2025年の新CM「令和」篇に出演しているのは、モデル・タレントのゆうちゃみさんです。
エースコックは2025年1月31日、公式YouTubeチャンネルでCMを先行公開し、2月2日から全国でテレビ放映を開始しました。
ゆうちゃみさんは、石立鉄男さん、柳沢慎吾さんに続く3代目CMキャラクターです。
今回のCMでは、往年の雰囲気を残した法被姿で登場。「わ〜かめ好き好きピチピチ〜♪」の音楽に合わせて歌い、最後にはおなじみの名セリフを披露しています。
ゆうちゃみが起用された理由は3つ
ゆうちゃみさんの起用は、単に若いタレントを起用したという話ではありません。
広告専門メディア『AdverTimes.』が掲載したエースコック広告宣伝室・林誉之氏の説明からは、ブランド戦略としての狙いが読み取れます。
「幅広い世代からの認知があり、わかめラーメンの世界観にもマッチしている、ゆうちゃみさんを起用しています」
具体的には、次の3点がポイントです。
1.Z世代への認知拡大
ゆうちゃみさんは「令和の白ギャル」として若年層を中心に支持されています。昭和から続く商品を、若い世代にも知ってもらうためのキャスティングです。
2.明るく親しみやすいキャラクター
歴代CMのコミカルな雰囲気を引き継ぎながら、ゆうちゃみさん特有の明るさやポップな印象を加えています。
3.本人と商品の親和性
エースコックの公式発表によると、ゆうちゃみさん自身も子どもの頃からわかめラーメンを食べていたそうです。本人も商品への愛着を語っています。
つまり、懐かしさを知る大人と、新鮮さを感じる若者の両方にアプローチできる人選だったわけです。
ゆうちゃみのCMは通常版と関西弁版の2種類
「令和」篇
往年の歌と名セリフを現代風に再現。
「令和」篇 関西弁バージョン
大阪出身のゆうちゃみさんらしいアレンジ。
特に注目したいのが関西弁バージョンです。
通常版の「お前はどこのわかめじゃ?」を、ゆうちゃみさんらしく「あんたどこのわかめなん?」とアレンジ。
さらに最後には「うまめ!」という言葉とポーズで締めくくります。
単純に昔のCMを再現するのではなく、出演者の出身地や個性を取り入れた点が、令和版ならではの工夫です。
【歴代CM年表】石立鉄男・柳沢慎吾・ゆうちゃみの関係とは?
わかめラーメンのCMを理解するには、商品が誕生した1983年から振り返る必要があります。
エースコックの公式沿革では、わかめラーメンの発売年は1983年。その翌年の1984年に、石立鉄男さんが出演するCMが登場しました。
その後、2016年に柳沢慎吾さんが復活篇を担当し、2025年にはゆうちゃみさんが3代目に就任しています。
歴代出演者・関係者の比較表
この年表で注目したいのは、出演者が変わっても、過去のCMで定着した歌とセリフが引き継がれていることです。
初代・石立鉄男さんが築いたCMの世界観
初代CMキャラクターの石立鉄男さんは、1984年のCMで「お前はどこのわかめじゃ?」という印象的なセリフを披露しました。
石立さんは俳優として数々のテレビドラマで活躍した人物です。
このCMでは、独特の表情や勢いのある口調が商品のユーモラスなイメージと結びつきました。
特に、歌のリズムと突然飛び出すセリフの組み合わせは、短い放送時間でも記憶に残りやすい演出でした。
エースコック自身も、2025年の新CM発表で1984年のCMを昭和を代表する懐かしいCMとして紹介しています。
【CM曲・名セリフ】「わ〜かめ好き好き」の歌はなぜ記憶に残る?
わかめラーメンのCMを象徴するものといえば、やはり「わ〜かめ好き好きピチピチ〜♪」という歌です。
1984年の初代CMから受け継がれ、2016年の復活篇、2025年の令和篇でも使用されました。
CM曲の正体と歌手は誰?
この曲は、わかめラーメンのブランドイメージと一体になったCMソングです。
2025年の公式発表では、ゆうちゃみさんが往年の音楽に合わせて歌声を披露することが紹介されています。
一方、1984年版のオリジナル楽曲については、エースコックの今回の公式発表資料に歌手名や作詞・作曲者の明確な記載はありません。
ここで混同したくないのが、2025年版の制作クレジットです。広告専門メディア『AdverTimes.』に掲載された令和篇のスタッフ一覧では、音楽担当として小形誠さんの名前が記載されています。これは令和篇の制作スタッフ情報であり、1984年版のオリジナル楽曲の作者を示すものではありません。
「お前はどこのわかめじゃ?」は誰のセリフ?
このセリフを最初に印象づけたのが、石立鉄男さんです。
2016年の復活篇では柳沢慎吾さんが再現し、2025年の令和篇ではゆうちゃみさんが新しい表現で披露しています。
このセリフが長く使われている理由は、商品の特徴を説明するだけでなく、CMそのものを一つのエンターテインメントにしている点にあります。
わかめという食材を主役に据え、あえて少し大げさな問いかけをする。その意外性が、視聴者の記憶に残る仕掛けになっています。
令和版で変わった演出
2025年版では、歌やセリフだけでなく、オリジナルキャラクターも登場します。
- わかめくん
- コーンくん
- メンマさん
- ごまさん
- 団長
ゆうちゃみさんと具材のキャラクターたちがロカビリー風のダンスを披露し、商品に入っている具材の魅力を映像で表現しています。
これは、過去のCMを懐かしむ世代だけでなく、初めてCMを見る若い世代にもブランドの世界観を伝えるための工夫です。
【2016年復活篇】柳沢慎吾が石立鉄男の後を継いだ理由
2016年3月21日、エースコックは「わかめラーメン」の新CM「復活篇」の全国放映を開始しました。
起用されたのは、俳優・タレントとして活躍する柳沢慎吾さんです。
当時のエースコックの発表資料によると、今回の復活は、1984年の石立鉄男さん出演CMから32年ぶりのリバイバル企画でした。
柳沢慎吾が選ばれた決め手
柳沢さんの起用には、本人と石立さんの間にあったつながりが関係しています。
日本食糧新聞の2016年の記事によれば、柳沢さんは以前からテレビ番組などで石立さんの「お前はどこのわかめじゃ?」というモノマネを披露していました。
さらに、柳沢さん自身も当時のCMに強い印象を受けており、石立さんに憧れていたといいます。
つまり、単なる後任キャストではなく、元のCMを理解し、魅力を引き継げる人物だったのです。
柳沢慎吾版ならではの見どころ
2016年のCMでは、柳沢さんが法被姿で登場。
記者発表会でも、サイレンの音を交えながら得意の「ひとり警察」を披露しました。
さらに、わかめラーメンの特徴を警察の取り調べのような演出で紹介するなど、柳沢さんの持ち味が存分に活用されています。
CMの最後には、
「わかめラーメン食べていい夢見ろよ、あばよ」
という柳沢さんらしい決め台詞も登場しました。
2016年版と2025年版の違い
| 比較項目 | 2016年・復活篇 | 2025年・令和篇 |
|---|---|---|
| 出演者 | 柳沢慎吾 | ゆうちゃみ |
| コンセプト | 昭和CMの復活 | 昭和CMの現代版 |
| 衣装 | 法被 | 法被 |
| CMソング | 往年の音楽を継承 | 往年の音楽を継承 |
| 名セリフ | 石立版を再現 | チャーミングにアレンジ |
| 狙い | 懐かしさと話題性 | 幅広い世代への認知拡大 |
2016年は、過去のCMを知る人に懐かしさを届ける企画でした。
一方、2025年は懐かしさを残しながら、ゆうちゃみさんの個性と新しいキャラクターを加えています。
この違いが、約9年の間に変化した広告戦略をよく表しています。
【2026年最新】わかめラーメンCMは現在もゆうちゃみ?新作はある?
2026年のCM状況を確認するうえで重要なのが、エースコック公式サイトのCM一覧です。
現在、わかめラーメンのCMとして掲載されているのは、次の映像です。
1. わかめラーメン「令和」篇
2. わかめラーメン「令和」篇 関西弁バージョン
3. わかめラーメン 石立鉄男さんVer.
つまり、公式CM一覧では、ゆうちゃみさんの令和篇が引き続き確認できます。石立さんの初代CMも映像コンテンツとして残されています。
2026年に新しいCMは制作された?
2026年3月1日付で、エースコック公式YouTubeチャンネルには「わかめラーメンTVCM『令和』篇」の動画も公開されています。
ただし、これは2025年に発表された令和篇と同じCM内容であり、2026年に別の出演者を起用した新作CMが発表されたことを示すものではありません。
2026年は商品にも新展開
CMとは別に、商品面では2026年10月26日から「マシマシ嵐!わかめラーメン ごま・しょうゆ」が発売されています。
エースコックの9月30日付発表によると、麺・わかめ・ごま・スパイスを増量した商品で、発売地域は北海道、東北、関東、信越です。
新商品が登場していることと、新しいCMキャラクターが登場することは別の話です。今回の発表は商品に関するもので、新しいCM出演者の発表ではありません。
2026年の状況を整理すると、次のようになります。
- CMキャラクター:公式CM一覧ではゆうちゃみさん。
- 最新のCMシリーズ:2025年公開の「令和」篇。
- バリエーション:通常版・関西弁版。
- 2026年の新商品:マシマシ嵐!わかめラーメン。
- 新しい4代目出演者:公式発表は確認できない。
したがって、「2026年最新CM」と検索して出てくる映像が、必ずしも2026年に制作された新作とは限らない点に注意が必要です。
【プロの結論】わかめラーメンCMが40年以上愛される理由
わかめラーメンのCMの強みは、出演者を交代させながら、ブランドの記憶を途切れさせていないことです。
1984年の石立鉄男さん、2016年の柳沢慎吾さん、2025年のゆうちゃみさん。
3人のキャラクターはそれぞれ異なりますが、共通しているのは、印象的な歌とセリフを中心に据えていることです。
広告の観点から見ると、これは非常に興味深い戦略です。
① CMの記憶をブランド資産として活用
一般的にテレビCMは、放送期間が終了すると視聴者の記憶から薄れていきます。
しかし、わかめラーメンの場合、歌とセリフが世代を超えて引き継がれています。
出演者を変えても、同じ音楽とフレーズを残すことで、過去の認知を新しい広告に接続できるのです。
② 世代交代によって新しいファンを獲得
石立さんの時代を知る人にとって、2025年版は懐かしいCMの再発見です。
一方、ゆうちゃみさんを知る若い世代には、新鮮なエンターテインメントとして届きます。
同じ商品でも、出演者が変われば受け取られ方も変わります。
③ 商品の特徴と広告表現が一致している
わかめラーメンの魅力は、たっぷり入ったわかめや深煎りごまなどの具材です。
2025年版では、わかめくんやコーンくんなどのキャラクターを登場させ、具材そのものを広告の主役にしています。
大広の制作実績でも、過去のCMの歌やセリフを受け継ぎながら、新しいキャラクターづくりに取り組んだことが紹介されています。
CM情報を調べるときの判断基準
| 知りたいこと | 確認する情報 |
|---|---|
| 現在の出演者 | エースコック公式CM一覧 |
| 2026年の新作かどうか | CMの公開日と公式ニュースリリース |
| 歴代出演者 | 1984年・2016年・2025年の発表資料 |
| CM曲の由来 | 公式CM資料と制作クレジット |
| 関西弁版の内容 | 2025年の公式CM紹介 |
CM動画の公開日とテレビ放映開始日は異なる場合があります。また、過去のCM映像が再公開されても、それだけで新作とは判断できません。
こうした違いを押さえると、検索結果に並ぶ「最新CM」「歴代CM」という情報も正しく理解できます。
【わかめラーメンCM】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:現在のわかめラーメンCMに出演しているのは誰ですか?
A1:2025年公開の「令和」篇では、ゆうちゃみさんが出演しています。エースコック公式CM一覧にも通常版と関西弁バージョンが掲載されています。
Q2:初代わかめラーメンCMの出演者は誰ですか?
A2:俳優の石立鉄男さんです。1984年に公開されたCMで、「お前はどこのわかめじゃ?」という名セリフを披露しました。
Q3:柳沢慎吾さんが出演したのは何年ですか?
A3:2016年です。3月21日から全国放映された「復活篇」で、石立鉄男さんのCMを32年ぶりにリバイバルしました。
Q4:ゆうちゃみさんは何代目のCMキャラクターですか?
A4:3代目です。初代が石立鉄男さん、2代目が柳沢慎吾さん、3代目がゆうちゃみさんです。
Q5:わかめラーメンのCMソングを歌っているのは誰ですか?
A5:「わ〜かめ好き好きピチピチ〜♪」という歌が使用されています。2025年版ではゆうちゃみさんが歌声を披露しています。1984年版の歌手名については、今回確認した公式発表資料に明確な記載はありません。
Q6:関西弁バージョンでは何と言っていますか?
A6:「お前はどこのわかめじゃ?」を「あんたどこのわかめなん?」とアレンジしています。最後は「うまめ!」というフレーズで締めくくります。
Q7:2026年に新しい出演者へ交代しましたか?
A7:2026年11月3日時点で、エースコックの公式CM一覧では令和篇のゆうちゃみさんが掲載されています。4代目への交代を示す公式発表は確認できません。
まとめ:わかめラーメンCMは昭和から令和へ受け継がれる名作
わかめラーメンのCMは、1984年の石立鉄男さんから始まり、2016年の柳沢慎吾さんによる復活篇、2025年のゆうちゃみさんによる令和篇へと受け継がれてきました。
特に、2025年のCMは昭和の名作を単純に再現するのではなく、ゆうちゃみさんの明るさや関西弁、オリジナルキャラクターを取り入れた新しい作品になっています。
2026年11月現在も、公式CM一覧では令和篇と関西弁バージョンが確認できます。
歴代CMを振り返ると、出演者が変わっても「わ〜かめ好き好き」の歌と「お前はどこのわかめじゃ?」というセリフは変わらず受け継がれていることが分かります。
石立鉄男さんのCMを懐かしむ人も、ゆうちゃみさんの新しいCMから興味を持った人も、ぜひ歴代映像を見比べてみてください。同じ商品が時代ごとにどのような表情を見せてきたのか、その変化そのものがわかめラーメンCMの大きな魅力です。
主な参考資料:エースコック公式サイト「会社沿革」「わかめラーメン商品情報」「2016年新TVCM発表資料」「2025年『令和』篇ニュースリリース・CM動画一覧」、大広の制作実績、日本食糧新聞、AdverTimes. (出典: わかめ ラーメン cm(Yahoo!ニュース))