2026年の対戦は、4月21日から23日、5月11日から14日、9月18日から20日、9月25日から27日の計4シリーズで行われた。
13試合の結果を月別に整理すると、ドジャースがどの時期に主導権を握ったのかがはっきりする。
4月:ジャイアンツが先行し、ドジャースが1勝2敗
4月の3連戦はサンフランシスコのオラクル・パークが舞台だった。ジャイアンツが最初の2試合を連取したものの、最終戦ではドジャースが完封勝利を収めた。
- 4月21日:ドジャース 1-3 ジャイアンツ
- 4月22日:ドジャース 0-3 ジャイアンツ
- 4月23日:ドジャース 3-0 ジャイアンツ
ドジャースにとって厳しいスタートだったが、第3戦では3-0と反撃。敵地での3連敗を回避した。
特に4月22日は、大谷翔平が先発登板して6回無失点、7奪三振と好投したにもかかわらず、チームは0-3で敗れた。投手個人の好成績とチームの勝敗が必ずしも一致しないことを示す試合だった。
5月:ドジャー・スタジアムで2勝2敗
5月11日から14日までの4連戦は、ドジャー・スタジアムで開催された。
序盤はジャイアンツが連勝し、敵地ながら試合の流れをつかんだ。しかし、ドジャースは後半2試合を連取。シリーズを2勝2敗で終えている。
- 5月11日:ドジャース 3-9 ジャイアンツ
- 5月12日:ドジャース 2-6 ジャイアンツ
- 5月13日:ドジャース 4-0 ジャイアンツ
- 5月14日:ドジャース 5-2 ジャイアンツ
注目は5月13日の試合だ。
大谷翔平が先発し、7回4安打無失点、8奪三振の内容でジャイアンツ打線を封じ込めた。チームも4-0で勝利し、4連戦の流れを変える重要な1勝となった。
翌14日も5-2で勝利したため、最初の2試合で生じた劣勢を帳消しにした。
9月:ドジャースが6連勝でライバル対決を圧倒
2026年の対戦成績を決定づけたのが9月だった。
9月18日から20日までの3連戦では、ドジャースが8-2、10-4、3-1で3連勝。さらに9月25日から27日の敵地3連戦でも、2-0、4-3、5-1と全勝した。
9月の6試合はドジャースが全勝。
全13試合のうち、9勝を挙げた背景には、このシーズン終盤の圧倒的な結果がある。
- 9月18日:ドジャース 8-2 ジャイアンツ
- 9月19日:ドジャース 10-4 ジャイアンツ
- 9月20日:ドジャース 3-1 ジャイアンツ
- 9月25日:ドジャース 2-0 ジャイアンツ
- 9月26日:ドジャース 4-3 ジャイアンツ
- 9月27日:ドジャース 5-1 ジャイアンツ(延長10回)
特に9月27日の最終戦は、2026年レギュラーシーズンの締めくくりとなる一戦だった。
延長10回にアレックス・コールが勝ち越しの適時二塁打を放ち、続いてアンディ・パヘスが3ラン本塁打を記録。ドジャースは5-1で勝利し、シーズン100勝を達成した。
ロサンゼルス・タイムズも、この勝利によってドジャースが100勝62敗でレギュラーシーズンを終えたことを報じている。
【球場別の対戦成績】ドジャー・スタジアムとオラクル・パークで何が違った?
ドジャース対ジャイアンツを分析するうえで、開催球場の違いも見逃せない。
両チームは2026年、ドジャー・スタジアムで7試合、オラクル・パークで6試合を戦った。どちらの球場でもドジャースが勝ち越している。
ドジャー・スタジアム:5勝2敗
ドジャースの本拠地では7試合が開催された。
内訳は5勝2敗。5月の4連戦では2勝2敗だったが、9月18日から20日の3連戦で3連勝を記録した。
この球場でのポイントは、5月の連敗後に立て直し、9月にはシリーズを完全に支配したことだ。
オラクル・パーク:4勝2敗
ジャイアンツの本拠地では6試合が開催された。
4月は1勝2敗と負け越したものの、9月25日から27日の3連戦では3連勝を達成した。
9月27日の延長10回の勝利もオラクル・パークで記録されたものだ。
つまり、2026年はドジャースが本拠地で強かっただけではない。ジャイアンツの本拠地でも最後の3試合をすべて制したことが、9勝4敗という成績につながっている。
【2026年シーズン成績を比較】ナ・リーグ西地区の順位に35勝差
直接対決の勝敗だけでなく、両チームのシーズン全体の数字にも大きな違いが表れている。
2026年のナ・リーグ西地区最終順位では、ドジャースが首位、ジャイアンツが4位だった。
ドジャース:100勝62敗で地区優勝
ドジャースの2026年レギュラーシーズン成績は次のとおり。
- 勝敗:100勝62敗
- 勝率:.617
- ナ・リーグ西地区:1位
- 得点:801
- 失点:600
- 得失点差:+201
100勝を達成したドジャースは、攻撃力と投手力の両面で高い水準を維持した。
ポストシーズンでは地区シリーズでブレーブスを3勝1敗で下したものの、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに4連敗。ワールドシリーズ進出はならなかった。
ジャイアンツ:65勝97敗で地区4位
一方、ジャイアンツの最終成績は次のとおり。
- 勝敗:65勝97敗
- 勝率:.401
- ナ・リーグ西地区:4位
- 得点:669
- 失点:760
- 得失点差:-91
ドジャースとの勝利数の差は35。シーズン全体で見ると、両チームの実力差が明確になった年だった。
得点力だけでなく、失点の差も大きい。ジャイアンツは162試合で760失点を記録しており、守備や投手陣を含めた総合的な立て直しが課題として浮かび上がる。
【大谷翔平の2026年成績】ジャイアンツ戦で見せた打撃と投球
日本のファンにとって、ドジャース対ジャイアンツで特に気になる選手が大谷翔平だ。
2026年は打者としても投手としてもプレーし、シーズン全体では安定した数字を残した。
2026年レギュラーシーズンの打撃成績
MLB公式の選手成績によると、大谷の2026年打撃成績は以下のとおり。
2026年レギュラーシーズン
打者としての年間本塁打数
打率
打点
出塁率
OPS
ジャイアンツ戦では打率.147
興味深いのは、シーズン全体の打撃成績とジャイアンツ戦の数字に差があることだ。
Statheadの2026年対ジャイアンツ打撃集計では、以下の成績が確認できる。
- 出場:9試合
- 打数:34
- 安打:5
- 本塁打:1
- 打点:1
- 打率:.147
- OPS:.407
つまり、大谷はシーズン全体で30本塁打を記録した一方、ジャイアンツとの直接対決では打撃面で苦戦した。
もっとも、これだけで大谷のシリーズへの貢献度を評価することはできない。投手としての登板内容も含めて見る必要がある。
投手としてはジャイアンツ打線を2試合連続で無失点に抑えた
大谷は2026年、ジャイアンツ戦で2試合に先発した。
- 4月22日:6回、5安打、無失点、7奪三振
- 5月13日:7回、4安打、無失点、8奪三振
2試合合計で13イニング無失点、15奪三振という内容だった。
4月22日はチームが敗れたため勝敗は付かなかったが、5月13日は4-0の勝利で大谷に白星が付いている。
この数字は、2026年の対戦を分析するうえで重要だ。打者としてはジャイアンツ戦で苦戦した一方、投手としては相手打線を封じ込めていた。大谷翔平の対ジャイアンツ戦は、打撃と投球を分けて評価する必要がある。
【両球団の対戦歴】1889年から続く伝統のライバル関係
ドジャースとジャイアンツの対戦は、単なる同地区のカードではない。
両球団の歴史はニューヨーク時代にさかのぼる。ロサンゼルス・タイムズによると、最初の対戦は1889年。現在まで長く続くMLB屈指のライバル関係として知られている。
かつて両球団はニューヨークを本拠地としており、その後、西海岸へ移転した。ドジャースはブルックリンからロサンゼルスへ、ジャイアンツはニューヨークからサンフランシスコへ移った。
本拠地が変わっても、同じナ・リーグ西地区で戦い続ける構図は変わらなかった。
両球団と関連要素の関係を整理
| エンティティ | 関係・データ | 2026年の見どころ |
|---|---|---|
| ドジャース | ロサンゼルスを本拠地とする球団 | 100勝62敗、地区1位 |
| ジャイアンツ | サンフランシスコを本拠地とする球団 | 65勝97敗、地区4位 |
| 大谷翔平 | ドジャース所属の二刀流選手 | 対ジャイアンツ打率.147、投手として2試合無失点 |
| ドジャー・スタジアム | ドジャースの本拠地 | 2026年の直接対決で5勝2敗 |
| オラクル・パーク | ジャイアンツの本拠地 | 2026年の直接対決で4勝2敗 |
| ナ・リーグ西地区 | 両球団が所属する地区 | 最終順位は1位と4位 |
| 伝統のライバル関係 | 1889年に初対戦 | 2026年はドジャースが9勝4敗 |
通算対戦成績は接戦の歴史
長期的な対戦成績を見ると、シーズンごとの勝敗とは異なる景色が見えてくる。
ロサンゼルス・タイムズは2026年9月20日時点で、ドジャースが通算1294勝、ジャイアンツが1292勝と報道した。つまり、当時はわずか2勝差だった。
その後、ドジャースは9月25日から27日の3連戦でも3連勝している。長い歴史の中で見ても、2026年はドジャースが直接対決で優位を広げたシーズンとなった。
ここで注意したいのは、通算成績と2026年単年の成績は別の数字だということだ。
2026年の9勝4敗は、その年のレギュラーシーズンに限定した直接対決の結果である。1889年以来の通算成績を調べる際には、対象期間やレギュラーシーズン・ポストシーズンの集計範囲も確認したい。
【直近の試合を分析】9月の6連勝が2026年の対戦を決定づけた
2026年のドジャース対ジャイアンツを振り返ると、最も大きな転換点は9月だった。
4月はジャイアンツが2勝を先行し、5月も最初の2試合を制している。少なくとも前半戦の直接対決では、ジャイアンツにも十分な勝機があった。
しかし、9月には状況が一変した。
9月18日から20日:本拠地で3連勝
最初の3連戦は8-2、10-4、3-1。攻撃陣が得点を重ね、3試合すべてで勝利した。
3試合で合計21得点を記録し、ジャイアンツの得点は7点にとどまった。
9月25日から27日:敵地でも3連勝
続く3連戦はオラクル・パークが舞台だった。
最初の試合は2-0の完封勝利。2試合目は4-3の接戦を制し、最終戦は延長10回に突き放して5-1で勝利した。
この3試合でドジャースは11得点、ジャイアンツは4得点。投手陣が失点を抑え、接戦でも勝ち切ったことが印象的だった。
9月の6連勝が示したもの
9月の2シリーズを通じて、ドジャースは攻撃力と投手力の両面でジャイアンツを上回った。
特に注目すべきなのは、ドジャー・スタジアムだけでなく、敵地オラクル・パークでも同じように勝ち切ったことだ。
シーズン前半に見られたジャイアンツの優位は、9月には完全に逆転した。2026年の直接対決を9勝4敗に押し上げた最大の要因は、この終盤の6連勝だった。
【ドジャース対ジャイアンツ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のドジャース対ジャイアンツは何勝何敗ですか?
A1:2026年レギュラーシーズンの全13試合で、ドジャースが9勝4敗と勝ち越しました。4月は1勝2敗、5月は2勝2敗、9月は6勝0敗です。
Q2:2026年の直近の試合結果は?
A2:最後の対戦は2026年9月27日です。ドジャースが延長10回の末に5-1で勝利しました。アレックス・コールの適時二塁打とアンディ・パヘスの3ラン本塁打が勝利を決定づけました。
Q3:ドジャースはどちらの球場で強かったですか?
A3:ドジャー・スタジアムでは5勝2敗、オラクル・パークでは4勝2敗でした。両球場ともドジャースが勝ち越しています。
Q4:2026年の大谷翔平の対ジャイアンツ戦の成績は?
A4:打撃は9試合、34打数5安打、1本塁打、1打点、打率.147でした。一方、投手としては2試合に登板し、合計13イニング無失点、15奪三振を記録しました。
Q5:ドジャースとジャイアンツの通算対戦成績は?
A5:両球団は1889年に初対戦しました。ロサンゼルス・タイムズは2026年9月20日時点でドジャース1294勝、ジャイアンツ1292勝と報じています。集計時点や対象範囲によって数字が異なる場合があるため、通算記録を比較する際は集計条件も確認してください。
Q6:2026年のナ・リーグ西地区で両チームは何位でしたか?
A6:ドジャースは100勝62敗で1位、ジャイアンツは65勝97敗で4位でした。勝利数では35勝の差がついています。
まとめ:2026年はドジャースが直接対決を制したシーズン
2026年のドジャース対ジャイアンツは、ドジャースの9勝4敗という結果で幕を閉じた。
4月はジャイアンツが先行し、5月は互角の戦いとなったものの、9月にはドジャースが6連勝。最終的にはドジャー・スタジアムでもオラクル・パークでも勝ち越した。
両チームのシーズン成績にも35勝の差がつき、ナ・リーグ西地区の順位はドジャースが1位、ジャイアンツが4位。大谷翔平は打者としてジャイアンツ戦で苦戦した一方、投手としては2試合連続無失点という結果を残した。
今回の対戦から読み取れる重要なポイントは3つある。
1. 年間の勝敗だけでなく月別の推移を見ること。 9勝4敗という結果の背景には、9月の6連勝があった。
2. 球場別の成績を分けて見ること。 本拠地だけでなく敵地でも勝ち越した点がドジャースの強さを示している。
3. 個人記録とチーム成績を区別すること。 大谷の打撃と投球のように、同じ選手でも部門によって評価は変わる。
1889年から続く両球団のライバル関係は、2026年も新たな歴史を刻んだ。2027年以降、ジャイアンツが戦力を立て直して再び競争力を高めるのか、それともドジャースが優位を維持するのか。ナ・リーグ西地区の勢力図を占ううえでも、次の直接対決は引き続き注目される。
主な参照資料:MLB公式選手成績、Baseball-Referenceの2026年チーム成績・試合結果、Statheadの直接対決記録、ロサンゼルス・タイムズの2026年9月の報道。 (出典: ドジャース 対 ジャイアンツ(Yahoo!ニュース))