2026年11月3日時点で、読売ジャイアンツ(巨人)が2027年シーズンの契約を結ばないと通告した選手は、合計14人(支配下選手4人・育成選手10人)となっている。9月30日の育成選手9人への通告を皮切りに、10月1日のフランシス・グズマン、10月5日の山田龍聖・郡拓也・岡田悠希、そして10月25日の湯浅大まで、球団の編成整理は複数回にわたって進んだ。
今回の一覧で注目されるのは、通算114試合に登板した板東湧梧、内野の複数ポジションを守ってきた湯浅大、現役続行を目指す山田龍聖、郡拓也、岡田悠希らの今後だ。一方、萩尾匡也や松浦慶斗など、自由契約として発表された選手は14人の集計とは別に扱う必要がある。選手の発表日、守備位置、支配下・育成の区分、引退や移籍に向けた動きを整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1: 2026年11月3日時点の巨人の戦力外通告は14人。内訳は支配下4人、育成10人。
- 要点2: 湯浅大は11月2日に現役引退が判明。板東湧梧、石田隼都も現役引退を決断している。
- 要点3: 山田龍聖、郡拓也、岡田悠希らは現役続行を希望。自由契約と戦力外通告は区別して確認する必要がある。
【2026年最新】巨人の戦力外通告は14人!11月3日時点の全体像
2026年の巨人の戦力外通告は、育成選手への大規模な通告と、支配下選手への追加通告という流れで進んだ。
11月3日時点の集計は次のとおりだ。
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 戦力外通告の合計 | 14人 |
| 支配下選手 | 4人 |
| 育成選手 | 10人 |
| 2026年9月30日の通告 | 9人 |
| 2026年10月1日の通告 | 1人 |
| 2026年10月5日の通告 | 3人 |
| 2026年10月25日の通告 | 1人 |
今回の14人は、球団の発表における「来季の契約を結ばない」という通告を基準に整理した人数だ。自由契約の通知を受けた選手まで含める集計とは一致しない場合がある。
特に10月5日は、山田龍聖、郡拓也、岡田悠希の3人が来季の契約を結ばないと通知された一方、萩尾匡也は自由契約として発表された。この区分の違いが、報道や一覧サイトによって人数に差が生じる理由の一つだ。
9月30日の9人については、日刊スポーツやデイリースポーツも球団発表を報道している。10月5日の3人についてはFull-Countが萩尾の自由契約と区別して報じている。こうした発表内容を基準にすると、14人という数字の意味が明確になる。
【全14人一覧】発表日・守備位置・支配下と育成の区分
2026年の巨人戦力外一覧を、発表日順にまとめた。
| 発表日 | 選手名 | 守備位置 | 契約区分 |
|---|---|---|---|
| 9月30日 | 板東湧梧 | 投手 | 育成 |
| 9月30日 | 富田龍 | 投手 | 育成 |
| 9月30日 | 松井颯 | 投手 | 育成 |
| 9月30日 | 石田隼都 | 投手 | 育成 |
| 9月30日 | 吉村優聖歩 | 投手 | 育成 |
| 9月30日 | 森本哲星 | 投手 | 育成 |
| 9月30日 | 喜多隆介 | 捕手 | 育成 |
| 9月30日 | 北村流音 | 内野手 | 育成 |
| 9月30日 | 田上優弥 | 内野手 | 育成 |
| 10月1日 | フランシス・グズマン | 投手 | 育成 |
| 10月5日 | 山田龍聖 | 投手 | 支配下 |
| 10月5日 | 郡拓也 | 捕手 | 支配下 |
| 10月5日 | 岡田悠希 | 外野手 | 支配下 |
| 10月25日 | 湯浅大 | 内野手 | 支配下 |
※2026年11月3日時点。板東湧梧、石田隼都、湯浅大は、その後に現役引退が明らかになっている。
9月30日:育成選手9人に一斉通告
最初の大きな動きとなったのが9月30日だ。
巨人は板東湧梧、富田龍、松井颯、石田隼都、吉村優聖歩、森本哲星、喜多隆介、北村流音、田上優弥の育成9選手に、来季の契約を結ばない旨を通知した。
9人のうち投手は6人。捕手が1人、内野手が2人という構成だった。
なかでも注目されたのが板東湧梧と松井颯だ。
板東はソフトバンクでプロ生活を送り、2026年に巨人へ育成選手として加入した。1軍通算114試合、10勝11敗、22ホールド、1セーブ、防御率2.91という実績を持つ右腕だった。
松井は2023年に育成選手から支配下登録を勝ち取り、プロ初登板初先発で初勝利を記録した経験がある。育成選手から1軍で結果を残した選手でも、継続的な支配下契約を勝ち取ることは容易ではない。
10月1日:フランシス・グズマンにも通告
10月1日には育成投手のフランシス・グズマンが対象となった。
これにより育成選手への通告は合計10人となった。
10月5日:支配下選手3人に通告
10月5日には山田龍聖、郡拓也、岡田悠希の3人に来季の契約を結ばない旨が通知された。
山田は2021年ドラフト2位の左腕。郡は日本ハムからトレードで加入した捕手で、内野や外野も守れるユーティリティー性を持つ。岡田は走攻守を備えた外野手として期待されていた。
同日、萩尾匡也も自由契約として発表されているが、今回の14人には含めていない。
10月25日:湯浅大に通告
最後に加わったのが内野手の湯浅大だ。
2017年ドラフト8位で巨人に入団し、二塁・三塁・遊撃を守れる選手として起用されてきた。2022年には自己最多の63試合に出場したが、2026年シーズンは1軍出場が4試合にとどまった。
9年間にわたる巨人でのプロ生活は、この通告を境に大きな転換点を迎えた。
【注目選手を検証】板東湧梧・山田龍聖・郡拓也・岡田悠希の実績
14人の中には、1軍での実績を持つ選手もいれば、育成契約から支配下登録を目指してきた若手もいる。
戦力外通告という同じ結果でも、それぞれのキャリアや置かれた状況は異なる。
板東湧梧:ソフトバンクで114試合に登板した右腕
板東湧梧は2018年ドラフト4位でソフトバンクに入団した投手だ。
2021年には中継ぎとして44試合に登板。2022年、2023年には先発と中継ぎの両方でチームを支えた。
1軍通算成績は114登板、10勝11敗、22ホールド、1セーブ、防御率2.91。プロで積み上げた実績は、今回の育成選手の中でも際立っている。
2025年オフにソフトバンクを退団し、2026年は巨人の育成選手として再出発した。しかし、ファームで29試合に登板して5勝2敗、防御率2.74を記録したものの、支配下登録には至らなかった。
9月30日に現役引退を決断したことも報じられている。巨人での1年は、プロ生活に区切りをつける最後のシーズンとなった。
山田龍聖:NPBを第一希望に韓国など海外も視野
山田龍聖は2021年ドラフト2位で入団した左腕だ。
2025年に支配下登録へ復帰し、1軍デビューを果たした。2026年シーズンは1軍2試合に登板し、いずれも無失点。防御率0.00という成績を残している。
ただし、ファームでは30試合に登板して防御率4.43。1軍で継続的な出場機会を確保するまでには至らなかった。
10月31日の報道では、山田はNPB球団からのオファーを最優先に待ちながら、韓国など海外球界への挑戦も視野に入れていることを明かした。
11月17日に予定されている12球団合同トライアウトに向けて調整を続けており、現役続行への意欲は強い。
郡拓也:捕手と内外野を守れるユーティリティー
郡拓也は2016年ドラフト7位で日本ハムに入団。2024年3月、若林晃弘とのトレードで巨人に加入した。
最大の特徴は、捕手だけでなく内野・外野も守れる柔軟性だ。
複数ポジションをこなせる選手は、ベンチの選択肢を増やす存在として重宝される。しかし、巨人移籍後の1軍出場は3シーズンで8試合にとどまり、2026年は1軍出場がなかった。
10月6日、郡は現役続行を希望し、12球団合同トライアウトへの参加を予定していると報じられた。
捕手用のミットだけでなく、内外野のグラブを10個以上車に積み込んだというエピソードは、複数ポジションを守れる自身の強みを次のチームでも生かしたいという姿勢を象徴している。
岡田悠希:現役続行を希望する外野手
岡田悠希は2021年ドラフト5位で巨人に入団した外野手だ。
2023年にプロ初本塁打を記録。2026年8月9日のヤクルト戦では、1軍昇格後の試合で決勝打を放ち、お立ち台にも上がった。
しかし、今季の1軍出場は3試合にとどまった。
10月6日には現役続行を希望する考えを示し、他球団でプレーできる機会を探す意向を明らかにしている。
ファーム選手権でも本塁打を放つなど、シーズン後半に手応えを感じていた中での通告だった。
【去就最新情報】湯浅大・板東湧梧ら14人は今後どうなる?
戦力外通告を受けた14人の今後を考えるうえで重要なのは、引退を決断した選手と、他球団への移籍を目指す選手を分けることだ。
11月3日時点で確認できる主な動向を整理する。
湯浅大:11月2日に現役引退が判明
今回の通告者の中でも、特に注目を集めたのが湯浅大の進退だ。
11月3日付のスポーツ報知の報道によると、湯浅は11月2日に現役引退を決断したことが明らかになった。
2017年ドラフト8位で巨人に入団し、通算140試合に出場。二塁、三塁、遊撃を守れる守備力と俊足を武器にしてきた。
戦力外通告を受けた際には、坂本勇人との自主トレーニングを振り返り、巨人への思いを語っていた。
9年間在籍した球団を離れ、プロ野球選手としてのキャリアに幕を下ろす決断となった。
板東湧梧:9月30日に現役引退を決断
板東も現役引退を決断した選手だ。
ソフトバンクで7年間、巨人で1年間プレーしたプロ生活に区切りをつけた。
2026年はファームで一定の成績を残したものの、支配下登録には届かなかった。今後の進路については、引退決断時点では未定と報じられている。
石田隼都:けがに苦しみ23歳で引退
石田隼都は東海大相模のエースとして2021年春のセンバツ優勝を経験した左腕だ。
同年ドラフト4位で巨人に入団したが、度重なる故障に苦しみ、1軍公式戦での登板はなかった。
2024年には左肘のトミー・ジョン手術を受けたものの、痛みが続いていたという。
2026年9月29日に現役引退を決断したことが報じられた。将来を期待された若い投手にとって、けがとの戦いが大きな転機になった。
14人の去就まとめ
- 現役引退: 板東湧梧、石田隼都、湯浅大。
- 現役続行を希望: 山田龍聖、郡拓也、岡田悠希、松井颯。
- 今後の進路: 富田龍、吉村優聖歩、森本哲星、喜多隆介、北村流音、田上優弥、フランシス・グズマンについては、11月3日時点で進路の詳細が広く公表されていない。
山田はNPBと海外球界を視野に入れ、郡と岡田も現役続行を目指している。松井も現役続行を希望し、NPBを第一の選択肢として考えていることが報じられた。
なお、12球団合同トライアウトは11月17日にバンテリンドーム ナゴヤで開催予定だ。戦力外通告を受けた選手にとって、新天地への道を探る機会となる。
【混同注意】巨人の自由契約と戦力外通告は何が違う?
巨人の戦力外一覧を調べる際に、特に注意したいのが「自由契約」と「戦力外通告」の違いだ。
この2つは関連しているものの、制度上の意味は同じではない。
戦力外通告とは
戦力外通告とは、球団が選手に対して、次シーズンの選手契約を結ばない意思を伝えることだ。
球団側が来季の編成を検討した結果、契約更新を行わないと判断した場合に通知する。
ただし、戦力外通告を受けたからといって、必ず引退しなければならないわけではない。
他球団への移籍、トライアウトへの参加、海外リーグへの挑戦、育成契約による再契約など、複数の進路が考えられる。
自由契約とは
自由契約は、選手と球団の契約が解除され、他球団と自由に契約交渉できる状態を指す。
日本野球機構(NPB)の野球協約第58条では、契約が解除された選手などについて、自由契約選手として公示された後、いずれの球団とも自由に選手契約を締結できることが定められている。
つまり、戦力外通告は球団から選手への通知、自由契約は契約関係における状態を示すものだ。
2026年の巨人で違いが分かる具体例
今回の巨人の編成では、両者の違いが分かる事例が複数あった。
- 10月5日: 山田龍聖、郡拓也、岡田悠希は来季契約を結ばない旨の通知。萩尾匡也は自由契約として発表。
- 10月9日: 松浦慶斗は自由契約として発表。
- 10月25日: 湯浅大には戦力外通告。浅野翔吾、北浦竜次、宇都宮葵星、三塚琉生、知念大成、鈴木大和ら6選手は自由契約として発表。
自由契約となった選手の一部には、育成契約を打診する方針も報じられている。
このため、ネット上の「巨人の戦力外は何人?」という情報を比較するときは、単純な人数だけで判断してはいけない。
戦力外通告だけを集計した一覧なのか、自由契約や育成再契約を含む退団情報なのかによって、数字は変わってくる。
【プロの結論】14人の内訳から読み解く巨人の2027年編成
今回の14人の内訳を分析すると、巨人の編成整理には明確な特徴がある。
それは、支配下選手の入れ替えだけではなく、育成選手を含めたファーム全体の選手構成の見直しが進んだことだ。
14人のうち育成選手は10人。全体の約71%を占める。
9月30日の通告では、投手6人を含む育成9人が一度に対象となった。翌10月1日にも育成投手のグズマンが加わっている。
育成選手制度は、将来の支配下登録を目指す選手に成長の機会を与える仕組みだ。しかし、登録枠やファームの育成環境には限りがある。球団は選手の成長度、故障状況、ポジションのバランス、将来の戦力化の可能性などを総合的に判断する必要がある。
一方、支配下選手4人には山田、郡、岡田、湯浅が含まれる。
この4人は、それぞれ投手、捕手、外野手、内野手と役割が異なる。単純に同じポジションの選手を一斉に整理したわけではない。
特に郡のように複数ポジションを守れる選手であっても、実際の1軍出場機会が限られれば、次年度の契約を確保できない場合がある。
また、板東や石田のように、戦力外通告後に現役引退を選ぶ選手もいる。通告人数だけを見てチームの戦力がそのまま14人分減ると捉えるのは正確ではない。
今回の14人は、1軍の主力を一斉に放出したというより、育成部門を中心とする将来戦力の見直しと、支配下選手の競争環境の再編が重なった結果と見るのが妥当だ。
今後の注目点は、山田や郡、岡田らが新天地を確保できるか、育成再契約の打診を受けた選手がどのような選択をするかという点にある。
巨人にとっても、退団選手の動向は2027年のチーム編成を読み解く重要な材料となる。
【巨人戦力外一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人の戦力外選手は全部で何人?
A1:2026年11月3日時点で14人です。内訳は支配下選手4人、育成選手10人です。なお、萩尾匡也や松浦慶斗など自由契約として発表された選手は、この14人の集計とは別に扱っています。
Q2:湯浅大は戦力外通告後にどこへ移籍した?
A2:湯浅大は2026年11月2日に現役引退を決断したことが報じられています。したがって、11月3日時点では他球団への移籍ではなく、9年間のプロ生活に区切りをつける進路を選んだことになります。
Q3:板東湧梧や山田龍聖は現役を続ける?
A3:板東湧梧は2026年9月30日に現役引退を決断しています。一方、山田龍聖は現役続行を希望し、NPB球団を第一希望に韓国など海外球界も視野に入れています。11月17日の合同トライアウトに向けて調整を続けていると報じられています。
まとめ:巨人の戦力外14人と2027年に向けた注目ポイント
2026年11月3日時点の巨人の戦力外通告は14人。支配下選手4人、育成選手10人という構成で、9月末から10月下旬にかけて発表された。
今回の主なポイントは次の3つだ。
1. 14人の内訳: 支配下4人、育成10人。育成部門の入れ替えが大きな割合を占めた。
2. 注目選手の去就: 湯浅大、板東湧梧、石田隼都は現役引退を決断。山田龍聖、郡拓也、岡田悠希らは現役続行を目指している。
3. 自由契約との区別: 萩尾匡也や松浦慶斗などは自由契約として発表されており、14人の集計とは分けて考える必要がある。
戦力外通告は、選手にとって厳しい現実を突きつけられる出来事だ。しかし、それが必ずしもプロ野球人生の終わりを意味するわけではない。
他球団への移籍、育成契約、海外挑戦、現役引退。それぞれの選手が選ぶ道は異なる。
2027年シーズンに向けて、巨人の新たな戦力構成と、チームを離れることになった選手たちの次の挑戦から目が離せない。
主な情報照合先: 読売ジャイアンツの球団発表、NPB、日本野球機構、日刊スポーツ、スポーツ報知、Full-Count、デイリースポーツの2026年9月30日~11月3日付報道。 (出典: 巨人 戦力 外 一覧(Yahoo!ニュース))