2026年11月4日現在、東京に緊急地震速報が発表されているかを確認するには、気象庁が公開する「緊急地震速報(警報)発表状況」と「緊急地震速報(予報)発表状況」を見ることが重要です。両者は似た名称ですが、発表基準も通知の目的も異なります。
気象庁の最新掲載履歴では、11月4日5時34分に千葉県東方沖を震源とするマグニチュード3.4、最大震度2の地震が記録されています。一方、緊急地震速報(警報)の掲載履歴では、東京を対象とする新たな警報は確認できません。東京23区、多摩東部、多摩西部では対象区域も異なるため、東京都全体という大まかな情報だけで判断しないことが大切です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の発表状況:気象庁の最新掲載履歴では、東京を対象とする緊急地震速報(警報)は確認できない。
- 発表基準:最大震度5弱以上、または長周期地震動階級3以上が予想されると警報が発表される。
- 確認方法:気象庁の公式履歴、NHK ONE ニュース・防災、スマートフォンの緊急速報メールを活用する。
- 身を守る行動:速報を受けたら情報を検索するより先に、頭を守り、安全な場所で揺れに備える。
【最新情報】緊急地震速報は今、東京に発表されている?
まず気になるのは、東京23区や多摩地域に対して、現在、緊急地震速報の警報が出ているかどうかです。
2026年11月4日に確認できる気象庁の公表履歴を整理すると、次の状況です。
気象庁の最新履歴で確認できる地震
気象庁の「緊急地震速報(予報)発表状況」には、最近1か月間の発表記録が掲載されています。
確認できる主な地震は以下のとおりです。
- 2026年11月4日5時34分:千葉県東方沖、M3.4、最大震度2
- 2026年11月4日1時48分:硫黄島近海、M5.4、最大震度1
- 2026年11月3日14時40分:千葉県北東部、M4.7、最大震度3
- 2026年11月2日12時25分:三重県南東沖、M4.1
- 2026年11月2日2時1分:与那国島近海、M4.7
11月4日5時34分の千葉県東方沖の地震については、最大震度2で、警報の発表欄に記載はありません。
また、11月3日14時40分の千葉県北東部の地震について、気象庁の観測資料では次の内容が確認できます。
- 震源地:千葉県北東部
- マグニチュード:4.7
- 震源の深さ:約50km
- 最大震度:3
- 東京都23区の観測点:震度1
東京都23区でも小さな揺れが観測されていましたが、これは緊急地震速報の警報が東京に発表されたことを意味するものではありません。
緊急地震速報(警報)の最新履歴
もう一つ確認したいのが、気象庁の「緊急地震速報(警報)発表状況」です。
2026年11月4日に確認できる掲載一覧では、最新の記録は10月16日12時38分のカムチャツカ半島付近の地震に関するキャンセル報です。
そのほか、2026年には次のような警報発表事例があります。
- 8月23日:茨城県南部、M5.9、最大震度5弱
- 7月28日:熊本県熊本地方、M7.1、最大震度7
- 6月25日:岩手県沖、M7.2、最大震度6強
- 6月26日:山梨県東部・富士五湖、M5.6、最大震度6弱
- 4月20日:三陸沖、M7.7、最大震度5強
これらは全国の警報発表履歴であり、すべてが東京を対象としていたわけではありません。
現時点での判断は、気象庁の確認できる最新掲載履歴に東京を対象とする新たな緊急地震速報(警報)は見当たらない、というものです。
なお、気象庁は速報の発表から履歴への掲載まで10~30分程度かかる場合があると案内しています。リアルタイムの状況を知りたい場合は、履歴だけでなく最新の防災情報も併せて確認してください。
【対象地域を解説】東京23区と多摩地域では発表区域が違う
東京に緊急地震速報が発表されたというニュースを見ても、東京都内のすべての地域が同じ対象になるとは限りません。
気象庁は緊急地震速報や震度情報を発表する際、全国を複数の区域に分けています。
東京都については、主に次の区域が設定されています。
東京23区
東京23区は、緊急地震速報で「東京都23区」という区域名が使用されます。
千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、世田谷区、江東区、江戸川区など、23区全体が対象となる区域です。
たとえば、東京湾周辺や千葉県方面で地震が発生した場合、震源の位置や予測される揺れによっては23区が速報対象に含まれる可能性があります。
ただし、震源が千葉県だからといって、必ず東京23区にも警報が出るわけではありません。
東京都多摩東部
多摩東部には、次のような地域が含まれます。
- 八王子市
- 立川市
- 武蔵野市
- 三鷹市
- 府中市
- 調布市
- 町田市
- 小金井市
- 小平市
- 国分寺市
- 多摩市
- 西東京市
23区とは別の区域として扱われるため、東京23区に速報が出たからといって、多摩東部にも必ず同じ情報が発表されるわけではありません。
東京都多摩西部
多摩西部には、次の地域が含まれます。
- 青梅市
- あきる野市
- 日の出町
- 檜原村
- 奥多摩町
山間部を含む地域であり、震源の位置や地震波の伝わり方によって、23区とは異なる揺れが予測されます。
伊豆諸島・小笠原諸島
東京都の地震情報では、伊豆諸島や小笠原諸島も別の区域として扱われます。
伊豆大島、新島、神津島、三宅島、八丈島などは、それぞれの予報区に分けられています。
小笠原村についても独立した区域があります。
つまり、東京都の緊急地震速報を確認するときには、23区だけでなく、多摩東部・多摩西部・島しょ部の情報にも目を向ける必要があります。
【警報と予報の違い】震度5弱以上が発表基準になる理由
緊急地震速報には「警報」と「予報」の2種類があります。
スマートフォンやテレビで耳にする緊急地震速報は、一般に警報を指します。
一方、予報は、より細かな地震情報を提供するためのもので、民間の予報サービスや専用端末などでも利用されています。
緊急地震速報(警報)の発表基準
気象庁によると、緊急地震速報(警報)は、次の条件を満たした場合に発表されます。
- 2地点以上の地震観測点で地震波を観測する
- 最大震度5弱以上、または最大長周期地震動階級3以上が予想される
2地点以上の観測データを使うのは、落雷などによる誤検知を防ぐためです。
また、震度5弱以上になると、家具の転倒や物の落下など、生活環境に影響する被害が発生し始めるため、早い段階で警戒を呼びかける仕組みになっています。
緊急地震速報(予報)の発表基準
予報は、警報よりも幅広い地震を対象としています。
地震計の観測波の振幅が100ガル以上になった場合や、解析によってマグニチュード3.5以上、最大震度3以上、長周期地震動階級1以上などが予想された場合に発表されます。
同じ地震について、数秒から1分程度の間に5~10回程度の情報が更新されることもあります。
第1報では速報性を優先し、その後の解析で震源や規模などの推定精度が上がっていきます。
警報・予報・震度速報の比較
それぞれの情報が何を意味するのか、整理すると次のようになります。
この表で押さえておきたいのは、緊急地震速報と震度速報は別の情報だという点です。
緊急地震速報は、これから来る可能性のある強い揺れを予測して知らせる情報です。一方、震度速報は、地震が発生した後に実際に観測された震度を知らせます。
速報を受け取った時点で震度が確定しているわけではありません。
震度6弱以上なら特別警報になる?
緊急地震速報(警報)のうち、最大震度6弱以上、または長周期地震動階級4以上が予想される場合は、地震動特別警報に位置付けられます。
ただし、一般向けには通常の緊急地震速報(警報)と区別せずに発表されます。
そのため、スマートフォンやテレビで「緊急地震速報」と表示された場合、特別警報に該当するほどの強い揺れが予想されている可能性もあります。
警報を受けたら、表示された情報の細かな分類を調べるよりも、まず身の安全を確保してください。
【速報が届く仕組み】P波とS波で地震を早く知らせる理由
緊急地震速報が地震発生直後に届くのは、地震波の伝わる速度に違いがあるためです。
地震が起きると、地中には主に2種類の地震波が伝わります。
P波(初期微動)
- 秒速約7kmで伝わる
- 比較的速く到達する
- 初期の小さな揺れを起こす
S波(主要動)
- 秒速約4kmで伝わる
- P波より遅れて到達する
- 大きな揺れを引き起こす
気象庁は震源付近の地震計でP波などを検知し、震源やマグニチュード、各地の予測震度を計算します。
その情報を使って、S波による強い揺れが到達する前に警報を発表する仕組みです。
なぜ東京に速報が届くまで時間差があるのか
地震波は震源から離れるほど、到達するまでの時間が長くなります。
そのため、震源から遠い地域では、緊急地震速報を受け取ってから強い揺れが到達するまでに時間的な余裕が生まれる場合があります。
一方、震源の近くでは、P波を検知して解析・配信するまでの時間が、S波の到達に間に合わないことがあります。
特に内陸の浅い地震では、速報が届く前に強い揺れが始まる可能性があります。
巨大地震ではPLUM法も活用される
気象庁では、PLUM法という予測手法も使用しています。
これは、震源やマグニチュードの推定だけに頼るのではなく、周辺の地震計で実際に観測された揺れの強さから、予測地点の震度を推定する方法です。
広い震源域を持つ巨大地震でも、揺れの観測データを利用して震度を予測できる点が特徴です。
ただし、予測地点の近くで強い揺れが観測されてから判断するため、速報の猶予時間は短くなる場合があります。
【スマホ・NHKで確認】東京の緊急地震速報をリアルタイムで調べる方法
緊急地震速報を確認する際は、情報源を一つに絞らないことが大切です。
特に、SNSの投稿や個人サイトの速報だけで判断すると、古い情報や誤った情報を現在の発表状況だと思い込む可能性があります。
1. 気象庁の公式履歴を確認する
最も基本となるのが気象庁の公式情報です。
確認するページは次の2つです。
- 「緊急地震速報(警報)発表状況」
- 「緊急地震速報(予報)発表状況」
警報のページでは、実際に警報が発表された地震の履歴を確認できます。
予報のページでは、最近1か月間の予報の発表記録や、地震の規模、最大震度、警報の発表有無などを確認できます。
現在の東京の警報状況を判断する場合は、特に警報の履歴を優先して確認してください。
2. 気象庁の地震情報で震度を確認する
緊急地震速報が発表された後は、気象庁の地震情報で実際の観測震度を確認できます。
主に確認したい項目は次のとおりです。
- 地震の発生時刻
- 震源地
- マグニチュード
- 震源の深さ
- 東京都23区の観測震度
- 多摩東部・多摩西部の観測震度
- 津波に関する情報
速報の予測値と実際の観測値は異なる場合があります。
特に東京では、23区の一部と多摩地域で揺れ方が異なることもあるため、市区町村別の観測情報まで確認すると状況を把握しやすくなります。
3. NHKの地震速報・防災情報を利用する
NHKはテレビ放送だけでなく、スマートフォン向けの防災情報も提供しています。
2026年の確認先として活用できるのが「NHK ONE ニュース・防災」です。
主な機能には次のものがあります。
- 地震・津波情報の掲載
- 災害や避難に関する情報の通知
- 地域別の気象・防災情報
- ニュース番組の同時配信
- 災害時の臨時ニュース配信
速報が発表された後に、テレビを見られない環境でも情報を確認する手段になります。
4. スマートフォンの緊急速報メールを設定する
気象庁が発表する緊急地震速報は、携帯電話事業者を通じて緊急速報メールとして配信されます。
このサービスは、対象エリアにいる対応端末に一斉配信する仕組みです。
一般的なメールやSMSとは異なり、回線が混雑している場合でも配信できるよう設計されています。
設定を確認する方法は、端末によって異なります。
iPhoneの場合
1. 設定アプリを開く。
2. 「通知」を選択する。
3. 画面下部までスクロールする。
4. 「緊急地震速報/災害・避難情報」の設定を確認する。
Appleの案内では、日本のiPhoneで気象庁の緊急地震速報を受信できるとされています。
Androidの場合
1. 設定アプリを開く。
2. 「緊急速報メール」などの項目を探す。
3. 受信設定がオンになっているか確認する。
4. 必要に応じて受信履歴も確認する。
機種やOSのバージョンによって設定項目の名称や場所は異なります。携帯電話会社の案内も確認してください。
緊急地震速報がスマホに届かない原因
通知が届かなかったからといって、必ずしも地震が発生していなかったとは限りません。
主な原因として考えられるのは次のとおりです。
- 緊急速報メールに対応していない機種を使用している
- 受信設定がオフになっている
- 電波の届かない場所にいる
- 電源が切れている
- 配信対象地域の外にいる
また、緊急速報メールは一定のエリアにいる端末へ一斉配信されるため、隣接地域の情報が届く場合もあります。
東京にいるのに近隣県の地震情報が届いたとしても、直ちに誤報と判断する必要はありません。
【東京で地震が発生したら】緊急地震速報を受けたときの身の守り方
緊急地震速報は、地震を止めたり、被害を完全に防いだりするものではありません。
目的は、強い揺れが来る前に身を守る行動を取るための時間を確保することです。
東京都の防災情報でも、速報を受けた場合や揺れを感じた場合には、身の安全を最優先にするよう案内しています。
自宅やマンションにいる場合
- 丈夫なテーブルや机の下に入る。
- 頭をクッションなどで保護する。
- 窓ガラスや背の高い家具から離れる。
- 揺れが収まるまで安全な姿勢を保つ。
- 揺れている最中に無理に屋外へ飛び出さない。
特に東京のマンションでは、家具の転倒や移動にも注意が必要です。
東京都の防災情報では、概ね10階以上の高層階では、大きくゆっくりとした揺れが数分続くことがあり、家具が転倒するだけでなく、大きく移動する危険もあると説明されています。
普段から家具の固定や移動防止対策を行っておくことが重要です。
駅や繁華街にいる場合
駅や繁華街では、落下物や人の混雑による二次的な危険にも注意してください。
繁華街では
- バッグなどで頭を保護する。
- 看板やガラスなどの落下物から離れる。
- 周囲の状況を確認して安全な場所へ移動する。
駅では
- ホームから転落しないよう柱の近くなどで身を守る。
- 揺れている間は線路に降りない。
- 駅員の指示に従う。
電車内では
- つり革や手すりにつかまる。
- 姿勢を低くして頭を保護する。
- 緊急停車に備え、乗務員の案内に従う。
東京都の外出時の行動マニュアルでも、場所ごとに異なる安全確保の方法が示されています。
揺れが収まった後にすること
地震が収まっても、すぐに安全が確定するわけではありません。
次の点を確認してください。
1. 家族や周囲の人の安全を確認する。
2. 火災が発生していないか確認する。
3. ガラスや家具などの危険物に注意する。
4. 建物の損傷や避難経路を確認する。
5. 気象庁や自治体の最新情報を確認する。
東京湾沿岸や島しょ部などでは、地震の規模や震源によって津波への警戒も必要です。津波警報・注意報が発表された場合は、沿岸部から離れ、高い場所など指定された安全な場所へ避難してください。
【プロの結論】速報の有無だけで安全を判断しない
防災の観点から最も重要なのは、緊急地震速報が発表されたかどうかだけで安全を判断しないことです。
速報には予測誤差があり、震源に近い地域では揺れに間に合わないこともあります。
また、警報の発表基準に達しない地震でも、実際に揺れを感じることはあります。
したがって、東京で生活する人にとっては、速報の受信設定、家具の固定、避難場所の把握という3つの備えが欠かせません。
速報は防災行動の開始を知らせるものです。通知が鳴ってから考えるのではなく、日頃から行動を決めておくことが、被害を減らすことにつながります。
【緊急地震速報が今東京に出ているか】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今、東京23区に緊急地震速報は発表されていますか?
気象庁の2026年11月4日の確認できる最新掲載履歴では、東京23区を対象とする新たな緊急地震速報(警報)は確認できません。最新の掲載内容は気象庁の公式ページで再確認してください。
Q2:東京23区と多摩地域では緊急地震速報の対象が違いますか?
はい。東京23区、多摩東部、多摩西部はそれぞれ別の予報区です。震源や予測される揺れによって、対象になる地域が異なります。
Q3:緊急地震速報は震度5弱以上で必ず発表されますか?
最大震度5弱以上、または長周期地震動階級3以上が予想され、2地点以上の観測データで条件を満たした場合に警報が発表されます。実際の観測震度が5弱以上になることを保証するものではありません。
Q4:緊急地震速報の警報と予報は何が違いますか?
警報は強い揺れへの警戒を一般向けに呼びかける情報です。予報はより幅広い地震を対象とし、詳細な震源や震度などの予測情報を提供します。
Q5:スマートフォンに緊急地震速報が届かないのはなぜですか?
対応機種でない、受信設定がオフ、電波が届かない、配信対象区域外にいるなどの原因が考えられます。端末と携帯電話会社の設定を確認してください。
Q6:NHKで東京の地震情報を確認できますか?
NHKのテレビ放送や「NHK ONE ニュース・防災」で地震・津波情報、災害情報などを確認できます。スマートフォンでは通知機能も活用できます。
Q7:緊急地震速報が鳴ったら、すぐに外へ逃げるべきですか?
必ずしもそうではありません。まず頭を守り、落下物や転倒する家具から離れ、安全な場所で揺れが収まるのを待つことが基本です。建物の外へ出るかどうかは、揺れが収まった後に周囲の状況を確認して判断してください。
まとめ:東京の緊急地震速報は公式履歴と日頃の備えで確認
2026年11月4日の気象庁の最新掲載履歴を確認すると、11月4日5時34分には千葉県東方沖でM3.4、最大震度2の地震が発生しています。一方、緊急地震速報(警報)の掲載履歴には、東京を対象とする新たな警報は確認できません。
東京では、23区・多摩東部・多摩西部・島しょ部で予報区が異なります。そのため、東京都全体の情報だけでなく、自分がいる市区町村の観測震度や対象区域を確認することが大切です。
最後に、日頃から実践したいことを整理します。
- 気象庁の緊急地震速報の発表履歴を確認する。
- スマートフォンの緊急速報メールをオンにする。
- NHK ONE ニュース・防災などの防災情報を活用する。
- 家具の転倒・落下・移動防止対策を行う。
- 自宅や職場、通勤経路の避難場所を把握する。
- 速報が鳴ったら、情報検索よりも身の安全を優先する。
緊急地震速報は、地震が起きないことを保証する情報ではありません。強い揺れが来る可能性を知らせ、命を守る行動につなげるための情報です。
東京の現在の状況を知りたいときは気象庁の最新発表を確認し、揺れを感じたときは速報の有無にかかわらず、まず自分と周囲の人の安全を確保してください。 (出典: 緊急地震速報 今 東京(Yahoo!ニュース))