「あるある言いたい」という言葉を聞いて、レイザーラモンRGの「あるある言いたい〜、早く言いたい〜」という歌ネタを思い浮かべる人は多いのではないだろうか。何度も歌いながら肝心の結論をなかなか明かさず、最後に一言だけ共感できるネタを披露する独特の芸風だ。
実は、このネタが誕生した背景には、相方HGの負傷、TBS系バラエティー番組『リンカーン』の企画、そして先輩芸人・FUJIWARAの藤本敏史との意外な関係があった。2026年には音楽イベントやラジオ番組でも存在感を発揮している。この記事では、あるある言いたいの意味や誕生の経緯、ネットの反応、噂の真相、2026年最新情報まで詳しくまとめる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 正体:「あるある言いたい」はレイザーラモンRGの代表的な歌ネタとして知られる。
- 誕生秘話:『リンカーン』の企画がきっかけ。FUJIWARA藤本敏史の何気ない一言も重要なヒントになった。
- 芸の特徴: 歌で期待を引っ張り、最後に短いあるあるを披露する。周囲のツッコミも含めた集団芸である。
- 2026年最新情報: フジロック出演や盆踊り企画、宮古島でのあるあるバスツアーなど活動の幅を広げている。
- 噂の真相: 藤本の言葉をヒントにしたことと、ネタ全体をそのまま盗用したという話は別である。
【まず結論】あるある言いたいの正体はレイザーラモンRGの代表ネタ
「あるある言いたい」は、単なる流行語ではなく、芸人・レイザーラモンRGの芸風を象徴するフレーズだ。
レイザーラモンRGは、1974年6月8日生まれ。熊本県出身、愛媛県育ちのお笑い芸人で、本名は出渕誠。1997年からレイザーラモンHGとお笑いコンビ「レイザーラモン」として活動している。
このネタの基本構造は非常にシンプルだ。
1. 特定の人物やジャンル、日常生活などをテーマにする。
2. 有名な楽曲に乗せて「あるある言いたい」と歌い続ける。
3. 観客や共演者が「早く言ってほしい」と期待する。
4. 最後に短く、思わず納得してしまうあるあるを披露する。
面白さの中心は、あるあるの内容だけではない。結論を引き延ばす時間そのものが笑いに変わるところにある。
例えば、歌の盛り上がりに合わせて観客の期待が高まったところで、ようやく一言が飛び出す。その落差が笑いを生む。
しかも、RGは歌唱力や楽曲の選択にもこだわっている。単に同じ言葉を繰り返すのではなく、テーマと楽曲の雰囲気を組み合わせることで、独自のエンターテインメントに仕上げている。
【誕生の経緯】リンカーンと藤本敏史の一言がきっかけだった
あるあるネタの誕生には、芸人としての苦境と偶然が関係している。
2025年12月にニッポン放送の番組『大沢あかね LUCKY 7』に出演したRGは、ネタの誕生について改めて振り返った。
当時、相方のHGがプロレスの仕事で大けがを負い、RGは一人で活動する状況になっていた。そんな時期に、TBS系『リンカーン』のあるあるネタオーディションへの出演を勧められたという。
当時のRGは、市川海老蔵のものまねを中心に活動していたため、歌舞伎に関するあるあるを考えようとした。しかし、なかなかアイデアが浮かばなかった。
そこで登場するのが、FUJIWARAの藤本敏史だ。
RGによると、藤本が楽屋で話していた「鏡越しで弟子を叱りがち」という歌舞伎にまつわるネタがヒントになった。
RGはその一言を使う許可を得て、オーディションに持ち込んだ。
ところが、用意できたあるあるは一つだけ。そこで、歌に乗せて結論を引き延ばすスタイルを披露したところ、スタッフから新鮮な芸として評価された。
この偶然が、現在まで続く代表ネタの出発点になった。
誕生年については複数の回顧がある
興味深いのは、ネタが生まれた時期について、過去のインタビューと最近の本人の説明で若干の違いがあることだ。
日刊SPA!の2018年のインタビューでは2007年ごろ、集英社オンラインの2023年のインタビューでは2009年、ニッポン放送の2025年の番組では2010年ごろと説明されている。
いずれも、オーディションや歌で引き延ばす芸の成立という点では共通している。したがって、誕生の背景を理解するうえでは、特定の一年だけに限定するより、2000年代後半から2010年ごろにかけて形作られた芸として捉えるのが自然だ。
【人物・関係性まとめ】あるある言いたいを生んだ関係者と出来事
このネタはRG一人の発想だけで完成したものではない。相方や先輩芸人、テレビ番組の企画など、複数の要素が重なって成立した。
| 人物・企画 | RGとの関係 | あるあるネタとの関わり |
|---|---|---|
| レイザーラモンRG | ネタの考案者・実演者 | 歌で引き延ばす独自の形式を確立 |
| レイザーラモンHG | 相方 | 負傷による単独活動がネタ誕生の背景に |
| FUJIWARA・藤本敏史 | 先輩芸人 | 歌舞伎あるあるのアイデアを提供 |
| 市川團十郎(当時の海老蔵) | ものまねの対象 | RGが当時取り組んでいたキャラクター |
| TBS『リンカーン』 | テレビ番組 | あるあるネタのオーディションが誕生の舞台 |
| ナインティナイン | 共演者 | 2026年のラジオ企画であるあるを一緒に楽しんだ |
特に注目したいのは、藤本敏史の役割だ。
藤本の一言がネタの素材になったことは、RG自身が語っている。一方、歌で引き延ばす構成や、最後に短いあるあるを披露する演出はRGの芸として発展していった。
また、テレビ番組で披露する機会を得たことも大きい。オーディションという限られた時間のなかで生まれたアイデアが、周囲の芸人やスタッフとのやり取りを通じて磨かれていったのである。
【なぜ面白い?】あるある言いたいが長年愛される3つの理由
この芸には、一般的な一発ギャグとは異なる仕組みがある。
1. 結論を先延ばしにすることで期待を生む
普通の笑いは、前振りからオチまでの時間が短いほどテンポがよいとされる。
しかし、RGのネタは逆だ。
歌が盛り上がっても、なかなか結論を言わない。観客は「そろそろ来るだろう」と思いながら、その瞬間を待つ。
この期待と先延ばしの繰り返しが、笑いの土台になっている。
2. 誰もが参加できる共通認識がある
あるあるネタは、特別な知識がなくても楽しみやすい。
学校、職場、スポーツ、芸能人、食べ物など、題材を変えるだけで幅広い世代に対応できる。
さらに、観客自身が「確かにそういうことがある」と感じることで、ネタが単なる一方的なパフォーマンスではなくなる。
3. 観客や共演者のツッコミが完成度を高める
RGは2018年の日刊SPA!のインタビューで、このネタについてピン芸ではなく「集団芸」という考え方を説明している。
「早く言え」という周囲のツッコミがあることで、歌を引き延ばす時間が笑いとして成立するからだ。
2026年8月28日に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』でも、この特徴が表れた。
RGが夏あるあるを歌い、ナインティナインや番組関係者が一緒に盛り上がる展開となった。矢部浩之も「今となっては集団芸やな。楽しい(笑)」と反応している。
一人で歌っているように見えて、実際には周囲を巻き込んで完成する。これが長く続いている理由の一つだ。
【2026年最新情報】フジロック出演から盆踊り企画まで活動が拡大
2026年のRGは、従来のあるあるネタに加えて、音楽やイベントを組み合わせた活動にも力を入れている。
フジロックへの出演を報告
2026年9月3日、RGは都内で行われたエナジードリンクのウェブCM発表会に出席した。
その際、今年の限界突破した出来事として、あるあるネタでフジロックに出演したことを報告。
音楽ファンが集まる大規模フェスで、自分の芸が受け入れられるのか緊張したことも明かしている。
これは、あるあるネタがテレビのお笑い番組だけでなく、音楽イベントにも広がっていることを示す出来事だ。
ナインティナインのラジオで夏あるあるを披露
2026年8月28日には、『ナインティナインのオールナイトニッポン』の「夏の終わりの盆踊りSP」にレイザーラモンがゲスト出演。
RGはTOKIOの「LOVE YOU ONLY」や細川たかしの「北酒場」などに乗せて夏あるあるを披露した。
さらに、安全地帯の「ワインレッドの心」でもネタを展開。共演者が合いの手を入れながら盛り上がる様子が報じられた。
オリジナル盆踊り楽曲にも挑戦
2026年には、自ら作詞した「あいわずぼーんとぅ盆踊り」を配信リリース。
盆踊りとお笑い、音楽を組み合わせた企画を展開し、フェスや自身のイベントにも出演している。
あるあるを歌う芸人という枠を超えて、観客と一緒に楽しむ参加型エンターテインメントへと活動の幅を広げている。
11月には宮古島のあるあるバスツアーを開催予定
レイザーラモンRGの公式イベントサイトと、ぴあの2026年7月17日付の発表によると、11月20日から22日にかけて宮古島で宿泊型のあるあるバスツアーが予定されている。
池間島、来間島、伊良部島、下地島などを巡り、RGとのヨガやBBQ、沖縄民謡ショーなどを楽しむ内容だ。
1泊2日と2泊3日のプランが用意され、RGと一緒に旅行そのものを楽しむ企画になっている。
2026年11月3日時点で、あるあるネタは舞台上のパフォーマンスだけでなく、旅行や交流イベントにも発展している。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】よくある誤解を整理
ネットの反応は?共演者を巻き込む笑いが特徴
あるあるネタの魅力は、最後の一言だけではなく、そこに至るまでの過程にもある。
2026年8月のナインティナインのラジオ出演について、オリコンニュースは、RGの歌に出演者が参加して笑いが起きた様子を報じている。
特に矢部浩之の「集団芸」という評価は、このネタの本質を端的に表している。
SNS上の反応を一律に好評・不評と分類できるだけの統計は示されていないが、少なくとも共演者を巻き込んで成立する芸として、2026年もテレビ・ラジオで披露されている。
藤本敏史のネタを丸ごと盗用したという噂は本当?
この疑問には、事実関係を分けて考える必要がある。
RGは、藤本敏史が楽屋で話していた歌舞伎あるあるをネタに取り入れたと説明している。
つまり、藤本のアイデアを参考にしたこと自体は本人の説明に基づく事実だ。
ただし、歌で引き延ばす構成や、観客のツッコミを巻き込むスタイルまで藤本が考案したという話ではない。
ネタの素材と、芸としての構成・演出は区別して理解する必要がある。
あるある言いたいが2026年に炎上した?
2026年の主要な報道を確認する限り、あるある言いたいというネタそのものが大規模な炎上を起こしたとする確かな報道は見当たらない。
むしろ、2026年の報道では、ラジオでの共演者との掛け合いや、音楽イベントへの出演など、活動の広がりが取り上げられている。
もちろん、個別の投稿や意見の違いがネット上に存在する可能性はある。しかし、それを芸全体の炎上と同一視するのは適切ではない。
【よくある質問】あるある言いたいに関するFAQ
Q1:あるある言いたいは誰のネタ?
A1:お笑い芸人のレイザーラモンRGの代表的な歌ネタ。楽曲に乗せてあるあるを引き延ばし、最後に短い一言を披露するスタイルが特徴だ。
Q2:あるある言いたいはいつ誕生した?
A2:2000年代後半から2010年ごろにかけて形作られた。本人の過去のインタビューでは2007年、2009年、2010年ごろと説明に幅がある。
Q3:藤本敏史はネタの誕生に関係している?
A3:関係している。藤本が楽屋で話していた歌舞伎あるあるが、RGのネタの素材になった。ただし、現在の歌ネタ全体を藤本が作ったという意味ではない。
Q4:2026年もあるあるネタは披露されている?
A4:披露されている。2026年8月のナインティナインのラジオ出演や、音楽イベントなどでも展開されている。
Q5:2026年の最新イベントは?
A5:11月20日から22日にかけて予定されている宮古島のあるあるバスツアーが注目される。ヨガやBBQ、島巡りなどを組み合わせた企画だ。
まとめ:あるある言いたいは観客と一緒に完成する芸
「あるある言いたい」は、レイザーラモンRGが偶然のきっかけから生み出し、長年かけて磨き上げてきた代表的な歌ネタだ。
誕生の背景には、相方HGの負傷、TBS『リンカーン』のオーディション、FUJIWARA藤本敏史の何気ない一言があった。
そして、単にあるあるを披露するだけでなく、歌で期待を高め、周囲のツッコミを巻き込むことで独自の笑いを生み出している。
2026年にはフジロックへの出演、ナインティナインとのラジオ共演、オリジナル盆踊り楽曲のリリース、宮古島でのイベントなど、活動領域も広がった。
この芸の本質は、最後の一言だけにあるのではない。観客が「早く言って」と待ち、共演者がツッコミ、最後に全員で笑う。その一連の時間そのものが、あるある言いたいという芸の完成形なのである。
2026年以降も、どんなジャンルから新しいあるあるが生まれるのか。RGの活動とともに注目したい。
(出典: ある ある 言い たい(Yahoo!ニュース))