2026年の巨人を分析する際には、勝敗だけでなく、打撃と投手成績を分けて見る必要がある。
NPBの公式チーム成績を見ると、巨人は投手陣が安定した一方、打撃ではリーグ首位球団との差が残った。
チーム打撃成績:99盗塁と103本塁打
2026年の巨人の主なチーム打撃成績は以下のとおり。
- 試合数:143試合
- チーム打率:.234
- 得点:486
- 安打:1,098
- 本塁打:103
- 打点:469
- 盗塁:99
- 出塁率:.297
特に目立つのは99盗塁という数字だ。これはセ・リーグ6球団の中で最多。長打力だけに依存せず、走塁を得点につなげる野球も展開していた。
一方、チーム打率は阪神とDeNAの.246を下回り、得点数もリーグ4番目だった。盗塁による機動力を発揮する一方で、打撃面では改善の余地を残したシーズンだったと読み取れる。
主力打者の個人成績
NPBの個人打撃成績から、特に注目したい選手を紹介する。
- ダルベック: 135試合、打率.252、25本塁打、81打点。チームの本塁打と打点を牽引した。
- 松本剛: 130試合、打率.274、115安打。打率と安打数で存在感を示した。
- 浦田俊輔: 118試合、打率.271、114安打、36盗塁。出塁と走塁の両面で貢献した。
- 泉口友汰: 129試合、打率.264、120安打、49打点。攻撃のつなぎ役として数字を残した。
ダルベックの25本塁打と81打点は、長打による得点力を示す数字だ。一方、松本や浦田のように打率と安打数を残した選手もおり、打線には異なるタイプの貢献があった。
投手成績:竹丸と井上が先発陣を牽引
投手陣では、竹丸和幸と井上温大の成績が目を引く。
| 選手 | 登板 | 勝敗 | 防御率 |
|---|---|---|---|
| 竹丸和幸 | 22 | 11勝9敗 | 3.27 |
| 井上温大 | 23 | 10勝8敗 | 2.02 |
| 戸郷翔征 | 14 | 5勝3敗 | 2.48 |
| 小笠原慎之介 | 11 | 5勝4敗 | 2.31 |
| マルティネス | 57 | 5勝4敗・42セーブ | 1.38 |
出典:NPB 2026年度読売ジャイアンツ個人投手成績。
井上は防御率2.02、146奪三振を記録。竹丸はチーム最多の11勝を挙げ、126回2/3を投げた。
救援陣ではマルティネスが42セーブ、防御率1.38を記録。田中瑛斗も61試合に登板して42ホールドを挙げている。
チーム全体の防御率は2.80。阪神の2.79に次ぐリーグ2位の数字だった。159ホールドという救援陣の働きも見逃せない。
こうした数字からは、巨人の2026年が投手力を大きな強みにしていたことが分かる。打撃の得点力と投手力のバランスが、翌シーズンに向けた重要な評価ポイントになる。
【巨人DeNA戦のCS結果】10月10日・11日の連敗で敗退
2026年の巨人にとって、最も悔しい結果となったのがクライマックスシリーズのファーストステージだ。
レギュラーシーズン2位の巨人は、本拠地・東京ドームで3位DeNAを迎えた。しかし、2試合とも勝利をつかめず、ファイナルステージ進出を逃した。
第1戦:10月10日、巨人1対2DeNA
10月10日・CSファーストステージ第1戦
巨人 ● DeNA ○
巨人先発:井上温大
観客数:42,232人
第1戦は巨人が1点にとどまり、DeNAに1対2で敗れた。
本拠地での初戦を落としたことで、巨人は翌日の試合で勝利が必要な状況に追い込まれた。
第2戦:10月11日、巨人1対4DeNA
10月11日・CSファーストステージ第2戦
巨人 ● DeNA ○
巨人先発:竹丸和幸
観客数:42,248人
第2戦も巨人の得点は1点。DeNAに4対1で敗れ、ファーストステージでの敗退が決まった。
NPBの公式記録では、2試合のスコアは次のように整理されている。
- 10月10日:巨人1-2DeNA
- 10月11日:巨人1-4DeNA
2試合合計で巨人は2得点、DeNAは6得点。巨人はレギュラーシーズンでDeNAを上回りながら、短期決戦では2連敗という結果になった。
なぜ巨人はDeNAに敗れたのか
この敗退を考えるうえで注目したいのが、打線の得点力だ。
巨人は公式戦で76勝を挙げ、防御率2.80という安定した投手成績を残していた。しかし、CSの2試合ではいずれも1得点に終わっている。
短期決戦では、143試合のように長期的な勝敗で実力を示す時間がない。わずか数試合の間に打線が得点できるか、投手陣が相手の攻撃を抑えられるかが結果を左右する。
巨人の場合、年間を通して発揮した投手力や機動力を、CSの得点につなげられなかったことが大きな課題として残った。
ただし、2試合の結果だけで年間のチーム力すべてを評価するのも適切ではない。レギュラーシーズンの2位という実績と、CSでの敗退は、それぞれ別の評価軸として捉える必要がある。
【プロの結論】巨人の2026年は投手力が光る一方、得点力に課題を残したシーズン
2026年の読売ジャイアンツを総合的に評価すると、優勝を争える投手力を持ちながら、攻撃面と短期決戦で課題が表れたシーズンだった。
評価すべきポイントは3つある。
1. 143試合を戦い抜いた安定感
76勝64敗3分という成績は、年間を通じて勝ち越しを維持した結果だ。阪神に次ぐ2位という順位は、チームとして一定以上の競争力を備えていたことを示している。
2. 投手陣の安定と打撃の改善余地
チーム防御率2.80はリーグ2位。一方で、打率.234、486得点という攻撃面には伸びしろがある。99盗塁という機動力を生かしながら、走者を確実にホームへ返す攻撃が求められる。
3. CSで勝ち切るための対応力
レギュラーシーズンの順位とCSの勝敗は同じものではない。DeNAに2連敗した結果は、短期決戦における得点力や試合展開への対応という課題を浮き彫りにした。
巨人の2026年を評価するなら、単に「2位で終わった」「CSで負けた」という結果だけではなく、年間の投手成績、打撃成績、直接対決、ポストシーズンの4つを組み合わせて見ることが重要だ。
【巨人野球結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年の最終成績は何勝何敗ですか?
A1:2026年のレギュラーシーズンは、76勝64敗3分、勝率.543です。セ・リーグ2位で、首位阪神とは2.5ゲーム差でした。
Q2:巨人は2026年のクライマックスシリーズでどうなりましたか?
A2:10月10日の第1戦でDeNAに1対2、10月11日の第2戦で1対4と敗れ、ファーストステージで敗退しました。
Q3:巨人の2026年の最終順位は何位ですか?
A3:セ・リーグ2位です。1位は阪神、3位はDeNAでした。巨人は76勝64敗3分でシーズンを終えています。
Q4:巨人の2026年のチーム打撃成績はどうでしたか?
A4:チーム打率.234、486得点、103本塁打、99盗塁でした。特に99盗塁はセ・リーグ最多です。
Q5:巨人の2026年の投手陣で注目された選手は誰ですか?
A5:先発では11勝を挙げた竹丸和幸、10勝と防御率2.02を記録した井上温大が注目されます。救援では42セーブのマルティネスが重要な役割を果たしました。
Q6:2026年11月3日現在、巨人の今日の試合結果はありますか?
A6:2026年の巨人の公式戦日程はすでに終了しています。レギュラーシーズン最終戦は10月3日のDeNA戦(2対5)、直近の公式戦は10月11日のCSファーストステージ第2戦(1対4)です。
まとめ:巨人の2026年シーズン総括と今後の注目点
2026年の読売ジャイアンツは、76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位となった。
6月には首位に浮上し、7月も阪神と優勝を争った。しかし、8月の直接対決での連敗が響き、最後は阪神に2.5ゲーム差をつけられてシーズンを終えた。
CSではDeNAに1対2、1対4で連敗。年間成績では上回った相手に短期決戦で敗れるという、厳しい結末となった。
それでも、チーム防御率2.80、99盗塁、マルティネスの42セーブなど、評価できる数字は多い。今後の巨人に求められるのは、投手陣の安定を維持しながら、打線の得点力をさらに高めることだ。
2026年の巨人は、優勝に届かなかった2位。しかし、年間76勝を積み上げた競争力と、DeNA戦で露呈した課題の両方が、次のシーズンにつながる重要な材料となった。
巨人の試合結果を振り返る際には、最終順位だけでなく、年間成績とCSの結果を分けて確認することが、シーズンの実像を理解するポイントになる。
主な参考資料:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦勝敗表、読売ジャイアンツ月別試合結果、個人打撃成績・投手成績、クライマックスシリーズ公式記録、横浜DeNAベイスターズ公式CS試合記録。 (出典: 巨人 野球 結果(Yahoo!ニュース))