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2026年11月04日 更新
Baybird 注目特集

2026年11月現在、歌舞伎町のネズミ問題は、単なるSNS上の話題ではなく、行政による環境調査と大規模な駆除事業が実施された都市衛生上の課題として続いている。新宿区が公表した令和6年度の調査では、歌舞伎町一丁目・二丁目だけで**ごみ出し状況の不備185か所、ネズミの巣穴29か所**を確認。さらに、毒餌ボックス207か所を使った一斉駆除では、喫食量から少なくともではなく、推計で**1,154匹の致死数**が算出された。

目次
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    では、駆除によってネズミは減ったのか。それとも、餌となるごみが残り、再び繁殖しているのか。2026年の新宿区の対策方針、東京都の相談統計、現地報道を照らし合わせると、問題の本質は駆除の規模だけでは説明できないことが見えてくる。

    📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 調査結果: 令和6年度の調査で歌舞伎町一丁目・二丁目にごみ出し不備185か所、巣穴29か所を確認。 - 駆除実績: 令和7年1~3月に毒餌ボックス207か所を設置し、喫食量から1,154匹の致死数を推計。 - 2026年の現状: 新宿区は屋外ねずみ対策に約1,452万円を予算計上。駆除だけでなく、ごみ管理や生息環境の改善を進めている。

    【問題の発端】歌舞伎町でネズミが大量発生したのはいつから?

    歌舞伎町ネズミ
    【画像】歌舞 伎町 ネズミ 関連ショット

    2023年、SNS動画をきっかけに社会問題化

    歌舞伎町ネズミ
    【写真】歌舞 伎町 ネズミ 近影・注目カット

    歌舞伎町のネズミ問題が広く知られるようになったのは2023年だ。

    飲食店が密集する歌舞伎町のごみ集積所で、多数のネズミがごみをあさる様子を撮影した動画がSNSで拡散。繁華街の路上にネズミが集まる光景が注目を集め、新宿区にも苦情や相談が相次いだ。

    問題になったのは、ネズミが一匹や二匹目撃されたという話ではない。複数のネズミが同じごみ置き場に集まり、飲食店から出る生ごみを食べている状況だった。

    2025年10月に掲載された東洋経済オンラインの現地取材では、新宿区の担当者が増加の背景として、コロナ禍における繁殖と、一部事業者による不適切なごみ出しを挙げている。

    コロナ禍で人通りが減った時期にも、歌舞伎町では営業を続ける飲食店があり、ネズミにとっての餌が残っていたという見方だ。

    その後、人の往来や飲食店の営業が戻ることで、餌場となるごみが増え、ネズミが目につきやすい環境が形成されたと考えられる。

    新宿区が約1,229万円を投じて対策を開始

    歌舞伎町ネズミ
    【資料】歌舞 伎町 ネズミ 報道・メディア記録

    2023年11月、新宿区はネズミ問題への対応に乗り出した。

    当時の補正予算は約1,229万円。単に殺鼠剤を置くのではなく、環境調査、一斉駆除、ごみの排出方法の改善という複数の施策を組み合わせた。

    この取り組みの特徴は、ネズミの数を減らすだけでなく、繁殖しやすい環境そのものを調べたことにある。

    具体的には、次の3つが対策の柱となった。

    - ネズミの生息状況や巣穴、ごみの排出状況の調査
    - 毒餌ボックスを利用した地域一斉駆除
    - 飲食店や建物管理者へのごみ出し改善の働きかけ

    こうした対策は、個々の店舗だけを対象にした駆除ではなく、街区全体を一つの生息環境として捉えた取り組みだった。

    【令和6年度の調査結果】185か所のごみ出し不備と29か所の巣穴が示した実態

    調査は2024年11月に実施

    歌舞伎町のネズミ問題を考えるうえで、重要な資料が新宿区の「令和6年度ねずみの環境調査及び一斉駆除の結果」だ。

    調査は2024年11月8日の夜間と、同月14日の日中に実施された。

    対象となったのは、歌舞伎町一丁目・二丁目と新宿五丁目の一部。調査員はごみの排出状況やネズミの巣穴になり得る場所などを確認した。

    特に注目したいのは、歌舞伎町一丁目と二丁目の結果だ。

    調査項目歌舞伎町一丁目歌舞伎町二丁目合計
    ごみ出し不備94か所91か所185か所
    巣穴16か所13か所29か所
    夜間のごみ出し不備78か所81か所159か所
    日中のごみ出し不備16か所10か所26か所

    ※新宿五丁目の一部では、ごみ出し不備9か所、巣穴1か所も確認されている。

    この結果から分かるのは、歌舞伎町の問題が単にネズミの個体数だけにあるのではなく、餌を得られる場所と巣を作れる場所が近接して存在していたことだ。

    夜間のごみ出しが圧倒的に多かった理由

    調査結果では、歌舞伎町一丁目・二丁目で次のような不適切な排出方法が多く確認された。

    - ごみ袋をそのまま路上に置く
    - ごみ箱を使用していても蓋を閉めていない
    - ごみ箱からごみがあふれている
    - 夜間にごみが排出されている

    特に注目すべきなのは、185か所のうち159か所が夜間に確認された点だ。

    日中の26か所と比べると、夜間の指摘数は約6.1倍に達する。

    飲食店が多い繁華街では、営業終了後や夜間に生ごみが排出されることがある。収集までの時間が長ければ、ネズミが餌を得られる時間も長くなる。

    袋のまま置かれたごみは、ネズミにとって侵入しやすい餌場になる。蓋のないごみ箱も同様だ。

    新宿区の調査資料は、ごみ出し状況の指摘箇所が多いエリアでは、巣穴も多く確認されたと説明している。

    つまり、餌場と巣穴が同じ地域に集中するという関係が、調査結果から浮かび上がった。

    ドブネズミの巣穴はどこに作られる?

    生息環境の特徴

    ドブネズミは、建物の天井裏を中心に生活するクマネズミとは異なり、地面に近い場所や土中を利用して巣を作る。

    新宿区が2026年9月に更新した屋外ねずみ対策の説明でも、餌場の近くにある植え込み、ごみ置き場、建物同士の隙間、コンクリートの割れ目などが巣作りの場所として挙げられている。

    歌舞伎町のように建物が密集する場所では、植え込みや建物の隙間など、人目につきにくい空間が残りやすい。

    さらに、段ボールや紙くず、布切れなどは巣の材料にもなる。

    ごみを片付けるだけではなく、ネズミが隠れたり繁殖したりできる場所を減らすことも必要になる。

    【一斉駆除の成果】毒餌ボックス207か所で1,154匹を推計

    2025年1月15日から3月13日まで実施

    令和6年度の歌舞伎町ねずみ対策事業では、環境調査の後に一斉駆除が行われた。

    新宿区が公表した実施結果は次のとおりだ。

    項目実施内容・結果
    駆除期間2025年1月15日~3月13日
    毒餌ボックス設置数207か所
    点検回数8回
    点検間隔約1週間
    殺鼠剤の設置総量165,100g
    実際の喫食量57,720g
    推定致死数1,154匹

    この駆除事業は、歌舞伎町一丁目101か所、二丁目89か所、新宿五丁目の一部17か所に毒餌ボックスを設置して実施された。

    設置場所を定期的に点検し、毒餌がどの程度食べられたかを記録する方式だ。

    1,154匹は実際に回収された死骸の数ではない

    ここは数字を読み違えやすい部分だ。

    新宿区が発表した1,154匹という数値は、回収したネズミの死骸を数えたものではない。

    殺鼠剤の喫食量から推察した推定致死数である。

    つまり、1,154匹すべての死骸を確認したわけではなく、毒餌の消費量を基にした推計値だ。

    前年度の令和5年度にも一斉駆除が行われている。

    比較項目令和5年度令和6年度
    毒餌ボックス204か所207か所
    毒餌の喫食量34,378g57,720g
    設置した殺鼠剤163,200g165,100g
    推定致死数688匹以上1,154匹

    この比較では、令和6年度の喫食量と推定致死数が前年度を上回った。

    ただし、毒餌の喫食量はネズミの個体数だけで決まるものではない。設置条件や餌の利用状況なども影響するため、この数字だけでネズミの生息数が増えたと断定することはできない。

    毒餌がよく食べられた場所はごみ置き場の近くだった

    駆除結果の中で、特に重要なのが設置場所と喫食状況の関係だ。

    新宿区の資料によると、各エリアで毒餌の喫食量と喫食率が高かった上位5か所は、すべて建物のごみ置き場付近だった。

    この結果は、環境調査で確認されたごみの問題と一致している。

    ネズミにとって、餌を得られる場所と巣穴が近ければ、移動する距離を抑えながら生活できる。

    駆除の効果を長続きさせるには、毒餌を置くだけでなく、ごみ置き場を餌場にしないことが欠かせない。

    実際、区の報告では駆除期間の後半になるにつれて喫食率が低下する傾向が見られ、エリア内の生息数が徐々に減少したものと考えられている。

    これは一斉駆除による一定の効果を示す結果だが、長期的な根絶を証明するものではない。

    【2026年最新の現状】歌舞伎町のネズミは現在どうなった?

    2026年も目撃情報は続いている

    一斉駆除が実施された後、歌舞伎町からネズミが完全にいなくなったわけではない。

    2025年10月の東洋経済オンラインの現地取材では、歌舞伎町の飲食店やバーの関係者から、ネズミが依然として目撃されているという証言が紹介された。

    さらに2026年10月11日公開の記事では、記者が9月初旬の夕方に新宿の路地を歩き、数秒の間に2匹のネズミを目撃したと報じている。

    もちろん、こうした現地目撃は地域全体の個体数を示す統計ではない。しかし、少なくとも駆除後も都市部の路上でネズミが活動していることを示す情報ではある。

    東京都全体でもネズミの相談は高水準

    歌舞伎町だけの問題なのかを考えるうえでは、東京都の統計も参考になる。

    東京都保健医療局が公表した令和7年度の相談状況では、都内のネズミ類に関する相談件数は7,223件だった。

    年度ネズミ類の相談件数
    令和3年度5,954件
    令和4年度6,399件
    令和5年度7,726件
    令和6年度7,714件
    令和7年度7,223件

    令和7年度の分類別では、ドブネズミに関する相談が825件、クマネズミが1,571件となっている。

    ここで注意したいのは、相談件数はネズミの実際の生息数や駆除数ではないという点だ。

    東京大学の研究者も、相談件数の増加がそのままネズミの生息数の増加を意味するとは限らないと指摘している。

    目撃する人が増えたことや、SNSを通じて問題への関心が高まったことも、相談件数に影響する可能性がある。

    新宿区は2026年度に約1,452万円を予算化

    2026年度の公式対策

    2026年2月5日に公表された新宿区の令和8年度予算資料には、「屋外におけるねずみ対策」が新規事業として掲載された。


    令和8年度予算額
    1,452万円
    14,520千円・前年度予算額14,527千円

    主な事業内容
    - ネズミ対策の正しい知識の普及啓発
    - 被害が顕著な地域の原因調査と分析
    - 専門業者による具体的な対策プランの作成
    - 発生原因となる施設への改善指導
    - 周辺住民や事業者への啓発活動

    この事業は歌舞伎町だけに限定したものではなく、新宿区内の屋外ねずみ被害が顕著な地域を対象とするものだ。

    区は苦情や相談が寄せられた地域に専門業者を派遣し、発生原因を調べたうえで改善策を提案する方針を示している。

    また、飲食店やごみ集積所、民泊などの関係者に対して、ごみの適正排出について直接説明する取り組みも盛り込まれた。

    2026年9月18日更新の新宿区公式ページでも、屋外ねずみ対策や地域単位の調査・相談体制が案内されている。

    2026年時点で歌舞伎町専用の新しい駆除実績は公表されている?

    ここも重要なポイントだ。

    新宿区の公式ページに掲載されている歌舞伎町地区の繁華街ねずみ対策資料は、令和5・6年度の事業結果が中心となっている。

    一方、大久保・百人町地区については令和6・7年度の調査・駆除結果が掲載されている。

    したがって、2026年11月現在、令和7年度以降の歌舞伎町地区について、1,154匹という数値を更新する新たな推定致死数は、同ページの掲載資料からは確認できない。

    2026年度に区全体の屋外対策が進められていることと、歌舞伎町だけで新たな一斉駆除が実施されたことは、分けて理解する必要がある。

    【再発防止の課題】ネズミ駆除だけでは解決しない理由

    1. ごみを餌にさせない仕組みを作る

    新宿区が2026年9月の公式案内で強調しているのは、餌となるごみの管理だ。

    生ごみをビニール袋のまま路上に出すと、ネズミが袋をかじって中身を食べる可能性がある。

    そのため、区は次の方法を推奨している。

    - 生ごみは蓋付きのごみ箱や密閉容器に入れる
    - ごみの収集まで屋外に置く時間を短くする
    - 飲食店のごみは特に適切に管理する
    - ペットの餌などを屋外に放置しない

    飲食店が集中する歌舞伎町では、店舗ごとに排出時間や管理方法が異なる。

    一軒だけが適切に管理しても、隣接する店舗のごみが路上に置かれていれば、地域全体の餌場はなくならない。

    この問題を解決するには、ビル管理者、テナント、収集業者が連携する必要がある。

    2. 巣穴や隠れ場所をなくす

    ネズミが生活できる場所を残したままでは、駆除しても再び生息する可能性がある。

    新宿区は、巣穴やコンクリートの割れ目を埋めて塞ぐこと、建物同士の隙間を整理すること、段ボールや紙くずなどを撤去することを案内している。

    ただし、巣穴を塞ぐ作業は、内部にネズミが残っていないか確認してから行う必要がある。

    区の支援では、専門業者が現地を確認し、必要に応じて巣穴に殺鼠剤を投入したうえで埋めて塞ぐ方法が採用されている。

    3. 毒餌ボックスの効果を長期的に評価する

    毒餌ボックスは、広い地域に生息するネズミに対して一斉に対処できる点が利点だ。

    一方で、設置期間が終了すれば、その後の繁殖や周辺地域からの移動までは防げない。

    令和6年度の歌舞伎町の結果では、毒餌の喫食率は駆除期間の後半に低下した。しかし、それだけでは半年後や1年後の生息状況まで判断できない。

    今後は、次のような指標を継続して確認することが望ましい。

    - 同じ地点での巣穴の再発生数
    - ごみ出し不備の改善状況
    - 毒餌の喫食状況の推移
    - 夜間の目撃情報や相談件数
    - 建物内外での被害の違い

    特に、駆除前と駆除後の環境を同じ条件で比較できれば、施策の効果をより正確に評価できる。

    4. 屋外のドブネズミと屋内のクマネズミを区別する

    歌舞伎町のねずみ対策事業で見落とせないのが、対象となる種類の違いだ。

    比較項目ドブネズミクマネズミ
    主な生息場所屋外、地面、下水周辺建物内、天井裏、壁の隙間
    主な特徴地面に近い場所で活動高い場所や建物内で活動
    歌舞伎町の一斉駆除対象対象外
    主な対策ごみ管理、巣穴対策、地域駆除建物の侵入口対策、屋内の餌管理

    新宿区が公表している歌舞伎町の繁華街ねずみ対策は、屋外のドブネズミが対象だ。

    そのため、飲食店の天井裏や住宅の室内で発生しているクマネズミの問題まで、この事業だけで解決できるわけではない。

    屋外で目撃したネズミと、建物内で被害を起こすネズミは、対策を分けて考える必要がある。

    5. 2026年に新宿区へ相談する方法

    自宅や店舗の敷地内でドブネズミの巣穴を見つけた場合や、地域で継続的な被害が発生している場合、新宿区の相談制度を利用できる。


    新宿区の屋外ねずみ対策相談



    新宿区保健所・衛生課 環境衛生係

    03-5273-3841
    屋外のドブネズミ対策に関する相談窓口

    相談できる主な内容
    - 所有・管理する敷地内の巣穴の確認
    - 専門業者による現地調査と改善提案
    - 町会・自治会・商店会など地域単位の生息環境調査
    - 地域のごみ管理や再発防止に関する助言

    ※建物の規模などによって支援対象外となる場合がある。延べ床面積3,000平方メートル以上の建物の敷地などは対象外となる場合がある。

    また、飲食店などの事業者向けには、蓋付きごみ容器の貸し出し制度も案内されている。

    2026年8月25日更新の新宿区のごみ出し案内では、敷地内で収集業者にごみを引き渡すこと、屋外に出す場合は蓋付き容器を使って収集時間に合わせることを推奨している。

    【プロの結論】歌舞伎町のネズミ問題を解決する鍵は環境管理にある

    歌舞伎町のネズミ問題を数字から振り返ると、単なる大量発生と大量駆除の話ではないことが分かる。

    2024年11月の調査では、歌舞伎町一丁目・二丁目でごみ出し不備185か所、巣穴29か所が確認された。

    翌2025年には毒餌ボックス207か所による一斉駆除が実施され、喫食量から1,154匹の推定致死数が算出された。

    それでも2026年には現地での目撃報道があり、新宿区も屋外ねずみ対策の継続と強化を打ち出している。

    ここから読み取れるのは、ネズミを減らす施策と、ネズミが増えない環境を作る施策は別物だということだ。

    駆除は現在いる個体への対処であり、ごみ管理や巣穴の封鎖は将来の繁殖を抑える対策である。

    歌舞伎町のように飲食店、雑居ビル、繁華街が密集する地域では、店舗単位の取り組みだけでなく、街区単位の管理が求められる。

    今後、対策の成果を判断する際には、駆除したと推定される数だけを見るのではなく、ごみ出し不備や巣穴がどれだけ減ったか、同じ場所での目撃が減少したかにも注目したい。


    【歌舞伎町のネズミ】に関するよくある質問(FAQ)

    Q1:歌舞伎町のネズミは現在も大量発生している?

    2026年も目撃情報は報告されている。2026年10月の現地報道でも新宿の路地で複数のネズミが確認された。ただし、現在の歌舞伎町全域の生息数を示す最新の公式統計は公表資料から確認できない。

    Q2:歌舞伎町のネズミは何匹駆除された?

    令和6年度の一斉駆除では、毒餌の喫食量から1,154匹の推定致死数が算出された。実際に1,154匹の死骸を回収したという意味ではない。

    Q3:歌舞伎町でネズミが増えた原因は何?

    主な要因は、生ごみの不適切な排出、飲食店が密集する環境、餌場付近に巣穴を作れる場所があることだ。特に夜間のごみ出し不備が調査で多数確認されている。

    Q4:歌舞伎町のネズミはドブネズミ?

    屋外で見かけるネズミの多くはドブネズミとされる。歌舞伎町の繁華街ねずみ対策事業も、屋外のドブネズミを対象としている。建物内のクマネズミは別の対策が必要だ。

    Q5:新宿区は2026年もネズミ対策を実施している?

    実施している。令和8年度は屋外ねずみ対策に1,452万円を予算計上し、専門業者による調査や原因施設への改善指導、事業者への啓発などを進めている。

    Q6:ネズミを見つけた場合はどこに相談すればいい?

    屋外のドブネズミに関する相談は、新宿区保健所・衛生課の環境衛生係(03-5273-3841)が窓口となる。敷地内の巣穴や地域単位の被害についても相談できる。


    まとめ:歌舞伎町のネズミ対策は2026年も環境改善が焦点

    歌舞伎町のネズミ問題は、2023年のSNS動画による注目をきっかけに、新宿区の本格的な調査・駆除事業へと発展した。

    令和6年度の環境調査で判明した185か所のごみ出し不備と29か所の巣穴は、ネズミが繁殖しやすい環境が実際に存在していたことを示す重要なデータだ。

    一斉駆除では1,154匹の推定致死数が算出されたものの、2026年現在も目撃報道は続いている。

    新宿区の2026年度対策は、専門業者による調査、施設への改善指導、ごみ管理の普及啓発を組み合わせたものだ。

    今後の焦点は、駆除したネズミの推定数を増やすことではなく、ネズミが餌を得られず、巣を作れず、再び繁殖しにくい街を維持できるかどうかにある。

    歌舞伎町の衛生環境を改善するには、行政だけでなく、飲食店、ビル管理者、廃棄物収集業者、地域全体の継続的な協力が欠かせない。

    2026年以降も、駆除実績だけでなく、ごみ出し状況や巣穴の減少を含めた継続的な検証が求められる。 (出典: 歌舞 伎町 ネズミ(Yahoo!ニュース))


    斉藤 桃子 (Momoka Saito)
    斉藤 桃子 (Momoka Saito) カルチャーライター

    Webメディアの編集およびコンテンツ作成に従事。正確で質の高い情報発信を心掛けています。