2026年11月現在、須藤元気さんは国会議員ではなく、格闘技イベントのプロデューサーとして活動しています。2025年9月にK-1プロデューサーへ就任したことを皮切りに、2026年には自身が全面プロデュースする「K-1 GENKI 2026」を開催。さらに6月には、桜庭和志さんが立ち上げたグラップリング大会「QUINTET」のプロデューサーにも就任しました。
一方、2025年7月の参議院議員選挙では国民民主党から比例代表で出馬したものの落選。2026年1月には次期衆議院選挙への出馬要請を断ったことも報じられています。ただし、政治への意欲を完全に失ったわけではありません。現在は格闘技、音楽、政治という複数の活動領域のうち、格闘技興行の再活性化に軸足を置いています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の仕事:2025年9月からK-1プロデューサーを務め、2026年6月にはQUINTETのプロデューサーにも就任。
- 2025年の選挙:7月20日の参院選に国民民主党から出馬したが、比例代表で落選。
- 2026年の実績:4月11日に自身が全面プロデュースする「K-1 GENKI 2026」を開催。
- WORLD ORDER:2025年の再始動後、2026年9月にも新曲「BEAUTIFUL WORLD」をリリース。
- 政界復帰:2026年1月の次期衆院選への出馬要請は辞退。ただし政治への志は持ち続けている。
【2026年最新】須藤元気の現在の仕事はK-1プロデューサーが中心
須藤元気さんの現在を理解するうえで、最も重要なのが2025年9月のK-1プロデューサー就任です。
2025年9月3日、K-1は都内で緊急記者会見を開き、新プロデューサーに須藤元気さんが就任することを発表しました。それまでK-1のプロデューサーを務めていた宮田充氏の退任に伴う人事です。
須藤さんは現役時代、K-1 WORLD MAXに参戦し、魔裟斗さんらと対戦した経験を持っています。単なる著名人の起用ではなく、競技者としてK-1の歴史を知る人物が運営側に加わったという意味があります。
就任会見では、K-1の改革について次のように語りました。
「今あるK-1をぶち壊し、新しい風を吹き込むことです」
また、現在のK-1に必要なものとして、ワクワク感や高揚感、格闘技に対する幻想を挙げています。試合の勝敗だけでなく、選手の個性や大会全体の演出を含めて観客を楽しませる興行を目指す姿勢が見て取れます。
2026年もK-1の改革を継続
2026年1月15日には、K-1の記者懇親会で年間興行の構想を発表しました。国内大会の充実に加え、海外大会の開催も計画。K-1グループ全体で年間26大会という過去最大規模の興行計画を打ち出しました。
この構想には、競技の国際展開だけでなく、格闘技をより幅広い観客に届けたいという意図があります。
さらに、10月27日には12月29日に横浜BUNTAIで開催予定の「K-1 WORLD MAX 2026」に関する対戦カード発表会見に出席。皇治選手の発信力や、選手の個性を記者会見でも引き出す必要性についてコメントしています。
つまり、2026年11月現在も須藤さんはK-1の現場でプロデューサーとして活動中です。単に名前を貸している立場ではなく、大会の企画やカード編成、選手の見せ方に関わる役割を担っています。
【K-1 GENKI 2026】須藤元気が全面プロデュースした大会の内容と結果
2026年の須藤元気さんの仕事を象徴する出来事が、4月11日に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された「K-1 GENKI 2026」です。
大会名は、2026年1月15日の記者懇親会で発表されました。須藤さん自身が直筆で大会名を書いた色紙を披露し、4月大会を完全プロデュースすると説明しています。
「GENKI」という言葉には、自身の名前だけでなく、K-1や格闘技界全体を元気にしたいという意味を込めたと説明しました。
従来のK-1にとらわれない格闘技フェスティバル
同大会の特徴は、通常の立ち技格闘技だけに限定しなかったことです。
須藤プロデューサーが年初に掲げた構想には、次のような競技が含まれていました。
- K-1の通常のキックボクシングルール
- HERO'S特別ルールによる総合格闘技
- フルコンタクト空手の特別ルール
- セネガル相撲の選手が参加する異種格闘技的な試合
実際の大会では、全18試合が行われ、8試合がKO決着となりました。3つのタイトルマッチでは、アリエル・マチャド、デング・シルバ、ジョナス・サルシチャのブラジル勢がすべて勝利しています。
また、HERO'S特別ルールの試合や空手マッチも組み込まれ、通常のキックボクシング大会とは異なる構成が実現しました。
2026年11月以降のK-1にも注目
須藤プロデューサーの改革は、4月大会だけで終わっていません。
2026年11月23日には後楽園ホールで「K-1 REVENGE II」、12月29日には横浜BUNTAIで年末大会が予定されています。
特に11月大会では、スーパー・バンタム級の挑戦者を選ぶサバイバル企画が組まれています。3試合の勝者3名のうち、次の段階に進めるのは2名。勝敗だけでなく、KOまでの時間や積極性も評価基準にするという仕組みです。
選手の実力だけでなく、試合内容や観客に与える印象まで評価する点に、須藤プロデューサーの興行観が表れています。
【QUINTETプロデューサー就任】桜庭和志との関係と2026年の活動
須藤元気さんの仕事はK-1だけではありません。2026年6月10日には、グラップリング大会「QUINTET」の新プロデューサーへの就任が発表されました。
QUINTETは、格闘家の桜庭和志さんが立ち上げた大会です。5人1組のチーム同士が対抗戦を行う形式を特徴とし、寝技や組み技を中心としたグラップリングの魅力を伝えてきました。
なぜ須藤元気がQUINTETに起用されたのか
須藤さんには、レスリングをバックボーンとする競技経験があります。また、自ら柔術イベント「一騎討(IKKIUCHI)」を開催した経験もあり、グラップリング競技への理解が深い人物です。
さらに、2025年10月にドバイで開催された「QUINTET.5」では、WORLD ORDERのパフォーマーとして出演。大会を通じて桜庭和志さんとの交流を深め、QUINTETの世界展開に向けた協力関係が生まれました。
今回の就任は、桜庭さんが築いてきた大会の競技的な魅力と、須藤さんが持つプロデュースやエンターテインメントの経験を組み合わせる取り組みといえます。
2026年7月には国内大会が復活
須藤さんのQUINTETでの最初の大きな仕事として発表されたのが、アマチュア大会「Amateur QUINTET 2026 in YOKOHAMA」です。
2026年7月11日・12日に横浜武道館の武道場で開催されました。アマチュアQUINTETの復活は約7年ぶりとなります。
さらに、7月25日には京都の旧武徳殿でプロ大会「QUINTET.6 A FESTIVAL OF PEACE」が開催されました。須藤さんをプロデューサーに迎えた新体制での大会です。
QUINTET公式の大会レポートによると、4チームによる団体戦トーナメントは接戦となり、TEAM Iwamoto Adventuresが初優勝を果たしました。
このように、須藤さんはK-1の立ち技格闘技だけでなく、組み技競技の大会運営にも活動範囲を広げています。競技経験を生かしながら、異なるジャンルの格闘技を世界に発信することが現在の仕事の柱になっています。
【2025年参院選落選】国民民主党から出馬した理由と政治活動の経緯
須藤元気さんの現在を語るうえで、2025年の参議院議員選挙は大きな転換点です。
須藤さんは2019年の参院選で立憲民主党から比例代表に立候補し、初当選しました。その後、2020年6月には消費税減税をめぐる党との意見の相違や、東京都知事選での対応などを背景に離党届を提出。以後は無所属として議員活動を続けました。
2024年には衆議院東京15区の補欠選挙と同年10月の衆院選に無所属で出馬しましたが、いずれも当選には届きませんでした。
2025年7月20日の参院選で比例代表から出馬
2025年5月、国民民主党は須藤さんを参議院議員選挙の比例代表候補として擁立すると発表しました。
元参議院議員としての知名度や格闘家としての経歴もあり、注目候補の一人となりました。しかし、7月20日の投開票では当選できませんでした。
国民民主党は比例代表で7議席を獲得しましたが、須藤さんは次点。日刊スポーツなどの報道によれば、最終当選者に届かず、議席を得られませんでした。
落選後、須藤さんは自身のXで支援者に感謝を伝え、今後も活動を続ける意向を示しました。
ワクチンをめぐる発言も選挙期間中の論点に
2025年の選挙では、新型コロナワクチンをめぐる過去の発言も議論になりました。候補者として擁立された後、過去の主張と政党の政策との整合性について批判や疑問が寄せられ、玉木雄一郎代表とともに説明する場も設けられています。
一方、選挙後の2025年7月22日、玉木代表は須藤さんの落選について、ワクチン発言が票を集められなかった直接の理由だという見方を否定しました。
したがって、落選の理由を特定の政策論争だけに求めることはできません。比例代表の候補者評価や選挙全体の情勢など、複数の要素を考える必要があります。
須藤元気の政治活動とキャリアの転換点一覧
これまでの経歴と、現在の仕事につながる主要な関係を整理すると次のようになります。
| 時期 | 人物・団体との関係 | 主な出来事・現在の位置づけ |
|---|---|---|
| 1999年 | 総合格闘技・パンクラス | 国内でプロ格闘家として活動を開始 |
| 2002年以降 | UFC・K-1 WORLD MAX | 総合格闘技と立ち技格闘技の両方で活躍 |
| 2006年 | 現役格闘家として引退 | 大学レスリング部の指導や芸能・文化活動へ |
| 2009年 | WORLD ORDER | パフォーマンスユニットを結成・プロデュース |
| 2019年7月 | 立憲民主党 | 参院選比例代表で初当選 |
| 2020年6月 | 立憲民主党から離党 | 党との政策上の相違を背景に無所属へ |
| 2024年 | 衆院東京15区 | 補欠選挙と衆院選に出馬するも落選 |
| 2025年7月 | 国民民主党 | 参院選比例代表から出馬するも落選 |
| 2025年9月 | K-1 | 新プロデューサーに就任 |
| 2026年6月 | QUINTET・桜庭和志 | 新プロデューサーに就任し世界展開を目指す |
| 2026年現在 | K-1・QUINTET・WORLD ORDER | 格闘技興行の企画・運営と音楽・パフォーマンス活動を継続 |
この経歴から分かるのは、須藤さんが格闘家から政治家へ転身した後、再び格闘技の世界に戻ったという単純な話ではないことです。競技者、指導者、アーティスト、政治家として培った経験を、現在はプロデュースという仕事に集約しつつあります。
【WORLD ORDER現在】2026年も音楽・パフォーマンス活動を継続
須藤元気さんのもう一つの代表的な活動が、ダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」です。
WORLD ORDERは2009年に須藤さんを中心として結成されました。スーツ姿のメンバーが無機質なロボットダンスを披露する独特の演出で知られ、日本だけでなく海外でも人気を集めてきました。
2025年4月に約3年7カ月ぶりの新作で再始動
2021年9月の「CENSORSHIP」以降、新作ミュージックビデオの公開が途絶えていましたが、2025年4月に須藤さんが再始動を発表。同月12日には新作「NEO SAMURAI」が公開されました。
この作品では、甲冑やスーツを取り入れた演出を通じて、日本の伝統文化と現代的なダンス表現を融合させています。須藤さん自身がプロデュースとディレクションを担当しました。
2026年9月には「BEAUTIFUL WORLD」をリリース
2026年の活動で注目したいのが、9月5日に配信リリースされたWORLD ORDERの「BEAUTIFUL WORLD」です。
音楽配信情報によると、この楽曲は須藤元気さんと永井カイルさんらが作詞・作曲に参加した作品で、劇団サイエンスフィクション眼鏡の第4回公演「もろみの息吹」のテーマソングとして制作されました。
つまり、WORLD ORDERは2025年の再始動だけで終わらず、2026年にも新しい作品を発表しています。
K-1やQUINTETのプロデュースと並行して、音楽や舞台表現にも関わっている点は、須藤さんの現在を理解するうえで見逃せません。
【政界復帰の可能性】次期衆議院選挙に須藤元気は出馬するのか
2026年11月現在、須藤元気さんの政界復帰については、本人が政治への意欲を完全に捨てたわけではない一方、直近の選挙への出馬は見送るという姿勢が明らかになっています。
2026年1月、国民民主党・玉木雄一郎代表から出馬要請
2026年1月15日、須藤さんはK-1の記者懇親会で、国民民主党の玉木雄一郎代表から次期衆議院選挙への出馬要請を受けていたことを明かしました。
しかし、須藤さんはその要請を辞退。ENCOUNTや日刊スポーツの取材に対し、次のような考えを示しています。
「政治をあきらめたわけではないのですが、今は格闘技を通じて日本を元気にしていきたいと思っています」
この発言は、政界からの完全撤退を意味するものではありません。政治への志を残しながらも、当面は格闘技界で実績を積むことを優先するという判断です。
国政選挙での3連続落選も判断材料に
2026年1月の取材では、須藤さんは格闘家時代に3連敗したら引退すると決めていたエピソードにも触れています。
政治の世界では、2024年4月の衆院東京15区補欠選挙、同年10月の衆院選、2025年7月の参院選と、3回続けて議席を獲得できませんでした。
本人は政治をあきらめたわけではないとしつつ、現在は力を蓄える時期だと判断しています。
政界復帰を判断する際のポイント
今後、須藤さんが再び政治の世界に戻るかどうかを考える際には、次の3点が注目材料になります。
- 本人の意思:政治への志は残っているものの、直近の選挙では出馬を辞退している。
- 格闘技界での実績:K-1とQUINTETのプロデューサーとして、興行の成功や国際展開を実現できるか。
- 政党との関係:2025年の国民民主党からの出馬経験や、2026年1月の玉木代表からの要請が今後の政治活動にどう影響するか。
現段階では、次期衆議院選挙への具体的な出馬表明と、政党からの公認発表を区別して見る必要があります。2026年11月3日時点では、須藤さんが次の国政選挙に立候補すると発表した事実は確認できません。
したがって、政界復帰の可能性は残されているものの、現実の活動の中心は格闘技興行です。政治家への復帰を既定路線として扱うことはできません。
【須藤元気の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:須藤元気は2026年現在、何をしている人ですか?
A1:主にK-1とQUINTETのプロデューサーとして活動しています。2026年4月には「K-1 GENKI 2026」を全面プロデュースし、6月にはQUINTETのプロデューサーにも就任しました。WORLD ORDERの音楽活動も継続しています。
Q2:須藤元気は2025年の参議院選挙でなぜ落選したのですか?
A2:2025年7月20日の参院選比例代表で、国民民主党から立候補しましたが、党の獲得議席が7議席にとどまり、須藤さんは次点となりました。過去のワクチン関連発言なども選挙期間中の論点になりましたが、落選の原因を一つに断定することはできません。
Q3:須藤元気はK-1のプロデューサーを辞めたのですか?
A3:2026年11月3日時点で、退任したという発表は確認できません。10月27日のK-1関連記者会見にもプロデューサーとして出席しており、12月29日の横浜BUNTAI大会に向けた活動も続いています。
Q4:須藤元気は政界に復帰する予定ですか?
A4:政治への意欲は残しています。2026年1月には玉木雄一郎代表から次期衆院選への出馬要請を受けましたが、本人は辞退しました。現時点で次の選挙への具体的な出馬表明はありません。
Q5:WORLD ORDERは現在も活動していますか?
A5:活動しています。2025年4月に「NEO SAMURAI」で再始動し、2026年9月5日には新曲「BEAUTIFUL WORLD」をリリースしました。音楽やパフォーマンスの分野でも新しい作品を発表しています。
まとめ:須藤元気の現在は格闘技プロデュースが中心、政界復帰は未定
2026年11月現在の須藤元気さんは、国会議員ではなく、格闘技興行のプロデューサーとして活動しています。
2025年9月のK-1プロデューサー就任を経て、2026年4月には「K-1 GENKI 2026」を全面プロデュース。6月にはQUINTETのプロデューサーにも就任し、7月には新体制でのQUINTET.6を実現しました。
さらに、WORLD ORDERも2025年に再始動し、2026年9月には「BEAUTIFUL WORLD」を発表しています。格闘技と音楽の両方で活動が続いている点は、現在の須藤さんを特徴づける部分です。
一方、政治活動については、2025年参院選での落選と2026年1月の衆院選出馬辞退が大きな節目になりました。本人は政治をあきらめていないと話していますが、当面は格闘技を通じて日本を元気にすることを優先しています。
【プロの結論】須藤元気さんの現在を理解するうえで重要なのは、政治家を辞めて単純に格闘技界へ戻ったと捉えないことです。競技者としての経験、WORLD ORDERで培った演出力、政治活動で得た社会的な視点を、現在は興行プロデュースという形で生かしています。
今後注目すべきなのは、K-1の年末大会やQUINTETの国際展開でどのような成果を残すか、そして政治への志を将来どのような形で実現するかです。2026年の須藤元気さんは、格闘技界を舞台に新たなキャリアを築いている最中です。
主な参照資料: K-1公式発表、QUINTET公式発表、参議院選挙関連報道、ENCOUNT、日刊スポーツ、スポニチ、拓殖大学、WORLD ORDER音楽配信情報。
(出典: 須藤 元気 現在(Yahoo!ニュース))