三浦璃来さんと木原龍一さんの関係を理解するには、約7年間にわたる競技人生を振り返る必要があります。
2人はペア結成から短期間で国際舞台に進出し、北京五輪での経験を経て、世界選手権やグランプリファイナルでも優勝するトップペアへと成長しました。
2019年のペア結成から世界王者へ
2019年8月5日、木下グループは木原さんと三浦さんが新しいペアを結成したことを公式発表しました。当時、木原さんは北京五輪を目指す意向を示しており、三浦さんとの新しい挑戦が始まりました。
その後、2019年の全日本選手権で優勝。2022年の北京五輪ではペア7位入賞、団体戦では銀メダルを獲得しました。
大きな転機となったのが2023年です。さいたま市で開催された世界選手権で優勝し、同シーズンのグランプリファイナル、四大陸選手権も制覇。日本勢初の年間グランドスラムを達成しました。
2024年には世界選手権2位、2025年にはボストンで開催された世界選手権で2度目の優勝を果たしています。木下グループの公式発表によると、2025年大会では合計219.79点を記録しました。
2026年ミラノ・コルティナ五輪で日本ペア初の金メダル
2人の競技人生の集大成となったのが、2026年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックです。
ペア競技のショートプログラムでは5位と出遅れましたが、フリースケーティングで世界歴代最高得点を記録する演技を披露。大逆転で日本ペア史上初のオリンピック金メダルを獲得しました。
団体戦でも日本の銀メダル獲得に貢献しています。JOCによると、2人は北京五輪での経験を生かし、ショートプログラムの失敗から気持ちを切り替えてフリーに臨みました。
この金メダルは、単に2人の競技実績を更新しただけではありません。日本のフィギュアスケートにおけるペア競技の歴史を塗り替える快挙でした。
【現役引退の真相】2026年4月17日に発表した決断とその背景
五輪金メダルの余韻が残るなか、2人は2026年4月17日に現役引退を発表しました。
三浦さんと木原さんは、それぞれの公式SNSを更新し、連名で今シーズンをもって競技生活に区切りをつける決断をしたと報告しました。
日本ペア初の五輪金メダリストが同じタイミングで競技から退くという発表は、フィギュアスケート界にとっても大きなニュースとなりました。
引退を決めた背景には何があった?
引退発表に先立つ2026年2月27日、日本スケート連盟は2人が世界選手権2026への出場を辞退すると公表していました。
その際、2人はオリンピックを今シーズンの大きな目標としており、五輪で金メダルを獲得した後、世界選手権に向けて心身のコンディションを戻すことは難しいと説明しています。
この説明から、ミラノ五輪が2人にとって非常に大きな目標だったことが分かります。ただし、世界選手権の辞退理由と、4月の引退決断の理由を完全に同一視することはできません。引退について、本人たちは競技生活に区切りをつける決断を公表しています。
競技生活の終了は2人の活動の終了ではない
4月28日の引退会見では、木原さんが今後はプロとして活動する予定を説明しました。また、現役時代には限られていた日本でペアの技を披露する機会を増やしたいという意向も示しています。
三浦さんも、木原さんと過ごした7年間について、競技者としてだけでなく一人の人間としても成長できた、かけがえのない時間だったと振り返っています。
木原さんも、三浦さんから声をかけてもらえなければ引退していたと思うと語り、パートナーへの感謝を伝えました。
さらに、2人は将来的に指導者となり、後進の育成に携わることにも意欲を示しています。競技者としての引退は、ペア競技との関係を断つことではなく、新しい立場から競技を支える出発点でもあります。
【2026年11月最新】りくりゅうの現在とプロ転向後の活動
2026年11月現在、三浦さんと木原さんはプロスケーターとして新たな活動を進めています。
注目すべきなのは、単にアイスショーへ出演するだけではなく、2人自身が企画や制作に関わり、ペア競技の魅力を伝える立場へと活動の幅を広げていることです。
2026年7月・8月「THE DESTINY」をプロデュース
木下グループは2026年5月1日、りくりゅうがプロデュースするアイスショー「THE DESTINY」の開催を発表しました。
公演は7月31日から8月2日まで東京辰巳アイスアリーナで開催。ペアスケートとアイスダンスの魅力を取り入れ、2人と交流のある国内外のスケーターも出演する企画です。
現役時代は大会に向けた練習や海外遠征が中心でしたが、プロデュースする立場になったことで、演技の見せ方や出演者の構成にも関われるようになりました。競技で培った経験を、ショーという形で観客に届ける活動です。
2027年1月から「りくりゅうのありがとうツアー」が開幕
2026年9月15日、2人は全国を巡る新しいアイスショー「りくりゅうのありがとうツアー presented by 木下グループ」の開催を発表しました。
2027年1月から9月ごろまで、全国約10都市を巡る計画です。長年応援してきたファンに直接感謝を伝えるとともに、フィギュアスケートのペア競技をより多くの人に知ってもらうことを目指しています。
11月4日時点で公式サイトに掲載されている第1弾の日程は次のとおりです。
大阪公演
2027年1月8日~10日
東和薬品RACTABドーム
広島公演
2027年1月29日~31日
ひろしんビッグウェーブ
旭川公演
2027年2月19日~21日
道北アークス大雪アリーナ
熊本公演
2027年3月19日~21日
アクアドームくまもと
開催地・日程は公式ツアーサイトの第1弾発表に基づくものです。
大阪公演は1月8日から10日までの全4公演で、出演者には三浦さんと木原さんのほか、パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ、エリー・カム&ダニー・オシェイ、宮原知子さんらが発表されています。
大阪公演のチケット料金は、アリーナ席13,000円、スタンドSS席11,000円、スタンドS席9,000円、スタンドA席5,000円、車イス席11,000円です。11月3日からプレリク先行の抽選受付も始まっています。
また、公式ツアーサイトは11月3日にInstagramとXの公式アカウント開設を発表しました。今後の開催都市や公演内容なども、公式発信を通じて順次案内される予定です。
今後はペア競技の普及や後進育成にも期待
プロ転向後の活動で重要なのは、2人が自分たちの演技を披露するだけでなく、ペア競技そのものの魅力を伝えようとしていることです。
日本ではシングル競技と比べてペア競技に触れる機会が限られてきました。りくりゅうが全国各地でショーを開催すれば、観客がペア特有のリフトやスロージャンプ、息の合った演技を間近で見る機会が増えます。
さらに、2人は将来的に指導者として後進を育てることにも関心を示しています。世界の頂点を経験した選手が指導や普及に携わることは、日本のペア競技の次世代にとっても大きな意味を持ちます。
今後のりくりゅうは、プロスケーター、アイスショーのプロデューサー、そして将来的な指導者という複数の役割を担っていく可能性があります。
【木原龍一と三浦璃来の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:木原龍一さんと三浦璃来さんは結婚したのですか?
2026年8月23日に婚約を発表しています。ただし、11月4日時点で入籍日や婚姻届の提出について本人たちから公表された情報は確認できません。現状は婚約発表済みとするのが正確です。
Q2:りくりゅうはいつから交際していたのですか?
2019年8月にペアを結成していますが、恋愛関係になった時期は公表されていません。2026年8月の婚約発表によって、結婚を約束した関係であることが明らかになりました。
Q3:三浦璃来さんと木原龍一さんの年齢差は何歳ですか?
木原さんが1992年8月22日生まれ、三浦さんが2001年12月17日生まれなので、約9歳の年齢差があります。木原さんが9歳年上です。
Q4:りくりゅうが現役引退したのはいつですか?
2026年4月17日です。2月のミラノ・コルティナ五輪で日本ペア初の金メダルを獲得した後、今シーズン限りでの引退を発表しました。
Q5:りくりゅうは引退後も一緒に活動するのですか?
はい。プロスケーターとして活動しており、2026年には「THE DESTINY」をプロデュース。2027年1月からは全国約10都市を巡る「りくりゅうのありがとうツアー」も予定されています。
Q6:2人の所属先はどこですか?
競技時代から木下グループに所属しています。引退後も木下グループが関わるアイスショーや全国ツアーなどを通じて活動しています。
まとめ:りくりゅうは婚約を経て新しい人生と活動へ
木原龍一さんと三浦璃来さんは、2019年8月のペア結成から約7年間、競技人生を共に歩んできました。北京五輪での団体銀メダル、2023年と2025年の世界選手権優勝、そして2026年ミラノ・コルティナ五輪の金メダル。日本のフィギュアスケート史に残る実績を築いた2人です。
2026年4月17日に現役引退を発表し、8月23日には婚約を公表。11月4日時点では入籍の公式発表はなく、婚約と結婚は区別して理解する必要があります。
今後の注目点は、結婚に関する新しい報告だけではありません。2027年1月に始まる全国ツアーや、ペア競技の普及、将来的な後進育成など、2人の活動には新しい可能性が広がっています。
競技パートナーとして世界の頂点に立ち、人生のパートナーとして新しい一歩を踏み出した三浦璃来さんと木原龍一さん。これからも、2人が選ぶ道と「りくりゅう」として届ける演技に注目が集まりそうです。 (出典: 木原 龍一 三浦 璃 来(Yahoo!ニュース))