2026年11月4日現在、朝倉海はUFCバンタム級で2連勝を記録している。直近の試合は2026年8月29日に中国・上海で開催された「UFCファイトナイト上海」。アオリ・チロンを相手に第2ラウンド0分34秒、KO・TKOで勝利した。さらに5月30日の「UFCファイトナイト・マカオ」でも、キャメロン・スモザーマンを第1ラウンド1分50秒でKOしている。
UFC参戦当初はアレシャンドレ・パントージャ、ティム・エリオットに連続一本負けを喫した朝倉海。しかし、フライ級から本来の主戦場だったバンタム級に戻したことで、再び持ち味の打撃力を発揮し始めた。現在のプロ総合格闘技戦績は23勝6敗、KO・TKO勝利15回。UFCだけの戦績は2勝2敗となっている。
ここでは2026年の最新試合結果から、UFC参戦後の全4試合、RIZIN時代の歴代対戦相手と勝敗、階級変更の理由、次戦の最新情報までを時系列で整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年8月29日:アオリ・チロンに2R0分34秒KO・TKO勝ち。UFC2連勝を達成。
- 2026年5月30日:キャメロン・スモザーマンを1R1分50秒でKO。バンタム級復帰初戦を白星で飾った。
- 通算戦績:23勝6敗。KO・TKO15勝、一本3勝、判定5勝。
- UFC戦績:2勝2敗。フライ級で2連敗した後、バンタム級で2連勝。
- 次戦:2026年11月4日時点で正式な対戦カードは発表されていない。
【2026年最新】朝倉海の試合結果は?アオリ・チロン戦とスモザーマン戦を速報解説
2026年の朝倉海は、5月と8月のUFCで連続KO・TKO勝利を収めた。いずれもバンタム級での試合であり、フライ級時代の連敗から立て直したことを示す重要な結果となっている。
2026年8月29日:アオリ・チロン戦は2R0分34秒TKO勝ち
大会名:UFCファイトナイト上海(ヌルマゴメドフvsソン)
対戦相手:アオリ・チロン(中国)
結果:朝倉海のKO・TKO勝ち
決着:2ラウンド0分34秒
上海のオリエンタル・スポーツ・センターで行われたアオリ・チロン戦。朝倉海はバンタム級の3ラウンド戦に出場し、第2ラウンドで勝負を決めた。
序盤は互いに打撃を交わす展開となった。相手のカウンターを警戒しながら慎重に距離を測っていた朝倉は、第2ラウンドに強烈な左ハイキックを命中させる。
チロンがバランスを崩すと、朝倉は一気に距離を詰め、パンチの連打でダウンを奪った。さらに膝蹴りとパウンドを浴びせ、レフェリーストップを呼び込んだ。
試合後、朝倉は勝利への喜びを示すとともに、より強い相手との対戦を希望した。日刊スポーツの試合後インタビューでは、次戦について次のように語っている。
「強い相手とビッグファイトをしたい」
この勝利によってUFCでの連勝は2に伸びた。バンタム級復帰後、2試合連続でフィニッシュ勝利を収めたことは、今後の対戦相手の格上げを期待させる結果となった。
2026年5月30日:キャメロン・スモザーマン戦は1R1分50秒KO勝ち
大会名:UFCファイトナイト・マカオ
対戦相手:キャメロン・スモザーマン(米国)
結果:朝倉海のKO・TKO勝ち
決着:1ラウンド1分50秒
スモザーマン戦は、朝倉海にとってUFC初勝利を懸けた重要な一戦だった。2024年12月のデビュー戦、2025年8月の再起戦で連敗していただけに、結果が求められる試合だった。
しかし、バンタム級に戻った朝倉は序盤から積極的に打撃を仕掛け、わずか1ラウンド1分50秒で勝負を決めた。パンチによるフィニッシュで、UFC参戦後初めて勝利を手にした。
試合後のインタビューでは、減量の負担が軽くなったことや、バンタム級でのパワーの出しやすさについても語っている。階級変更によるコンディションの改善が、試合内容に表れた一戦だった。
この勝利は単なる連敗脱出ではない。UFCでの戦い方を見直し、自分の適性階級で再出発するための大きな転換点になった。
【UFC戦績一覧】パントージャ戦から上海大会まで全4試合を比較
朝倉海のUFC参戦は2024年12月。RIZINで2度のバンタム級王座を獲得した実績を引っ提げ、デビュー戦からいきなりフライ級王者アレシャンドレ・パントージャへのタイトル挑戦が組まれた。
その後、ティム・エリオットにも敗れて2連敗。しかし、階級をバンタム級に変更した2026年からは連続フィニッシュ勝利を記録している。
朝倉海のUFC歴代試合結果
| 試合日 | 大会・対戦相手 | 結果 | 決着方法 |
|---|---|---|---|
| 2024年12月7日 | UFC 310 アレシャンドレ・パントージャ | 敗北 | 2R2分05秒 リアネイキドチョーク |
| 2025年8月16日 | UFC 319 ティム・エリオット | 敗北 | 2R4分39秒 ギロチンチョーク |
| 2026年5月30日 | UFCファイトナイト・マカオ キャメロン・スモザーマン | 勝利 | 1R1分50秒 KO・TKO |
| 2026年8月29日 | UFCファイトナイト上海 アオリ・チロン | 勝利 | 2R0分34秒 KO・TKO |
パントージャ戦:UFCデビューでいきなり王座挑戦
2024年12月7日のUFC 310で、朝倉は当時のフライ級王者アレシャンドレ・パントージャと対戦した。
UFCデビュー戦でありながらタイトルマッチという大舞台だったが、第2ラウンド2分05秒、リアネイキドチョークによる一本負け。王座獲得はならなかった。
RIZINで培った打撃力への期待は大きかったものの、世界トップクラスのグラップリングを持つ王者に対して、寝技への対応が大きな課題として残った。
ティム・エリオット戦:2戦連続の一本負け
2025年8月16日のUFC 319では、元フライ級王座挑戦者でもあるティム・エリオットと対戦した。
約8カ月ぶりの再起戦だったが、第2ラウンド4分39秒にギロチンチョークで一本負け。パントージャ戦に続き、寝技で決着をつけられた。
この結果、UFC戦績は0勝2敗。フライ級での戦い方や身体づくりを含め、今後の方向性を見直す必要に迫られた。
バンタム級復帰後は2連続フィニッシュ
2026年5月のスモザーマン戦、8月のアオリ・チロン戦では、いずれも打撃で相手を仕留めた。
UFC参戦当初の2連敗と、バンタム級復帰後の2連勝を比較すると、階級変更が競技パフォーマンスを立て直す契機になったことが分かる。
ただし、UFCでの対戦相手や試合展開も異なるため、階級変更だけを勝因と断定することはできない。今後、組み技への対応力やランキング上位選手との試合で、実力がどこまで通用するかが問われる。
【階級変更の理由】朝倉海がフライ級からバンタム級に戻した背景
朝倉海のUFCキャリアを考えるうえで欠かせないのが、2025年から2026年にかけての階級変更だ。
RIZIN時代はバンタム級を主戦場としていた朝倉だが、UFCデビュー時にはフライ級を選択した。ところが、パントージャ戦とエリオット戦で連続一本負けを喫し、次戦からバンタム級へ戻す決断をした。
UFCパフォーマンス・インスティテュートで適性を測定
2025年9月、朝倉は自身のYouTubeチャンネルで、次戦からバンタム級で戦う意向を明らかにした。
その背景にあったのが、UFCのパフォーマンス・インスティテュート(UFC PI)で受けた身体測定やパフォーマンステストだった。
スポニチの報道によると、検査では骨密度や身体の特徴などからバンタム級が適性階級と判断されたという。フライ級まで体重を落とすことは身体的な負担が大きく、試合中に本来の力を発揮しにくい状況もあった。
朝倉自身も、階級変更について次のような考えを示している。
「自分の1番ベストで戦えるところで勝負したい」
フライ級とバンタム級の違い
UFCのフライ級は125ポンド、バンタム級は135ポンドが規定体重となる。上限の差は10ポンド、日本円の感覚ではなく重量に換算すると約4.5kgだ。
朝倉にとっては、単純に体重を増やすだけではなく、筋肉量やコンディションをバンタム級に適した状態へ戻す必要があった。
フライ級での2連敗後、2026年のマカオ大会まで時間をかけて準備したのも、この身体づくりが関係している。
実際、バンタム級復帰初戦のスモザーマン戦では1ラウンドKO勝ち。続く上海大会でもアオリ・チロンを2ラウンドで仕留めた。
この2連勝は、階級変更によって本来の打撃力を発揮できる環境を整えたことを示す好材料となった。
【RIZIN歴代試合結果】朝倉海の対戦相手と勝敗を年代別に整理
UFCでの活躍以前から、朝倉海は国内総合格闘技の舞台で実績を積み重ねてきた。RIZIN公式プロフィールによると、RIZINでの戦績は16戦13勝3敗。第3代と第6代のRIZINバンタム級王者にも輝いている。
特に堀口恭司、マネル・ケイプ、扇久保博正、元谷友貴、フアン・アーチュレッタといった実力者との対戦は、朝倉海のキャリアを語るうえで欠かせない。
2017〜2018年:RIZINで頭角を現す
2017年12月のRIZIN参戦では、才賀紀左衛門にTKO勝ち。続く2018年は、マネル・ケイプ、トップノイ・タイガームエタイ、ムン・ジェフンを相手に3連勝を記録した。
この時期は、打撃を中心とした攻撃力を武器に勝ち星を積み重ね、バンタム級の注目選手として存在感を強めた時期にあたる。
2019年:堀口恭司をKOで破り大きな注目を集める
2019年8月のRIZIN.18では、当時のトップファイターだった堀口恭司と対戦。朝倉は右ストレートを中心とした打撃で堀口を倒し、1ラウンドKO勝ちを収めた。
この勝利は、朝倉海のキャリアを代表する試合の一つとなった。
同年10月には佐々木憂流迦をTKOで破った一方、12月のマネル・ケイプとの再戦では敗北。勝ち続けるだけではない、トップレベルの厳しさも経験した。
2020〜2021年:王座をめぐる激闘
2020年は扇久保博正、昇侍に勝利した後、12月31日のRIZIN.26で堀口恭司と再戦。結果は1ラウンドKO負けだった。
2021年には渡部修斗、アラン・ヒロ・ヤマニハ、瀧澤謙太に勝利。大みそかのRIZIN.33では扇久保博正に敗れた。
連勝と敗戦を繰り返しながらも、国内トップクラスの選手との対戦を重ねた時期だった。
2023年:元谷友貴、フアン・アーチュレッタに連勝
2023年5月のRIZIN.42では元谷友貴にKO勝ち。続く12月31日のRIZIN.45ではフアン・アーチュレッタを相手にTKO勝ちを収めた。
特にアーチュレッタ戦は、RIZINバンタム級王座をめぐる重要な一戦だった。朝倉はこの勝利を経て、世界最高峰の舞台であるUFCへ挑戦することになった。
朝倉海のRIZINでの主な歴代対戦相手と勝敗をまとめると、次のようになる。
- 2017年:才賀紀左衛門○
- 2018年:マネル・ケイプ○、トップノイ・タイガームエタイ○、ムン・ジェフン○
- 2019年:堀口恭司○、佐々木憂流迦○、マネル・ケイプ●
- 2020年:扇久保博正○、昇侍○、堀口恭司●
- 2021年:渡部修斗○、アラン・ヒロ・ヤマニハ○、瀧澤謙太○、扇久保博正●
- 2023年:元谷友貴○、フアン・アーチュレッタ○
○は勝利、●は敗北を示す。これら16試合の結果は13勝3敗となる。
【通算23勝6敗の内訳】朝倉海のKO・TKO勝利数と決着方法を分析
2026年8月29日のアオリ・チロン戦を終えた時点で、朝倉海のプロ総合格闘技戦績は23勝6敗。UFC公式選手ページでも同じ数字が掲載されている。
注目したいのは、23勝のうち15勝がKO・TKOによるものだという点だ。
勝利23回の決着方法
- KO・TKO:15勝
- 一本:3勝
- 判定:5勝
KO・TKOによる勝利は全勝利の約65%を占める。判定で勝ち切る試合もあるが、朝倉海の最大の特徴は、相手を打撃で仕留めるフィニッシュ能力にある。
実際、2026年のスモザーマン戦とアオリ・チロン戦でも、いずれも判定まで持ち込まずに試合を終わらせた。
敗北6回の決着方法
- KO・TKO負け:3敗
- 一本負け:2敗
- 判定負け:1敗
UFC参戦後の2敗はいずれも一本負けだった。パントージャ戦ではリアネイキドチョーク、エリオット戦ではギロチンチョークで敗れている。
ここから見えてくるのは、朝倉海の戦績を単純に勝ち負けだけで評価するのではなく、どの階級で、どのような決着を経験しているかまで確認する必要があるということだ。
23勝6敗という数字は、UFCだけの記録ではない。RIZINやそれ以前の大会も含むプロ総合格闘技の通算成績であり、UFCの2勝2敗とは区別して理解したい。
【朝倉海の次戦はいつ?】UFC次戦の最新情報と今後の展望
2026年11月4日時点で、朝倉海の次戦について正式な対戦カードは発表されていない。
直近の試合は8月29日のUFCファイトナイト上海。アオリ・チロンをKO・TKOで破って以降、次の対戦相手や大会日程に関する確定情報は公表されていない。
次戦はランキング上位選手との対戦が焦点
朝倉海はバンタム級復帰後、スモザーマンとアオリ・チロンを連続でフィニッシュしている。UFC参戦当初の2連敗から立て直したことで、次はより実績のある選手との対戦を期待する声もある。
9月8日付の海外格闘技メディアSherdogの記事でも、朝倉がバンタム級での連続フィニッシュ勝利を踏まえ、ランキング上位選手との対戦を視野に入れていることが紹介された。
ただし、UFC公式のバンタム級ランキングでは、11月3日時点で朝倉の名前はトップ15に掲載されていない。2連勝は大きな実績だが、ランキング上位への進出には、さらに強豪との対戦で結果を残す必要がある。
今後の評価を左右する3つのポイント
1. 打撃のフィニッシュ能力を維持できるか
朝倉の最大の武器はKO・TKOにつながる打撃力だ。バンタム級で2連続フィニッシュを記録した現在、その攻撃力がランキング上位の選手にも通用するかが注目される。
2. 組み技・寝技への対応を改善できるか
パントージャ戦とエリオット戦では、いずれも一本負けを喫した。打撃で主導権を握るだけでなく、テイクダウンを防ぎ、グラウンドで不利な状況を回避する能力が今後の課題となる。
3. バンタム級で継続的に戦えるか
階級変更後の2試合では、連続してKO・TKO勝利を記録した。今後も同じコンディションを維持しながら試合間隔を管理できるかが、長期的なキャリアを左右する。
現在の朝倉海は、UFCでの実績を積み上げる重要な段階にいる。次戦の相手が正式発表されれば、ランキング争いの位置づけもより明確になるだろう。
朝倉海の試合結果に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝倉海の2026年最新試合結果は?
A1:2026年8月29日のUFCファイトナイト上海で、アオリ・チロンに2ラウンド0分34秒、KO・TKO勝ちを収めた。これでUFC2連勝となった。
Q2:朝倉海はキャメロン・スモザーマンに勝った?
A2:勝利している。2026年5月30日のUFCファイトナイト・マカオで対戦し、1ラウンド1分50秒にKO・TKOで勝利した。バンタム級復帰初戦であり、UFC初勝利となった。
Q3:朝倉海のUFC戦績は何勝何敗?
A3:2026年8月29日の試合終了時点で2勝2敗。アレシャンドレ・パントージャとティム・エリオットに敗れた後、キャメロン・スモザーマンとアオリ・チロンに連勝している。
Q4:朝倉海の通算戦績23勝6敗は本当?
A4:本当。2026年8月29日現在、プロ総合格闘技の通算成績は23勝6敗。UFC公式選手ページにも同じ記録が掲載されている。
Q5:朝倉海のKO・TKO勝利数は何回?
A5:通算15回。23勝のうち約65%がKO・TKOによる勝利となっている。
Q6:朝倉海がバンタム級に戻した理由は?
A6:UFCの身体測定やパフォーマンステストでバンタム級が適性階級と判断されたこと、フライ級への減量が身体に大きな負担となっていたことが理由。本人も最も力を発揮できる階級で戦う意向を示していた。
Q7:朝倉海の次の試合はいつ?対戦相手は決まった?
A7:2026年11月4日時点では正式発表されていない。最後の試合は8月29日のアオリ・チロン戦で、今後はランキング上位選手との対戦が注目される。
まとめ:朝倉海はバンタム級で再浮上、次戦がUFCでの評価を左右する
朝倉海の2026年は、UFCキャリアを立て直す重要な一年となった。
5月30日のキャメロン・スモザーマン戦で1ラウンドKO勝ちを収め、8月29日のアオリ・チロン戦でも2ラウンド0分34秒のTKO勝ち。バンタム級復帰後、2試合連続でフィニッシュ勝利を達成した。
現在の通算戦績は23勝6敗、KO・TKO15勝。UFC戦績は2勝2敗で、RIZIN時代には16戦13勝3敗、バンタム級王座を2度獲得している。
フライ級での2連敗を経て、自分の身体的な適性を重視した階級変更を決断したことは、キャリアの大きな転換点だった。その後の連続KO・TKO勝利は、判断の成果を示す好材料となっている。
一方で、UFCのトップ選手と競い合うためには、打撃力だけでなく寝技への対応力も欠かせない。今後の対戦相手のレベルが上がるほど、その総合力が試されることになる。
次戦の正式発表はまだないが、2連勝を足掛かりにランキング上位との対戦へ進めるか。朝倉海のUFCバンタム級での挑戦は、ここからが本当の勝負となる。
主な照合資料: UFC公式選手記録・大会結果、RIZIN公式選手プロフィール、日刊スポーツ、スポーツニッポン、Sherdogのプロ戦績データ。 (出典: 朝倉 海 試合 結果(Yahoo!ニュース))