小林潤奈さんは、2019年2月2日放送の日本テレビ系『マツコ会議』に出演した漫画家です。SNSで人気を集めたコミックエッセイ『小林姉妹はあきらめない!』の作者として紹介され、マツコ・デラックスさんから作品づくりについて率直なアドバイスを受けました。
番組で注目されたのは、漫画家としての実績だけではありません。SNSでは支持されていても書籍の続編につながらないという「2冊目の壁」や、読者がお金を払ってまで読みたい漫画とは何かという、出版業界の本質的な問題も取り上げられました。2026年現在、小林さんは新たなコミックエッセイを刊行し、次の作品も発売予定となっています。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - 出演回: 2019年2月2日放送の『マツコ会議』。コミックエッセイ編集部が特集された回。 - 漫画家デビュー: 2017年に漫画家デビュー。2018年3月に初単行本『小林姉妹はあきらめない!』を刊行。 - マツコさんのアドバイス: SNSで人気を得ることと、読者がお金を払って購入する作品を生み出すことの違いを指摘。 - 2026年現在: 2025年に『小林一家は今日も「ま、いっか!」』を発売。2026年11月27日には新刊『小林一家と今日は「おでかけ!」』の発売が予定されている。
【出演回を特定】小林潤奈がマツコ会議に出演したのは2019年2月2日!
小林潤奈さんが出演したのは、2019年2月2日放送の『マツコ会議』です。
この日のテーマは、コミックエッセイ編集部。日常生活や自分自身の体験を漫画にするコミックエッセイの出版事情が取り上げられました。
番組では、出版社KADOKAWAのコミックエッセイ編集部に中継をつなぎ、SNSをきっかけに漫画家として活動する作家たちの現状を紹介。作品を出版した後、次の単行本につなげる難しさについても議論されました。
小林潤奈が注目された「2冊目の壁」
番組で取り上げられた小林さんは、SNSで非モテ系女子の日常を描いた作品を発表していた漫画家です。
代表作は『小林姉妹はあきらめない!』。ぽっちゃり姉妹の飾らない日常を、自虐的なユーモアと独特の言葉選びで描いた作品です。
キャリコネニュースの2019年2月4日付の放送内容紹介によると、同作はSNSで人気を集めていた一方、書籍の販売実績や続編の企画という点では課題を抱えていました。
同記事では、単行本の売上について約7,000部と報じられています。SNSでの人気が、そのまま書籍の継続的な販売につながるとは限らないという状況が紹介されました。
マツコ・デラックスが指摘した作品の課題
マツコさんが注目したのは、作品の個性と読者に与える違和感です。
番組を紹介したJ-CASTニュースによると、マツコさんはSNSで読む作品としては成立していても、書籍として購入してもらうには、もう一段階の独自性が必要だと指摘しました。
特に印象的だったのが、次の言葉です。
「もっと変でないといけない」
単に日常の出来事を漫画にするだけではなく、作者ならではの視点や、ほかの人にはない観察眼が必要だという趣旨です。
この指摘は、SNS漫画を出版につなげたいクリエイターにとっても考えさせられる内容でした。
【プロフィール・経歴】小林潤奈はどんな漫画家?デビューまでの道のり
小林潤奈さんは、SNSを活動の出発点として漫画家になったクリエイターです。
出版社の作品紹介や著者プロフィールによると、1995年に愛知県で生まれ、2016年から「小林姉妹」という名前で漫画の発信を始めました。
当初から順調だったわけではありません。漫画家デビュー後に連載が短期間で終了する経験もしています。しかし、SNSでの発信を続けることで読者を増やし、初の単行本出版へとつなげました。
小林潤奈の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 小林潤奈(こばやし・じゅんな) |
| 生年 | 1995年 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 職業 | 漫画家・コミックエッセイ作家 |
| 活動開始 | 2016年 |
| 漫画家デビュー | 2017年 |
| 初単行本 | 『小林姉妹はあきらめない!』 |
| 初単行本発売日 | 2018年3月16日 |
| 主な活動名義 | 小林姉妹・kobayasisters |
| 主な発信媒体 | Instagram、X、ブログ |
2016年から2018年までの活動
小林さんの漫画家としての歩みを理解するうえで重要なのは、SNSでの発信と出版社からの書籍化という2つの転換点です。
2016年:Twitterで「小林姉妹」の漫画投稿を開始
姉妹の日常を題材にした漫画をTwitterで発表し始めました。
2017年:念願の漫画家デビュー
漫画家として連載をスタート。しかし、連載は約3か月で終了しました。
2017年以降:Instagramで漫画を継続発信
連載終了後も作品の投稿を続け、Instagramでも読者を獲得。コミックエッセイ劇場の著者紹介では、Instagramでほぼ毎日漫画を更新し、開始から5か月でフォロワー4万人を突破したと紹介されています。
2018年3月:初単行本を刊行
KADOKAWAから『小林姉妹はあきらめない!』を発売しました。
2018年5月:2冊目の著書を刊行
宝島社から『禁断の変態ごはん』を発売。漫画だけでなく、食をテーマにした作品にも活動の幅を広げています。
この経歴から見えてくるのは、最初の連載が終了しても、発信そのものをやめなかったことです。
出版社の連載という一つの活動場所に依存せず、SNSで自分の作品を届け続けたことが、単行本デビューにつながった大きな要因でした。
【作品と評判】小林潤奈の代表作『小林姉妹はあきらめない!』とは?
小林潤奈さんの代表作として知られているのが、2018年3月16日発売の『小林姉妹はあきらめない!』です。
KADOKAWAの書籍情報によると、A5判・176ページのコミックエッセイで、価格は税込1,100円(刊行時)。Instagramで人気を集めた短編漫画に加え、72ページの描き下ろし漫画も収録されています。
どんな内容の漫画なのか?
作品の中心となるのは、ぽっちゃり体型の姉妹の日常です。
ダイエット、恋愛、ファッション、食事、美容など、女性なら共感しやすいテーマを取り上げながら、一般的な美容漫画とは少し違った角度から日常を描いています。
例えば、次のようなテーマが登場します。
- ダイエットを頑張ろうとしても食欲に負けてしまう日常
- 食べ物を前にしたときの欲望との向き合い方
- 恋愛や異性との関係で感じる微妙な気持ち
- 写真映えやファッションにまつわる失敗
- 姉妹だからこそ生まれる遠慮のないやり取り
特徴的なのは、自分のコンプレックスを隠すのではなく、笑いに変えている点です。
読者に完璧な自分を目指すよう求めるのではなく、うまくいかない自分も含めて楽しむような作風が魅力になっています。
『禁断の変態ごはん』で見せた別の個性
もう一つ注目したいのが、2018年5月28日発売の『禁断の変態ごはん』です。
宝島社から刊行されたこの本は、127ページのハイカロリーグルメ読本。
小林姉妹が好きな、簡単で高カロリーな料理をテーマに、食欲を刺激するレシピや料理の楽しさを漫画で紹介しています。
カルボナーラに唐揚げやベーコンなどを組み合わせた料理など、健康志向とは少し違った方向性の大胆なメニューも登場します。
『小林姉妹はあきらめない!』が姉妹の日常を中心とした作品なのに対し、こちらは食を中心にした企画です。小林さんが日常漫画以外にも表現の幅を広げていたことが分かります。
読者からの評判は?
作品の評価を見ると、独特の言葉選びや、肩の力を抜いて楽しめる作風が支持されていることが分かります。
電子書籍ストアBookLiveのレビューでは、『小林姉妹はあきらめない!』に対して、絵柄や文章の面白さ、ほのぼのとした雰囲気を評価する感想が掲載されています。
また、『小林一家は今日も「ま、いっか!」』についても、家族の温かさや姉妹のやり取りを評価するレビューが見られます。
作品の評価を考える際には、単純なランキングやレビュー件数だけでなく、どのような部分が読者に支持されているのかを見ることが大切です。
小林さんの場合、派手なストーリー展開よりも、身近な出来事を面白く切り取る視点が作品の個性になっています。
【マツコのアドバイスを検証】小林潤奈が直面した「2冊目の壁」の本当の意味
『マツコ会議』の出演回を振り返る際に、特に重要なのが「2冊目の壁」という言葉です。
これは、SNSで人気を獲得して単行本を出すことと、次の作品でも商業的な成果を出すことは別の課題だという話です。
SNSの人気と書籍の売上は同じではない
SNS漫画には、読者が気軽に作品を楽しめるという特徴があります。
スマートフォンで流れてきた漫画を読む場合、読者は無料で作品に触れることができます。
一方、書籍を購入する場合には、価格に見合うだけの満足感や、購入する理由が必要です。
マツコさんが指摘したのは、まさにこの違いでした。
SNSで共感される日常漫画であっても、それだけでは書籍としての強い購入動機にならない場合があります。
読者がまだ知らない視点や、作者独自の切り口が求められるという考え方です。
「2冊目の壁」と既刊2冊の関係に注意
ここで、経歴を整理するうえで重要な点があります。
2019年2月の放送を紹介したキャリコネニュースは、小林さんを「2冊目の壁」に直面する作家として紹介しています。
ただし、書籍の刊行記録を見ると、小林さんは2018年5月に『禁断の変態ごはん』も発売しています。
つまり、2019年の時点で著書が文字どおり1冊しかなかったわけではありません。
『小林姉妹はあきらめない!』の続編や、SNSで支持された漫画を次の商業作品にどう発展させるかという問題と、別企画の書籍を刊行した実績は分けて理解する必要があります。
この違いを押さえると、番組で語られた課題がより明確になります。
マツコの指摘から見える出版業界の課題
コミックエッセイは、作者本人の体験や考え方が作品の魅力になります。
そのため、最初の一冊で成功したとしても、次の作品で同じテーマや表現を繰り返すだけでは、読者に新鮮さを感じてもらえない可能性があります。
番組でマツコさんが指摘した「異質さ」や「違和感」は、単に奇抜な表現を増やすという意味ではありません。
作者自身が何を面白いと感じ、ほかの人とは違う角度から物事を見ているのか。その個性を作品の中心に据えることが重要だという指摘です。
これは、現在のSNS発クリエイターにも通じるテーマです。
フォロワー数を増やす能力と、長く購入される作品を生み出す能力は必ずしも同じではありません。小林さんの出演回は、その違いを考えるきっかけとなった放送でした。
【2026年最新】小林潤奈の現在は?新刊とSNSでの活動状況
2026年11月現在、小林潤奈さんは漫画家として活動を続けています。
2019年の『マツコ会議』出演から数年が経過していますが、2025年には新しいコミックエッセイを刊行し、2026年にも次の単行本が予定されています。
2025年発売『小林一家は今日も「ま、いっか!」』
2025年11月27日、小林さんは主婦の友社から『小林一家は今日も「ま、いっか!」』を発売しました。
この作品では、これまでの小林姉妹の日常漫画からさらに視野を広げ、小林家の家族を中心にしたエピソードを描いています。
登場するのは、父親、母親、姉の万里菜さん、そして愛犬たちです。
出版社の紹介によると、家族それぞれの個性や、日常生活で起こる共感しやすい出来事が作品の中心となっています。
主な書籍情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 小林一家は今日も「ま、いっか!」 |
| 著者 | 小林潤奈 |
| 出版社 | 主婦の友社 |
| 発売日 | 2025年11月27日 |
| 価格 | 1,430円(税込) |
| 判型 | A5判 |
| ページ数 | 160ページ |
| ISBN | 978-4-07-462551-2 |
この作品の特徴は、姉妹だけでなく家族全体を漫画の題材にしていることです。
自分自身の体験を漫画にするというコミックエッセイの基本は変わらないまま、作品のテーマが家族の日常へと広がっています。
2026年11月27日には新刊『小林一家と今日は「おでかけ!」』が発売予定
2026年の新しい動きとして注目したいのが、『小林一家と今日は「おでかけ!」』です。
主婦の友社から発売される予定のコミックエッセイで、発売日は2026年11月27日。価格は税込1,540円、A5判160ページの予定です。
出版社の商品紹介によると、今作のテーマは「おでかけ&はじめてのチャレンジ」。
近場への外出から旅行まで、小林一家がさまざまなことに挑戦する内容です。
さらに、姉妹の人気企画「むちむち旅」シリーズの特別編も収録予定となっています。
2018年の初単行本から、2025年の家族をテーマにした作品、そして2026年の新刊へと、作品の題材が広がっていることが分かります。
小林潤奈のInstagramやXは現在も活動している?
小林さんのSNS活動を確認する際に知っておきたいアカウント名は、@kobayasistersです。
出版社の著者プロフィールでは、InstagramとX(旧Twitter)の両方が紹介されています。
また、2026年8月時点の新刊関連の商品紹介では、Instagramのフォロワー数が26万人を超えているとされています。
SNSで作品を発表し、出版社から単行本を刊行するという活動スタイルは、初期の頃から続いています。
2026年現在の活動を判断するうえでは、過去のテレビ出演だけでなく、新刊の刊行予定やSNSでの発信にも注目する必要があります。
【よくある質問】小林潤奈とマツコ会議に関するFAQ
Q1:小林潤奈がマツコ会議に出演したのは何年何月何日?
A1:2019年2月2日です。日本テレビ系『マツコ会議』のコミックエッセイ編集部特集に出演しました。
Q2:小林潤奈の漫画家デビュー作は何?
A2:2017年に漫画家デビューし、連載をスタートしました。その後、2018年3月16日に初単行本『小林姉妹はあきらめない!』を刊行しています。
Q3:マツコが小林潤奈に伝えたアドバイスは?
A3:SNSで人気を集めるだけでなく、書籍として購入したいと思わせる独自性が必要だという趣旨です。「もっと変でないといけない」という言葉が特に印象的でした。
Q4:小林潤奈の著書は『小林姉妹はあきらめない!』だけ?
A4:いいえ。『禁断の変態ごはん』も2018年5月に刊行されています。その後、2025年には『小林一家は今日も「ま、いっか!」』も発売されました。
Q5:小林潤奈は2026年現在も漫画家として活動している?
A5:はい。2025年の単行本刊行に続き、2026年11月27日には『小林一家と今日は「おでかけ!」』の発売が予定されています。
Q6:小林潤奈のInstagramアカウント名は?
A6:@kobayasistersです。Xでも同じアカウント名が紹介されています。
まとめ:小林潤奈はマツコ会議出演後も漫画家として活動を継続
小林潤奈さんが『マツコ会議』に出演したのは、2019年2月2日です。
当時は『小林姉妹はあきらめない!』で知られるSNS発の漫画家として、マツコ・デラックスさんから「2冊目の壁」や作品の独自性についてアドバイスを受けました。
小林さんの経歴を振り返ると、2017年の漫画家デビュー、2018年の初単行本刊行、そしてSNSでの継続的な発信という歩みが見えてきます。
さらに、2025年には『小林一家は今日も「ま、いっか!」』を発売。2026年11月27日には『小林一家と今日は「おでかけ!」』も発売予定です。
注目したいのは、初期の姉妹の日常漫画から、家族全体を描くコミックエッセイへと作品のテーマが広がっていることです。
『マツコ会議』で話題になった「2冊目の壁」は、現在の小林潤奈さんの活動を振り返るうえでも興味深いテーマです。
SNSで読者を獲得するだけでなく、作品として新しい魅力を生み出し、次の一冊へとつなげていく。その歩みは、SNS時代の漫画家のキャリアを考えるうえでも注目に値します。 (出典: 小林 潤 奈 マツコ 会議(Yahoo!ニュース))