MALIA.の人生観を知るうえで欠かせないのが、2024年3月15日に発売された著書だ。
『こどもも自分も一緒に幸せになる 育児育自論』
著者:新保真里有(MALIA.)
出版社:A-Works
発売:2024年3月15日
発売時価格:1,760円(税込)
4人の子育てを通して得た人生の学びをまとめた一冊。
芸名のMALIA.ではなく、本名の新保真里有として出版したことも特徴的だ。
育児だけではなく「自分を育てる」という考え方
タイトルにある「育児育自論」は、子どもを育てることと、自分自身も成長していくことを重ねた考え方である。
講談社コクリコのインタビューでは、約22年間の子育て経験を振り返り、親としての喜びや苦労、経済的な不安、子どもとの衝突などについて率直に語っている。
本の中心にあるテーマは、主に次のようなものだ。
1. 家族は一緒に支え合うチーム
MALIA.は、4人の子どもを育ててきた経験を振り返り、自分だけが頑張ったのではなく、子どもたちにも支えられてきたと語っている。
家庭を親が一方的に子どもを育てる場所と考えるのではなく、互いに支え合い、成長するチームとして捉えている点が特徴だ。
2. お金について子どもとオープンに話す
シングルマザーとして3人の子どもを育てていた時期には、経済的に苦しい経験もあったという。
習い事の費用を捻出するため、大切にしていたバッグや時計を売ったことも著書で明かしている。
こうした経験から、子どもたちには小学生のころからお金の仕組みを教えてきた。
領収書を保管する意味や、収入と支出の考え方を日常生活の中で伝えていたという。
3. 性教育を家庭内のタブーにしない
もう一つ特徴的なのが、性についても子どもと率直に話す姿勢だ。
子どもが質問したときに、年齢だけを理由に話題を避けるのではなく、理解できるように説明することを大切にしている。
突然改まって性教育を始めるのではなく、普段から何でも話せる親子関係をつくるという考え方だ。
4. 子どもの自立と親自身の自立
子どもが成長すれば、親子の距離感も変わる。
MALIA.は、子どもを褒めることを大切にする一方、必要な場面では厳しく叱ることも必要だと話している。
また、親が子どもにしてあげたことを理由に見返りを求めるのではなく、子ども自身の選択を尊重することも重視している。
この本はどんな人に向いている?
『育児育自論』は、育児の具体的な手順だけを解説する専門書ではない。
むしろ、実際の家庭生活で起きる葛藤や、親自身の感情との向き合い方を知りたい人に向いている。
- シングルマザー・シングルファザーとして子育てをしている人
- 子どもへのお金の教育や性教育に悩んでいる人
- 思春期の子どもとの距離感に悩んでいる人
- 育児と仕事の両立に苦労している人
- 子育てを通じて自分自身の生き方も見つめ直したい人
一方、医学的・心理学的な根拠に基づく育児方法や、年齢別の具体的な教育カリキュラムを求める人には、専門家による育児書と併せて読むことをおすすめしたい。
この本の価値は、MALIA.という一人の母親が経験してきた現実と、その中から得た人生観にある。
【ドバイ生活】なぜ日本を離れた?移住理由と2026年の最新動向
MALIA.がドバイへ移住したのは2022年だ。
一見すると、海外での華やかな生活を求めた移住にも見えるが、本人が語っている理由には、末っ子の教育と子育ての時間を大切にしたいという思いがあった。
移住の大きな理由は三男の教育環境
MALIA.は2018年に三男を出産した。
その後、末っ子の成長を見守る時間を大切にしたいと考え、海外移住を具体的に検討するようになった。
講談社コクリコのインタビューでは、子育ての残された時間を意識し、仕事と家庭のバランスを取りやすい環境を求めたことを説明している。
また、ドバイを選んだ理由として、国際色豊かな環境や学校の選択肢の多さも挙げている。
2026年1月の文春オンラインのインタビューでは、さらに具体的な教育事情を明かした。
日本でのインターナショナルスクールや私立校受験も検討したものの、シングルマザーという立場が受験のハードルになる場合があると感じたという。
一方、ドバイでは多様な家庭環境の子どもたちが生活しており、息子の教育環境を考えるうえで魅力を感じたと語っている。
現在の学校については、王族も通っていた歴史ある伝統校として紹介している。
2026年3月、ドバイから一時退避
2026年には、中東情勢の緊迫化がMALIA.の生活にも影響を及ぼした。
日刊スポーツによると、MALIA.は2026年3月4日にドバイを離れることを報告。三男とともに現地を離れ、日本へ戻るための移動を行った。
3月7日の報道では、友人宅に到着した後、本人が現地で感じていた恐怖や、離れて初めて気づいた精神的な疲れについてSNSで伝えたことが紹介されている。
その後、4月にはABEMAの番組でもドバイでの生活や一時帰国中の仕事について取り上げられた。
2026年5月には帰国を延期、その後東京を離れる
5月5日には、ドバイへの帰国を延期したことが報じられた。
本人は、出発前夜に現地でミサイルが飛来したとの情報を受け取り、予定していたフライトを見合わせたと説明している。
その後、5月10日には約2カ月間の東京生活を終え、東京を離れることをSNSで伝えたとスポニチが報じた。
この一連の動きから分かるのは、ドバイ移住が単なる生活拠点の変更ではなく、子どもの教育、仕事、家族の安全を考えながら選択してきたものだということだ。
なお、2026年11月時点での具体的な居住状況については、5月以降の移動を確定できる新たな公表情報は確認できない。
【2026年最新】ANELa GROUPとMALIA.の現在の仕事・美容事業
2026年現在のMALIA.を語るうえで、最も重要なキーワードの一つが「ANELa GROUP」だ。
モデルとしての知名度を生かすだけではなく、自ら会社を経営し、美容やファッションの事業を展開する経営者としての活動が続いている。
ANELa GROUP株式会社とは?
会社の歩みを整理すると、次のようになる。
- 2009年:Anela Inc.を設立
- 2023年2月:Anela Holdingsを設立し、持株会社体制へ移行
- 2025年10月6日:株式会社AnelaからANELa GROUP株式会社へ社名変更
2025年の社名変更に関する公式プレスリリースでは、Moalani Wax、ANELATOKYO、Anela Beautyを主要事業として挙げている。
また、ドバイへの本店移転や海外事業の展開についても説明されている。
現在のANELa GROUP公式サイトでは、女性の自己肯定感や自分らしさを軸にした事業方針を掲げ、ドバイへの海外進出支援も事業領域として紹介している。
単一の美容サロンを経営する段階から、複数の事業を統括する企業グループへと変化している点が大きな特徴だ。
2026年の美容ブランド最新情報
2026年には、MALIA.がプロデュースするAnela Beautyでも新商品やリニューアルが続いている。
2026年1月:クッションファンデーション
ジェンダーフリー・エイジフリーをコンセプトにした商品。3色展開で、SPF50・PA++++。価格は3,080円(税込)。
繊研新聞 2026年1月16日
2026年4月:DELICATE 2in1 ESSENCE
オイルと美容液を組み合わせたデリケートゾーン用美容液。4月17日発売、30ml・4,950円(税込)。
株式会社ダイヤコーポレーション 2026年4月6日発表
2026年9月:フレグランスモイスチャーボディクリーム
従来品をリニューアル。セラミドや植物由来の整肌成分などを配合。9月16日発売、250g・3,850円(税込)。
株式会社ダイヤコーポレーション 2026年9月14日発表
この商品展開から読み取れるのは、美容事業の方向性が単なるファッションアイテムの販売にとどまらないことだ。
特に、年齢や性別を問わないコスメ、フェムケア、日常のボディケアなど、生活のさまざまな場面に関わる商品へと広がっている。
2026年のMALIA.は芸能活動も継続
経営だけに専念しているわけではない。
2026年4月にはABEMAの「秘密のママ園 Season2」に出演し、三男とドバイへ移住した理由や教育環境について語った。
また、同時期のABEMA関連番組では、ドバイでの生活や現地の不動産事業に関する仕事も取り上げられている。
つまり、現在の活動は次の3つに整理できる。
1. 経営者としての活動: ANELa GROUPを中心とした企業経営と海外事業。
2. 美容・ファッション事業: Anela Beauty、Moalani、ANELATOKYOなどのブランド展開。
3. メディア活動: テレビ・配信番組への出演、著書や自身の経験を通じた情報発信。
2026年は、こうした複数の活動が並行していることが確認できる年だ。
【誤解と事実】ネットで話題になる情報を整理
MALIA.について検索すると、結婚歴、家族構成、ドバイでの生活、収入源など、さまざまな関連ワードが表示される。
ここでは、混同されやすい情報を整理しておきたい。
- 「MALIA.と新保真里有は別人?」
同一人物である。MALIA.は芸名で、新保真里有が本名だ。
- 「子どもは4人だけ?」
自身が出産した子どもは4人。2023年に初孫、2025年に2人目の孫が誕生しているため、2026年は4児の母であり2人の孫を持つ祖母でもある。
- 「現在もモデルだけで活動している?」
モデル活動に加え、会社経営、美容商品のプロデュース、EC事業などを手掛けている。
- 「ドバイ移住はぜいたくな海外生活が目的?」
本人のインタビューでは、末っ子の教育や子育てに使う時間を重視したことが理由として語られている。
- 「ANELa GROUPとAnela Inc.は同じ名称?」
会社の沿革上、2009年のAnela Inc.設立、2023年のAnela Holdings設立、2025年のANELa GROUPへの社名変更という段階がある。各名称を同一時点の会社名として扱わないことが大切だ。
こうして整理すると、ネット上で目立つ結婚歴や海外生活だけでは、現在の活動の全体像を捉えられないことが分かる。
【よくある質問】新保真里有(MALIA.)に関するFAQ
Q1:新保真里有の本名と読み方は?
A1:新保真里有(しんぼ・まりあ)です。MALIA.(マリア)の芸名でモデル・タレント活動をしています。
Q2:MALIA.は2026年現在何歳?
A2:1983年生まれの43歳です。2026年11月現在の年齢になります。
Q3:MALIA.の子どもは何人?孫もいる?
A3:子どもは3男1女の4人です。長男夫婦に2023年12月に第1子が誕生し、2025年9月には2人目の孫の誕生も公表しています。2026年現在、孫は2人です。
Q4:MALIA.は現在結婚している?
A4:これまで4度の結婚と離婚を経験しています。最後の離婚は2019年4月に公表されました。その後、新たな結婚は公表されていません。
Q5:MALIA.はなぜドバイに移住した?
A5:主な理由は三男の教育環境と子育ての時間です。2022年に三男と移住し、2026年3月には中東情勢の影響で一時的にドバイを離れました。
Q6:MALIA.の会社ANELa GROUPでは何をしている?
A6:美容サロンMoalani Wax、アパレルブランドANELATOKYO、美容ブランドAnela Beautyなどを展開しています。オンライン販売やドバイを含む海外事業にも取り組んでいます。
まとめ:【プロの結論】新保真里有の現在を理解する3つのポイント
新保真里有(MALIA.)の人生を振り返ると、15歳でのモデルデビューから、4人の子どもの母親としての経験、2009年の起業、ドバイ移住、そして企業グループの経営まで、複数の転換点があった。
2026年現在の姿を理解するためには、次の3点が重要だ。
第一に、モデルから経営者へのキャリア転換。
芸能活動で得た美容やファッションの経験を、Anela Inc.の設立やMoalani、Anela Beautyなどの事業につなげてきた。現在はANELa GROUP株式会社の代表取締役社長として経営にも携わっている。
第二に、子育ての経験を社会に発信していること。
『育児育自論』では、4人の子どもを育てる中で経験した経済的な苦労、親子関係、お金や性の教育、自立について語っている。単なる著名人の育児エッセイではなく、自身の人生を振り返った記録として読むことができる。
第三に、海外を視野に入れた事業展開。
ドバイ移住は三男の教育を考えた選択でもあった。2026年には一時帰国や中東情勢の影響も経験したが、美容商品の新作発表や企業活動は継続している。
MALIA.は、結婚歴や華やかな生活だけで語れる人物ではない。
自分の人生を自分で選び、母親として、モデルとして、経営者として、それぞれの役割を重ねてきた人物だ。
今後注目したいのは、ANELa GROUPの海外事業がどこまで広がるのか、そして美容ブランドがどのような商品を生み出していくのかという点である。
新保真里有という人物の本質は、過去の結婚歴よりも、経験を仕事や子育て、次の事業へとつなげてきた現在の活動にある。 (出典: 新保 真里 有(Yahoo!ニュース))