REVOLVE 話題の最新トレンド&カルチャー・芸能ニュースを随時更新
2026年11月04日 更新
Basebird 注目特集

【明治34年創建】桐生西宮神社の由緒とご利益とは?

目次
[ 非表示 ]

    兵庫県の西宮神社から御分霊を迎えた関東唯一の直系分社

    桐生西宮神社
    【画像】桐生 西宮 神社 関連ショット

    桐生西宮神社の創建は、明治34年(1901年)です。

    兵庫県西宮市にある「西宮神社」は、えびす様をお祀りする総本社として知られています。桐生西宮神社は、この総本社から御分霊を迎えて創建された神社であり、関東で唯一の直系分社という由緒を持っています。

    この歴史的な関係から「関東一社」という呼び名が定着しました。

    なお、単に関東でえびす様を祀る神社が一社しかないという意味ではありません。兵庫県の西宮神社から直接御分霊を迎えた直系分社であることが、この称号の重要な意味です。

    桐生の織物産業とえびす信仰の深い関係

    桐生西宮神社
    【写真】桐生 西宮 神社 近影・注目カット

    桐生西宮神社の歴史を理解するには、かつての桐生が織物産業で栄えた町だったことを知る必要があります。

    桐生は古くから織物の生産地として発展し、全国から職人や商人が集まる経済活動の盛んな地域でした。

    神社の由緒資料によると、江戸時代末期には桐生から兵庫県の西宮神社まで参拝する人々が増え、現地には明治2年以降の桐生からの参拝者名簿も残されています。

    さらに、明和3年(1766年)には、桐生の絹市でえびす講前市が盛況だったことを示す記録があります。

    その後、明治31年(1898年)には本町三丁目周辺で63戸が焼失する大火が発生しました。

    この災害をきっかけに、町の再建と繁栄を願ってえびす様を迎えようという機運が高まり、地域の人々の寄付によって1901年に桐生西宮神社が創建されました。

    桐生のえびす信仰には、神頼みだけではなく、働く人々が技術を磨き、自分たちの努力で商売や暮らしを豊かにしていこうという地域の精神も反映されています。

    桐生西宮神社のご利益

    桐生西宮神社
    【資料】桐生 西宮 神社 報道・メディア記録

    桐生西宮神社では、えびす様と大黒様の二柱に関係する信仰が大きな特徴です。

    御祭神と信仰される神様の関係は次のとおりです。

    - 蛭子大神(ひるこおおかみ): えびす様として親しまれる福の神
    - 大物主命(おおものぬしのみこと): 美和神社の御祭神。大国主命とも称され、大黒様の信仰につながる神様

    蛭子大神は西宮神社から迎えられ、美和神社の御祭神である大物主命と相殿神として祀られています。

    この二神が並び祀られていることが、桐生のえびす講の特色です。

    主なご利益として知られているのは、以下の内容です。

    ご利益願い事の例
    商売繁盛商売や事業の発展、売上向上
    家内安全家族の健康と日々の平穏
    生業繁栄仕事の成功、職業の発展
    招福開運幸運や福を招くこと
    諸願成就さまざまな願い事の成就

    特に商売繁盛を願う経営者、自営業者、商店主にとって、桐生西宮神社はゆかりの深い参拝先です。

    もちろん、会社勤めの人や学生、家族連れにとっても、家内安全や日々の幸福を願う場所として親しまれています。

    【関係性を徹底整理】桐生西宮神社と兵庫県西宮神社の違い・つながり

    桐生西宮神社を調べる際に混同しやすいのが、兵庫県の西宮神社との関係です。

    両社は別々の場所に鎮座していますが、御分霊によって直接つながっています。

    関係する神社と行事を整理すると、次のようになります。

    関連する存在役割・関係性主な特徴
    桐生西宮神社1901年創建関東唯一の直系分社
    兵庫県西宮神社えびす宮総本社十日えびす・福男選び
    美和神社桐生の古社大物主命を祀る
    桐生えびす講桐生西宮神社の秋季大祭毎年11月19日・20日
    桐生の福男選び神事総本社公認の神事2024年から実施

    兵庫県西宮神社の福男選びとの関係

    兵庫県西宮市の西宮神社では、毎年1月10日の十日えびすに合わせて「開門神事・福男選び」が行われます。

    鎌倉時代に端を発するとされる伝統行事で、表大門の開門とともに参拝者が本殿を目指して走ります。

    一方、桐生西宮神社では、2024年から総本社公認の福男選び神事が始まりました。

    これは総本社の開門神事から暖簾分けされた神事として、全国初の取り組みと公式に紹介されています。

    したがって、桐生の福男選びは兵庫県の行事そのものを別の日に開催しているわけではありません。総本社とのつながりを背景に、桐生独自の秋季大祭に取り入れられた新しい伝統です。

    【2026年最新】桐生えびす講の日程・開催時間と福男選び神事

    2026年の桐生えびす講は、11月19日と20日の2日間です。

    神社が10月に公開した令和8年の西宮大祭案内でも、開催日と時間が告知されています。

    2026年の開催概要

    項目2026年の情報
    行事名桐生西宮神社秋季大祭・桐生えびす講
    開催日11月19日(木)・20日(金)
    開始時間19日午前7時
    終了時間20日午後10時
    開催形式19日から夜通し開催
    会場桐生西宮神社境内
    住所群馬県桐生市宮本町2丁目1-3
    福男選び20日午前6時
    主な内容参拝、お札頒布、ご祈祷、福まき、えびす横丁など

    19日は宵祭り、20日は本祭りとして親しまれています。

    夜間も祭りが続くため、仕事帰りに参拝したい人や、夜の露店の雰囲気を楽しみたい人にも適しています。

    11月20日午前6時の福男選び神事

    2026年の大きな注目行事が、11月20日(金)午前6時から行われる福男選び神事です。

    神社公式の2026年参加案内では、次の内容が告知されています。

    - 開催日時:11月20日(金)午前6時
    - 一般観覧開始:午前5時
    - 参加資格:15歳以上の男女
    - 参加方法:事前申し込み・抽選
    - 抽選予定:11月19日午後9時
    - 参加枠:男性54人、女性54人の計108人

    参加申し込みは9月12日から11月19日までと案内されています。11月19日の当日申し込みは午後7時までです。

    参加者は抽選で選ばれ、翌朝の神事に臨みます。コースの距離は約230メートルです。

    ここで注目したいのは、福男という名称でありながら、女性も参加できることです。

    公式案内では「福男・福女」という考え方が示されており、幸福があふれる世の中を願う人を意味しています。

    また、参加者だけでなく一般の観覧者も午前5時から見学できる案内となっています。

    早朝の神事を見たい場合は、開催時刻の直前ではなく、観覧開始時刻を目安に現地へ向かうとよいでしょう。

    2026年の福まき開催時間

    えびす講では、参拝や福男選びだけでなく、福まきも人気の催しです。

    2026年の公式案内チラシには、次の時間が掲載されています。

    日付福まきの時間
    11月19日午後4時・5時・6時30分・7時30分・8時30分
    11月20日午後4時30分・5時30分・6時30分・7時30分

    福まきでは福餅やえびす菓子、クーポン券などが案内されています。

    このほか、えびす大鼓や神楽人形芝居など、祭りを盛り上げる催しも予定されています。

    【熊手・お宝・露店】桐生えびす講で楽しみたい見どころ

    桐生えびす講の魅力は、神社での参拝だけではありません。

    境内へ続く周辺道路には、縁起物を扱う店や飲食の露店が並び、祭りならではの賑わいが生まれます。

    商売繁盛を願う熊手とお宝

    えびす講で特に注目されるのが、熊手やお宝と呼ばれる縁起物です。

    熊手は、福をかき集めるという願いを込めた縁起物として知られています。

    商売繁盛を願う人が購入し、店舗や事務所に飾る習慣があります。

    また、桐生のえびす講では、お宝を扱う露店も並びます。

    新しい年に向けて仕事や商売の発展を願いながら、気に入った縁起物を探すのも楽しみの一つです。

    桐生市の観光案内でも、熊手やお宝を販売する露店が祭りの大きな特徴として紹介されています。

    えびす横丁と飲食露店

    2026年の公式案内には「えびす横丁」も掲載されています。

    祭りの名物である福飴や甘酒をはじめ、飲食や地域の店舗による出店が予定されています。

    神社で参拝を済ませた後、周辺の露店を見て回りながら食べ歩きを楽しめるのが魅力です。

    また、桐生の祭礼では、伝統芸能と地域の商業活動が一体となっている点も特徴的です。

    11月1日から30日までの臨時配札所

    実は、えびす講の楽しみは開催日の2日間だけではありません。

    桐生西宮神社では、11月1日から30日まで、桐生市内とみどり市に臨時配札所を設けています。

    公式案内に掲載されている配札所は次の6か所です。

    - 大沢呉服店(桐生市本町)
    - パッケージプラザオカベ(桐生市永楽町)
    - 今西商店(桐生市本町)
    - 半田屋米店(桐生市錦町)
    - 花清本店f.first(桐生市巴町・桐生駅南口)
    - 足利屋洋品店(みどり市大間々)

    授与品を希望する人にとって、祭り当日以外にも受け取る機会があるのは便利なポイントです。

    郵送での希望についても、神社公式案内で問い合わせ方法が紹介されています。

    【アクセス・駐車場】桐生駅からの行き方と2026年の交通規制

    桐生えびす講に初めて訪れる人が気になるのが、アクセスと駐車場です。

    開催期間中は周辺道路に交通規制が実施されるため、通常時と同じ感覚で車を利用するのはおすすめできません。

    桐生西宮神社の住所と最寄り駅

    神社の所在地は次のとおりです。

    桐生西宮神社

    群馬県桐生市宮本町2丁目1-3

    - 最寄り駅:JR両毛線・桐生駅
    - 桐生駅から徒歩:約10~15分
    - 問い合わせ先:0277-22-4395

    神社公式サイトでは桐生駅から徒歩約10分、桐生市の観光案内では約15分と紹介されています。歩く速度や経路によって所要時間が異なるため、余裕を持った移動がおすすめです。

    神社専用駐車場はある?

    注意桐生西宮神社には専用駐車場がありません。

    これは神社公式サイトにも明記されています。

    車で訪れる場合は、市内の駐車場を利用する必要があります。

    2026年の公式交通規制図には、桐生が岡遊園地駐車場などの駐車場所が掲載されています。また、森産業駐車場については、11月19日・20日ともに午後6時から午後10時までの利用時間が表示されています。

    駐車場所によって利用条件や時間が異なるため、現地へ向かう前に2026年版の交通規制図を確認してください。

    2026年の交通規制はいつから?

    2026年10月13日、桐生西宮神社は令和8年西宮大祭の交通規制情報を公開しました。

    主な規制内容は以下のとおりです。

    山手通り・えびす参道

    11月19日(木)午前10時から11月20日(金)午後10時まで、歩行者用道路になります。

    本町通りの指定区間

    桐生信用金庫本町支店から有鄰館までの区間に相当する表示区間では、11月19日・20日ともに午前10時から午後10時まで車両通行止めとなります。

    また、公式交通規制図では、おりひめバスの迂回期間として11月18日・19日・20日が示されています。

    車で訪れる人は、神社付近まで直接乗り入れようとせず、規制区域外の駐車場所を利用することが大切です。

    混雑状況とおすすめの訪問方法

    桐生えびす講は、関東一円から参拝者が集まる大規模な祭礼です。

    桐生市の案内でも、周辺道路に多数の露店が並び、参道は歩くのが困難になるほど賑わうと紹介されています。

    特に、次のような目的によって訪問時間を考えると効率的です。

    - 熊手やお宝を探したい人: 露店をゆっくり見られる時間を確保する
    - 夜の祭りを楽しみたい人: 19日夕方以降の開催時間を活用する
    - 福男選びを観覧したい人: 20日午前5時の一般観覧開始を目安にする
    - 福まきを楽しみたい人: 公式チラシの時間に合わせて訪問する

    特に福男選びは早朝開催のため、防寒対策も欠かせません。

    11月下旬の桐生は朝晩の冷え込みが予想されます。厚手の上着や手袋などを準備しておくと安心です。

    【よくある質問】桐生西宮神社に関するFAQ

    Q1:桐生西宮神社のえびす講2026はいつ開催されますか?

    A1:2026年11月19日(木)・20日(金)です。19日午前7時から夜通し開催され、20日午後10時まで行われます。

    Q2:桐生西宮神社の福男選びは何時からですか?

    A2:2026年11月20日(金)午前6時からです。一般観覧は午前5時からの案内です。参加資格は15歳以上の男女で、参加には抽選があります。

    Q3:桐生西宮神社に駐車場はありますか?

    A3:神社専用駐車場はありません。市内の駐車場を利用してください。2026年の交通規制図には駐車場所も掲載されています。

    Q4:桐生西宮神社のご利益は何ですか?

    A4:商売繁盛、家内安全、生業繁栄、招福開運などです。えびす様と大黒様に関係する信仰が特徴です。

    Q5:桐生西宮神社と兵庫県の西宮神社は同じ神社ですか?

    A5:別々の場所にある神社です。桐生西宮神社は1901年に兵庫県の西宮神社から御分霊を迎えた関東唯一の直系分社です。

    まとめ:桐生西宮神社のえびす講2026は歴史と福を感じる2日間

    桐生西宮神社は、明治34年(1901年)に兵庫県の西宮神社から御分霊を迎えて創建された、関東唯一の直系分社です。

    織物産業で栄えた桐生の歴史と、地域の商売繁盛や家内安全を願うえびす信仰が結びつき、100年以上にわたって受け継がれてきました。

    2026年の桐生えびす講は、11月19日・20日の開催です。20日午前6時の福男選び神事をはじめ、熊手やお宝の露店、えびす横丁、福まきなど見どころが豊富です。

    特に今年は、福男選び神事の参加条件や抽選方法、福まきの開催時間まで公式案内に掲載されています。訪問目的に合わせて時間を決めておくと、祭りをより楽しめます。

    アクセスはJR桐生駅から徒歩約10~15分。神社専用駐車場はなく、開催期間中は交通規制も実施されます。公共交通機関を利用するのが便利です。

    商売の繁栄を願う人も、家族の幸せを祈る人も、桐生の歴史と地域文化が息づく秋の祭礼を訪れてみてはいかがでしょうか。 (出典: 桐生 西宮 神社(Yahoo!ニュース))

    斉藤 桃子 (Momoka Saito)
    斉藤 桃子 (Momoka Saito) カルチャーライター

    Webメディアの編集およびコンテンツ作成に従事。正確で質の高い情報発信を心掛けています。