2026年11月現在、NHKドラマ10の次回作として発表されているのは、2027年1月放送予定の「デンジャラス」です。主演は吉岡里帆。桐野夏生の同名小説を原作に、オダギリジョーらが出演する、文豪・谷崎潤一郎をめぐる愛憎と欲望の人間ドラマです。
ただし、当初発表された出演者から変更があり、中村ゆりに代わって菊地凛子が出演することも決定しています。さらに2027年春には、桜井ユキと柴田恭兵が父娘役で共演する「熊は嘘をつかない」も控えています。現在放送中の「会社員」から2027年春まで、最新の放送予定、キャスト、あらすじ、歴代作品、NHK ONEの見逃し配信情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2027年1月の次回作:吉岡里帆主演、桐野夏生原作の「デンジャラス」。
- キャスト変更:中村ゆりの出演予定が変更され、松子役は菊地凛子に決定。
- 2027年春の新作:桜井ユキ・柴田恭兵出演のオリジナルドラマ「熊は嘘をつかない」。
- 現在の放送作品:吉田羊・南沙良主演の「会社員」は2026年10月13日スタート、全8回。
- 見逃し配信:「デンジャラス」「会社員」「熊は嘘をつかない」はNHK ONEでの同時・見逃し配信が予定されている。
【2027年1月の次回作】NHKドラマ10は吉岡里帆主演「デンジャラス」に決定!
NHKドラマ10の2027年1月期を飾る作品は、「デンジャラス」です。NHK財団が運営するステラnetの2026年5月13日の制作発表では、桐野夏生の小説を原作とし、吉岡里帆、当初発表時の中村ゆり、オダギリジョーが出演する作品として紹介されました。
その後、2026年7月13日に出演者変更が発表され、現在の松子役は菊地凛子となっています。放送は2027年1月からNHK総合で予定され、全9話です。
「デンジャラス」の基本放送情報
- 作品名:デンジャラス
- 放送開始:2027年1月予定
- 放送局:NHK総合
- 放送枠:ドラマ10
- 放送時間:火曜午後10時~10時45分が基本枠
- 話数:全9話
- 原作:桐野夏生『デンジャラス』
- 脚本:長田育恵、米内山陽子、高羽彩、松本優紀
- 音楽:三宅純
- 演出:黒崎博、田中健二
- 見逃し配信:NHK ONEで同時・見逃し配信予定
なお、2026年11月3日時点では、1月の具体的な初回放送日は公表されていません。「2027年1月スタート」という月単位の発表と、火曜22時の放送枠を区別して確認する必要があります。
物語の舞台は昭和初期。谷崎潤一郎をめぐる女性たちの愛憎劇
「デンジャラス」の舞台は昭和2年。大阪・船場の資産家令嬢である重子と姉の松子が、官能的な小説で知られる文豪・谷崎潤一郎と出会うところから物語が動き始めます。
重子は控えめで楚々とした女性。一方、姉の松子は明るく華やかな性格です。対照的な姉妹が谷崎と関わることで、愛情、嫉妬、憧れ、執着といった感情が複雑に交錯していきます。
物語の中心にあるのは、単純な恋愛関係ではありません。女性たちの内面に潜む欲望や自我、そして一人の男性との関係によって変化していく人生です。
桐野夏生の原作が持つ人間心理の鋭い描写を、現代の連続ドラマとしてどう映像化するかが大きな見どころになります。
【キャスト・相関関係】吉岡里帆、オダギリジョー、菊地凛子の役柄を整理
「デンジャラス」で特に注目されるのは、実在した文豪と、その周囲にいる女性たちを演じる俳優陣です。
2026年5月の制作発表と7月の出演者変更発表を照合すると、当初のキャスト情報と現在の出演者情報には重要な違いがあります。
主要キャストと役柄の関係一覧
| 人物・役柄 | 出演者 | 役割・人物関係 |
|---|---|---|
| 重子 | 吉岡里帆 | 主人公。谷崎の作品『細雪』の主人公のモデルとなった女性。 |
| 松子 | 菊地凛子 | 重子の姉で谷崎の妻。当初は中村ゆりが出演予定だった。 |
| 谷崎潤一郎 | オダギリジョー | 姉妹の人生を大きく変える文豪。 |
| 千萬子 | 上白石萌歌 | 谷崎家に新しい風をもたらす若き嫁。 |
| その他の出演者 | 宇野祥平、片岡凜、井上祐貴、芋生悠、菅原大吉 | 物語を彩る共演者。 |
吉岡里帆が演じる重子に注目が集まる理由
主演の吉岡里帆が演じるのは、物語の中心人物である重子です。
重子は一見すると控えめでおとなしい女性ですが、その内面には激しい感情を抱えています。谷崎との出会いによって、自分自身も知らなかった欲望や感情と向き合うことになります。
吉岡は2026年5月の制作発表で、谷崎潤一郎の作品に以前から触れてみたいと思っていたこと、そして谷崎本人と対峙する役を演じることへの意気込みを語っています。
これまでの柔らかな印象だけでは表現しきれない、複雑な心理を持つ女性をどう演じるのかが注目点です。
中村ゆりから菊地凛子へ変更された松子役
検索時に特に注意したいのが、中村ゆりの出演情報です。
2026年5月13日の初回発表では、重子の姉で谷崎の妻・松子を中村ゆりが演じると告知されていました。しかし、同年7月13日のNHK財団・ステラnetの発表で、中村ゆりの降板と菊地凛子の出演が明らかになりました。
したがって、2026年11月現在の松子役は菊地凛子です。古いニュース記事や検索結果に中村ゆりの名前が残っている場合がありますが、現在のキャスト情報とは異なります。
菊地凛子は映画『BABEL』で国際的な注目を集め、NHKでは大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や連続テレビ小説『ブギウギ』『虎に翼』などにも出演してきました。華やかさと複雑な内面を併せ持つ松子という役柄との組み合わせにも期待が高まります。
オダギリジョーが演じる谷崎潤一郎
物語の重要人物である谷崎潤一郎を演じるのはオダギリジョーです。
谷崎は姉妹をはじめとする女性たちの人生に大きな影響を与える男性として描かれます。愛した女性をモデルに小説を書く流行作家という設定も、物語の緊張感を生み出す要素です。
さらに、上白石萌歌が演じる千萬子など、谷崎家を取り巻く人物たちも物語に関わります。単なる男女の三角関係ではなく、複数の女性の思惑が重なる群像劇として楽しめそうです。
【2026年11月最新】現在放送中の「会社員」はどんなドラマ?
2027年1月の「デンジャラス」に続く作品を理解するには、現在のドラマ10「会社員」の放送状況も押さえておきたいところです。
「会社員」は2026年10月13日にスタートした吉田羊主演のオリジナルドラマ。11月3日には第4回が放送予定となっており、全8回の構成です。
吉田羊と南沙良が対照的な女性を演じるオフィスサスペンス
主人公の宮木英理子は、大手企業のコーポレートデザイン本部長として働く50歳の会社員です。男性優位の組織の中で努力と実力によってキャリアを築き、取締役への昇進を目前に控えています。
ところが、主導するプロジェクトの発表を目前に匿名の脅迫文が届きます。その出来事をきっかけに、英理子は組織のゆがみや、これまで見過ごしてきた人々の痛みに直面します。
南沙良が演じる斉藤るりは、メールセンターで働く派遣社員です。夜はスポーツジムの受付も掛け持ちし、社会保険労務士になるための学費を貯めています。
会社に自分の人生を捧げてきた英理子と、会社の外にも自分の将来を見据えるるり。この対照的な二人の関係が、作品の大きな軸になっています。
11月3日の第4回には安達祐実も登場
2026年11月3日付のステラnetの番組情報では、第4回から安達祐実が出演することも紹介されています。
安達が演じるのは沢村愛子。英理子の夫・東海林正則(田中直樹)の不倫相手という役どころです。
安達祐実は2024年のNHK土曜ドラマ「3000万」で主人公を演じており、今回の「会社員」とも脚本開発プロジェクトを通じたつながりがあります。
「会社員」はオリジナル脚本。WDRプロジェクト第2弾
「会社員」は既存の小説や漫画を原作とする作品ではありません。NHKが2022年に立ち上げた脚本開発チーム、WDR(Writers' Development Room)プロジェクトから生まれたオリジナルドラマです。
脚本は名嘉友美、松井周、あさか友恵、縦谷宗の4人が担当しています。複数の脚本家がチームで企画・脚本開発を行う仕組みが採用されている点も特徴です。
このプロジェクトの第1弾には、2024年放送の土曜ドラマ「3000万」があります。安達祐実の出演は、同じ脚本開発プロジェクトから生まれた作品同士のつながりという点でも興味深いものです。
【2027年春の新作】「熊は嘘をつかない」は桜井ユキと柴田恭兵の父娘バディ
2027年のドラマ10は「デンジャラス」だけではありません。春には「熊は嘘をつかない」の放送も予定されています。
2026年8月17日にステラnetが制作開始を発表した作品で、桜井ユキと柴田恭兵が出演します。毎週火曜午後10時から10時45分までのNHK総合で、2027年春に放送スタート予定です。
東京のアイドル変死事件と北海道のヒグマ被害が交差する
本作は、大森寿美男が脚本を担当するオリジナルのヒューマンサスペンスです。
桜井ユキが演じるのは、警視庁刑事の一ノ瀬栞菜。柴田恭兵は、栞菜の父であり、孤高のヒグマ撃ちである北野泰造を演じます。
物語は、東京・有明で発生したアイドルの変死事件から始まります。栞菜が捜査を進めるうち、ある重要参考人の部屋に残されていた写真から、故郷である北海道とのつながりが浮かび上がります。
一方、北海道ではヒグマによる家畜被害が相次いでいました。自治体から対応を依頼された泰造は、ある熊に特別な思いを抱えています。
東京と北海道という異なる場所で起きた出来事が、父娘それぞれの視点から一つの真実へと結びついていく構成です。
「熊は嘘をつかない」の出演者・スタッフ
- 一ノ瀬栞菜:桜井ユキ
- 北野泰造:柴田恭兵
- 出演:水上恒司、伊藤健太郎、久保史緒里、宮﨑優、庄司浩平、田辺誠一、小手伸也、升毅、財前直見、高橋克実、仲間由紀恵
- 脚本:大森寿美男
- 制作統括:磯智明、石澤かおる
- 演出:橋爪紳一朗、小谷高義
- 放送:2027年春スタート予定
- 放送時間:毎週火曜午後10時~10時45分
- 配信:NHK ONEで同時・見逃し配信予定
注目したいのは、熊を題材にしたサスペンスという表面的なジャンルだけではありません。警察捜査、北海道の自然、父娘の関係という複数の要素が一つの事件に結びつく点です。
また、本作には熊の生態考証やアイヌ文化考証、熊対策指導などの専門スタッフも参加しています。舞台となる北海道の自然や文化をどのように映像表現へ落とし込むかも見どころです。
【歴代作品一覧】NHKドラマ10はどんな名作を生み出してきた?
NHKドラマ10は、社会問題を扱う作品から恋愛、家族、ミステリー、歴史を題材にした作品まで、幅広いジャンルを送り出してきたドラマ枠です。
代表的な作品を年代別に振り返ると、作品ごとに異なるテーマを扱いながらも、人間の生き方や社会との関係を丁寧に描く傾向が見えてきます。
話題になった歴代作品
- 2010年:「八日目の蝉」「セカンドバージン」
- 2018年:「透明なゆりかご」
- 2019年:「これは経費で落ちません!」
- 2022年:「正直不動産」「プリズム」
- 2023年:「大奥」「大奥 Season2」
- 2024年:「燕は戻ってこない」「宙わたる教室」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
- 2025年:「東京サラダボウル」「しあわせは食べて寝て待て」「舟を編む~私、辞書つくります~」「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」
- 2026年:「テミスの不確かな法廷」「魯山人のかまど」「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」「会社員」
このほか、2026年には「団地のふたり」の地上波放送もありました。同作は2024年にBSプレミアムドラマとして放送された作品の地上波初放送であり、新作と再放送・再編集などの放送を区別して見る必要があります。
2024年「燕は戻ってこない」と2027年「デンジャラス」の意外な接点
今回の「デンジャラス」を語るうえで注目したいのが、2024年のドラマ10「燕は戻ってこない」とのつながりです。
「燕は戻ってこない」は桐野夏生の小説を原作とし、長田育恵が脚本を担当した作品でした。
「デンジャラス」も同じ桐野夏生の小説を原作とし、長田育恵がメインライターを務めます。つまり、原作者と脚本家の組み合わせが再びNHKドラマ10で実現することになります。
ただし、両作品は物語の設定もテーマも異なります。「燕は戻ってこない」の続編というわけではなく、独立した作品です。
桐野作品が持つ人間の欲望や社会の矛盾を描く視点を、NHKのドラマ制作陣が再びどのように映像化するのか。過去作を見た視聴者にとっても興味深いポイントです。
【放送日・見逃し配信】NHKドラマ10は毎週火曜日22時!NHK ONEで視聴できる
NHKドラマ10は、現在NHK総合の毎週火曜日午後10時~10時45分を基本放送枠としています。
2026年の「会社員」から、2027年1月の「デンジャラス」、2027年春の「熊は嘘をつかない」まで、発表されている作品はいずれも火曜22時枠で案内されています。
NHK ONEとは?NHKプラスから名称が変更
見逃し配信を利用する際に知っておきたいのが、NHKのインターネット配信サービス「NHK ONE」です。
2025年10月にサービスが始まり、2026年10月1日には、それまで番組配信アプリとして使われていた「NHKプラス」の名称もNHK ONEに統一されました。
そのため、以前の情報でNHKプラスと記載されていても、現在のアプリ名はNHK ONEです。
同時配信と見逃し配信の違い
- 同時配信:テレビ放送と同じ時間帯にインターネットで視聴する方法。
- 見逃し配信:放送終了後に、対象番組を一定期間視聴する方法。
- NHK ONE:総合テレビやEテレなどの番組を配信するNHK公式サービス。
- NHKオンデマンド:放送から1週間以降の番組などを視聴するための別サービス。
NHKの2026年4月のサービス説明によると、NHK ONEでは番組の同時配信と見逃し配信を提供し、見逃し配信が終了した番組については、NHKオンデマンドへの案内も順次整備されています。
NHK ONEの利用には受信契約が必要ですが、すでに受信契約を結んでいる世帯については、追加の契約や負担は不要と案内されています。
見逃した場合に確認したいポイント
ドラマ10の見逃し配信を利用するときは、次の点を確認しておくと便利です。
- NHK ONEのアプリまたはウェブサービスを開く。
- 見たい作品名を検索する。
- 対象エピソードの配信状況と視聴期限を確認する。
- 配信期間が終了している場合は、NHKオンデマンドでの取り扱いを確認する。
なお、配信期間や対象エピソードは番組によって異なる場合があります。特に2027年1月の「デンジャラス」については、放送開始後に各回の配信状況を確認するのが確実です。
【NHKドラマ10の次回作】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:NHKドラマ10の次回作は何ですか?
A1:2026年11月現在、次回作として発表されているのは、吉岡里帆主演の「デンジャラス」です。2027年1月からNHK総合で放送予定です。
Q2:「デンジャラス」に中村ゆりは出演しますか?
A2:当初は中村ゆりが松子役で発表されましたが、2026年7月13日に出演者変更が発表されました。現在の松子役は菊地凛子です。
Q3:「デンジャラス」の原作は何ですか?
A3:桐野夏生の同名小説『デンジャラス』です。文豪・谷崎潤一郎と、その周囲の女性たちの愛情や欲望、嫉妬などを描きます。
Q4:「熊は嘘をつかない」はいつから放送されますか?
A4:2027年春スタート予定です。桜井ユキと柴田恭兵が出演し、毎週火曜午後10時からNHK総合で放送予定です。
Q5:NHKドラマ10は何曜日に放送されていますか?
A5:現在の基本放送枠は毎週火曜日午後10時~10時45分です。ただし、特別編成などによって放送日時が変更される場合があります。
Q6:「会社員」の次は「デンジャラス」ですか?
A6:はい。2026年秋の「会社員」に続く2027年1月期の作品として「デンジャラス」が発表されています。その後、2027年春には「熊は嘘をつかない」が予定されています。
Q7:NHKドラマ10の見逃し配信はどこで見られますか?
A7:NHK公式のNHK ONEで同時配信・見逃し配信が予定されています。配信終了後は、NHKオンデマンドで対象作品の取り扱いを確認できます。
まとめ:NHKドラマ10は2027年も注目作が続く!次回作の確認ポイント
2026年11月現在、NHKドラマ10の今後のラインアップは、2027年1月の「デンジャラス」と2027年春の「熊は嘘をつかない」が大きな注目作です。
「デンジャラス」は、吉岡里帆、オダギリジョー、菊地凛子らが出演する桐野夏生原作の人間ドラマ。当初発表された中村ゆりから菊地凛子へのキャスト変更や、全9話への変更も押さえておきたい情報です。
一方、「熊は嘘をつかない」は桜井ユキと柴田恭兵が父娘の刑事・ヒグマ撃ちとして共演するオリジナルサスペンス。東京の事件と北海道の自然を結びつける独自のストーリーが期待されています。
現在放送中の「会社員」も含め、2026年秋から2027年春にかけて、ドラマ10では社会派オフィスサスペンス、文豪をめぐる愛憎劇、父娘のヒューマンサスペンスと、異なるジャンルの作品が続きます。
今後チェックすべきポイントは、①「デンジャラス」の初回放送日、②追加キャストや番組予告、③「熊は嘘をつかない」の追加情報、④NHK ONEの配信開始日です。
放送日や出演者の最新情報はNHKの公式番組発表を確認しながら、気になる作品を見逃さないように準備しておきましょう。
主な情報確認資料: NHK財団・ステラnetの作品発表、出演者変更、2027年春の制作発表、NHKの配信サービス案内、2026年11月3日付「会社員」の最新番組情報。 (出典: nhk ドラマ 10 次回 作(Yahoo!ニュース))