2024年のWWE復帰で大きな話題を集めたのが、ザ・ロックとローマン・レインズの共闘です。
ザ・ロックはレインズと同じサモア系のルーツを持つレスラーであり、Bloodline(ブラッドライン)という一族を中心としたストーリーにも深く関わりました。
ローマン・レインズとの共闘はなぜ実現した?
ローマン・レインズは長期間WWEの頂点に君臨した「トライバル・チーフ」です。
2024年、ザ・ロックは従来の陽気なヒーロー像から一転し、「The Final Boss(ファイナル・ボス)」という威圧的なキャラクターで登場しました。
コーディ・ローデスがレインズとの王座戦を選んだことをきっかけに、ザ・ロックはローデスを敵視。レインズと手を組み、WWE最大級の抗争へと発展しました。
レッスルマニア40で何が起きた?
2024年4月6日、レッスルマニア40の初日メインイベントで、ザ・ロックとローマン・レインズがコーディ・ローデスとセス・ロリンズに勝利しました。
ザ・ロックにとっては、2016年以来となる約8年ぶりのリング上での試合でした。
翌4月7日の2日目には、ローデスとレインズの王座戦にザ・ロックが介入。ジョン・シナやジ・アンダーテイカーも登場する波乱の展開となりました。
最終的にはローデスがレインズを破り、王座を獲得しています。
WWE公式の大会結果でも、初日のタッグ戦でザ・ロックとレインズが勝利し、2日目にはローデスがレインズから王座を奪取したことが記録されています。
関係者ごとの役割を整理
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この関係性が、2025年のエリミネーション・チェンバーへとつながっていきます。
【2025年エリミネーション・チェンバー】ジョン・シナとの共闘と復帰報道の真相
ザ・ロックのWWEにおける直近の重要な出演は、2025年3月1日のエリミネーション・チェンバーです。
この大会では、ジョン・シナのヒール転向にザ・ロックが関わる衝撃的なストーリーが展開されました。
コーディ・ローデスに突き付けた要求
大会終盤、ジョン・シナが男子エリミネーション・チェンバー戦を制し、レッスルマニア41でコーディ・ローデスの王座に挑戦する権利を獲得しました。
その後、ザ・ロックがラッパーのトラヴィス・スコットとともに登場。
ローデスに対して、自分のチャンピオンになるよう要求しました。
しかし、ローデスはこの申し出を拒否します。
すると、それまでローデスと友好的に接していたシナが突然態度を変え、ローデスを襲撃しました。
ザ・ロックの合図を受けてシナがローデスを攻撃するという展開は、長年ベビーフェイスとして愛されてきたシナのイメージを覆すものでした。
WWE公式大会結果でも、この場面は「John Cena SELLS OUT and ruthlessly assaults Cody Rhodes while seemingly aligning with The Rock」と紹介されています。
2026年までの出演状況を時系列で整理
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2024年4月 | レッスルマニア40 | レインズと組み、ローデス&ロリンズに勝利 |
| 2024年4月 | RAW | ローデスとの抗争継続を示唆 |
| 2025年3月1日 | エリミネーション・チェンバー | シナのヒール転向に関与 |
| 2025年4月 | レッスルマニア41 | ザ・ロック本人の試合出場なし |
| 2026年8月 | ハワイ大会の関連告知 | WWEの人材発掘関連の告知画像に登場 |
| 2026年10月 | ハワイでの人材発掘イベント | 更新された出演者告知から名前が外れる |
| 2026年11月 | 現在 | 新たなWWEリング復帰の公式発表なし |
2025年3月以降、ザ・ロックがWWEのテレビ番組に出演したという報道は確認されていません。2026年8月には復帰を連想させる動きがありましたが、実際の出演決定とは別の話です。
2026年の復帰報道で注目されたハワイの告知
2026年8月25日、WWEはハワイで開催予定の人材発掘トライアウトを告知しました。
その宣伝画像にはザ・ロック、ローマン・レインズ、ウーソズが掲載されていました。
このため、ファンの間ではハワイでのWWE復帰があるのではないかという見方が広がりました。
しかし、10月のイベントに向けて更新された告知では、ザ・ロックとレインズの名前が外れています。
したがって、最初の宣伝画像を根拠にハワイ出演やリング復帰が確定したと解釈することはできません。
【ザ・ロックの現在】2026年の俳優活動とTKOグループ取締役としての役割
2026年のザ・ロックを理解するには、プロレスラーという肩書だけでなく、俳優・プロデューサー・実業家としての活動を見る必要があります。
2026年も映画・エンターテインメント事業が中心
ドウェイン・ジョンソンは、映画制作会社セブン・バックス・プロダクションズを通じて、映画や映像コンテンツの企画・制作にも携わっています。
2026年の主な映画関連情報は次のとおりです。
- 『モアナと伝説の海』実写版:マウイ役で出演。2026年7月公開。
- 『ジュマンジ:オープン・ワールド』:2026年12月25日公開予定。
- 『リザード・ミュージック』:ベニー・サフディ監督作品で、映画プロジェクトとして進行。
セブン・バックス・プロダクションズの公式プロジェクト情報には、これらの作品が掲載されています。
映画出演だけでなく、プロデューサーとして企画に関わる仕事もあるため、WWEの定期的なテレビ出演や長期的な抗争に参加するには、スケジュール面の調整が必要になります。
TKOグループの取締役に就任したのは2024年
ザ・ロックの現在を語るうえで見逃せないのが、WWEの親会社であるTKOグループとの関係です。
2024年1月23日、TKOグループはドウェイン・ジョンソンを取締役に任命したと正式発表しました。
この発表には、もう一つ重要な内容があります。
それまでWWEが商標として管理していたリングネーム「The Rock」の所有権を、ジョンソンが取得したことです。
さらに、WWEとの間でプロモーション、ライセンス、マーチャンダイジングなどに関するサービス契約も締結されました。
2026年6月10日のTKO株主総会では、ジョンソンを含む12人の取締役候補が選任されました。TKOが米証券取引委員会に提出した公式報告書にも、ジョンソンの取締役再選が記録されています。
ここで注意したいのは、ジョンソンの肩書が「WWE単独の取締役」ではなく、WWEとUFCを傘下に持つTKOグループの取締役だという点です。
取締役としての立場は、レスラーとして試合に出ることとは別の役割です。
TKO取締役として何を担っているのか
TKOの2024年の公式発表では、ジョンソンの経験として次の分野が挙げられています。
- 世界規模のエンターテインメント事業
- ライブイベントの企画・展開
- メディア権利やスポンサーシップ
- ブランドライセンスとマーケティング
- SNSを含むグローバルな情報発信
長年WWEで活躍してきた経験に加え、ハリウッドでの映画制作やブランド事業で培った知見を経営に生かす役割です。
つまり、2026年のザ・ロックは、WWEから完全に離れた人物ではありません。リングでの出演頻度は低下している一方、親会社の経営に関わる立場を維持しています。
【ザ・ロックはWWEに復帰する?】復帰しない理由と2027年の可能性
ファンが最も気にしているのは、ザ・ロックが再びWWEのリングに上がるかどうかでしょう。
2026年11月現在、復帰の可能性を完全に否定する公式発表はありません。しかし、試合への出場が決定したという公式発表もありません。
理由1:ハリウッドの映画撮影スケジュール
大きな障壁として報じられているのが、映画の撮影スケジュールです。
2026年8月には、映画『ワイルド・スピード』シリーズの最終作とされる『Fast Forever』について、同年12月から撮影を開始する計画が報じられました。
プロレスの試合に出場する場合、単に大会当日に会場へ行けばよいわけではありません。
試合に向けた身体づくり、対戦相手とのストーリー構築、テレビ番組への出演、試合のリハーサルなど、一定の準備期間が必要です。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、映画撮影が長期間に及ぶ場合、2027年のレッスルマニア43で試合をすることは難しいとの見方を示しています。
理由2:試合に出るなら十分な準備が必要
ザ・ロックは2024年のレッスルマニア40で、約8年ぶりにリング上で試合をしました。
世界的なスターである以上、復帰試合には大きな注目が集まります。
準備不足の状態で試合に出ることは、本人にとってもWWEにとってもリスクがあります。
メルツァーの報道でも、十分なトレーニング時間を確保できるかが問題として挙げられています。
これは復帰そのものを拒否しているという話ではなく、試合の質を維持するための現実的な課題です。
理由3:経営者としての役割が増えている
TKO取締役としての立場も、現在の活動を考える材料になります。
ただし、取締役に就任したからリングに上がれなくなったという公式ルールはありません。
経営への参加とプロレス出演は両立できます。
実際、2024年には取締役就任後もレッスルマニア40に出場しています。
したがって、TKOでの役割は復帰を妨げる決定的な理由ではなく、俳優業などと合わせて考えるべき活動上の条件です。
理由4:2025年のストーリーがその後どう展開したか
2025年のエリミネーション・チェンバーでは、ザ・ロックがジョン・シナとコーディ・ローデスの抗争に大きく関わりました。
しかし、その後のストーリーはシナとローデスを中心に進み、ザ・ロック本人は画面から姿を消しました。
2025年の大きなストーリーに関わったことは事実ですが、続編の抗争や新たな対戦カードは発表されていません。
2027年レッスルマニア43への復帰はある?
次の大きな注目大会は、2027年にサウジアラビアで開催予定のレッスルマニア43です。
2026年1月、ジョンソンはインタビューでレッスルマニア43を含む今後の大会について質問され、WWEとの話し合いは良好だという趣旨のコメントをしています。
また、2026年8月のラジオ番組では、将来レッスルマニアに戻る際には番組のホストを招待したいという趣旨の発言もありました。
報道された発言の中には、次の言葉があります。
「Whenever I do go back to WrestleMania」
これは「いつかレッスルマニアに戻るときには」という条件付きの表現です。
復帰への扉を閉じていないことは読み取れますが、2027年大会への出場を約束した発言ではありません。
さらに2026年9月には、Fightful Selectの情報として、WWEのクリエイティブチームはレッスルマニア43の時期にジョンソンが大規模なストーリーへ参加できない前提で動いているとの報道もありました。
映画撮影の都合が理由として取り上げられています。
2027年の試合復帰は現段階では期待先行の状態です。 サプライズ出演の可能性と、長期的な抗争を伴う試合復帰は分けて考える必要があります。
【ザ・ロックのプロレスに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ザ・ロックは現在もプロレスラーとして活動していますか?
A1:2026年11月現在、WWEの定期的なテレビ出演や試合への参加は確認されていません。TKOグループの取締役を務めながら、俳優・プロデューサーとして活動しています。WWEの公式プロフィールでは、1996年から2004年をレスラーとしてのキャリア期間と説明していますが、その後も特別出演や復帰試合を行っています。
Q2:ザ・ロックが最後にWWEの試合に出たのはいつですか?
A2:2024年4月6日のレッスルマニア40です。ローマン・レインズと組み、コーディ・ローデスとセス・ロリンズに勝利しました。2025年3月1日のエリミネーション・チェンバーにも出演しましたが、こちらは試合ではなくストーリーへの登場です。
Q3:ザ・ロックは2027年のレッスルマニア43に復帰しますか?
A3:2026年11月現在、出場は正式決定していません。映画撮影のスケジュールや試合準備の問題から、試合への参加は難しいとの報道があります。ただし、短時間のサプライズ出演まで否定されたわけではありません。
【まとめ:ザ・ロックの復帰を見極めるポイント】
ザ・ロックは1996年にロッキー・マイビアとしてWWEデビューし、キャラクター転換を経て世界的なプロレススターへと成長しました。
WWE王座8回獲得、2000年ロイヤルランブル優勝、ジョン・シナとの名勝負など、数々の実績を残しています。
2024年にはローマン・レインズと共闘してレッスルマニア40に出場。2025年にはエリミネーション・チェンバーでジョン・シナのヒール転向に関与しました。
2026年現在はTKOグループ取締役としての経営参加に加え、映画俳優・プロデューサーとしての活動が中心です。
今後、復帰情報を見極める際は、次の3点を確認するとよいでしょう。
1. WWEの公式発表:出演日や大会名、試合カードが公表されているか。
2. 本人の発言:将来への意欲を語っただけなのか、具体的な復帰計画を明かしたのか。
3. 信頼できる業界報道:映画撮影やトレーニング、WWE内部の計画に関する情報が一致しているか。
ザ・ロックのWWE復帰は、2026年11月時点では未確定です。しかし、TKOの経営に関わり、WWEとの接点を保っていることから、今後の出演可能性まで消えたわけではありません。
リングに戻るのか、それとも経営・映画の世界でWWEを支えるのか。 その選択こそが、2026年以降のザ・ロックを追う最大の注目ポイントです。 (出典: ザ ロック プロレス(Yahoo!ニュース))