臭いはなぜ発生する?皮脂臭・汗臭・加齢臭の違い
頭皮の臭いを効率よく抑えるには、まず何が臭いの発生源になっているのかを知ることが大切です。頭皮の臭いは汗だけが原因ではなく、皮脂、皮膚常在菌、酸化、洗髪後の湿気などが複合的に関係しています。
1.皮脂の酸化による脂っぽい臭い
頭皮は皮脂腺が多く、皮脂が分泌されやすい部位です。分泌された直後の皮脂そのものは、必ずしも強い臭いを発するわけではありません。
花王の頭皮研究情報によると、頭皮上に残った皮脂は時間の経過とともに変化し、皮膚常在菌による分解や酸化によって不快な臭いの原因物質が生まれます。
皮脂が多く残ると、脂っぽい臭いが目立ちやすくなります。夕方になると頭頂部や前髪の根元がベタつき、頭を動かしたときに臭いが気になる場合は、皮脂の蓄積が関係している可能性があります。
2.汗と皮膚常在菌による酸っぱい臭い
汗をかいた後に気になる酸っぱい臭いも、頭皮臭の代表的なタイプです。
花王の解説では、頭皮上の皮脂や汗に含まれるアミノ酸などを皮膚常在菌が分解することで、低級脂肪酸が生成されると説明されています。汗を多くかくと、こうした臭いの発生につながる条件が整いやすくなります。
特に夏場の通勤、運動後、帽子やヘルメットを長時間着用した後は、汗や蒸れが重なり、頭皮臭が気になりやすくなります。
3.加齢やホルモン変化による皮脂臭
年齢を重ねると、皮脂の分泌量や組成が変化することがあります。ホルモンの影響も受けるため、頭皮臭の感じ方には個人差があります。
加齢に伴う臭いでは、皮脂の酸化に関連する物質が関係することもあります。代表的なものとして知られる2-ノネナールは、加齢臭との関連で取り上げられる臭気成分です。
ただし、頭皮が臭うからといって、必ずしも加齢臭とは限りません。汗、皮脂、洗い残し、頭皮の炎症など、別の原因も考えられます。
4.洗い残しや自然乾燥による臭い
シャンプーをしていても、頭皮に洗浄成分や皮脂が残っていると臭いにつながる場合があります。
特に耳の後ろ、襟足、後頭部、髪が密集している部分は、洗い残しやすすぎ残しが起こりやすい場所です。
また、洗髪後に髪を濡れたまま放置すると、頭皮が湿った状態が長く続きます。大正製薬の頭皮ケア情報でも、洗髪後にドライヤーで頭皮を乾かすことが紹介されています。
5.脂漏性皮膚炎などの皮膚トラブル
頭皮の臭いに加えて、フケ、赤み、かゆみ、湿疹などが続く場合は、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患が関係している可能性があります。
脂漏性皮膚炎では、皮膚常在菌の一種であるマラセチアが皮脂を利用して増殖し、炎症に関与することがあります。単純な汗臭対策とは異なり、症状に応じた治療が必要になる場合があります。
清潔にしていても臭いが改善しない、フケやかゆみが続く、頭皮にできものがあるといった場合は、消臭スプレーを重ねるより皮膚科で相談することが適切です。
参考:花王の頭皮・頭髪のニオイに関する研究情報、メディカルノートの医師監修情報。
【2026年版】頭皮臭スプレーおすすめ商品を比較!特徴・成分・価格
頭皮臭対策の商品は、頭皮に直接使用できるか、医薬部外品か、香りの強さ、使いやすさなどで比較すると選びやすくなります。
ここでは、2026年11月時点で公式商品情報や販売情報を確認できる製品を中心に、特徴を整理しました。価格は各掲載情報を確認した時点の税込価格で、販売店や時期によって変動する場合があります。
頭皮用消臭・デオドラントスプレー比較表
| 商品名 | 価格・容量 | 主な特徴・成分 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| NAKICO 薬用制汗フレッシュショット | 1,980円・30mL | 医薬部外品。フェノールスルホン酸亜鉛、シメン-5-オール配合。グレープフルーツの香り。 | 汗と臭いの両方をケアしたい人 |
| MARO17 薬用デオドラントリフレッシュスプレー | 1,320円・95g | 医薬部外品。パラフェノールスルホン酸亜鉛、イソプロピルメチルフェノール配合。ベルガモット&レモンの香り。 | 頭皮と身体を1本でケアしたい人 |
| KAMIKA クリアスカルプミスト | 2,990円・60mL | 医薬部外品。イソプロピルメチルフェノール配合。ミントヴァーベナの香り。 | 頭皮用のミストタイプを探している人 |
| 薬用 DEO 35 PLUS+ | 100mL・3,080円掲載 | 医薬部外品。塩化ベンザルコニウム液、パラフェノールスルホン酸亜鉛配合。グレープフルーツとミントの香り。 | 年齢に伴う皮脂臭や頭皮臭が気になる人 |
| リーゼ ヘアリフレッシャー | 販売店で確認 | メントール配合。ピーチの香り。髪・頭皮のベタつきとリフレッシュを重視。 | 汗をかいた後の冷感や香りを楽しみたい人 |
商品情報の出典:NAKICO、MARO17、KAMIKA、ドクターデオドラント、花王の各公式・商品情報。薬用DEO 35 PLUS+の価格はアットコスメ掲載情報。
NAKICO 薬用制汗フレッシュショット:汗と臭いをまとめてケア
NAKICOの薬用制汗フレッシュショットは、頭皮まわりの汗や臭いを意識した医薬部外品のミストです。
有効成分としてフェノールスルホン酸亜鉛とシメン-5-オールを配合。メーカーは制汗と汗臭へのアプローチを特徴として紹介しています。
ダイレクトノズルを採用しており、髪をかき上げて頭皮に直接スプレーする使い方です。メントールによる清涼感もあります。
公式価格は1,980円(税込)。ただし、フレッシュグレープフルーツの香りが付いているため、香料が苦手な人や完全な無香料を求める人には注意が必要です。
MARO17 薬用デオドラントリフレッシュスプレー:頭皮と身体を兼用
MARO17の薬用デオドラントリフレッシュスプレーは、頭皮と身体の両方に使える医薬部外品です。
有効成分はパラフェノールスルホン酸亜鉛とイソプロピルメチルフェノール。頭皮に使用する際は、容器をよく振り、10cm以上離してスプレーし、地肌全体になじませる方法が公式に案内されています。
95gで1,320円(税込)と、今回比較した薬用製品の中では価格を抑えやすい商品です。
ベルガモット、レモン、ペパーミントが重なる香りが特徴で、清涼感も重視したい人に向いています。一方、香料が配合されているため、無香料を希望する場合は別の商品を検討した方がよいでしょう。
KAMIKA クリアスカルプミスト:持ち歩きやすいミストタイプ
KAMIKAのクリアスカルプミストは、イソプロピルメチルフェノールを有効成分とする医薬部外品です。
メーカー表示の効能・効果は「わきが(腋臭)、皮膚汗臭」。頭皮や髪にも使用できる商品として紹介されており、60mLのミストタイプで持ち運びやすい点が特徴です。
価格は2,990円(税込)。ミントヴァーベナの香りが付いており、使用方法は臭いが気になる部分から10〜15cm離してスプレーすること。メーカーの案内では1回約2〜3プッシュが目安です。
なお、配合成分に植物由来エキスが含まれていても、植物成分だけで臭いが完全に消えるという意味ではありません。有効成分と製品全体の処方を確認しましょう。
薬用 DEO 35 PLUS+:皮脂臭や年齢に伴う臭いを意識した製品
ドクターデオドラントの薬用DEO 35 PLUS+は、年齢に伴う臭いを意識して開発されたデオドラントスプレーです。
有効成分は塩化ベンザルコニウム液とパラフェノールスルホン酸亜鉛。販売情報では頭皮や耳の後ろなど、皮脂臭が気になる部位への使用方法が案内されています。
使用方法の目安は、入浴後にタオルで水分を拭き取り、気になる部分に1プッシュしてなじませること。グレープフルーツとミントの香りが特徴です。
アットコスメには100mL・3,080円の商品情報が掲載されています。販売店によって価格が異なるため、購入前に最新の販売価格を確認してください。
リーゼ ヘアリフレッシャー:香りと冷感を優先する人向け
リーゼ ヘアリフレッシャーは、薬用デオドラントとは異なるタイプの商品です。
髪や頭皮に直接使用でき、メントールによる冷感、ピーチの香り、ベタついた髪をさらっとまとめる使用感が特徴です。
汗をかいた後の不快感を手軽にリセットしたい場合には選択肢になりますが、薬用製品のような承認された制汗・殺菌の効能を期待して選ぶ商品ではありません。
【失敗しない選び方】頭皮スプレーの成分表示と無香料・薬用の見分け方
頭皮用スプレーは、パッケージの印象や香りだけで選ぶと、求めていた効果と実際の使用感が一致しないことがあります。購入前には、商品の分類、成分、香り、使用部位を確認することが大切です。
医薬部外品と化粧品の違いを確認する
まず確認したいのが、商品が医薬部外品なのか、化粧品なのかという分類です。
医薬部外品は、承認された効能・効果と有効成分を持つ製品です。頭皮臭対策であれば、制汗や皮膚汗臭に関する表示があるかを確認しましょう。
一方、化粧品は清潔や美容、皮膚・毛髪を健やかに保つことなどを目的とするものです。香りや清涼感、保湿、ベタつき対策を中心とした製品もあります。
厚生労働省の医薬品・医薬部外品・化粧品に関する制度では、表示できる効能・効果の範囲が区別されています。商品に特定の成分が入っていることだけを理由に、薬用製品と同じ効果があると判断することはできません。
頭皮臭対策で確認したい主な成分
成分表示を見るときは、次のような成分に注目すると商品を比較しやすくなります。
パラフェノールスルホン酸亜鉛:制汗を目的とする有効成分として使用されます。汗による臭いが気になる人が、薬用デオドラントを選ぶ際の確認ポイントです。
イソプロピルメチルフェノール:殺菌を目的とする有効成分です。製品によってシメン-5-オールと表記されることもあります。汗臭対策を目的とした薬用製品に使用されています。
塩化ベンザルコニウム液:殺菌を目的とする有効成分として配合されることがあります。DEO 35 PLUS+などで確認できます。
メントール:清涼感を与える成分です。スプレーした直後に頭皮がすっきり感じられますが、冷たさそのものが消臭効果を証明するわけではありません。
エタノール:溶剤などとして使用される成分です。さっぱりした使用感につながる場合がありますが、敏感肌や乾燥しやすい頭皮では刺激を感じる可能性があります。
カキタンニン・チャ葉エキスなど:消臭や整肌を意識した処方に使用される植物由来成分です。ただし、植物由来だから刺激がない、あるいは必ず高い消臭効果が得られるということではありません。
頭皮スプレーは無香料と香り付きのどちらがよい?
頭皮スプレーを選ぶとき、意外に重要なのが香りです。
香り付きの製品は、汗をかいた後の不快感をリフレッシュしたい人に向いています。柑橘系、ミント系、フローラル系など、好みに合う香りを選べます。
一方、香水やヘアオイル、シャンプーなど複数の香りを使っている人には、無香料の方が組み合わせやすい場合があります。
ただし、無香料と消臭力は別の問題です。香料を使用していない製品でも、臭いを抑えるための有効成分が配合されているとは限りません。
購入時は、次の3点を確認しましょう。
- パッケージに「無香料」と表示されているか。
- 成分表示に香料が含まれていないか。
- 頭皮への使用が公式に認められているか。
今回比較したNAKICO、MARO17、KAMIKA、DEO 35 PLUS+、リーゼの製品はいずれも香りを持つタイプです。無香料を最優先する場合は、頭皮への使用が明記された無香料製品を別途探す必要があります。
頭皮に使える商品かどうかを必ず確認する
一般的な身体用デオドラントスプレーを、頭皮にも使えると自己判断するのは避けましょう。
頭皮は顔に近く、目や粘膜に製品が入りやすい部位です。また、髪の毛があるため、身体と同じ使い方では地肌に成分が届きにくいこともあります。
商品説明や使用上の注意に「頭皮」「地肌」「髪・頭皮」などの記載があるかを確認してください。
【正しい使い方】頭皮スプレーの効果を引き出す手順とシャンプーとの併用
頭皮用スプレーは、使用する場所やタイミングによって使いやすさが変わります。髪の表面だけに噴射するのではなく、製品の指定に従って地肌に届くように使うことが基本です。
基本的な使い方は5ステップ
ステップ1:頭皮の状態を確認する
赤み、傷、湿疹、かゆみなどがある場合は使用を避けます。頭皮に異常がないかを先に確認してください。
ステップ2:髪をかき分ける
頭頂部、側頭部、後頭部など、臭いが気になる部分の髪をかき分けます。髪の毛に大量に噴射するのではなく、地肌に届くように準備します。
ステップ3:指定された距離からスプレーする
例えば、MARO17は頭皮から10cm以上離して使用する方法が案内されています。KAMIKAは10〜15cmが目安です。製品によって異なるため、必ず個別の使用説明に従いましょう。
ステップ4:地肌になじませる
ミストタイプは、必要に応じて指先で優しくなじませます。爪を立てたり、強くこすったりする必要はありません。
ステップ5:使用後の状態を確認する
液が過剰に残っていないか、刺激やかゆみが出ていないかを確認します。使用量を増やせば効果が高くなるとは限らないため、適量を守ることが大切です。
頭皮スプレーを使うおすすめのタイミング
朝の外出前:通勤や通学前に、汗をかくことが予想される場合のケアとして使用できます。
運動後:汗をかいた後、タオルなどで汗を拭き取り、必要に応じて頭皮用デオドラントを使用します。
午後の休憩時間:夕方になると頭皮の臭いやベタつきが気になる人は、携帯しやすいミストタイプが便利です。
入浴後:頭皮を清潔にして水分を拭き取った後に使用するタイプもあります。DEO 35 PLUS+などは入浴後の使用方法が案内されています。
頭皮臭スプレーとシャンプーは併用してよい?
頭皮臭対策では、シャンプーとスプレーを併用する方法が合理的です。ただし、役割を分けて考える必要があります。
シャンプーは頭皮に残った皮脂や汚れを洗い流すためのものです。一方、頭皮用デオドラントは、洗髪だけでは対応しにくい外出中の汗臭などを補助的にケアするものです。
毎日の基本ケアは次の流れを意識しましょう。
- ぬるめのお湯で頭皮と髪を十分に予洗いする。
- シャンプーを頭皮全体になじませる。
- 指の腹を使い、優しく洗う。
- 耳の後ろ、襟足、後頭部まで丁寧にすすぐ。
- タオルで水分を取った後、ドライヤーで頭皮から乾かす。
- 必要に応じて、頭皮用スプレーを使用する。
頭皮の臭いが気になるからといって、何度もシャンプーを繰り返すのはおすすめできません。洗いすぎによる乾燥や刺激が、頭皮トラブルにつながる可能性があります。
まずは自分の皮脂量や頭皮の状態に合った洗浄習慣を整え、スプレーを補助的に取り入れましょう。
【口コミ・評判を検証】頭皮臭スプレーで満足する人・失敗する人の違い
頭皮臭スプレーの口コミ・評判を見るときは、「臭いが消えた」という感想だけで判断しないことが大切です。香りの好み、持続時間、ベタつき、噴射のしやすさなど、実際の使用感にも注目する必要があります。
実際の購入者レビューに見られる評価の傾向
2026年に掲載されたドクターデオドラントの薬用DEO 35 PLUS+の楽天市場レビューでは、頭皮臭が軽減したと感じる購入者の声が複数確認できます。
一方で、夕方になると再び臭いが気になるという意見や、香りが好みに合わないという意見、スプレーノズルの使いやすさに関する指摘もあります。
こうしたレビューから読み取れるのは、消臭スプレーの満足度が単純な消臭力だけでは決まらないということです。使用する人の皮脂量、汗の量、生活環境、香りの好みなどによって評価が変わります。
なお、購入者の口コミは個人の感想であり、医学的な効果を証明する試験結果ではありません。評価の高い商品でも、自分の頭皮に合うとは限らない点には注意が必要です。
頭皮臭スプレーが向いている人
- 日中に汗をかきやすく、外出先で臭いをケアしたい人。
- 帽子やヘルメットを長時間着用する人。
- 仕事や運動の後に頭皮の汗臭さが気になる人。
- 頭皮に直接使える薬用デオドラントを探している人。
- シャンプーだけでは対応しにくい時間帯の臭いが気になる人。
おすすめしにくい人・注意が必要な人
- 香料やメントールに敏感な人。
- エタノール配合製品で刺激を感じやすい人。
- 頭皮に傷、湿疹、炎症がある人。
- 皮膚疾患による臭いをスプレーだけで改善しようとしている人。
- 無香料を絶対条件としているのに、香り付き製品を選ぼうとしている人。
頭皮の状態に不安がある場合は、使用前に製品の注意事項を確認し、必要に応じて皮膚科に相談してください。
使用時に気をつけたい5つのポイント
1.大量に噴射しない。適量を超えて使っても消臭効果が比例して高くなるわけではありません。
2.目や粘膜に近づけない。噴射方向を確認し、顔に直接かからないようにします。
3.傷や湿疹のある部分には使わない。炎症や刺激が悪化する可能性があります。
4.異常があれば使用を中止する。赤み、かゆみ、腫れ、刺激などが出た場合は使用をやめ、必要に応じて専門医に相談します。
5.エアゾール製品は火気と吸入に注意する。ガスを使用するタイプは、商品の注意事項に従って換気や保管にも気を配ります。
【プロの結論】頭皮臭スプレー選びで本当に重視すべき判断基準
頭皮臭対策で失敗しないためには、商品名やランキングよりも、自分の臭いのタイプと製品の目的が一致しているかを優先することです。
汗臭さが中心なら制汗・殺菌成分を確認
運動後や通勤後など、汗をかいたときに臭いが強くなる人は、制汗成分や殺菌成分を配合した医薬部外品を候補にするとよいでしょう。
NAKICOやMARO17などは、頭皮への使用方法と薬用有効成分を公式に公開しており、商品比較をしやすい製品です。
皮脂臭が中心なら洗髪習慣との組み合わせを優先
夕方になると頭皮が脂っぽくなり、指で地肌を触ったときに臭いが気になる人は、スプレーだけでなく皮脂の洗い残しを減らすことが重要です。
シャンプーを頭皮全体に行き渡らせ、十分にすすぎ、しっかり乾かす習慣を整えましょう。
香りが苦手なら無香料表示と全成分を確認
無香料を希望する場合は、パッケージの表示だけでなく、全成分表示も確認してください。香料が配合されている製品は、清涼感が強くても無香料ではありません。
また、無香料であることと、頭皮臭への効果があることは別問題です。頭皮に使用できることと、目的に合った効能・効果があることを両方確認する必要があります。
臭いが続く場合はスプレー以外の対策も必要
洗髪や乾燥を見直しても臭いが続く場合、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患が関係している可能性があります。
特にフケ、赤み、かゆみ、湿疹、できもの、浸出液などを伴う場合は、消臭製品を増やすより皮膚科を受診することを優先してください。
頭皮臭対策は、短時間で臭いを抑えるためのケアと、臭いが発生しにくい頭皮環境を整えるケアを組み合わせることがポイントです。
【頭皮の臭い対策スプレー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:頭皮臭いスプレーは本当に効果がありますか?
A1:製品によって期待できる効果は異なります。医薬部外品のデオドラントは、承認された効能・効果の範囲で制汗や皮膚汗臭への対策を目的としています。香り付きのヘアリフレッシャーは、主に香りや清涼感によるリフレッシュを目的としています。
Q2:頭皮の臭いにはどんなスプレーがおすすめですか?
A2:汗臭さが気になるなら、頭皮への使用が明記された薬用デオドラントを候補にしましょう。例えば、NAKICOの薬用制汗フレッシュショットやMARO17の薬用デオドラントリフレッシュスプレーなどがあります。香りや価格、成分を比較して選ぶことが大切です。
Q3:頭皮用スプレーは毎日使っても大丈夫ですか?
A3:毎日使用できる製品もありますが、使用頻度や量は商品ごとの説明に従ってください。頭皮に刺激や異常が現れた場合は使用を中止してください。
Q4:頭皮臭スプレーはシャンプーの代わりになりますか?
A4:なりません。シャンプーは皮脂や汚れを洗い流すためのものです。スプレーは臭い対策を補助する製品であり、洗髪やすすぎ、ドライヤーによる乾燥を省略することはできません。
Q5:頭皮臭スプレーは無香料の方がよいですか?
A5:香水やシャンプーなどの香りと混ざるのが苦手な人には無香料が向いています。ただし、無香料だから消臭力が高いというわけではありません。香料の有無と有効成分の両方を確認してください。
Q6:身体用のデオドラントスプレーを頭皮に使ってもよいですか?
A6:頭皮への使用が商品説明で認められている場合を除き、自己判断で使用することはおすすめできません。頭皮用、頭髪用などの使用部位を確認しましょう。
Q7:頭皮の臭いがシャンプー後すぐに戻るのはなぜですか?
A7:皮脂の洗い残し、すすぎ不足、乾燥不足、皮膚の炎症などが関係している可能性があります。洗髪方法を見直しても改善しない場合は、皮膚科で相談してください。
まとめ:頭皮臭いスプレーは原因と目的に合わせて選ぶことが大切
頭皮の臭い対策にスプレーを取り入れるなら、最初に確認したいのは、汗臭さを抑えたいのか、皮脂臭が気になるのか、それとも香りや清涼感でリフレッシュしたいのかという点です。
汗臭対策を重視するなら、頭皮への使用が明記された医薬部外品を候補にし、有効成分や使用方法を比較しましょう。NAKICO、MARO17、KAMIKAなどは、それぞれ価格や容量、香り、成分に違いがあります。
一方、香りや冷感を優先するなら、リーゼ ヘアリフレッシャーのようなヘアリフレッシュ製品も選択肢になります。ただし、香りづけと薬用デオドラントの働きは同じではありません。
そして、忘れてはいけないのが毎日のシャンプーと乾燥です。皮脂や汗を適切に洗い流し、頭皮を清潔に保つことが、臭い対策の基本になります。
最も大切なのは、スプレーの知名度や人気だけで決めず、自分の頭皮の状態、成分、香り、使用部位、価格を総合的に判断することです。基本的な頭皮ケアと自分に合ったスプレーを組み合わせれば、外出先でも臭いを気にしすぎず、快適に過ごしやすくなります。 (出典: 頭皮 臭い スプレー(Yahoo!ニュース))