大相撲の本場所において、土俵の熱気が最高潮に達する幕内・十両の取組だけでなく、実力拮抗による激しい昇進・降格争いが繰り広げられる「幕下」の取組に注目が集まっています。幕下は関取(十両以上)の登竜門であり、将来の横綱・大関候補となる若手有望株や、再起をかけるベテラン力士がしのぎを削る、非常に見応えのある階級です。
本記事では、2026年の大相撲本場所における幕下取組日程や開始時間、テレビ・ネットでの中継・放送予定、十両との違いや星取表の確認方法に至るまで、ファンが知りたい情報を網羅して詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:幕下の取組は通常午前中から昼過ぎ(午前10時〜午後2時頃)にかけて行われ、日によって進行時間が変動する。
- 要点2:テレビ・ネット中継はABEMAやNHKプラスなどの無料配信、BS・地上波を活用することで全取組の観戦が可能。
- 要点3:十両との最大の違いは「給与の有無」と「取組数(7番制)」であり、星取表の読み方と勝ち越しの仕組みを理解することで観戦の楽しさが倍増する。
大相撲幕下取組日程と時間帯:何時から始まるのか
大相撲の本場所(奇数月に15日間開催)における一日のスケジュールは、序ノ口や序二段といった下位の階級から始まり、徐々に番付の上位へと進んでいきます。幕下の取組が行われる時間帯は、おおむね午前10時頃から午後2時頃にかけての約4時間に集中しています。
ただし、相撲の進行具合や当日休場する力士の数、また「中日(8日目)」や「千秋楽(15日目)」などの特別な日程によって開始・終了時間が前後するため注意が必要です。特に千秋楽や終盤の勝負どころでは、幕下上位の取組が午後の早い時間帯の重要な見所となります。
幕下の中継・放送予定:テレビとネット配信で全取組を網羅する方法
「テレビをつけても幕下の取組がやっていない」と感じたことがある方も多いでしょう。地上波のNHK総合テレビの中継は、通常午後3時台の十両の取組から本格的にスタートするため、午前中の幕下の取組をリアルタイムで見るにはネット配信や衛星放送を活用する必要があります。
2026年現在、幕下の取組をライブで視聴するための主な放送・配信プラットフォームは以下の通りです。
- ABEMA(大相撲チャンネル):序ノ口の取組から幕内・結びの一番まで完全無料・生中継で配信しており、コメント機能や解説付きで手軽に楽しめます。
- NHKプラス・NHK BS:BS放送では午前中の早い時間帯から中継枠が設けられており、テレビの大画面で幕下の熱戦を追うことができます。
- 公式アプリ・WEBサイト:日本相撲協会が提供する公式情報や動画サービスを活用することで、見逃した取組の確認もスムーズに行えます。
幕下と十両の違いとは?星取表の見方と勝ち越しの仕組み
大相撲において「幕下」と「十両」の間には、待遇面や制度面で大きな壁が存在します。以下の比較表に、両者の主な違いと特徴をまとめました。
| 比較項目 | 幕下(まくした) | 十両(じゅうりょう) |
|---|---|---|
| 身分・待遇 | 力士養成機関の扱い(無給・場所手当のみ) | 「関取」と呼ばれるプロフェッショナル(月給・懸賞金あり) |
| 取組数(1場所) | 7番制(15日間に7番の取組) | 15番制(毎日1番、全15日間) |
| 勝ち越し基準 | 4勝3敗以上で勝ち越し | 8勝7敗以上で勝ち越し |
| 身なり・支度 | 締め込みは黒の廻し、大銀杏は結えず丁髷 | 化粧廻し着用、大銀杏を結うことが許される |
幕下の大きな特徴は、15日間のうち「7番」しか取組が組まれない点です。そのため、奇数日(1日目、3日目、5日目…など)に1番ずつ土俵に上がり、4勝目を挙げた時点で「勝ち越し」となり、逆に4敗を喫すると「負け越し」が決定します。この星取表の推移が、翌場所の番付昇降や十両昇進(いわゆる「関取昇進」)を左右する極めて重要な要素となります。
幕下上位・中日・千秋楽のスケジュールと注目ポイント
15日間の本場所が進むにつれて、幕下の取組日程もよりドラマチックに展開されます。特に注目すべきスケジュール上のポイントは以下の通りです。
中日(8日目):折り返し地点となる8日目は、お互いに3勝3敗または3勝2敗など、勝ち越しをかけた中盤の攻防がピークを迎えます。連勝している力士同士の対戦が組まれることも多く、実力伯仲の好取組が続出します。
終盤(11日目〜14日目):幕下の上位(東西の幕下上位15枚目以内)に位置する力士たちは、十両との入れ替え戦的な意味合いを持つ取組が増えます。また、4勝2敗や3勝3敗の力士たちが「運命の7番相撲」を迎え、勝ち越しをかけた気迫あふれる一番が見られます。
千秋楽(15日目):すでに7番の取組を終えている力士も多いですが、幕下最上位での全勝優勝決定戦や、十両昇進を確実にするための重要な決定戦が行われる場合は、千秋楽の早い時間帯に大一番が組まれることがあります。
升席チケットの入手方法と本場所日程の全体像(2026年)
現地(両国国技館や地方場所の会場)で幕下の取組から観戦したいというファンに向けて、チケット情報と本場所のスケジュールについても押さえておきましょう。
大相撲の会場には、土俵間近の「マス席(升席)」をはじめ、イス席やボックス席が用意されています。午前中の早い時間帯(幕下の取組が行われている時間)は、比較的館内が空いており、お目当ての若手力士のぼりや土俵の息遣いを間近でゆったりと堪能できる最高のタイミングです。チケットは日本相撲協会公式の販売サイトや各種プレイガイドで事前に購入する必要があります。
また、2026年の本場所日程は、1月の初場所(両国国技館)を皮切りに、3月の春場所(大阪)、5月の夏場所(東京)、7月の名古屋場所、9月の秋場所(東京)、11月の九州場所(福岡)と年間を通じてスケジュールが組まれています。それぞれの場所の初日から千秋楽までの日程を把握し、お気に入りの幕下力士の成長を見守ることが大相撲観戦の醍醐味となっています。
【幕下取組日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:幕下の取組は何時頃から始まりますか?
A1:通常、午前10時前後の序ノ口・序二段の取組開始に続き、午前10時台から午後2時頃にかけて幕下の取組が行われます。進行状況によって前後するため、早めの観戦や中継チェックがおすすめです。
Q2:テレビ地上波のNHK中継で幕下の取組は見られますか?
A2:地上波のNHK総合テレビ中継は通常午後3時台(十両の取組開始前後)から始まるため、幕下の取組は放送されません。幕下を見たい場合は、ABEMAやNHK BS、公式配信サービスを利用するのが一般的です。
Q3:幕下力士が十両に昇進するための条件は何ですか?
A3:明確な固定の勝ち星数規定はありませんが、一般的に「幕下上位(15枚目以内など)で圧倒的な成績(4勝3敗以上、特に全勝や5勝2敗、6勝1敗など)」を残し、なおかつ十両からの陥落者との兼ね合いで審判部の推薦を得ることが昇進の条件となります。
まとめ:幕下取組日程を把握して大相撲観戦をさらに深く楽しもう
本記事では、大相撲の幕下取組日程や開始時間、中継・放送予定、十両との違い、星取表の仕組みについて詳しく解説してきました。
幕下の取組は午前中の早い時間帯から始まり、地上波テレビではなかなか見られない隠れた名勝負やドラマが詰まっています。ABEMAなどの無料ネット配信やBS中継を上手に活用し、星取表を確認しながら観戦することで、大相撲の奥深さや将来のスター候補の躍動をより一層楽しむことができます。2026年の本場所も、それぞれの力士の熱い戦いにぜひ注目してみてください。 (出典: 幕下 取組 日程(Yahoo!ニュース))