エヴァンゲリオン新劇場版は、公開順とおすすめの視聴順が同じシリーズだ。複雑な設定や過去作品とのつながりがあるため、初見の人ほど公開順を守って観ることをおすすめしたい。
新劇場版4作品の公開順一覧
| 順番 | 作品名 | 日本公開日 | 上映時間 |
|---|---|---|---|
| 第1作 | 『序』 | 2007年9月1日 | 約98分 |
| 第2作 | 『破』 | 2009年6月27日 | 約108分 |
| 第3作 | 『Q』 | 2012年11月17日 | 約96分 |
| 第4作 | 『シン』 | 2021年3月8日 | 約155分 |
4作品を続けて観る場合、合計約7時間37分が目安となる。途中で休憩を挟みながら、1日2作品程度のペースで鑑賞してもよい。
おすすめの視聴順は「序→破→Q→シン」
- 『序』: 世界観、登場人物、使徒との戦いを理解する。
- 『破』: 新キャラクターと変化する人間関係を楽しむ。
- 『Q』: 物語の大きな転換と14年間の時間経過を理解する。
- 『シン』: 登場人物たちの選択とシリーズ全体の結末を見届ける。
テレビ版を先に観ていなくても、新劇場版4作品だけで物語の大筋を追うことは可能だ。
ただし、TV版や1997年公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』を知っていると、キャラクターの違いや演出上の変化をより深く楽しめる。
TV版も観るべき?初見ならどうする?
初めてエヴァンゲリオンに触れる人には、まず新劇場版4作品をおすすめする。
一方、作品の背景や庵野秀明監督の演出意図まで理解したい人には、次の順番も適している。
1. TV版『新世紀エヴァンゲリオン』全26話
2. 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
3. 新劇場版『序』
4. 新劇場版『破』
5. 新劇場版『Q』
6. 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
TV版と劇場版の結末を見比べてから新劇場版を観ると、シンジという主人公の描かれ方がどう変化したのかが見えてくる。
【全4作品のあらすじ】序・破・Q・シンで物語はどう変わった?
※ここからは各作品の展開に触れる。『Q』『シン』の内容も含むため、未鑑賞の人は注意してほしい。
第1作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
2007年9月1日公開。英語タイトルは「EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.」。
物語の舞台は、巨大災害セカンドインパクトによって大きく変貌した世界。14歳の少年・碇シンジは、父親の碇ゲンドウに呼び出され、特務機関ネルフでエヴァンゲリオン初号機に乗ることを求められる。
人類を脅かす謎の敵「使徒」との戦いに巻き込まれたシンジは、葛城ミサトのもとで生活しながら、綾波レイをはじめとする人々と関わっていく。
本作はTV版の序盤をベースにしているため、エヴァンゲリオンの基本設定を理解するには最適だ。
見どころは、映像表現の進化と、シンジとレイの距離が少しずつ縮まっていく過程にある。
物語の骨格はTV版と共通するものの、映像の質感や戦闘演出は劇場作品として大きく強化されている。
第2作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
2009年6月27日公開。英語タイトルは「EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.」。
『破』では、式波・アスカ・ラングレーや真希波・マリ・イラストリアスが本格的に物語へ加わる。
アスカはエヴァンゲリオン2号機のパイロットとして登場し、シンジとは異なる積極的な性格で周囲を振り回す。
一方、レイ、シンジ、アスカの3人の間には、共同生活を通じた人間関係の変化が生まれていく。
本作の特徴は、前作までのTV版に近い展開から大きく離れ始めることだ。
特に後半では、シンジの行動が世界の運命を左右する重大な事態へと発展する。
戦闘シーンの迫力だけでなく、家族や他者とのつながりを求める登場人物たちの感情が、物語の重要な軸になっている。
第3作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
2012年11月17日公開。英語タイトルは「EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.」。
『Q』は、それまでの2作品とは雰囲気が大きく異なる。
シンジが目覚めた場所は、かつてのネルフ本部ではなく、巨大戦艦AAAヴンダーの内部だった。
周囲の状況は一変し、ミサトやアスカたちは反ネルフ組織ヴィレの一員として活動している。
シンジは、自分が眠っている間に何が起きたのかを理解できず、周囲の人々との関係にも戸惑う。
そんな中、渚カヲルと出会い、彼との交流を通じて再び希望を見いだそうとする。
しかし、ネルフ本部で知ることになる事実は、シンジの想像を超えるものだった。
『Q』最大のポイントは、『破』から14年が経過していること。
この時間経過によって登場人物たちの立場や世界の状況は大きく変わっている。
TV版の知識だけでは理解しにくい独自設定も増え、シリーズの謎が一段と深まる作品だ。
第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
2021年3月8日公開。英語タイトルは「EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME」。
全4部作の最終作となる本作では、ヴィレとネルフの最終決戦に向けた動きが本格化する。
冒頭では、コア化によって赤く染まったパリを舞台に、マリたちによる作戦が描かれる。
その後、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)の3人は、日本の集落で人々と生活することになる。
これまで戦いの中でしか自分の存在意義を見いだせなかったシンジにとって、日常生活を送ることは大きな意味を持つ。
さらに、物語は碇ゲンドウの目的や人類補完計画の核心へと迫っていく。
本作が描くのは、単純な善悪の対決ではない。
親子関係、他者との距離、失った時間、過去への執着など、シリーズを通して描かれてきたテーマに決着をつける作品となっている。
公式作品情報では155分の長編として紹介されており、4作品の中でも特に見応えのある完結編だ。
【登場人物・声優一覧】シンジ・レイ・アスカ・マリの関係性を整理
エヴァンゲリオン新劇場版の魅力を支えているのが、個性の強い登場人物と、長年シリーズを担当してきた声優陣だ。
特に碇シンジ、綾波レイ、式波・アスカ・ラングレー、真希波・マリ・イラストリアスの4人は、物語の中心となる存在である。
主要キャラクターと担当声優
| キャラクター | 声優 | 役割・人物像 |
|---|---|---|
| 碇シンジ | 緒方恵美 | 初号機パイロット。物語の主人公 |
| 綾波レイ | 林原めぐみ | 零号機パイロット。感情表現が乏しい謎の少女 |
| 式波・アスカ・ラングレー | 宮村優子 | 2号機パイロット。勝ち気で誇り高い少女 |
| 真希波・マリ・イラストリアス | 坂本真綾 | 新劇場版から登場する謎のパイロット |
| 渚カヲル | 石田彰 | シンジに特別な関心を寄せる少年 |
| 葛城ミサト | 三石琴乃 | ネルフの作戦担当者。後にヴィレを率いる |
| 赤木リツコ | 山口由里子 | ネルフの科学者 |
| 碇ゲンドウ | 立木文彦 | シンジの父。ネルフ最高司令官 |
| 冬月コウゾウ | 清川元夢 | ゲンドウの協力者 |
| 加持リョウジ | 山寺宏一 | 情報活動に関わる人物 |
| 鈴原トウジ | 関智一 | シンジのクラスメイト |
| 相田ケンスケ | 岩永哲哉 | シンジの友人 |
碇シンジ:他人との関係に悩み続ける主人公
シンジは、父ゲンドウとの関係に問題を抱えながら、エヴァンゲリオンに乗ることを求められる少年だ。
自分の存在価値を見いだせず、他人から拒絶されることを恐れる一方、誰かに認められたいという願いも持っている。
シリーズを通じた最大の変化は、他人に認められるために行動する段階から、自分自身で選択する段階へ進んでいくことにある。
綾波レイ:感情を知っていく少女
レイは、初登場時には感情をほとんど表に出さない少女として描かれる。
しかし、シンジとの交流を通じて、少しずつ人間らしい感情を見せるようになる。
『シン』では、これまでとは異なる姿のアヤナミレイ(仮称)が登場する。
彼女の変化は、人間とは何か、自分の意思で生きるとは何かという作品のテーマにもつながっている。
惣流・アスカと式波・アスカは同じなのか?
ここは初めて観る人が混乱しやすいポイントだ。
- TV版:惣流・アスカ・ラングレー
- 新劇場版:式波・アスカ・ラングレー
担当声優はどちらも宮村優子だが、キャラクターの設定や物語上の位置づけは異なる。
名前が変わっているのは単なる表記変更ではない。新劇場版では、アスカという人物そのものが異なる設定のもとで描かれている。
真希波・マリ・イラストリアス:新劇場版を象徴する新キャラクター
マリは『破』から登場する新劇場版独自のキャラクターだ。
坂本真綾が声を担当し、ほかのパイロットとは異なる自由奔放な性格と、戦闘を楽しむような言動が特徴となっている。
彼女の存在は、TV版と新劇場版の違いを象徴する重要な要素でもある。
『シン』では物語の終盤まで重要な役割を担い、シンジとの関係も作品の結末を考えるうえで欠かせない。
【TV版と何が違う?】新劇場版の時系列・設定・庵野秀明の制作背景
新劇場版を理解するうえで重要なのは、これを単純なTV版のリメイクとして扱わないことだ。
公式のエヴァ・インフォメーションでも、2007年から始まった新シリーズは、過去の作品を振り返るだけのリニューアルではなく、新しい作品として紹介されている。
1. TV版と新劇場版の主な違い
| 比較項目 | TV版 | 新劇場版 |
|---|---|---|
| 作品形式 | 全26話のテレビアニメ | 劇場アニメ全4作 |
| 制作開始 | 1995年 | 2007年 |
| 主な物語 | 使徒との戦いと人間関係 | 共通設定を再構築した新しい物語 |
| アスカ | 惣流・アスカ | 式波・アスカ |
| マリ | 登場しない | 『破』から登場 |
| 物語の結末 | TV版と劇場版で異なる描写 | 『シン』で新劇場版独自の完結 |
| 主な特徴 | 内面描写と心理表現 | 心理描写に加え、劇場規模の映像表現と新展開 |
特に注目したいのは、『序』と『破』以降の違いだ。
『序』はTV版の序盤と共通する場面が多い。しかし、『破』では新しい登場人物やエヴァの機体が加わり、ストーリーも独自の方向へ進み始める。
そして『Q』では、TV版の展開を追うだけでは理解できない新たな世界観が前面に出てくる。
つまり、新劇場版は懐かしい作品を美しい映像で再現したものではなく、同じ人物や基本設定を使って別の物語を描いたシリーズなのだ。
2. 新劇場版の時系列はどうなっている?
公開順と物語内の時間軸を整理すると、次のようになる。
『序』から『破』
セカンドインパクト後の世界で、シンジたちは使徒との戦いに身を投じる。
『破』の終盤
シンジの行動をきっかけに、世界を揺るがす重大な事態が発生する。
『Q』
『破』で起きた出来事から14年が経過した世界が舞台となる。シンジが目覚めたとき、周囲の人々も世界そのものも大きく変化している。
『シン』
『Q』から続く物語が描かれ、ネルフとヴィレの対立、ゲンドウの計画、シンジ自身の決断が最終局面を迎える。
この14年間の出来事は、シリーズ本編ですべて詳細に描かれているわけではない。そのため、視聴者が感じる空白や疑問も『Q』の重要な特徴になっている。
3. 庵野秀明監督はなぜ新劇場版を制作したのか?
『新世紀エヴァンゲリオン』の原作・脚本・総監督を務め、新劇場版でも物語の中心を担ったクリエイター。
新劇場版の制作背景を理解するには、1995年のTV版と2007年以降の映画シリーズの間にある、庵野監督自身の変化を見る必要がある。
庵野監督は2015年4月に公開した公式コメントで、『Q』公開後に精神的に大きく疲弊し、2013年にはスタジオに近づけない状態だったことを明かしている。
その後、『シン・ゴジラ』などの実写作品に取り組み、創作活動の幅を広げながら、エヴァンゲリオンの完結編へ向かっていった。
また、2021年のインタビューでは、新劇場版の制作を決めた理由として、TV版を制作した当時とは環境も自身の心境も異なっており、同じものを作り直すつもりはなかったという趣旨を語っている。
ここに、新劇場版の本質がある。
1995年当時の庵野監督が描いたエヴァンゲリオンと、2021年に完結したエヴァンゲリオンは、同じ作品世界を共有しながらも、制作する側の経験や視点が異なる。
その変化が、物語の再構築にも反映されているのだ。
【ネタバレ考察】シン・エヴァンゲリオンの結末は何を意味するのか?
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末は、シリーズ全体を理解するうえで非常に重要だ。
物語の終盤では、シンジと父ゲンドウの対決が描かれる。
しかし、ここで中心となるのは、単純にどちらが勝つかという問題ではない。
長年すれ違ってきた親子が、互いの孤独や苦しみを理解できるのかという点が重要になる。
1. シンジは父ゲンドウと向き合う
ゲンドウは、人類補完計画を通じて自分の望む世界を実現しようとしていた。
その根底には、妻ユイを失ったことによる喪失感と、他人との関係を築けない孤独がある。
一方、シンジも父親から認められたいという気持ちを抱え続けてきた。
最終決戦で描かれるのは、単なる親子の敵対関係ではなく、互いの痛みを知る過程だ。
ゲンドウの行動をすべて肯定するわけではないが、シンジが父親の弱さを理解することは、彼自身が過去から解放されるための大きな一歩となる。
2. エヴァンゲリオンのない世界を選ぶ意味
物語のクライマックスでは、シンジがエヴァンゲリオンの存在そのものに決着をつけようとする。
これは、使徒との戦いに勝利することとは違う。
エヴァンゲリオンという存在に依存し続ける世界から離れ、新しい未来を選ぶことを意味している。
これまでのシリーズでは、登場人物たちはエヴァに乗ることや、戦うことによって自分の存在意義を探してきた。
しかし、最終作では、その構造自体から離れる方向へ物語が進む。
3. 最後の駅のシーンで描かれたもの
ラストシーンでは、成長したシンジとマリが駅にいる姿が描かれる。
それまでのエヴァンゲリオンの世界とは異なる風景が広がり、作品は現実世界を想起させる映像で幕を閉じる。
この場面には複数の解釈がある。
- 過去との決別: シンジが過去の出来事に縛られず、新しい人生へ進む姿。
- 他者との関係: 一人で抱え込むのではなく、誰かと一緒に未来へ向かう姿。
- 作品世界からの卒業: エヴァンゲリオンという物語そのものから観客が離れ、新しい現実へ進むことを示す演出。
特に3つ目の解釈は、シリーズ全体を振り返るうえで興味深い。
エヴァンゲリオンは長年にわたって、登場人物の心理や世界の謎を読み解くことがファンの楽しみになってきた。
しかし、最後に描かれるのは新しい謎や戦いではなく、物語の外側へ歩み出すような光景だった。
4. 結末はTV版や旧劇場版と同じなのか?
答えは異なる。
TV版の最終2話では、主にシンジの内面世界や自己認識が描かれた。
1997年の『Air/まごころを、君に』では、人類補完計画をめぐる出来事がより具体的な映像として描かれている。
そして新劇場版の『シン』では、ゲンドウとシンジの関係や、エヴァンゲリオンの存在そのものに決着をつける展開が描かれる。
3つの結末は、同じ物語の単純な別バージョンではない。
それぞれが異なる視点から、人間の孤独や他者とのつながりを描いている。
なお、エヴァンゲリオンが何度も世界を繰り返しているという解釈もファンの間で語られているが、すべての作品が単純な時間ループでつながっていると公式に確定したわけではない。
結末を理解するポイントは、世界の仕組みだけでなく、シンジ自身が何を選んだのかに注目することだ。
【2026年最新情報】エヴァンゲリオン30周年記念上映・イベントの全貌
2026年は『新世紀エヴァンゲリオン』の初放送から30周年を迎えた記念イヤーにあたる。
シリーズは1995年にテレビ放送が始まり、2007年から新劇場版シリーズが展開。2021年の完結後も、映画館でのリバイバル上映やイベントなどを通じてファンとの接点を広げている。
2026年11月3日時点で押さえておきたい主な動きを紹介する。
1. 30周年記念「月1エヴァ」のリバイバル上映
公式企画「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」では、2025年10月から2026年2月まで、シリーズ劇場版6作品の期間限定上映が実施された。
上映スケジュールは次のとおり。
| 上映期間 | 作品名 |
|---|---|
| 2025年10月10日~16日 | 『シト新生』 |
| 2025年10月24日~30日 | 『Air/まごころを、君に』 |
| 2025年11月14日~20日 | 『序』 |
| 2025年12月12日~18日 | 『破』 |
| 2026年1月9日~15日 | 『Q』 |
| 2026年2月13日~19日 | 『シン』 |
『Q』の上映時には、『EVANGELION:3.0(-46h)』やモーションコミック作品『EVANGELION:3.0(-120min.)』も同時上映された。
また、最終作『シン』は通常版のほか、一部劇場でIMAXやDolby Cinema上映も行われた。
この全国規模の記念上映企画は2026年2月に一区切りを迎えている。
2. 2026年11月13日からTOHOシネマズなんばで全4作の上映
2026年8月28日、TOHOシネマズは名古屋栄・なんばで新劇場版4作品の上映を発表した。
特に11月3日時点でこれから鑑賞できる予定の会場として注目したいのが、TOHOシネマズなんばだ。
| 作品 | 上映バージョン |
|---|---|
| 『序』 | 1.11 |
| 『破』 | 2.22 |
| 『Q』 | 3.33 |
| 『シン』 | 3.0+1.01 |
上映開始予定日は2026年11月13日(金)。上映時間や上映回数は劇場のスケジュールで確認する必要がある。
30周年の全国一斉上映に行けなかった人にとって、4作品を映画館のスクリーンで改めて鑑賞できる機会となる。
3. 横浜アリーナで「EVANGELION:30+;」開催
2026年2月21日から23日までの3日間、神奈川県の横浜アリーナで、シリーズ初となる30周年記念フェス「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」が開催された。
会場は大きく2つのエリアに分かれていた。
EVA EXTRA 30(展示周遊エリア)
制作資料や記念展示、セントラルタワーなどを通じて、シリーズの歴史を振り返るエリア。
STAGE AREA(ステージエリア)
音楽ライブ、トークショー、ファッションショーなどを実施するエンターテインメントエリア。
出演者には、庵野秀明総監督をはじめ、緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、石田彰など、主要キャラクターを演じてきた声優陣も名を連ねた。
4. 30周年フェスのBlu-ray BOXが2027年2月24日発売へ
2026年10月4日、エヴァンゲリオン公式サイトは「EVANGELION:30+;」のBlu-ray BOX発売を発表した。
発売予定日は2027年2月24日(水)。
公式発表によると、2026年2月のイベントには国内外から約3万人が来場したという。
Blu-ray BOXは4枚組で、以下の内容が収録される予定だ。
- 豪華ボイスキャストによるスペシャルステージ
- 庵野秀明、鶴巻和哉、前田真宏らクリエイター陣のステージ
- エヴァ歌舞伎
- ボイスドラマ
- 高橋洋子 SPECIAL LIVE
- 短編アニメーション『エヴァンゲリオン放送30周年記念特別興行』
- 新作特典映像やインタビューを含む特典コンテンツ
さらに、アフレコ台本レプリカやブックレットも同梱予定となっている。
5. 2026年11月の最新ニュース:TBSとのコラボ企画も登場
2026年10月23日、エヴァンゲリオン公式サイトはTBSの新イベント「アニメの場」とのコラボレーションを発表した。
企画名は「新世紀エヴァンゲリオン オールナイトドミノ計画」。
2026年11月6日19時30分から翌7日8時30分まで、東京・赤坂のTBS赤坂BLITZスタジオで開催される予定だ。
企画の内容は、約100人の参加者が11時間半をかけて巨大なドミノアートを完成させるというもの。
エヴァ初号機と使徒ラミエルを描いた数万ピースのドミノアートを制作するほか、TVシリーズ全26話のノーカット一気見上映も予定されている。
参加費は無料で、18歳以上が対象。募集期間は10月23日から11月1日23時59分までだった。11月3日時点では応募受付を終了している。
2026年のエヴァ関連イベント・上映情報まとめ
| 時期 | 内容 | 2026年11月時点の状況 |
|---|---|---|
| 2月13日~19日 | 月1エヴァ最終上映 | 終了 |
| 2月21日~23日 | 30周年フェス | 終了 |
| 9月4日~ | TOHOシネマズ名古屋栄で上映 | 開催情報あり |
| 11月6日~7日 | TBSオールナイトドミノ計画 | 開催予定・募集終了 |
| 11月13日~ | TOHOシネマズなんばで上映 | 開始予定 |
| 2027年2月24日 | 30周年フェスBlu-ray BOX | 発売予定 |
2026年の動きを見ると、エヴァンゲリオンは単なる過去の人気アニメとしてではなく、映画、音楽、展示、イベントを横断するシリーズとして30周年を迎えている。
特に新劇場版4作品の再上映は、初めて映画館で観る人にも、公開当時に鑑賞したファンにも意味のある企画となっている。
【エヴァンゲリオン新劇場版に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:エヴァンゲリオン新劇場版はどの順番で観ればいい?
A1:『序』『破』『Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の順番がおすすめだ。公開順と物語の基本的な進行順が一致しているため、この順番で観ればストーリーを理解しやすい。
Q2:エヴァンゲリオン新劇場版はTV版を観ていなくても楽しめる?
A2:楽しめる。新劇場版は独立した全4部作として物語が構成されているため、TV版の予備知識がなくても鑑賞できる。ただし、TV版や旧劇場版を知っていると、設定や登場人物の変化をより深く楽しめる。
Q3:惣流・アスカと式波・アスカは同じ人物?
A3:TV版の惣流・アスカ・ラングレーと、新劇場版の式波・アスカ・ラングレーは、担当声優こそ同じ宮村優子だが、設定や物語上の位置づけが異なるキャラクターだ。
Q4:新劇場版は全4作品で完結している?
A4:2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が新劇場版4部作の完結編となっている。2026年11月3日時点で、続編となる新劇場版第5作の正式発表は確認できない。
Q5:シン・エヴァンゲリオン劇場版の興行収入はいくら?
A5:最終興行収入は102.8億円、観客動員数は673万人。シリーズの中でも大きな記録を残した作品だ。
Q6:2026年の30周年記念リバイバル上映はまだ観られる?
A6:全国規模の「月1エヴァ」は2026年2月に終了している。ただし、TOHOシネマズなんばでは11月13日から新劇場版4作品の上映が予定されている。上映回数や終了日は劇場の最新スケジュールを確認したい。
Q7:エヴァンゲリオン30周年フェスの映像は後から観られる?
A7:2026年10月4日に公式発表されたBlu-ray BOXが、2027年2月24日に発売予定となっている。4枚組で、ステージやライブ、短編アニメーションなどが収録される予定だ。
まとめ:エヴァンゲリオン新劇場版は30周年を経て新たな楽しみ方へ
『エヴァンゲリオン新劇場版』は、『序』『破』『Q』『シン』の全4作品からなる劇場アニメシリーズだ。
TV版の世界観を引き継ぎながらも、『破』以降は独自の設定やキャラクターを加え、最終作ではシンジとゲンドウの関係、エヴァンゲリオンという存在そのものに決着をつけた。
初めて観る人は、まず公開順に4作品を鑑賞するのが最もわかりやすい。その後にTV版や旧劇場版を観ると、同じ登場人物が異なる物語や結末を迎える面白さを実感できる。
2026年は30周年を記念した全国上映や横浜アリーナでの大型フェスが実現し、11月にはTOHOシネマズなんばでの上映企画も控えている。さらに2027年2月には30周年フェスのBlu-ray BOX発売も予定されている。
【プロの結論】エヴァンゲリオンを楽しむ3つの視点
1. 物語を楽しみたい人: 『序』『破』『Q』『シン』を公開順に観て、シンジの成長を追う。
2. 作品を深く理解したい人: TV版と旧劇場版も鑑賞し、惣流と式波の違いや結末の変化を比較する。
3. 制作背景まで知りたい人: 庵野秀明監督の制作歴やスタジオカラーの活動、30周年企画を通じてシリーズの歩みを振り返る。
エヴァンゲリオンの魅力は、巨大ロボットと使徒の戦闘だけではない。
他人との距離に悩み、自分の居場所を探し、過去を乗り越えて未来を選ぶ登場人物たちの姿にこそ、長く愛され続ける理由がある。
30周年を迎えた今こそ、4作品を改めて観直し、それぞれの登場人物が選んだ人生と、シリーズが描いた最後のメッセージを確かめてみたい。
編集部注:本記事の最新情報基準日は2026年11月3日。上映期間・上映回数・イベント内容は変更される場合がある。 (出典: エヴァンゲリオン 新 劇場 版(Yahoo!ニュース))